ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

今、一番いけてるフェス、A.B.C.

2017-08-09 22:06:00 | 音楽フェス
古くは「犬神家の一族」のロケ地、
またある時は、「男はつらいよ」寅さんの舞台、
最近では、どうやら痛車(イタシャ)が集まってくるらしい、アルプスのふもとの美しい湖畔にて開催されるフェスが素晴らしい‼

その名は、ABC!

ここらでは
「ABC行ってきた?」
等と当たり前のように会話がきけます。

なんといっても、独立系の個性的本屋が全国から50店舗以上も集まるってことが凄い。
それにもまして、音楽ステージの面子が良すぎ。
寺尾紗穂、柴田聡子、コトリンゴ、中山ウリ、、、
近代だったら、詩人か小説家になっただろう才能たちが、ABCに集まった。


場所は、長野の松本市からさらに1時間北上した木崎湖。
湖畔には花にかこまれた温泉民宿やペンションが並び、夏はちょっとした避暑ムード。空気がカラッとして良い具合に涼しい。
飲食も充実、ボート乗ったり、湖でチャプチャプしたり、湖畔を眺めながらハンモックに揺られたり、皆さん夏のひととき自由時間。


フェスの企画と出演者を選んだ松本のブックカフェへも思わず訪ねていってきた。
松本は、新しいタイプのレコ屋もあるし、おじさんが親切な昔ながらの銭湯もあるし、酒も旨いし、蕎麦も旨い。
おまけに、立派なお城もある。
こんな良い環境から、新しい文化や新しい暮らし方が出てくるんだな。

A.B.C.は、
靴屋でも、朝日放送でも、
ルックオブラブでもなく、、、

アルプス、ブック、キャンプ
の略でっした。
(民宿のおばちゃんは、ブックオフのお客さんねと何度も言ってたけど)

オレたちの標準は、島サンダル(ビーチサンダル)



「原発労働者」「南洋と私」等気になる本を出してる、寺尾さん。
新作「たよりないもののために」は、ワタシを含め多くのたよりないヒトを魅了した。



現実と虚構の皮膜、
可愛いとブスの皮膜、
それらを突き破るアーティスト、
柴田聡子。




名曲「ゆべし先輩」が聞けて大満足



まってました!中山ウリさんの「青春おじいさん」


夜の松本を散策中、お城が賑やかな雰囲気なので行ってみると、太鼓の祭りをやっていた。出ていたのは、なんとあの「鬼太鼓座」


気の良いおじさんに、銭湯の作法をあれこれ教えてもらった














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100万人平和コンサート in よみたん

2015-10-26 11:12:10 | 音楽フェス
ビッグニュース!!
これは、ワタシにとっての、、、

「Okinawan Dream
どんなときも沖縄はうたう
Peace and Peace
100万人平和コンサート in よみたん」

の出演者が凄い。


読谷の星・古謝美佐子さん(うないぐみ)、台湾のスミンのバンドTOTEM、何歳になっても「でいご娘」等の名前の中に
なんと!

“寺尾紗穂”

の名前を発見!

彼女は、声は大貫妙子、歌い方は吉田美奈子、演奏は矢野顕子な感じのシンガーソングライターで作家。
現代の白木葉子(「明日のジョー」)、と言っても誰もわからんか??

因みに、父親はシュガー・ベイブのベーシストだけど、幼い頃に離れていて直接の音楽的影響はないそう。天才シンガー・ティムバックレーと息子ジェフバックレーを連想しちゃうな。

寺尾紗穂「アジアの汗」


最近出版された著書の「原発労働者」 (講談社現代新書)は、読図書にワタクシが偶然にもリクエストしたばかり、、、
遠路はるばるお越しいただくのに、そのCD、著書すら村の図書館にないって恥ずかしいぞ。
良くも悪くも、このど田舎」に健全な青少年を育成するためにも、書籍は自分で買わずせっせと図書館にリクエストしてるんだよ。
来沖までに入荷してくれんかのう~

それにしても、何で読谷の図書館はあんなに小さいんだろうか??

