ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

「森のおうち」小屋二棟目 7 ベンツをリサイクル

2018-06-21 13:07:00 | 877プロジェクト
ユッカヌヒー(旧暦5月4日)で
ハーリー(航海の安全や豊漁を祈願し、サバニと呼ばれる伝統漁船で競漕を行う行事) 
の、季節が来たけど、
未だに、梅雨明けしない?

台風は、準備した割には肩透かしで通りすぎ、相変わらず、週間天気はまるで当てにならない。

雨が続いたら、健康診断行こうと期待するも、時間と伴に傘マークが次々と消えて行く天気予報、
すご~~い、全然当たらない‼

そうこうしているうちにもう、夏至。
昨日は南からの強い風「夏至南風(カーチーベー)」が吹いたから、本格的な夏だ🎵



ところで、大問題発生!
(blogっぽい文章だ)

いつの間にか、建築の予算がなくなった!



まぁ、素人見積もりでザクッと立てた枠だったが、
大詰め終盤で、お金がなくなるというのは、ソコソコ見積もりが当たっていたということだけど、

この後は、エアコン、水道工事、電機工事、寝具とか備品類購入、、、

支払わなくてはならないことばかり。

自分がいかに努力しても、ゼロ円で済ますことは出来ない。


そんな、こんなで、
残りの内装、主にトイレや壁をいかに予算をかけずに完成させるかがポイントとなった。

今までも敷地に転がっている古材をリサイクルしたり、ここで解体して出た金物を再利用したりしてきたけど、いよいよ材料を万引き家族、、、
いや、拾うのだ。
気分はもう、アルミ缶拾いのおっちゃん(沖縄ではやたら多い)

安価な古材再利用と言えば、パレット。
「厚さも不揃いのまま、乱尺貼りにして、陰影をつけビンテージ壁の出来上がり」
そんな方法も、定番化されてる印象があり、避けていたところだが、この際仕方ない。

古材は買うと高いが、拾うと無料だ。

まずは、軽バンで徘徊、
ついてる!近所の御自由にお持ちください(実は以前からチェックしている)の場所に、パレットが積まれていた。
しかも、杉や松じゃなく、外国製の南洋材!
コレ、日本で買うと一万円はするじゃん。
もう、ベンツを拾ったようなもんだ。

2mで、車の後ろにギリギリ積めるので、ベンツ三台を持ち帰る。

ここからは、手間暇かけるよ

ベンツ解体

1 ハイターで、消毒

2 洗剤かけてデッキブラシでゴシゴシ

3 日光浴

4 釘抜き、は、止めて丸ノコで同じ長さの板を切り出し

5 巾の揃いにより、選別

6 ヤスリがけ

7 ワトコオイル塗布
こりゃ、いけそうだ。
そこらの、カフェの壁とは違う高級なビンテージ感、
オイルを塗ると、木目が美しく浮かび、一枚一枚の木の表情を見ていて飽きない。
そして、既製品にはない微妙な個々のムラ。手作りの味わいの良さは、何にも勝るね。

予め作ってある錆び釘を使って、色が整わないよう並べて貼っていく。尺がほぼ同じなので綺麗に並べたくなるが、

「やはり、人生は即興だ!!」

これでベンツ二台分。



因みに、ワタシ、職人芸とか職人技とかまるで興味ありません。
頑固者も嫌い、
偏た屈者や
もちろん、職人は
加えて言うと、「モノ作り」も好きじゃない。

モノに興味が無いというか、

ライブが、、、好きなんだな。

その瞬間瞬間が、好きなんだな。

その刹那に限りなく近づくいていくのが好きなのだ。





小屋の中の個室。
母屋改装で余ったタイル、ヒノキの角材を90角に小さくしたときに出た端材をヤスってオイル塗って壁板に。古材風のオールヒノキ便所となった。

カウンターと床は、高価なチーク材、
贅沢と言えば贅沢だ。




無料の材料、
次は海へでも行くか、、、












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父の日プレゼント

2018-06-19 07:08:00 | 沖縄
したの娘、沖縄生まれの、
のまチャン(3才)は、かわいい盛り。

運良く父親似で、南国顔
オッパイを未だに止められないのもあってか、年齢より幼く見える

保育園の外遊びで良く日焼けして、もうモアの幼少時そのもの



髪も、ワタシの遺伝でチョイとクセッ毛、
かんぷう(ウチナーで髪を結ぶこと、昔の中国人が髪を結んでいたことから=漢風)すると、クリクリしてめっちゃ可愛い❤


二つ結びは、しずかちゃんと言う(ドラえもんの)





ひとつ結びは、おネエさんぽくなって、これもまた可愛い!





