ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

旅芸人

2019-11-24 06:30:00 | 芸能
年の半分は、テントで寝泊まりしながら舞台や機材を詰め込んだ車二台で全国をまわっている「楽市楽座」の主要人物二人が我が家に遊びに来てくれた。

沖縄へ移住してからというもの、毎年この時期になると彼らがやってくるのが定番となっている。
全国公演を終えて、那覇の千秋楽目指して、中部(読谷)、北部(名護)と回っていくのが、大体決まったコースとなっている。

彼らは、演出、回転する舞台設営、音楽、全てを家族3人だけでやってきた。
そして、料金は投げ銭のみ。一緒に巡業している娘は、当然学校は行かず各地に友達を作りイキイキと成長して、今年結婚もした。
結果、団員も4人になった。

彼らは生きることの実験を、実践している。

この資本主義社会しかないと思わされているこの世の中で、こんな暮らしかたもある。




座長の長山さんは、今年還暦。

ジャズ喫茶世代だ。
お気に入りはエリックドルフィー「アウトトゥランチ」
良いね、、、

国分寺でせっせと通って色々なものを吸収したらしい。
青春期をビートルズとジャズで過ごして、未だ強い影響下にあるんじゃなかろうか。


毎回、衣装が派手で、普段着も派手なんだけど、
彼らが遊びに来るのをめっちゃ楽しみにしていたウチの娘が
「何で、白くお化粧してないの?」と、何度何度もきいていた、、、

伝説のピアニストが鉄工場の下町九条へ

2018-03-22 13:23:00 | 芸能
身内に人形浄瑠璃の担い手がいるのに、沖縄にいては、なかなかモノホンに触れることが出来ない。
せっかくだからと、大阪の国立文楽劇場の公演に合わせ、今年二度目の一家四人での里帰り。



三味線の伴奏で「太夫」が物語を語る、日本の伝統的な芸能が「浄瑠璃」で、浄瑠璃に合わせて人形を操るのが「人形浄瑠璃」
太夫、三味線、人形遣いの「三業」が息を合わせて表現するのが、まぁスリリングで素晴らしい。
ライブである。
生きているのである。
西洋音楽と違って、楽譜などありゃしません。



さて、
子連れの移動は中々大変なので、早起きして段取りよく早め早めのスケジュールで那覇空港まで。
空港で、時間に余裕があると言うので、土産をゆっくり物色し、別棟のlcc乗り場へ向かうバスに乗ろうとしたところ、


「あっ、12時50分発じゃなくて、12時5分だった」
との、声が響いた。
もう、30分しかない!




慌ててバスに乗り、チェックインカウンターへ駆けつけるが、ピーチのスタッフはなしのつぶて。
「締め切りました」
で、終了
あとは、知らんぷり。

こう言う時、ジェットスターでさえも、怒られはするが、発券して搭乗口まで走らせてくれる。
が、
ピーチは、一切の融通なし。飛行機目の前にまだ居るのに、、、




泣く泣く、一家四人前当日券10万円(沖縄の低収入暮らしには涙がでるほど高額)で買い直し、大阪に着いたのは20時過ぎ。



翌日の公演は、我らが勘緑(かんろく)さんとジャズ界の大御所山下洋輔氏とのコラボ。



人形遣いの勘緑(かんろく)さんは、大阪の文楽座に長年在籍した後、フリーで活動中。
お堅い伝統や不自由な組織と共に廃れないよう、人形浄瑠璃の新たな可能性を追求し、
地域の農村舞台の復興へ、また海外への普及の活動へ、はたまた東北復興の応援や沖縄基地問題の現場へと、突っ走っているのです。


一方、今ではお茶の間のでも白パン黒チョッキのジャズピアニストでとして有名な山下洋輔氏。

日本のフリージャズ全盛期の山下洋輔トリオは本当にかっこよく、ロック寄りのリスナーでも、若松孝二「天使の恍惚」サントラ等の復刻版は話題になってます。
2009年には日比谷野音でトリオ復活祭で初めて生で見る機会があり、2016年に那覇の美術館でソロ演奏も見ることが出来た。