競技場、球技場、グラウンド、ナントカホールといくつあるんだか分からないが、馬鹿でかいのに。
そして、貧富の差の象徴「村役場」
無駄にでか過ぎ。
この村も単純に言って、いわゆるハコモノ行政。
そう、税金や基地負担の見返りのお金が、ほとんど「田舎もんの見栄」のようなところへ流れてしまってる!
貧乏人や弱者に役立つことに使う気はまるでないのか?


沖縄では、公務員がエリートとして君臨してます。
歴史的に理由があって、内地と比べ数が多いそうだが、、、
無駄に多過ぎです。しかも、昔のイメージ通りの旧態依然とした働き方の公務員ね。


ま、30日の一日だけは許そう。

しかしさ、「スタバの入った図書館作る」なんてこと言い出したらただじゃすまないからね!ヨミタンサン。



「Okinawa Dream 100万人平和コンサート」
日時:10月30日(金) 開場15:30、開演16:00~
場所:読谷村総合運動広場
入場:無料
出演:古謝美佐子(うないぐみ)、元ちさと、スミン(Totem)from台湾、寺尾沙穂、他

幻のバンドin残波ロイヤルホテル

2014-08-08 16:13:56 | 音楽フェス

若かりし頃のローバートワイアットを彷彿させるHくんの「歌うドラミング」!

であったはずなんですが、あまりにアバンギャルドというか、フリーキーになり過ぎ、母ちゃんにとがめられて初日ステージでエンエンしてしまいました。

おかげで、ホテル側から子供N.G.との指令。

ま、そりゃ仕方ないと、2回目からはプロのベーシスト・ドン久保田を迎えて大人の編成でカッチョ好くいきました。

「夜9時以降は子供は禁止なんだって」と、伝え納得してたHくんですが、それでもリハーサルには登場!リゾートホテルのプールサイドステージですが、これはちびっ子ウッドストックか


この仕事(お弁当とギャラ付き)が9回入ってましたが、実は2回で中止になってしまいました。子連れファミリー観光客相手に、即興の劇は難しすぎたんでしょう。ご近所で暇つぶしとおこずかい稼ぎ、さらにプールでチャプチャプできるというオイシイはなしでしたが、、、スケジュールが無くなって気楽になったというか、この夏暇になってしまったH君と私。内緒で、チャプチャプだけはやりに今でも通ってます。


沖縄では、「青い山脈」でフォークダンスを踊るって本当?

2013-07-09 19:01:17 | 音楽フェス
未だ旧暦で生活する人の多い糸満の、ハーレー(旧暦5月4日)が終わると、ナツナツナツナツココナーツ♪太陽きらきら、海ぴかぴか、夕陽が毎日ビューテフル!
こんな地球に生まれて本当よかったよかったと感じまくり。
日没後、だんだん空が濃い青とオレンジのグラデーションになり、星があっちこっちと出てくるのを近所の海で眺めて帰ると、アヤヤもう20時過ぎです(日没は7月初旬がもっとも遅く19時半頃、そういう意味ではこれから少しずつ日は短くなっていくのだ)。

しかし夏入り3週間もすると、もはや梅雨明け後の心地よい南風もあまり吹かず、寝苦しい。エアコンをつけない我が家では、いよいよ扇風機の登場です。沖縄は日差しは強いけど、気温は東京大阪などと比べるとかなり低いんで日陰や夜の屋外は涼しいが、風がないと部屋が暑い。

朝は、セミのこえがシャーシャーする前から部屋の中で不審な行動をするH君に起こされます。
毎朝5時前、ひどい時は3時。
だいたい、台所あたりでゴソゴソ音がすると、食物を物色するH君です。
ついにパンを置いてある場所を覚えちまった、と思ってたら今朝は冷蔵庫を物色。ちょっと前までは「なーんか、食べたん!!」と言っていたのが、黙って起きて自力で捕食するまでになりました!おめでとう。
でも、まだ気づいてないようだけど冷凍庫は駄目よ、ワタシの甘いもの類がたんまり入ってるから。白砂糖は身体に悪いから止めようね、、、