そして、のまチャンが描くと、とーちやんも可愛い‼










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ギターマガジンがスゴい

2018-06-18 05:57:00 | 音楽
雑誌はね、立ち読みしてる時は興味津々だけど、買って帰るとまず読まないのでゴミになるから、90年代以降殆ど買ってなかった。
たまに、レコードコレクターや、テレビも見ないのにテレビブロスを買った位かな。
以前は、スタジオボイスやら散歩の達人、シティーロード、ミュージックマガジン等せっせと買ったもんだが。


沖縄に一軒だけある那覇の小さなタワレコで、「ニホンのジャズ」という特集のおシャレな表紙の雑誌を発見。
ジャパンカップ・レアグルーヴ、1907-1976戦前スウィングと戦後のモダン化



ギターマガジン❗

これ、技巧派メジャーギタリストの雑誌で、表紙の写真見ただけでうんざりして手に取ったことすらなかった。

開いてみると、
戦前の和ジャズとか、大友良英さんの師匠・フリージャズのギタリスト高柳昌行さんとか興味深い記事満載。

しかも、前月号のギターマガジンの売れ残り、最後の一冊。


散々迷った挙げ句、後で欲しくても手に入らないような気がして、購入。

まだ、読んでない、、、


どうやらこの雑誌、最近はビックマフだけの特集や、ジャズファンクだけの特集号もあるらしい。


小中の頃は、少年ジャンプを買う傍ら、今では恥ずかしい感じのガッツ、音楽専科、ミュージックライフ、ロッキンf、等を買っていた。
初めて買ったjamの創刊号は未だに持っている。
レココレは特集によっては手放せない。ロックマガジンとG-Modernは、永久保存版だ。


話は変わるが、モダンミュージックの生悦住さん亡くなっていたんだな
http://www.ele-king.net/news/rip/005584/













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吉増剛造展ワークショップ “k-oto-ba”(こ・と・ば)コレクティブ・オーケストラ

2018-06-15 21:54:00 | ヒビビ君
「けんそう」と言えば、沖縄県総合運動公園。これ沖縄の常識ね。


「おきみゅー」と言えば、、、

沖縄県立博物館・美術館。

元々、2in1な施設名だから言いづらくて困るけど、
これ、浸透してるのかな?

「おもろまちの美術館」でも分かるけど、
「パチンコ屋の前の美術館」でも分かるか。
でも、これ愛称として恥ずかしいね。沖縄を代表する素敵な建築が、シャンボで派手なパチンコ屋の前に建っているなんて。


その、おきみゅーで吉増剛造展が開催されていて、その中のイベントとして、
feat. 吉増剛造&大友良英という巨匠のワークショップがあったので、H君(小2)が参加してきた。

参加者条件に、小3よりとあったので、年齢詐称での参加。
保護者は見学自由。

子供は、嘘つくの嫌いだから「バレたら面倒だ」と思ったけど、
人数集まらなくて年齢引き下げられた。

そのせいか、ワークショップは落ち着きのない子供も多く、見ている方としては散漫な印象ではあったが、H君は楽しそうだったし、真面目で厳しい田舎の遅れた学校とは真逆の方向の体験は、ためになったと思うね。

塾や習い事してる暇があったら、こういうのに参加すべし。中高生の参加者が無かったのは、誠にもって残念。親が誘っても興味を持たないのか?

内容自体は、予想がつくヒトには予想がつくので省略。


吉増さんは、永遠の王子様(詩は持ってたけどそうとう面白い人物だった)、で

大友さんは、教育実習の人気の先生、ってとこかな






















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誕生日割

2018-06-12 07:01:00 | 那覇
森のおうちの本部から、都会の那覇まで約2時間。

夜遊ぶなら、泊まりがけのほうがなにかと気が楽。


寝るだけで良ければ、1,000円~1,500円位で清潔なドミトリーに泊まれる。

安宿無法地帯の那覇には、以前から安くて汚くてチャラいゲストハウスは多かった。
そういうところはだいたい、受付が遊び半分のヘルパーで不愉快だったり、ベットを長期に渡って住みかにしているオジサン(生活保護か逃亡者?)がいて不気味だったり、沈没した若造たちが昼間から酒飲んで騒がしかったりした。

しかし、最近カプセルホテル的な雰囲気の、静かで綺麗な安宿が増えてきた。
これは大変ありがたい。ワイワイガヤガヤ旅先で弾けたり、出会いを楽しみたいヒトには、向いてないけどね。

そして、じゃらんや検索サイトで上位に表示(安い順の場合)されるのを狙ってか、
「一泊、一円」
と、いうプランがある。

クリックすると、だいたいが宿泊日に誕生日のヒトだけ限定で、
「なんだよ~」
って感じだけど、
先日、たまたま那覇へ出掛ける用事が自分の誕生日と重なったので、使ってみた。

誕生日割と言えば、LCC等がなかった昔、東京から沖縄へ行くのによく使ったもんだ。
当時から考えると、
今のように、だいたい片道一万円、うまくいけば4、5千円で沖縄へ来れるのは夢のよう。
普通に片道5万はしたのにな。

