前の記事で紹介した台風1号(マラカス)は小笠原諸島を暴風雨に巻き込みながら北東に進み、午前3時に日本の東海上で温帯低気圧に変わりました。中心気圧は976hPaと勢力を維持したまま前線と一体になって日本列島から遠ざかっているため、日本付近は冬型のような気圧配置となっています。秋であれば季節が一歩進むところですが、今は4月。今回の台風通過で季節が逆戻りです。今週前半まで続いた6月~7月ような暑さが一段落して、この時期本来の陽気が戻ってきました。今日の八王子は朝のうちまで雨が残り、午前中は雲の多い天気でしたが、午後には青空も広がってきました。北風が強まり湿度も下がり初夏のような爽やかな一日です。八王子では最低気温7.2℃、最高気温19.7℃とほぼ平年並みの気温となっています。
今日は、親の病院に付き添うため、朝から老人ホームに出かけ11時までに帰宅しました。途中、甲州街道のイチョウの新緑がとても鮮やかで、上野町の里桜も咲き始めていました。この1週間でかなり季節が進んだようです。11時前に帰宅したので、昼食まで1時間ほど自宅付近を散策してきました。
まずは南浅川橋からの眺めです。先週はオオシマザクラが満開でしたが、桜はすべて散り、新緑に包まれています。
陵東橋の近くでは恒例となった鯉のぼりがお目見え
陵東橋から南浅川橋方面の眺め。地元の方が鯉のぼりを設置しているところです。午後には青空のもとで、たくさんの鯉のぼりが泳いでいることでしょう。
南浅川北側の遊歩道の八重桜が満開になりました
八重桜のトンネルです
南浅川橋近くに自生するヤドリギ
続いて陵南公園を散策します。ミツバツツジの小径。昨日は冷たい雨だったので、予想外に咲き残っていました。
グランド横の御衣黄が満開になっていました
大輪の楊貴妃
普賢象も満開
じゃぶじゃぶ池の周りの山桜は散ってしまい、新緑に包まれます
ミツバツツジと赤いモミジ
新緑のモミジと赤いモミジ。赤いモミジはこの時期の主役です。
帰りに甲州街道を渡り狭間へ戻ります。甲州街道のイチョウの新緑が鮮やかです。
西八王子上方面。先週は淡い緑色に色づき始めていました。この1週間で鮮やかな新緑に染まりました。
狭間公園も新緑に包まれていました。
足元にはフデリンドウが咲いています
ホウチャクソウも咲き始め
エビネはまだ蕾でした