先々週は読谷のお隣、嘉手納町で野外コンサート「歌の日」がありました。
サンディと完熟トリオは見てもいいけど、おそらくメインであろうビギンに興味ないし迷っていたが、ユーチュブで完熟トリオのフジロックの演奏を見て急に見たくなりました。ハッピーエンドなどの懐メロをやるようだし、前日の浦添グルーブのライブなんか3500円もするけど、1500円で見れるからお徳かと。
昨年、屋我地島の愛楽園の夏祭りのコンサートのお供させてもらった、古謝美佐子さんがトリ前で、完熟がその前あたりであろうよ。
前売りを買ったはいいが、15時開演、まだ日が高いし夕方出かけようかと決める。
ネットで生中継をやってるので、眺めていたら結構面白いのが短い時間ながらやってました。
そうしてるうちに早くもサンディが登場。
そしてなんと!完熟も、まだ日が高いうちに登場~あひゃー!もう行く意味ないじゃん、、、


ほんわかしてそうで、きりっとしたテクニックを見せてくれた、中学&高校娘

読谷村のスター「なおき家」とオキナワンハードロックの大御所「紫」

2012-10-22 10:51:15 | 音楽フェス
祭りを2軒ハシゴしました。

まずは、ご近所「座喜味城通りふれあい祭り」
お目当ては、ローカルFM局「FM読谷」のタイトルソング

で有名(村の一部で)ななおき屋。

芸風というかそのロック魂は、OZdiscの(高円寺にあるアングラCDショップである「円盤」の店主である田口史人氏が過去にやっていたレーベル)高橋敏幸

に迫るものがあると言うと誉めすぎか、、、

ほかに、読谷のやちむん(陶器)やガラス工芸品のチャリティーオークションや子ども会のエイサーなどほのぼのムードでありました。
それにしても、村内のショップが出展している屋台村はレベルが高いというか、個性的な店ばかりです。よくある祭りのテキ屋みたいなのはないので、逆に普通の子供にはつまらないかもしれませんが、ショップが広範囲に点在している読谷では、一気に店が見れる絶好のチャンスでした。



さて夕方、2軒目、車で移動し「うるま祭り」へ。
こちらは、ほのぼのムードとは打って変わって、中部地区最大級の人出。ステージもメインとサブステージと二箇所もありました。この手の沖縄の祭りでは人気の「きいやま商店」、そしてあの「紫」がトリです。


私が中坊の頃、ストーンズか何かのレコードを買った時、代替のポスター(当時レコード一枚買うと貰えるポスターは楽しみの一つでした)として押し付けられてもらった「紫」

ベトナム戦争とロックの関係もまだ良くわかってない中坊は、フィンガーファイブの沖縄とハードロック結びつきませんでした。
音源も聞いた事ないのに、ずっとポスターを部屋に貼って眺めていた「紫」

当時、死と隣り合わせのベトナム行きを控えた凶暴なアメリカ兵を相手にしていたという伝説とは裏腹に、最近図書館で借りた当時の音源はめちゃくちゃショボイ音だった「紫」

ついに、本物をこの沖縄で見ることになりました。
さすがにツインリードギターのハードロッキンな演奏は迫力ありましたが、残念ながらハイウエイスターなどパープルものはやってくれませんでした。オリジナルメンバーはkeyとDrの二人。

観客は、ほとんどがブルーシートに手弁当で無料のイベントを一日中見て過ごす地元の家族連れ。エイサー大会見物とまるで変わりません。これが沖縄祭りの観戦スタンダードなのです。アリーナ席で立ち上がって声援を送るような人は皆無。

後半、「琉神マブヤー」のタイトルソングという曲が演奏されました。なるほど、それでトリで出演をした訳が解りました。
商業主義、、、
今も私の渥美の実家の子供部屋に「紫」のポスターは貼ってあります。

最後はお決まりの花火で終了、いい週末でありました。

この夏、最重要な音楽フェス

2011-05-15 10:52:05 | 音楽フェス
なつなつなつなつココーナーツ♪
と、この時期になると毎年早くから暑苦しい事を言ってますが、ゲストハウスプロジェクトの進行のため、今年の夏は野外フェスへ行って遊ぶ事はあきらめていました。
だが!しかし!

