土曜日は、市民カレッジの最終講座でした。
講師は、元総理大臣の小泉純一郎氏。
今でも、人気はすごいね。
この人のおかげもあって、今年の市民カレッジは、
すぐに完売してましたよ。通し券。
グレイのスーツ、白髪で、さすがにお年を召されましたね。
75歳やそうです。声も小さめで、聞き取れないときも。
でも、原発について、熱く語ってくださいました。
テーマは、「日本の進むべき道」
最初に話されたのは、消費税が10%になる件。
「消費税が10%になるからといって、私は、軽減税率には反対です!」
食料品など、生活に密着するものについては、
軽減税率を導入して、8%のままにするとかいうものですね。
「お金を使うのは高所得者で、低所得者は使わない。
高所得者からはしっかり税金を取るべきなのに、
軽減税率で得するのは、高所得者だけです」
そうなんですかね~?
「軽減税率で、ナニが対象になるのか、
また、各業界が、陳情に行ったりするわけで、
第一、ややこしい。税制なんてシンプルがいいんだ」
それはわかるような気がする。
そういう、税金の話から入って、原発問題に。
原子力発電は、夢の発電システム。
安全安心、しかもコストが安い、そう言われて、
現職の時は、それを信じてきたという小泉さん。
しかし、2011年の東日本大震災で、福島原発がメルトダウン、
あの事故で、それがウソだったことに気付いたのだと。
それから、資料や本をたくさん読んで、
原発について勉強したんですって。
除染作業のため現場で働いている作業員がたくさんいます。
あの防護服は使い回しができない。1回着れば、全部捨てなければならない。
でも、捨て場所がない。自治体は受け入れない。
燃やせば放射能が出る。どこに捨て場所をつくるのか。
どの産業よりも税金、国民の金を使うのが原子力産業なんだと。
今、たった2基しか原発は動いていない。
実質的に実質5年2カ月、原発ゼロでやって、
日本は、たいして不自由していない。
確かに・・・電力制限は実際には起こらなかったよね。
政治家で『憲政の神様』と言われた尾崎行雄という人がいますが、
96歳で亡くなる年に、こういってるとか。
『人生の本舞台は常に将来にあり』
人生の活躍する場は常に将来にあるんだということだから、
年取っても、向上心を忘れず、努力しなさいってことだと。
だから、小泉さんも、引退してもなお頑張っているんだそうです。
ピンチはチャンスだと。
原発に費やす知識とお金を、
自然エネルギーにシフトするチャンス、ってことでしょうかね。
最後に、好きな言葉をおっしゃってました。
美濃の国出身の儒学者、佐藤一斎のことばです。
若くして学べば、壮にして為すあり
壮にして学べば、老いて衰えず
老いて学べば、死して朽ちず
老いて学べば、腐らないって!
年を取っても、役に立つとがあるだろう、
そうおっしゃってました。
講師は、元総理大臣の小泉純一郎氏。
今でも、人気はすごいね。
この人のおかげもあって、今年の市民カレッジは、
すぐに完売してましたよ。通し券。
グレイのスーツ、白髪で、さすがにお年を召されましたね。
75歳やそうです。声も小さめで、聞き取れないときも。
でも、原発について、熱く語ってくださいました。
テーマは、「日本の進むべき道」
最初に話されたのは、消費税が10%になる件。
「消費税が10%になるからといって、私は、軽減税率には反対です!」
食料品など、生活に密着するものについては、
軽減税率を導入して、8%のままにするとかいうものですね。
「お金を使うのは高所得者で、低所得者は使わない。
高所得者からはしっかり税金を取るべきなのに、
軽減税率で得するのは、高所得者だけです」
そうなんですかね~?
「軽減税率で、ナニが対象になるのか、
また、各業界が、陳情に行ったりするわけで、
第一、ややこしい。税制なんてシンプルがいいんだ」
それはわかるような気がする。
そういう、税金の話から入って、原発問題に。
原子力発電は、夢の発電システム。
安全安心、しかもコストが安い、そう言われて、
現職の時は、それを信じてきたという小泉さん。
しかし、2011年の東日本大震災で、福島原発がメルトダウン、
あの事故で、それがウソだったことに気付いたのだと。
それから、資料や本をたくさん読んで、
原発について勉強したんですって。
除染作業のため現場で働いている作業員がたくさんいます。
あの防護服は使い回しができない。1回着れば、全部捨てなければならない。
でも、捨て場所がない。自治体は受け入れない。
燃やせば放射能が出る。どこに捨て場所をつくるのか。
どの産業よりも税金、国民の金を使うのが原子力産業なんだと。
今、たった2基しか原発は動いていない。
実質的に実質5年2カ月、原発ゼロでやって、
日本は、たいして不自由していない。
確かに・・・電力制限は実際には起こらなかったよね。
政治家で『憲政の神様』と言われた尾崎行雄という人がいますが、
96歳で亡くなる年に、こういってるとか。
『人生の本舞台は常に将来にあり』
人生の活躍する場は常に将来にあるんだということだから、
年取っても、向上心を忘れず、努力しなさいってことだと。
だから、小泉さんも、引退してもなお頑張っているんだそうです。
ピンチはチャンスだと。
原発に費やす知識とお金を、
自然エネルギーにシフトするチャンス、ってことでしょうかね。
最後に、好きな言葉をおっしゃってました。
美濃の国出身の儒学者、佐藤一斎のことばです。
若くして学べば、壮にして為すあり
壮にして学べば、老いて衰えず
老いて学べば、死して朽ちず
老いて学べば、腐らないって!
年を取っても、役に立つとがあるだろう、
そうおっしゃってました。
ご訪問、ありがとうございます。
ブログを拝読させていただきました。
京都にお住まいされているんですね。
私のくだけ過ぎるブログが、ちょっと恥ずかしいですが、
こちらこそ、もろもろ情報をいただけそうで楽しみです。
よろしくお願いいたします。
飽きさせることなく、人を引き付ける力は優れていますよね。
「年をとっても、役に立つことがあるだろう」とは、ずいぶん励みになる言葉ですね。
優れた先輩先人の知恵から得るものはきっと多いでしょうね。
良いお話を聞かせていただきました。
滋賀県へ、主には琵琶湖周辺へ、好きで時々足を延ばします。
いろいろ情報もいただけそうで楽しみにしております。