おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

そばにいたい

2008-12-08 22:57:04 | マイブーム・落語
すっかり落語づいてる私ですが、実は、またまた来春のチケットをゲットしてきました。
今度は、大津で3月にある「上方特選四人会」。
林家染丸、桂春団治、笑福亭鶴光、桂雀々の面々。各一門から出はります。
マイブームとはいえ、すごいですよね!
興味のない人からすると、ナニ?ってなもんやけど、笑いは良いですよ。罪がのうて。

さてさて、先日の地元の地域情報紙に、桂紅雀さんのインタビュー記事がありました。
実は、その取材があることを編集長から聞いてめちゃ悔しがった私です・・・
「その取材、行きたかったですぅ~」
「いつも忙しい言うてる人には頼めません! 忙しいバツです!」
「・・確かに(涙) けど、色もん好きなんで、この次は・・」
「いやいや、アナタに頼むと目的外のことまで聞き出しそうですし!」
「・・う・・・ん、そうかも!?」

滋賀県出身の紅雀さん。
上方落語界ではまだまだ若手です。見た目も小柄でかわいいし若く見えるけど、意外に、吉弥さんと変わらないらしいんですね。
ま、それはともかく、紅雀さんの落語を初めて見た時に感じたのは、「あ・・・枝雀さんが見える・・」でした。枝雀さんのお弟子さんはみんなそうなのかもわからへんけど、見えるんですね。
それがツライ人もいるかもわからへんけど、私はうれしいです。
学生の頃、何度も落語会に足を運び、一番好きやった噺家さんやからねぇ。

紅雀さんも、学生の時に枝雀さんの落語に出合ったそうです。
「落語家になりたい」というより、「この人のそばにいたい」と思ったらしいです。半年かけて弟子入りを許してもらったそうですが、亡くならはるまでの三年半、幸せな日々やったんでしょうね。
そう言えば吉弥さんも、学生の時に師匠である吉朝さんに出会い、「この人と一緒の空気を吸いたい」と思ったって言うてはりましたよね。
恋愛感情みたいなもんなんですねぇ。
師匠というのはそういう存在なんでしょうか。

「師匠に落語の”骨”を教わった」という紅雀さん。
また、年内に某所の落語会でお会いできそうなんやけど(笑)、お稽古を積んで、師匠を超えるような、紅雀さんの落語をつくり上げて欲しいです。
応援してますよ~ 

画像は、チケットを買いに行った大津市民会館のそば、琵琶湖畔の「なぎさ公園」です。冬!っていう景色ですね~