ウリパパの日記

自由気ままに・・・

赤城山登山(2) 黒檜山~駒ケ岳, 小沼散策 2016.8.13

2016-08-14 20:57:55 | 山登り
黒檜山を後にして駒ケ岳へ向かいます。ここからは気持ちの良い稜線歩きとなります。正面には地蔵岳と小沼が見渡せ、天気が良いと小沼の先に富士山を見ることができるそうです。富士山は無理にしても、南から東側には見事な雲海が広がっています。雲の高さは1200m程度と推定されます。


黒檜山頂のすぐ先に鳥居があります。その隣には黒檜山大神と刻まれた大きな石が祀られていました。


暫く下ると明るい稜線歩きとなります。稜線の周囲は笹に覆われています。正面に駒ヶ岳。


振り返ると黒檜山。


黒檜山から1.2km、ゆっくり歩いて30分で標高1689mの駒ケ岳に到着。山頂は非常に狭く、稜線歩きの途中にいきなり山頂が現れる感じです。


山頂付近からは右側に大沼を見下ろします。ここから一気に大沼への下りとなります。


頂上を過ぎるとしばらくは気持ちの良い稜線歩きが続きます。ススキの穂が風に揺れ、正面に小沼を見渡します。


日当たりの良い明るい草原の中に、黄色い花が点々と咲いています。マルバダケブキです。


こちらはキオン。ところどころで大規模に群生しています。

稜線歩きが終わると急坂の下りとなります。木製や鉄製の階段(手すり付き)が整備され足場はそれほど悪くありません。


下りの途中、黄色いヤマホトトギスの花を発見。家に帰って調べたところタマガワホトトギスと呼ぶそうです。

駒ヶ岳から大沼まで約1.4km。35分程度で下ってくることができました。


頼りにした赤城山の案内板です。

下山後、稜線で見えた小沼を見に行くことにしました。その前に鳥居峠にある赤城山頂駅記念館サントリービア・バーベキューホールで昼食をとりました。


鳥居峠から大沼方面を見下ろします。手前に見えるのは覚満淵です。


小沼にやってきました。周囲は静寂に包まれています。


小沼の説明です。標高1450m、大沼より100mほど高いところにあります。

小沼の周囲には散策路が整備されていて、草花を楽しむことができます。


この花はツリガネニンジンです。


コギバボウシにアキアカネがとまっていました。


ヤマハハコが咲き始めています。


池辺の草原に咲いていたヒメシロネの花です。

この他にもウツボ草、ノアザミなど数多くの花に出会うことができました。
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赤城山登山(1) 赤城神社~黒檜山 2016.8.13

2016-08-14 16:40:05 | 山登り
一昨日の夜に竜神峡へ灯ろう祭りを見に行ったため、高尾へ戻る予定を一日遅らせて昨日戻ってきました。盆休みに入ったこともあり高速道路は大渋滞です。渋滞を避けるため、まずは群馬県の赤城山に登り、関越道の上り線で戻ってきました(渋滞もなく大正解)。

首都圏から気軽に登れる赤城山は日本100名山に数えられています。標高1345mの大沼まで自動車で行けば、往復3時間で最高峰の黒檜山に登ることができます。アカヤシオの5月や眺望に恵まれる秋がベストシーズンのようですが、高原の涼しさを求めて昨日出かけてきました。

友部から北関東自動車道を利用すれば1時間強で伊勢崎ICに到着。そこから国道17号と赤城道路(県道4号)を利用して1時間足らずで大沼に到着します。駐車場や登山ルートを下調べせずに出かけたので、現地に到着してから案内版が頼りです。駒ケ岳登山者用駐車場を見つけたのでそこに車を止め、まずは赤城神社を目指します。


青い大沼の湖面に美しく映える朱い橋が見えてきました。その先が赤城神社のようです。


啄木鳥橋を渡ります。


赤城神社の鳥居です。


鳥居をくぐり暫く歩くと正面に朱塗りの拝殿が姿を現します。左は手水舎、右は社務所です。


まずは拝殿にお参り。右手後方はこれから登る黒檜山です。


8時50分、赤城神社近くの登山口を出発します。ここから距離1.1km、標高差450mを一気に登ります。


ブナ・ミズナラ中、岩場の登りが果てしなく続きます。甘く見てはいけません。結構ハードです。


30分ほどで尾根道の岩場に出ます。眼下に大沼と先ほど訪れた赤城神社。その向こうには標高1674mの地蔵岳です。赤城山の一等三角点はこちらにあります。


岩場は日当たりが悪くジメジメして滑りやすくなっています。尾根道の日当たりのよい岩場で見かけた黄色い花はオトギリソウでしょうか。


9時50分、登山口から約1時間で標高1827mの黒檜山に到着。赤城山の最高峰です。予想外に時間を要してしまいました。山頂は樹木に視界を遮られるため、100mほど北側にある展望台へ向かいます。


展望台では南西から北側の視界が開けています。西側は積雲に覆われているため、青空が見える北側の眺望を紹介します。上越国境方面の空です。湿度が高くて霞んでしまい、遠望はききません。


目を凝らすと武尊山がうっすらと見えていました。


北側の岩場に上ると、雲の切れ間から日光白根山が見えていました。


武尊山と日光連山の間の片品村の先にうっすらと独立峰が見えました。きっと燧ケ岳でしょう。コンデジでは焦点が合わずに難航しましたが、家に帰ってコントラストを少し強調したところ、双方の燧ケ岳の姿が写っていました。


山頂の岩場にはキオンの花が沢山咲いていました。

標高1800mの山頂を吹き抜ける風はとても爽やかで、日差しがあっても下界の暑さを忘れさせてくれます。

展望台で50分ほど涼しさと眺望を楽しんだ後、駒ヶ岳へ向かいます。
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