今日の夕方、急に思い立って高尾山まで出かけることにしました。目的は久しぶりに山頂から見るダイヤモンド富士です。富士山ライブカメラを見ると富士山頂に笠雲がかかっていますが、日没までには解消するのではないかと期待して14時30分過ぎに自宅を出発。狭間駅から高尾山口駅まで電車で向かいます。清滝駅前に14時50分に到着。時間に余裕があるので、久しぶりに稲荷山コースを登ることにします。今年行われた登山道の改修工事で階段が整備され、全体的に非常に登りやすくなっています。
20分登り展望台に到着。展望台にあった小屋は撤去されていました。
登り口から40分ほどで5号路との合流地点に到着。最後の階段を上る途中、キジョランの炸裂した実を発見。
昨日探しまくってみつからなかったキジョランにやっと出会えました。
高尾山頂に到着
大勢の人が日没を待っています
富士山頂には巨大な笠雲
日没近くなっても富士山頂の上にはUFOのような巨大な傘雲が居座っています。笠雲と富士山の間には隙間があるので、薄雲が広がってこなければ帽子付きのダイヤモンド富士が見られるかもしれません。
巨大な笠雲に太陽が沈んでいきます。この時点では太陽の輪郭がはっきり見えていました。
太陽が笠雲に隠れるにつれて上空の雲が西から広がってきました。
しばらく待つと、笠雲の下に太陽が再び姿を見せます。巨大な笠雲の下に、太陽を包み込むような新たな笠雲が発生。
しかし、露光条件の設定が難しく太陽の輪郭をはっきり写すことができません。しかも、今日のダイヤモンド富士は肉眼で見る方がかるかに綺麗でした。
太陽が富士山頂の真ん中にかかりました。二重の笠雲付きのダイヤモンド富士です。太陽の輪郭がますます不鮮明になってきました。
少し倍率を落として撮影
左肩に沈んでいきます
最後の輝き。太陽の背後に薄雲が広がってしまったため、太陽がどこにあるのか、どれだけ沈んだのかさっぱり判りません。肉眼でみるほうがはるかに美しかった。富士山から離れた場所で浅い角度で見れば、太陽をオレンジ色に写し込めるのですが、高尾山頂では標高が高く、しかも富士山までの距離が近いために難しいですね。
日没後の富士山のシルエット
三つ峠から滝子山にかけての山並みが照らされ、美しく輝きます
南アルプスを遠望
最後はコンデジで富士山を撮影。富士山頂の巨大な笠雲はしぶとく残っています。
帰りは混雑を避けて富士道経由で1号路を下ります。浄心門近くの切り株のオブジェはクリスマスバージョンでした。
金毘羅台展望台から見下ろす八王子の街並み。月とうっすら反薄明光線が見えていました。