おかんのネタ帳

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砂摺りの藤

2012-05-12 23:12:47 | 湖国日記


昨日、大津からの帰りに、草津市志那にある三大神社へ。

「砂擦りの藤」で知られる神社です。

狭い在所の道路を行くと、鳥居のところで法被姿の、
地元のおじいちゃんが交通整理をしてました。

境内の中にあるテントで、維持管理協力金200円を払います。
昔はもっと素朴に、お金も取らなかったけど、さすがに、
訪れる人が増えて、駐車場も広くなって、厚志を募るようになりましたね。



入ってすぐ右に、新しく植栽した藤棚。
若いせいか?花房がわりと短く感じます。



本殿の手前に広がる大きな藤棚。
「砂擦りの藤」と言われるだけあって、房の長さが長いのが特徴です。
2メートル近くにもなることもあるらしい。
その証拠に? 押し花にされたのが展示してありましたね~



お天気が悪いからか、色がイマイチ。
まだ、咲ききってない?



藤木の樹齢は400年ともいわれ、古木として滋賀県指定自然記念物、
草津市指定天然記念物に指定されています。



伝承によれば、摂政・関白の任にあった藤原氏の隆盛を祈念して、
ここに植樹されたものらしく、織田信長の兵火によって焼失したけど、
その後、株元から芽が生えて、今日に至るとか。

今年は開花が遅かったみたいで、今年は15日(火)まで、
ライトアップされるらしいよ → こちら

近くの志那神社、志那中町の惣社神社にも藤棚があるらしく、
藤のコンプリートができるらしい~
そこまで寄る時間はなかったんで、また来年。