ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

パンクは初期衝動「ヒビビ・ミュート」

2013-04-14 09:36:36 | 音楽
ゆらゆら帝国も、あふりらんぽも解散してしまって、日本の音楽シーンで新しい何かを見つけようと面白いことをやり続けているのは、テニスコーツくらいですかね。2011年の傑作アルバム「ときのうた」は沖縄へ着てからも今だに良く聞きます。アートワークもセンス良過ぎ。でも、常に何かやらかそうとするライブ演奏こそが、テニスの真骨頂でしょう。

そのテニスコーツの二人がやってるレーベル
「マジキック」
そこから、凄いのがリリースされるのを知りました。
マジキックBOXセット「You Have Good Sense」(金箱)
7枚組!!
いったい、どんな人が買うんでしょうか?知りたい。
そして、貸して欲しい、そこの趣味の良い人!disc 4の ~イッツ・トゥー・レイト~だけでも、、、

20年後の今は、、、
The bananamates バナナメイツ「ヒビビ・ミュート」

やっと来てくれた灰野さん

2013-04-06 20:42:04 | 映画・読書
東京に居るときは、やたら見かけるし、その動向(奇行?)を周りからよく聞かされるので、身近にいる存在のようでしたが、沖縄へ越してからは、やっとこさ映画で見る存在となってしまいました。

少し前ですが、本土から遅れて1週間だけ公開された
「ドキュメント灰野敬二」

ビートルズの「8days a week」にしびれ、
ドアーズの「music is over」を聞き<ロック歌手>になると決断した灰野さん。

『弾かされているのでは駄目。弾かされていることに気付かなければ駄目』
等、ありがたいお言葉満載。
「1×1=1」という公式を「そういうものである」と教え込む学校教育が、まったく理解し難かったという精神世界、幼い子を持つ親としても納得できますな。
いまさらですが、灰野信者になりたいと思いました。


しかし、日本のテレビに出てるような「歌手」「ミュージシャン」「アーティスト」と自称する人たちは、まず見ないだろうね。
でも、無理やりに見せてやりたい。

灰野さんはさておき、世の中には才能も意欲もあるけれど、戦後の古い大企業文化というか既得権益のメンバーシップに入れなかったから、消えていった人間が星の数ほどいます。それは、音楽業界に限らず様々なジャンルにおよびます。
せっかく、世の中や文化を良くする可能性がいくらでもあったのに、開花することなく消えていった才能たち。
かたや、そんな才能の半分もない人間が、世襲的または階級的に既得権益に守られながら、極々つまらないことをやっておきながら、

「俺が、今世間をコントロールしてる」「次にクルのは、私よ」
などと言って調子に乗ってる、今のこのシステム。
そいつを、根本から崩さないとね。





はねないリズムとは?

2013-04-03 01:22:55 | ロック
「phewが言う“はねないリズム”とはなにかを考えると、それは
“世界があるがままのリズム”、
マシンで発生する不自然な一定のクリックではなく、強制的な躁状態のリズムではなく、祭りのときのリズムではなく、
よせては返す海岸の波の音であり、人の脈拍である。それは常に変動する自然のリズム、オーガニックなグルーブである。」 web d!ce より

東京を脱出して約2年、
沖縄へ引っ越して1年たちました。
4月は、ここ読谷の海上にアメリカの戦艦が大挙してやって来た時期。これから6月23日の沖縄の終戦の日(慰霊の日)まで、日本軍の島民への残虐行為やアメリカ軍の激しい戦闘が続いたようです。

Phewが2年位前に出したカバーアルバム『FIVE FINGER DISCOUNT~万引き』に撃沈されました。


今宵は、現在進行形でロックが必要とされている、沖縄東村高江へ。山奥にある素晴らしすぎる「カフェ山瓶」でのphew&七尾旅人出演の高江音楽祭を見るために。

ここ高江には、最近でも、遠藤ミチロウ、友部正人、坂田明、青葉市子、七尾旅人等が訪れ演奏しています。沖縄のビーチのイベントも気分良いですが、やんぱるの森の中で聞く音楽はこれまた最高です。みんな高江へ行こうね。

Phew - 素晴らしい人生


↓あひゃ、20年前!の音源。でも、音は40年位前のもののようにも聞こえるね。
ザ・スペシャルヴュー - ラヴ・ライト