そこで、一番の割引プランがanaかjalの「誕生日割」だった。

特にサラリーマンには一番の旅行時期、人気のゴールデンウィーク、
5月2日生まれの相方に感謝しつつ安く飛行機とってたな。



それにしても、チェックインで宿の説明等受けて、差し出されたトレーに一円だけ置くのって、
なんだか妙に

照れ臭かった。



自分の誕生日に向けて、沖縄旅行計画して、那覇に一円で泊まって、本部の森のおうちへバスかレンタカーで泊まりに来て、ゆっくり贅沢に過ごすプラン、、、も、良いなぁ~


鉄アーティストに誉められた






パワースポットと呼ぶな














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ロックの日って言わないで

2018-06-09 23:59:00 | 音楽
大友さんがグルーヴでライブやるというので、那覇へお泊まり。
最近は、子供を遊びに連れ出す日曜の午前以外、休みなしで何らかの小屋作りの仕事に専念しているので、久々の息抜き。


あまちゃんの有名な主題歌というよりも、ワタシの中ではラジオ「すっぴん」のテーマ曲や、様々な書籍、優しい口調でのお喋りが楽しい印象強いけど、、、

忘れてた、この人ノイズギタリストだった!

地下の狭いライブハウスでは、結構な轟音が、響き渡った。
ああ、何ともロックの日にふさわしい行儀の悪いギターとターンテーブルの扱い方。
子供には絶対に見せたくないけど見せてやりたい❗

うるさいやつは、非常階段から、裸のラリーズまで色々観てきたけど、大友さんの演奏メッチャ楽しい。

ワタシもターンテーブル演奏やりたくなったわ。足で蹴ったりして。
そしていつか、チャラいDJに対抗してターンテーブルで爆音ノイズ出してみたいな。












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尖ってるぜ、マークリーボー

2018-06-06 21:24:00 | 音楽
音楽は爆発だ❗

マークリーボウのセラミックドッグのニューアルバム

「何故まだ、此処にいる?」

は、
もうパンクそのもの。

ファンク、ラテン調、中近東、と多国籍でワクワクするような曲満載だが、
基本は、激しい怒りに、飽くなき実験精神、先鋭的なサウンド、
これぞ、ニューヨークアンダーグラウンド。


今の腐敗した政治や社会に対する怒りの気分を、最も表している音。
間違いなく、今の時代を代表するアルバムが、これだ。



さて、今年7月末に、なんと5回目の内地行き。
今回は愛知の実家へ帰った後上京、ブルーノート東京でマークリーボウのセラミックドッグを見ることが出きる!!

ギタリストとしてのマークリーボウを知ったのは、比較的最近のことで、
初めは「なんて俺に似た奴なんだろう!」
などと、驚いたりした。
しかし、相手はトム・ウェイツ、ノラ・ジョーンズ、エルヴィス・コステロ、ロバート・プラント、エルトン・ジョン、矢野顕子など、錚々たるミュージシャンが挙って指名したがる、超人気ものギタリストだと知って、二度びっくり。



新幹線より安いLCCのおかげで、頻繁に往き来できるけど、さすがに上京すると散財してしまうから、さてどう過ごそうか。






「Muslim Jewish Resistance」
http://downbeat.com/news/detail/premiere-hear-a-new-track-from-marc-ribots-ceramic-dog










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「森のおうち」ホテル小屋13、男前だぜ

2018-06-05 06:22:00 | 877プロジェクト
小屋作り、というか宿作りもいよいよ大詰め。

前から気になっていた一棟目の方の露出した冷蔵庫部分。
扉を作ってみた。
ここは、なるべくシンプルに綺麗目のレトロ風味で。


骨組み作って、両面に合板くっ付けてから、気がついた!
「回りの細い板の分の大きさ計算し忘れた」
これじゃ、はまらない、、、

板貼るのに使った隠し釘に当たっちゃうけど、仕方ないので丸ノコでフチを8㎜ほど落としたら、逆に隙間もなく綺麗に出来た!
怪我の功名だわね。


古材に古いスイッチ類の雑然とした味のある壁と、ワトコオイル&ワックス仕上げのシャキッとした扉との対比が実に良い。





ビールやアイスクリーム入れたの忘れてしまいそう。




細かいところで、戸当たり。
最近はあまり見かけない、バネで足をぶつけても平気なアンティークのドアストッパーを探し出し、装着





あと、遂にロフトへの梯子と手摺がついた!
これは、自分でデザインしたものを、今帰仁に住む鉄アーティストに頼んで作ってもらった。とってもスムーズに自分の要望を形にして頂いた。
打ち合わせから取り付けまで、非常に丁寧で良い仕事をするヒトが、このやんばるの田舎にも居るのである。

船舶窓に古材の壁にシルバーのアイアン、ぴったしフィットして、
「もう~秀樹感激!」(合掌)






あと主なところで残った課題は、エアコンと寝具類。これ出費が大きいな。



そして、外回り。
広大な(回り山なもんで)敷地の中の、先代によって作り込まれたカルスト岩の庭も、少しずつ明るく整備。
読谷から庭師を呼んで、北の敷地の境界線に並ぶ木を思いきり短くしてもらったら、ぐっと明るくなった。
そして、苔がむしていたところを耕し、
イワダレ草を植えてみた。
半年後には芝生のように一面がおおわれる計画。上手くいくのかな??
天気予報通り、これから梅雨らしい雨が続けば、朝晩の水やりが省略できる!

空梅雨の沖縄❗
雨よ、ふれーーー















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