昨日は10月並の小春日和となりました。寒冷前線通過後は上空にやや強い寒気が入ったため、今朝の最低気温は水戸で0.9℃、笠間で-0.7℃とこの時期らしい冷え込みに戻っています。冬型の気圧配置は長続きせずに南から高気圧に覆われてきたため、東海上には筋状の雲がほとんどありません。今日は午前中、茨城県での在宅勤務のため、今朝は大洗海岸に出かけて日の出を見てきました。ダルマ朝日が期待できそうです。
日の出20分前に神磯の鳥居前に到着。干潮から1時間経過して波も穏やかなため、今朝は海岸に出て神磯の鳥居の中からの日の出を待ちます。カメラマンの数はいつもより少ない印象ですが、鳥居の中央付近には三脚が並んでいるため邪魔にならないよう場所をキープします。
コンデジからデジタル一眼にカメラを持ち換えます。そろそろ日の出なので中腰になってスタンバイ。水平線上には雲一つありません。
太陽が姿を見せました
ゆっくりと昇ってきます
半分姿を見せました。
期待通り縦長になりそう
予想したほど下側のダルマさんは大きくなりません。海上には昨日の暖気が残り、それほど気温が下がっていないためでしょう。
それでも、くびれが肉眼でもしっかり見えたのでダルマ朝日です
下側の太陽はゆっくりと沈んでいきます
再び鳥居を入れて撮影
ふたつの太陽がちぎれます
神磯の鳥居の中から昇るダルマ朝日は1年ぶりでした。満足。
少し場所を左へ移動して、鳥居の真ん中を昇る太陽を狙っていると、海鳥が2羽飛んできました。もう少し早く来てくれれば・・・
鳥居の中を太陽がゆっくりと昇っていきます。そして光の道が鳥居に向かって延びてきました。
ダイヤモンド海鳥を狙うために、海岸から堤防の上に移動しますが・・・
ちょっと遅かった。光の道を眺める海鳥。
大洗磯前神社の階段を上り、三ノ鳥居の中を昇る太陽を狙います。ここでも光の道が鳥居に向かって延びて幻想的な姿でした。
雲一つない快晴の日の出です。海の色が沖合から濃くなって見えます。境界が一直線に延びています。その辺りに太陽が強く反射しています。この境界は潮の影響で発生する水温の差、それとも水深の差?
大洗磯前神社にお参りします
令和6年の大きな絵馬がお目見えしていました
階段を下りて駐車場へ戻る途中、神磯の鳥居を見下ろします。少し波しぶきがあがっていますが、穏やかな初冬の日の出でした。