遠藤ミチロウ、大友良英、和合亮一らの声掛けで開かれる
野外フェスティバル「FUKUSHIMA!」

これは行かねば、、、
というか、これは出たいな~。

このフェスの根本となる考えは、「文化の役目について:震災と福島の人災を受けて」
を読むと良く分かります。

被災地へ行って、肉体を奉仕して瓦礫除去のボランティアするのも良いけど、こういう動き「プロジェクトFUKUSHIMA!」
に、なんとも、自分の未来をも見出せるような気がするのです。

正直に告白いたします

2010-04-07 18:01:08 | 音楽フェス
またしても、無駄遣いをしてしまった。


ああ、しょうがない、告白いたします。あの時、何故延泊することになったか。

成田への帰り、香港の空港でチェックインして、荷物検査も総て終えてほっと一息。これから乗る飛行機を眺めながら、ラマ島で買ったサンドイッチをパクパクしてました。もちろん旅行最後のビールもグビグビやって。
そろそろ最後の両替を済ませようとしましたが、日本円が売り切れ。あっちに行けば他の両替場があると言われホイホイと向かいましたが、この空港やたらと広くて遠い。
結局、たどり着いたはいいが両替するまもなくとんぼ返り。動く歩道を足早に行くが、ひどい混雑、最後にゃ猛ダッシュで戻るも、飛行機はお尻を向けて行ってしまいました。
そう、すっかり忘れていました。飛び立つ5分前にはゲート閉めちゃうんですね、よっぽどの要人でもない限り。

まあ、それからが大変。
次の便も満席、明日も満席。他の航空会社も聞いてもらうも全てフル!

英語が不得意なのが分ったのか、5/4/2010と紙に書かれたのを見せられました。この日までないと。目が飛び出そうになりました。

5月4日!ゴールデンウイークまで帰国できない!?
いや、4月5日、2週間後か!それにしても大変困った。

まさかこんな目に会うなんて、ちょくちょく出かけて旅慣れたことが、まったくもって悪いほうへしか行ってません。

それでも、なんか他に方法はないかカウンターで粘りました。
最終的には、キャセイで今すぐ台北へ飛んで、1泊して翌日エバーで成田へ帰ると。無論、全額正規料金支払いです。金額を聞かされ再び目が飛び出ましたが、もう仕方ない~



そして、今回の無駄遣い。
「桜の花が咲く季節に野外でライブを楽しむためのフェスティバル」という触れ込みの「ウォッチング・ザ・スカイ '10」へ行きました。

2010年4月4日(日)日比谷公園野外大音楽堂 

13:40~ エミ・マイヤー Emi Meyer
14:30~ アン・サリー Ann Sally
15:20~ おおはた雄一 Yuichi Ohata
16:15~ ハンバートハンバート Humbert Humbert
17:20~ ジェシー・ハリス Jesse Harris
18:20~ ジョー・ヘンリー Joe Henry

しかし!桜は咲いたが、めちゃ寒い。エミは間に合わず、アンサリーを2曲だけ聴いてとりあえず銀座の街へ避難。暖かければビールグビグビしてボーっと聞いてて気持ちいいんだけど、寒い中我慢して聞くような音楽じゃありません(こんな時に限って前のいい席なんだよな~)

とりあえず銀ブラ。
たどり着いたのが、13階建てのビル。
1階に子どもの書いた絵がいっぱい飾ってあるのでフラリと入ると、列に並ばされエレベーターに乗せられました。
ここは、「銀座めざマルシェ」フジテレビの目覚ましテレビと全国の物産店が共同でいろんな土産物を売っている流行の場所でした。仕方ないんで、全部の階を見学。あれこれ購入してしまい、買い物袋が見る見る重くなっていきました。

以下はそのほんの一部

トロ~リとけて、カレーの匂いが強く食欲倍増。


みかんの粒がキャわいくて購入。


B級パンですね。頭には被れません。



喫茶店入ったりしてるうちにあっという間に時間は過ぎ、野音へ戻るとすでにトリのジョンヘンリーで盛り上がっていました。
いい音楽でしたが、やっぱり寒くて数曲で断念。どう考えても室内向けの音なんですよね~

という訳で、今回は数曲で6000円也の無駄遣い。
風邪引くよりましかにゃ~。


ホワイトメモ
「プリンセスと魔法のキス」ディズニー★★★★
「UNDERCURRENT」BILL EVANS/JIM HALL
「Music For Maya」Teiji Ito←Rに焼いてもらったんですが最高!