コラボの公演は、もちろん素晴らしかった。

そして、なんだか嬉しかったのが、
我が家が2011年の震災後、さ迷える一年の一部を過ごした部屋に、大御所が座ってるお姿を眺められたこと。
 
泥の河、安治川沿いに鉄工場が並ぶ町


大阪九条のアーケード商店街の倉庫の、急な階段を上がった三階のその部屋は、今は勘緑さん一家が住んでおり、今回の打ち上げ会場となった。

全共闘時代バリケードの中での演奏や
、ピアノを燃やしながらの演奏など、危険極まりないことをしてきた反骨ピアニストが、やって来た❗





でも、今のご本人は、とても物静かで、上品なおじ様でありました。




"Yosuke Yamashita Trio 1972" を YouTube で見る









.

野外劇団,楽市楽座の暮らしかた

2017-12-06 10:12:08 | 芸能




約一年ぶりで、人前で歌った。

親子三人で演出から音楽、衣装、宣伝、すべてをこなす旅芸人
「楽市楽座」
のゲストとして。

彼らは年の半分を自前の水中回転舞台とともに、二台の車で北海道から沖縄まで投げ銭だけで巡業している。




ここは、オキナワ。

「パワースポットだ、スピリチュアルだ」
と、
言いつつ、他力本願をお気楽なお土産として持ち帰ろうという人たちもいれば、

「フェスだ、フェスだ」
と、
言いつつ、旅の恥はかき捨てみたいな暮らしをしていく人たちもいる



2011年の震災の翌年沖縄へ移住してきて、毎年見ているので、彼ら楽市楽座はもう6年以上は全国巡業をやっていることになる。


自分の、持ち場で、淡々と誠実に出来ることをやる。



これ以上、かっこいいことはない。




















加藤和彦の曲を二曲カバーしたが、
後日「悲しくてやりきれない」に涙が止まりませんでした、とメッセージを頂いた。

音楽で世の中は変えられないけど、「うた」の力って、何か確実にあるんだな。














.





















水上円形舞台に登場

2015-11-26 21:06:58 | 芸能
毎年肌寒くなるころ関西から来沖して、約1ヶ月島内をドサ回りをする野外劇団「楽市楽座」
彼らは、その舞台設営、演出、演技、音楽まですべて自分らでこなすというすんばらしい親子3人!
一年の半分以上は、車とテントで生活してるのだ。
ローカルな銭湯情報は彼らに聞けば、一発で分かるぞ。

島内の色んな会場へ追っかけするのもいいが、やっぱ近所でやるのを
知り合いに、こんばんわしながら

「また、あの人たち今年も来たね~」

などと、観るのがいいんです。

今年の沖縄上演、ここ読谷が初っ端の4days。

場所は、冬季ライトアップで魅惑的な座喜味城跡公園。

その最終日に、縁あってゲストとして2曲エレキ弾き語りで歌うことになりました~


大入り満員!ご近所のお友達がいるいる。うれしい~



移動する度、3人で設営する水上円形劇場。転がってるのは、折り紙に包まれた投げ銭。ワタシが歌ってる時も、心優しいお友達がじゃんじゃん投げてくれました。




かぶりつきの、わが息子と娘。
この次の曲では、Hibiさんが登場して華麗なタコ踊りを披露するはずなのだが、、、




あいや~、リハではこんなにHibiさん元気満々だったのに。


本番2曲目で、勢い良く舞台に飛び出たまでは良かったけど、周りの熱気と大勢の視線に怯えて、とーちゃんの足元に抱きつき、ダンスもなくかーちゃんの元に戻って抱っこされたのでした、、、

終演後の、「水上舞台にのってもいいよタイム」

ジャポーーーン!と音がしたと思ったら、

Hibiさんがズボン濡らして号泣してました!!!


