日本海を寒冷前線が南下中です。関東地方は日中南風が吹き込み、初夏の陽気となりました。八王子では最高気温が25.8℃まで上がっています。14時39分には、最大瞬間風速21.7m/s(南南東)を観測しました。
連休2日目の今日は、昨日に引き続き朝から長沼の実家へ向かいました。親が入院中に整理して住みやすくすることが目的です。終活という訳ではありませんが、一家4人が住み始めて築50年以上経過して物に溢れてしまっています。ここ2~3年、コツコツと整理と不用品の廃棄を始めていますが、あまりの多さに途方に暮れていますす。
さて今日は天気が良いので、実家から歩いて10分足らずのところにある平山城址公園を散策してきました。昨日、ステイ八王子と宣言したばかりですが、2日目にしてお隣の日野市に足を踏み入れてしまいました。八王子から歩いて行ける範囲はOKとすることで解釈を変更します(汗)
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長沼の実家から5分ほど歩いて東へ向かい、住宅街を抜けて階段を上り尾根道へ向かいます。このあたりは既に日野市に突入しています。
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都立平山城址公園に到着。
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このあたりは西園の最西端となります。
冒頭の写真は六国台の様子です。八王子に引っ越してきた当時は、この六国台から素晴らしい眺めが広がっていました。今では周囲の木々が高く茂り、全く遠望できません。六国台では北側に見える山々が石に刻まれています。日光連山や高原山、那須岳などが描かれていて、平山城址公園や長沼公園の尾根道から北関東の山々を遠望できることを小学生の時に知って感動したことを思い出します。
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六国台から猿渡の池へ向かいます。新緑の道を下ります。
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道端にキンランが咲いていました。
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キンランの花は華やかさがありますね。
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長沼公園ほどではありませんが、日影ではタマノカンアオイが咲いています。
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くぬぎの道を下り、さくらの道方面へ向かいます。
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猿渡の池に到着。昔に比べて周囲はずいぶんと整備されました。子供の頃には、この周辺はマムシが多く、おっかなびっくり訪れた記憶があります。
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沢渡の池から六国の道を登ります。東京薬科大学の薬用植物園との境界沿いを登ると分岐地点に「まむしに注意の看板」。向かって左側から上ってきました。その先のフェンスで囲まれた一帯が薬用植物園です。右側を分岐する道を下ると、どこへ出るのでしょうか。右側のフェンスの先は東京農工大学の広大な山林が広がり、南陽台まで続いています。
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日当たりの良い草地ではツボスミレが咲いています。
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ジュウニヒトエも満開。
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公園北中央口では、新緑の中、ツツジや八重桜が新緑を引き立てていました。
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帰りに、平山季重神社にお参りしてきました。
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鳥居をくぐり、振り返ると祠の正面となります。平山季重神社について日野市観光協会のHPから引用します。
古くは日奉明神社と呼ばれており、現在でも日奉神社とも呼ばれてます。平山季重が祖先の日奉を祀ったものとも、季重を子孫が祀ったものともいわれています。この場所は丸山と呼ばれ、かっては平山氏の見張り台があった場所との言い伝えもあります。現在の祠は平成17年4月3日に落成したもので、祠正面に「平山季重」とくっきり刻まれています。
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平山季重と刻まれていました。
昔はこの神社から西側に富士山を眺めることができました。今は、周囲の木々の枝が視界を遮ってしまい、枝の間から微かに見える程度です。
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山から下る途中、八王子の街並みと奥多摩の山々を遠望します。
平山城址公園から富士山の姿を写真に収めることができなかったので。。。
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今朝、長沼へ向かう途中に小比企町の畑から眺めた富士山の写真を掲載します。