こりゃ、天守閣の最上階だわ

2009-11-15 18:20:40 | 音楽フェス
朝から昨日の外湯めぐりの続き。
下駄を鳴らしながら9つの外湯をついに制覇!2番の湯だけは本当に熱くってビビリましたが。
タオルは入浴した証拠のハンコで一杯です。


最後、9つの湯を制覇した者だけがお参りできる神社へ。なんだか怖いお猿さんのたむろするのを横目に、安産の祈願と、世の中が良くなることと、棚からぼた餅が落ちてくれるように両手をパチパチ。

お昼は、「米龍」というお店の名物の麻婆豆腐ラーメンを食す。
可愛おばあちゃんが二人、イベント客の賑わいにこたえるべく、頑張って麺を湯がきます。ここは外ずらもよいが、内装もこじんまりした大衆居酒屋風でナイス!




今日のライブは、「千と千尋の神隠し」のモデルとなった建築で有名な金具屋の広間。
木造建築なのに、何故かエレベーターで最上階の167畳ある飛天の間へ。
昨夜遅かったんで、畳に寝っころがりながら地元名産のフードをつまみ食い・百円均一。

渚ようこさんはヤッパ夜の女、昨夜出ればまた雰囲気も違っただろうに。
お目当ての「ASA-CHANG & 巡礼 」は最高でした。生の人間がそこにいてこそのライブ演奏。
誰にでも出来ることじゃないってのは、素晴らしい。

それと比べ、○×マウスという打ち込み系の人が二つ出てましたが、似たジャンルで「名前」がカブるっていったい何事??
誰がやっても同じ、代わりはいくらでもある、そんなのがいいのかしらね~?こういうの見ると、YMOがいかにすばらしいバンドだったかがよく分かります(くらべるのちがうか、、、?)

という訳で、好き嫌いが綺麗に分かれた分、興味なしの演奏者の時はお外へゆっくり散歩しに行ったり、風呂入ったりと出来てイベント全体としては、たいへん評価するに値するものでありました。


最後に足湯に漬かりながら赤く染まったモミジをうっとり眺める。
身体も心もポッカポッカで、地酒とツマミを持って、5時出発のツアーバスへ乗車。あとは何もせずに東京まで一直線。
さよなら渋温泉~またね!

温泉音楽@長野渋温泉

2009-11-15 07:46:21 | 音楽フェス
新宿から添乗員付きのJTBバスツアー。バスの中で、マイクを持った添乗員さんがイベントのチケットの事やバスの休憩のことなど説明してくれます。新宿から渋温泉の会場まで何もしないで到着できます。こんなの修学旅行以来。
今まで、必ずトラブルに巻き込まれる(もしくは自分のせいでトラブる)海外個人旅行と比べたら、こんな楽ちんな旅行は逆に新鮮。

渋温泉に到着後、引率されぞろぞろ歩いてイベント本部へ。
そこで、チケットを温泉音楽手拭いと交換・これが正式な入場許可証。

最初に素泊まりで予約した宿・よろずやにチェックイン。浴衣に着替え、まずは外湯巡り。
足湯をしながらビールを飲んで、いざ晩飯。
散々迷った挙げ句、写真撮影禁止という人気の蕎麦屋へ。
しかし、こればかりは大失敗。
鴨南蛮そば頼んだら、こしのないフニャフニャ麺(こんなの西荻辺りで出してたら、3日で閑古鳥だぜ)
こういった有名観光地には一見客(二度目はあり得ない!)相手の商売が成り立つのでありました。
まあ温泉は、泊まった旅館で晩飯を食うのが当たり前だから、旨い飯屋がないのはしょうがないか、、、

そして、本編、10年間閉鎖されていた旅館の会場へ。
コーヒーカラーも七尾旅人も、たいへん“ヘン”な人物でかなり受けました。


しかし!目玉は会場であるこのレトロモダンな木造建築・[臨仙閣]の内風呂。
金具屋の宮大工が全国の温泉を回り、各地で見た建築の良い所だけを集結して作った旅館だけあって、そりゃまあ素敵なもんでした。
ちなみに、金具屋の試作品として作られたこの臨仙閣、以前左側面は他の旅館に密接してたのか、一面トタン張り(失笑)でありました。