日本の伝統芸能もおもろいよ

2015-03-06 14:57:17 | 芸能
読谷村の観光施設「はな咲むら」のいっかくで、歌と浄瑠璃人形の会がありました。

文楽人形を操るのは。勘緑さんと愉快な仲間達。
歌とギターは、このワタクシ。タブラに、FMよみたんのパーソナリティーでも最近人気の「島ラッキョウ」さん。
沖縄は歌や踊りが盛んなだけ逆に日本の古典芸能に触れる機会が少なく、せっかくだから子供達に日本の情感のようなものを聞かせてやろうと思い選曲。

1曲目「蛹の幻覚」
アジア的な悲哀を感じさせるワタシのオリジナル曲であります。沖縄に生息するオオゴマダラというでっかい蝶と、その金色の蛹にショックを受けました。蛹から孵化したばかりの湯気が立ちそうな蝶の身体をイメージして作った曲。
2曲目「都節」
唖蝉坊の詩を高田渡が曲をつけたもの。「唖蝉坊は生きている」
は名盤。
3曲目「河内音頭」
最後に踊れる曲と思い、日本を代表する踊れるワールドミュージック「河内音頭」的なノリで最後をくくりました。

お客さんは子供達とその保護者が主でしたが、沖縄ではなかなか見ること出来ない文楽人形というより、とにかく三人のヒトが操る人形の動きにかなり魅了されている印象でした。終盤、大阪のおっちゃん風の面白おかしい人形の解説も受けてました。
今年も国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ(元キジムナーフェスタ)で、世界の色んな人形劇をまた観てみたいけど、あるのかな?



祭りや踊りは誰でも楽しいが、秋を知らずに育ったウチナンチュウ(我が子達)に、果たして日本の情緒が通じるのか、、、


14日には本場大阪の文楽劇場で、古謝美佐子さんとのコラボ上演があります。

毛の生えた獅子

2013-11-04 18:33:24 | 芸能
H君と2人べったりの、さえない3連休の3日目。

さすがに今日は、出かけるネタも無く、ウチでごろごろ。

写真のネタも無いので、もう先週末のことだけど、沖縄のローカルな祭りでは今年1番興味深かったうるま市の「全島獅子舞フェスティバル」
悪霊祓い、五穀豊穣、地域の繁栄などを祈願し、沖縄各地で舞われている獅子舞が一堂に会する祭りで、各地域の特色ある獅子舞がダイナミックに演じられておりました。

恐がって、かなり遠回りで通り過ぎたHくんでした。内地のように唐草模様の風呂敷じゃなく、大陸のそれと同じようにちゃんと毛が生えてます。


古い闘牛場が会場のナイスな環境。ライトに照らし出されたグスクも演出を盛り上げる。演奏はドラだけのところもあれば、三線や太鼓も入った大所帯のところもありました。


夜、元ソフトマシーン、現ゴングのデヴィッドアレンのライブがあるけど、北風も吹いてきたし、風邪で鼻も詰まるので欠席。

お芸術は、おりこうであれ

2013-11-02 20:49:10 | 芸能
バリ・ウブドでの快楽の日々をもう一度!

ということで、ガムランチームが2つもある沖縄芸大の文化祭を見学に首里まで行って来ました。
行く前からH君も「踊りもあるの~?」と期待して車で1時間。しかし、なんだかパッとしない環境でのガムラン演奏、5分で2人とも飽きちゃいました。
音楽として、なんかとってももったいない気がしました。
そして、あちこち文化祭見学もしたけど、パッとしない。今時の芸大ってこんなおとなしいもんなのか、、、
未だにヤンキーが成人式に暴れる昭和な沖縄。お堅い学校の先生みたいなのを生み出すのをよしとするのが沖縄の大学なのか。勝手な憶測ですが、老害なんでは、、、
今こそ見習うべき「沖縄伝統の文化」の良さを伝えていってもらいたいもんですが。

芸術・アートって、自然界に対する人間の技術。それが進化したようなもの。
そもそも沖縄のような地には、芸術大学なんて要らないじゃないですかね。
だって、月の満ち欠けで物事判断したりすることから、ハブくらげに噛まれたらクワズイモの茎を塗れ(毒には毒)とか言うようなことまで
へたな大学教授より、その辺の庶民のほうが自然に対する技術持ってるんじゃないですか。

仕方なくスタンプラリーなんかやっちゃって、景品もらったりして、、、

ウチへ帰ってビール飲んでたら、外から花火の音が聞こえてきました。読谷祭りだ。地元の祭りへ行くのがまっとうな考えでした。

2等、、、山羊一頭!

