ウリパパの日記

自由気ままに・・・

真夏の日光白根山登山(2) 2020.8.21

2020-08-23 15:44:32 | 山登り

久しぶりに登った日光白根山。関東で一番高く、標高が2500mを超えるだけあり、吹く風は爽やかです。気温は20℃前後ではないでしょうか。予想以上に天気も安定しているので、しばらく山頂で休憩としました。

 

眼下に阿弥陀池、その先に菅沼と丸沼を見下ろします。

 

菅沼の先には根名草山から高薙山、手前には温泉が岳。根名草山の左奥には黒岩山、天気が良ければその左に会津駒ケ岳が見えるはずですが霞の中です。

 

燧ケ岳は微かに見えていました。

武尊山から上越国境の山々、越後三山、至仏山方面は残念ながら霞の中でした。

 

根名草山の先にはうっすらと帝釈山。秋から冬になれば、その右側には磐梯山や吾妻山が見えることでしょう。

 

東側には中禅寺湖。男体山には雲がかかっています。

 

日光連山方面です。太郎山、女峰山、大真子山、男体山共に山頂は雲の中でした。

 

眼下にはコバルトブルーの五色沼。

20分ほど眺望を楽しみ休憩した後、高山植物を見ながら五色沼方面へ向かいます。

 

 

山頂では数多くのトウヤクリンドウが咲いていました。

 

岩場に咲くハンゴンソウ。登山道に比べて背が低い花が多い印象です。

 

ニガナ

 

赤トンボ

 

10時20分。山頂散策を終わり、五色沼へ向けて下ります。

 

ハナイカリ

 

イワギキョウ

 

ハクサンフウロ

 

岩場に咲くこの花は?名前がわかりません。

 

五色沼へ下る斜面にはマルバダケブキが群生しています。ほとんど終盤でした。

 

ここにもハンゴンソウの群落。

 

トネアザミも満開です。

 

急な砂利道を下り、明るい樹林帯を抜けると草原に出ます。ここにもハンゴウソウの大群落。草原を黄色く染めています。

この先の避難小屋で道が分岐します。今回は直進して五色沼へ下りました。帰宅後に調べたところ、右手へ進むと前白根山へ一旦登ってから五色沼へ下ることができたようです。時期的に少し遅いかもしれませんが、前白根山ではコマクサを見ることができるようです。来年こそは・・・

 

五色沼に到着。山頂から見下ろした時よりも深い緑色に見えます。

 

振り返ると雄大な日光白根山がそびえています。五色沼の標高は2175mなので、山頂との標高差は400mあります。

 

五色沼から10分ほど樹林帯を上り、視界が開けると阿弥陀池に出ます。ここの標高は2250m。五色沼からの標高差はたったの75mですが、疲れた足腰にはかなりこたえました。昔はサクサクっと登れたのに(汗)・・・

菅沼駐車場から登ってくると、この阿弥陀池に出るようです。

 

阿弥陀池や五色沼の周囲には植生復元区域があり貴重なシラネアオイが保護されています。阿弥陀池の北側の保護区域では沢山の高山植物が咲いていました。これはエゾリンドウ(オヤマリンドウかも)・・・

 

阿弥陀池からは登りの少ないルートを選びました。山頂から1時間50分。12時過ぎにロープウエイ山頂駅に戻ってきました。山頂東側の五色沼へ下り、ぐるっと回ってきたことになります。往復4時間弱はまずまずのペースかな?

 

朝よりも若干乾いた空気に入れ替わったみたいで、正面には雄大な武尊山が見えていました。

 

至仏山もうっすら姿を現しています。

 

燧ケ岳のピークも朝よりもはっきりと見えてきました。

 

お腹が空いたので、山頂駅の食堂で昼食休憩。マイタケそばがとても美味しかったです(天かすは無料)。何となく秋の気配を感じる日光白根山でした。

 

帰りは、数年前に友人と訪れたことのある花の駅・片品花咲の湯で休憩。お客さんはほとんどいなくて、露天風呂も独り占めでした。花咲の湯から正面に見えるのは足尾の皇海山です。

花咲の湯で休憩後は、群馬県の田んぼアートをめぐることにしました。

 

コメント
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