ウリパパの日記

自由気ままに・・・

朝6時に鐘が鳴る笠間市の廣慶寺を訪れる 2020.8.27

2020-08-27 20:53:57 | 茨城県

友部のアパートからの出社には、いつも6時26分の始発電車(高萩行)を利用しています。夏場は1日10000歩目標へ向けて出社前の散歩でいかに歩数を稼ぐかが勝負(笑)。アパートから友部駅まで最短で5分のところ遠回りして20~30分かけて歩くのが日課となっています。常磐線の北側を歩いていると、朝6時に大きな鐘の音が聞こえてきます。笠間駅の近くに鐘のあるお寺は無いので、どこから聞こえてくるのかが謎でしたが、今朝の散策でようやくそのお寺に辿りつきました。

今日はアパートでの在宅勤務。いつもと違い朝食前の5時30分にアパートを出発。地図で予想をつけた小原地区にある廣慶寺へ向かいます。

 

歩くこと30分。入口に到着しました。時間は5時59分。ドキドキして待っていると、予想通り大きな鐘の音が鳴り響きました。友部駅まで2km以上は離れていますが、このあたりは若干高台にあり、途中には田んぼが広がり音を遮る建造物がため、遠くまで聞こえていたのですね。

 

山門の手前には光明地蔵菩薩。まだ新しそうです。

 

階段を上り、最初の山門をくぐります。

 

漆喰の塀に囲まれた山門が本堂前にもう一つ。

 

広々とした境内に出ました。曹洞宗のお寺ですね。創建は1502年(文亀2年)、小原城主里見義俊が養堂祖禅師の道風を慕い開基したと言わる曹洞宗鳳台院の末寺。友部・内原・岩間地区の寺院を参詣する「新秩父三十四番」では、八番住吉山小原院廣慶寺と記載されているそうです。

 

正面から見た本堂。現在の本堂は比較的新しそうです。

 

扁額です。6時の梵鐘が突かれている最中なので、鐘を鳴らさず拝むだけにしました。

 

本堂前からお地蔵越しに鐘が鳴る鐘楼を眺めます。美しい鐘の音が響き渡ります。

 

赤い前掛けと帽子をかぶったお地蔵様。それぞれ名前がついています。

 

本堂の左手奥にも、お地蔵様と仏堂があります。

 

本堂左には寂光堂。寂光堂の左奥には広大な墓地が広がっています。

 

笠間市指定の有形文化財の説明です。紙本著色釈迦尊涅槃像図は箱の蓋表紙に、正徳6年(丙申歳)(享保元、1716)3月供養とあることからこの頃製作されたものと考えられ、蓋裏書には、天保10年(1839)11月、昭和15年(1940)4月に修理が施され、法要が行われたことが記されている。毎年2月上旬に公開されるようです。

裏手の墓地には八基から成る高寺古墳群があるそうです。あまりお墓をうろうろするのもよろしくないので、探すのは控えておきました。

 

本堂を後にします。

 

廣慶寺の南側には、堀と土塁に囲まれた小原城本丸跡があります。先月訪れ、記事に紹介したので今日は外から見るだけにしました。本丸跡に稲荷神社があり、堀と土塁に囲まれています。土塁は北側が長さ26m、内側の高さ3m、幅は堀底で5m前後、その外側には水堀の遺構があります。

 

友部へ戻る途中の田園風景です。このあたりは栗畑よりも田んぼが広がっています。ちょうど、いつも利用する朝1番の下り電車(友部6時26分発)が内原駅へ向かってスピードを上げていきました。このあたりは130kmの最高速度で走ることが多いです。

アパートから小原地区までの往復+αで、目標の10000歩は早くもクリアしました。

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