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記録的な猛烈な暑さが続いています。昨日8月12日、ついに日本国内の最高気温が更新されました。高知県四万十市の江川崎で41.0℃を観測。2007年8月16日に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で同時に記録された40.9℃を0.1℃更新しました。朝日新聞の記事を冒頭に引用しましたが、私が子供の頃の日本の最高気温といえば山形市が保有していました。教科書にも書かれていて、それもフェーン現象が重なった特異な気象状況で観測された40.8℃でした。ところが、ここ10年ほど次々と最高気温が更新され、38℃、39℃はあまり前という感じになってきました。
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気象庁のHPで昨日の記録を調べてみたところ39℃を超えた観測点は8箇所。観測史上1位を更新した地点は4箇所です。実は今日も高知県四万十市の江川崎では午後1時8分に40.0℃を観測し、国内で初めて4日連続で40℃以上の猛烈な暑さとなっています。
気象庁の説明によると今年の異常な暑さは梅雨明け後の7月中旬と8月上旬の2回現われ、いずれも上空のチベット高気圧(高さ上空8千~1万2千メートル)と太平洋高気圧(上空5千メートル前後)が2層に重なり、高気圧内で発生する下降気流が上空1万2千メートルからつながったことが影響しているとのことです。大気は下降すると、周りの気圧が上がるのに伴って圧縮されてそのエネルギーによって高温になります。いつもの年より上空高い所から大気が下降した分、より暑くなったとの説明です。また高知県の内陸や甲府盆地、北関東などでは、海風が届かず、周囲の山を吹き下りるフェーン現象が重なったことも影響しているようです。
この暑さ、いつまで続くのでしょうか。来年以降も毎年のように高温記録が更新されていくような気がしています。今回の四万十市の異常高温は特異的な現象かもしれませんが、自然破壊によるヒートアイランド化が進んだ都市部では、夜も熱がこもるため、近い将来40℃超えが普通の姿になっていくのでしょう。
40℃超えの話題で盛り上がっている中、東京都心でも一昨日の11日にとんでもない記録が更新されていました。一日の最低気温が30.4℃と、観測史上初めて最低気温が30℃以上となったのです。 高い最低気温の記録として全国歴代で2位。歴代1位は1990年8月22日に新潟県糸魚川市で観測した30.8℃ですが、これは日本海側固有のフェーン現象によるものです。
関東地方では一昨日から上空に冷たい空気が入りやすくなって大気が不安定になり、暑さも一段落してきました。でも昨夜は雷雨に見舞われ楽しみにしていたペルセウス座流星群は厚い雲に覆われ見ることができませんでした。今夜に期待しましょう。
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気象庁のHPで昨日の記録を調べてみたところ39℃を超えた観測点は8箇所。観測史上1位を更新した地点は4箇所です。実は今日も高知県四万十市の江川崎では午後1時8分に40.0℃を観測し、国内で初めて4日連続で40℃以上の猛烈な暑さとなっています。
気象庁の説明によると今年の異常な暑さは梅雨明け後の7月中旬と8月上旬の2回現われ、いずれも上空のチベット高気圧(高さ上空8千~1万2千メートル)と太平洋高気圧(上空5千メートル前後)が2層に重なり、高気圧内で発生する下降気流が上空1万2千メートルからつながったことが影響しているとのことです。大気は下降すると、周りの気圧が上がるのに伴って圧縮されてそのエネルギーによって高温になります。いつもの年より上空高い所から大気が下降した分、より暑くなったとの説明です。また高知県の内陸や甲府盆地、北関東などでは、海風が届かず、周囲の山を吹き下りるフェーン現象が重なったことも影響しているようです。
この暑さ、いつまで続くのでしょうか。来年以降も毎年のように高温記録が更新されていくような気がしています。今回の四万十市の異常高温は特異的な現象かもしれませんが、自然破壊によるヒートアイランド化が進んだ都市部では、夜も熱がこもるため、近い将来40℃超えが普通の姿になっていくのでしょう。
40℃超えの話題で盛り上がっている中、東京都心でも一昨日の11日にとんでもない記録が更新されていました。一日の最低気温が30.4℃と、観測史上初めて最低気温が30℃以上となったのです。 高い最低気温の記録として全国歴代で2位。歴代1位は1990年8月22日に新潟県糸魚川市で観測した30.8℃ですが、これは日本海側固有のフェーン現象によるものです。
関東地方では一昨日から上空に冷たい空気が入りやすくなって大気が不安定になり、暑さも一段落してきました。でも昨夜は雷雨に見舞われ楽しみにしていたペルセウス座流星群は厚い雲に覆われ見ることができませんでした。今夜に期待しましょう。
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