ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

夏休みはヨミタンで過ごしましょ~

2014-07-19 14:47:16 | 音楽

今年はうっとおしい梅雨が長く、やむなくエアコンなどを使いましたが、ついに沖縄の初夏らしい爽やかな季節になりました!朝晩の外気のもうメッチャ気持ちのいいこと。

もう気分は、♪罪な奴さ、あ~パシフィック、碧く燃える海~♪

「時間よ止まれ」矢沢気分。

この時期を過ごすためにだけ沖縄へ来たようなものです。

さて、この夏はなんと、残波岬ロイヤルホテルのてぃんが~らステージに出演します。ま、出るといっても「満月即興」という即興の演劇の音楽係ですけど。何が起こるか分からない即興演劇。この夏休みを三線やシーサーの沖縄で過ごそうと来た観光客の反応が楽しみです。

でもね、内緒だけどギャラももらっちゃうんです。生まれて初めて音楽を仕事にしちゃいました。時給にすると、今のバイトの20倍はもらえるんで、魂も何もかもすっとんでいって、、、

一応、ザ☆バナナメイツ名義で出演します。ということは、H君の出番もありです。かなりやる気あるみたいで「イェー!」とか言ってますが、はたして夜遅い21時からの出演に起きていられるか?

全9回のうち2回はジャンベの方にお手伝いしてもらい、4回は個人的に大注目のベーシスト・ドン久保田と共演です。音楽だけでも凄いぜ!


西荻ロック物語 

2014-07-04 07:44:43 | 東京フラッシュバック

9・11テロが起きた頃(2001年)、いや2000年問題が空振りになった頃だったろうか、西荻に永遠の美少年・我らのアイドルが引っ越してきた。

人があまりに多すぎて出会うべく人と出会いにくいと言われる広い東京でも、歳や嗜好が近い彼とはいつの間にか知り合いになり、みんなで近所の公園で花見をしたりするようになりました。

ある日、何かの打ち上げの後であったろうか、彼を含むここいらで最強の泥酔野郎たちがウチの狭いアパートにやってきた。私がショボいミニコンポでサージェントペッパーズをかけると、黒グラサンの男がレコードに合わせて大声で歌いだした。

午前3時のロックンロール。

窓開けっ放しのアパートからその爆音は西荻中に鳴り響く。

後でこの黒グラサンの男は金子さんという、その道では有名な人だと判明。東京には、その道では有名な人がいっぱいいます。ワイルドサイドを歩くアンダーグラウンド人材の宝庫。人生を棒に振って野垂れ死ぬ覚悟の出来てる奴ら。凡庸な自分から見たら、憧れのアウトサイダーの星屑たちがキラキラまぶしくて仕方がありません。


朝まで呑んだあと、彼とグラサン男はさらにビールを求め2日目の飲みに入ると言う強靭ぶり。どこへ行けば朝でも呑めるかを検討中の彼らを見送った後、私はというと、人生を音楽にかけている彼らとの違いを感じながらトボトボと出勤の準備。もはや同じところに住んでいても、住む世界が違うかのように思いました。

1970年代後半から吉祥寺マイナーを拠点に灰野さんの不失者と共にアンダーグラウンド・ロックの暗黒の闇を蠢いてきたバンド、光束夜のギタリスト/ヴォーカリスト金子寿徳氏・そのグラサン男も2007年に永眠。

 

2011年の夏、東京を脱出して以来2度目の上京をします。そして今回は7月6日の午後、西荻のリンキーで「the special view」公開リハーサル大会やります。ドラマーは秋田から、バイオリンも入ります。スカルボ、カピパラスもいっしょです。

東高円寺UFOクラブで「しびれっぱなし」という企画タイトルで、彼のバンドと一緒にライブをやるようになりました。我がスペシャルビュー、朋友がドラムを勤めるピーフラン、そしてジャパニーズサイケデリック美少年ロックの最高峰・割礼。西荻では、まだまだ多くの才能を目にすることに、次回へ続く、、、