2013-08-05 21:39:49 | 芸能
さて、1等は、、、
はい、黒い牛一頭であります!

「そんなの当たったら困っちゃう」って人には、参加資格がない宜野座村の「松田祭り」へ行ってきました。

3等は、マグロ一本。

こちらの人は、賭け事が大好き。この祭りのメインイベント「お楽しみ抽選会」です。

他に野菜が山盛り乗った一輪車セット、自転車、扇風機等々、100個も当りがあったのでした。おそらく確率としては、20人に1人は何か当たるほどで、この抽選の為に1時間以上もあるのでした。そして、抽選が終わると、まだ花火や歌があるのにみんなぞろぞろお家へ帰って行きました。

1枚500円の抽選券破り捨てて、外れた我が家もバンバー(バイバイ)


これが、これからの新しい暮らし方の代表かも

2013-02-05 12:01:28 | 芸能
木下大サーカスで喜んでる場合じゃなかった。

野外劇団“楽市楽座”!

《水の上に浮かんだ回り舞台の上でクルクル廻りながら歌ったり踊ったり》
親子3人だけで全国行脚している野外音楽劇団です。

この時代、音楽やってるとか、パンクやってるとか、カフェやってるとか、サラリーマンやってるとか肩書きや職種ではないのです。
メジャーなことしてますでも、マイナーなことしてますでもない。
ましてや売れてるでも、売れてないでもない。

「どんな態度で暮らしているか。いかなる姿勢で生きているか」
これです。これに尽きます。
とにかく、内容から、あり方まですべて素敵、素敵すぎ。

トラック「流星号」、ワゴン車「花と夢号」の2台に舞台装置と家財道具を詰め込んで、車中泊しながら日本全国を旅して回っています。スタッフなしの生演奏。全て自分たちでやる!すばらしい。入場無料の投げ銭制。芝居のここぞ、という場面で折り紙のおひねりをポーン。これが、また楽しいのでみんな投げる投げる。気持ち良くお金を払うって、ほんとうに気持ち良い!

沖縄へは10月末辺りから来ていたので、近所に来たら行こうと思ってました。そう、わざわざ遠方まで出かけなくても、公民館や神社などあちこちでやるんで待ってればいつかは来てくれると。この感じが良い。チケット予約して、当日並んで、とか、うんざりだから。

今回の演目は、福島第一原発の問題を風刺したファンタジー。
沖縄にいるうちに何度も見たい、よければウチに泊まっていってよ、そう思わせる人たちでした。

木下さん、あんたは偉い!

2013-01-27 20:39:16 | 芸能
前回、満席のため墓場で男子二人花見会となってしまいましたが、ついに行って来ました「大サーカス」!!
那覇の南・豊崎という埋立地の広場に、赤い大きなテント。
「いったいあの中、どうなってるんだろう?」
入る前からワクワクします。

木下大サーカスは、 リングリングサーカス(アメリカ)木下大サーカス(日本)ボリショイサーカス(ロシア)の世界三大サーカースのひとつ。

何が偉いかって、数十年前私が子供の頃見に行った時とまったく同じことをやってることであります。白いライオンはいなかったけど、動物による曲芸、空中ブランコ、オートバイ、幕間のピエロ等の演目は1902年の創立以来、100年以上変わってません。特にハイテクなライト等もなく、昔のまんまの雰囲気。
これはかなり貴重です。
沖縄でも、こんなに変わらずやり続けてるのは、未だにディープパープル「ハイウェースター」が演奏されるコザのライブハウスくらいですよ、ね。



小沢昭一の放浪芸シリーズ唯一の映像作品

2012-12-31 16:10:20 | 芸能
有名人でその年に亡くなった人をテレビで見ると、年末だなぁと思います。旅行中だったのもあって知らなかった小沢昭一さんの訃報。

