5月に入り平年並みまで気温が下がり、少し過ごしやすくなりました。今年の春は天候不順傾向にあり、3月上旬は平年並み、3月下旬から一気に初夏の陽気が続いた印象です。八王子の4月の月平均気温は、最低気温10.9℃、最高気温21.5℃、平均気温16.1℃と平年より3℃近く高く、5月上旬並みとなりました。昨日、気象庁から4月の気象統計が発表されたので抜粋して紹介しておきます。
2月から4月の気温偏差を見ると、2月中旬と3月下旬以降の異常高温が著しく、4月は月全体を通して高温傾向であったことがわかります。
4月の気温平年差を見ると、月平均気温平年差は北日本で+3.2℃、東日本で+2.7℃、沖縄・奄美で+2.6℃と、各地域で1946年の統計開始以降、4月として1位の高温となりました。
上図は、1991年~2020年の30年間を基準値とした4月の長期傾向を示したものです。右端の今年は+2.76℃と過去最高となり、今年の異常高温を示しています。
さて、今日は雲が多めながらも気温が平年並みに戻り、庭仕事に専念中です。先ほど、少し息抜きに自宅近くを散策して、見頃を迎えたエビネランの様子を見てきました。
まずは歩いて5分のお寺へ向かいます。先月も紹介したキエビネ?が綺麗に咲いていました。崖の上に咲いているため、今日はコンデジ時残背ズーム撮影。
すぐ近くに咲く鮮やかな色のエビネ
間近には見られないため、デジタルズーム
続いて神社へ向かいます。明日の夕方には燈明祭が開催されます。この神社の境内にもエビネが咲いているのです。
数日前に比べて花数が増え、ほぼ満開です。近くに色違いの花が咲いています。実は、今年初めて、ここに咲くエビネに気づきました。
キンランは早くも終盤でした
最後は、ここ数年訪れていなかった公園へ向かいます。歩道からは見えない場所にひっそり咲くエビネ。ちょうど満開でした。
昔より花数が増えた印象です
10株以上のエビネが群生して咲いています。場所は非開示とさせてください。自生なのか、誰から持ち込んだものか不明です。30年近く前に高尾に引っ越してきたときから咲いていたように記憶しています。