日本の放浪芸シリーズのCDのうち、唯一の映像作品がDVDとして出ています。かなり貴重な映像ばかりで、あるうちに買っておいた方がよいかと。
これに影響を受けて、インドラジャスターン地方へ行ったこともあります。

「新日本の放浪芸」~訪ねて韓国・インドまで~ [DVD]
<収録内容>[1]尾張萬歳(愛知県知多市)/三曲萬歳(三重県鈴鹿市)/阿呆陀羅経(大阪市西成区山王)/ちょぼくり(新潟県佐渡郡)/春駒(新潟県佐渡郡)/猿まわし(山口県玖珂郡周東町)/インドの猿まわし(インド・デリー)/熊つかい(インド・デリー)/人形あやつり(インド・デリー)/伊勢太神楽(三重県桑名市)[2]ナムサダン(男寺党)/いたこ(青森県青森市)/物売りなど・ソウル市街頭風景/ムーダンのクッ(巫女の祭祀)/絵解き『源義朝公の最期(野間大坊)』(愛知県野間町)/絵解き『聖徳太子伝(瑞泉寺)』(富山県栃波郡井波町)/ボーパその1(インド・ラジャスタン州ジョドプール)/ボーパその2(インド・デリー)/のぞきからくり『幽霊の継子いじめ』(新潟県巷町)/のぞきからくり『不貞の末路』(佐賀県鹿島市)/バナナ売り『ザ☆バナナメイツ』(ウソ)

祭りの効能

2012-11-07 22:50:42 | 芸能
狭い沖縄本島では、毎週末どこかで祭りを見る事ができます。
そろそろ、「村祭り出張」もお腹いっぱいになってきましたが、わが村「読谷」のまつりがありました。

「よみたん祭りと言えば、雨」
と、地元では定着してますが

初日、晴天!
別会場の「体験王国むら咲むら」内にある闘牛場(無料)では、番狂わせの敵前逃亡闘牛さんなども出て楽しい展開。


田舎ならでは、無駄にでっかい会場に村民らが集まります。村ゆかりの地味な芸能やカラオケが続きました。



中高生があちこちで、タバコを吸ったりしてる祭り会場の片隅に、地元高校生が司会進行をしているステージを発見!!
学園祭的な手作り衣装のダンスチームからアクターズスクール的な本格派まで出演する、ダンスチーム大会でした。

今時の流行のダンスなんて「リズム感の違う日本人が、都市の白目ギラギラの黒人のダンスを真似してどうすんの?」って思ってましたが、
地元で育ったある種の若者には退屈極まりない伝統的な芸能のステージに、カウンターとしてのダンス。そういう意味では興味深く、また、まさに同じ土壌で開催されてるのがいいですね。もしその下の世代が、さらに差別化したものをやってくれたら、新しい文化潮流が読谷から生まれるかもね。バンドもやってよ、本土に媚びた音楽はもういいから、、、


翌日、悲惨なほどの大雨。
車で祭りはどうなってるんかと確認に行きましたが、雨の寒い中降りる気もせず、中止になったのか不明。
照明はこうこうと光ってましたがね。

月まで泳いで行こう~Moonlight Drive

2012-09-02 10:00:49 | 芸能
The Doors - Moonlight Drive



エイサー、ホイサー、たいへんさー
盆の三日間、特に二日目はみんなお中元を持って親戚周りをするようで路上駐車だらけ、ただでさえブロック塀に挟まれた狭い道を、ガリガリやらずに巧みにすり抜けて行かねばなりません。幸いな事に、愛車のサンバーちゃんは修理中で、ただ今おんぼろ代車を長期レンタル中、気楽に運転はしてますが。


さて、旧盆最終日のウークイの日に浜比嘉島の幻のエイサーを見に行きました。
伝統を存続させようと、近年エイサー大会というのが行われ、競い合う事で多くが派手でヤンキー趣味なチームへ進化してしまってる中、時代の流れとは無関係の原初的なお盆の行事としての素朴なエイサーを見たかったからです。

沖縄中部の地理の説明を。
沖縄は小さい島ですが、読谷の我が家(アリビラと座喜味城址の間あたり)から東南に位置する勝連方面へ行くには、案外時間がかかります。丁度、東西を分断する広大な基地があるからです。そのため、北の恩納村から石川を通って南下していくか、嘉手納基地の北側を抜けていくかのどちらかで行かなきゃなりません。


今回は、南コースで勝連半島へ向かいました。
浜比嘉へ渡る前に、半島の先端に位置する平敷屋のエイサーを見学。戦後、エイサーの大会で沢山の賞を手にしてきたが、郷土の伝統を知り、時代に合わせた工夫をしていく流行を追うよりも伝統を追う(守る)ことの方がこれからも一番大切ということで、その後コンクールには出場せずにがんばっているのです。



ムーンライズが見られるのは、東海岸ならでは。サンセットや透き通った海が見られる西海岸の恩納村あたりは、リゾートホテルが乱立してますが、静かな満月の光に照らされた海は神秘的。東もいいね~



平敷屋エイサーを途中で切り上げ、ぽっかりお月様を眺めながら、島へ向けてムーンライトドライブ。
あまりの妖しさに呑み込まれそうになります。

橋を渡って浜比嘉島の約200人の小さな集落・比嘉地区へ到着。太鼓の音を頼りにうろうろ公民館らしきところへ。
エイサー部隊はここで一踊りしてから、離島らしいおっぴろげの民家を一軒一軒回っていきます。
比嘉エイサーは、沖縄県で開催される全島エイサー大会の第1回大会から3年連続優勝した輝かしい実績を持っているそうです。踊り手たちは伝統の衣装で正装し、パーランクと呼ばれる手持ちの太鼓や大太鼓を打ち、40分間休まず踊ります。
格調の高い動きが特徴で、このパーランクは各地のパーランクの原型とされています。パーランクの打ち手の回り方、足の使い方は独特で、他所の人にはなかなか真似ができないといわれています。




キャンディーズ、あなたは何派?

2009-07-04 08:04:50 | 芸能
高良マツ:93歳。今でも毎日畑に出て農作業をしている。
長崎トヨ:91歳。元司。歌と踊りを担当する。
村山キヨ:87歳。張りのある声の持ち主。

私は、ランちゃん派(サインしてもらったTシャツが家宝)なんですが、こちらは沖縄は宮古島のキャンディーズ。

70年代に喜納昌吉を本土に紹介してから約30年。旅する音楽家、久保田麻琴は宮古島に辿り着いた。
沖縄を通り過ぎて八重山でもなく、久保田麻琴の耳は宮古島に釘付けとなった。ロックでもなくポップスでもない。それは偶然出会った宮古島西原地区の80歳をゆうに超えたおばあたちの歌う神歌だった。
「おばあたちの歌を聴いて、ここに本当の音楽があると思った」彼はいう。

このオバアたちのうたは、7月18日、19日に草月ホールで聴けます。


毎年どんなヒトが来るか楽しみにしていた〈東京の夏〉音楽祭。

「日本の声・日本の音」というタイトルが発表された時、ついに海外からアーティストを呼ぶ金が回らなくなったのかと思いきや、この第25回の今年で終了ということです。




ファラフォーを語ろうの会

2009-06-26 08:02:26 | 芸能
我が思春期のアイドル、オリビアニュートンジョン
(ジョリーン♪ジョリーーンーー♪の頃)の次に好きになったチャーリーずエンジェルのファーラフォーセット(メジャーズ)、(そこのアニキ、俺はアネットヘブン命と言わないで、、、)が亡くなった!
いや-ん、大ショック~。

な~んて、泣いていたら80sアメリケン商業スターの大御所・マイケルジャクソンの死亡のニュースが、、、、

レッドツェッペリンのジョンボーナムがゲロ詰まらせて亡くなった数日後にジョンレノンが亡くなった時のことを思い出しました。

誰も(家の母さんも)ボンゾのことなど話題にしてくれなかった。