本日の旅の目標は、高円寺抱瓶。
ワールドミューッジクに興味がある人には、引っかるちんどんお祭り系のシカラムータの総勢9名お座敷ライブです。
なんと、ドラムは吉田達也!!
まず、高円寺に着いてから抱瓶方面へ。
飲み屋を総チェック。水パイプのある安飲み屋なんてのも発見しました。高円寺はちょくちょく来てる割に、ここ最近の急激な街の変貌に気づかなかったりするんです。ついに、ここも再開発の波にのまれるのか、虫食い状態です。
頑張れ、高円寺商店街。三鷹や立川みたいになったらお終いですぞ。
開演まで時間があるが、手持ちの書物もないので、流行りのブックカフェへ。
路地裏の2階にあるその名は「アール座読書館」。
二人掛けの様々な椅子と机が皆前を向いているという昔の名曲喫茶風のレイアウト。店内は緑の植物、私の目の前には素敵な熱帯魚の水槽。
もう最高にリラックス気分。(写真は、カフェの3階の店の看板。謎です。)
あまりに居心地よく、開演ギリギリ、あわてて抱瓶へ。
店内は満員。店員の活気もあり、いい雰囲気です。
バンドは、どんな場所でもノープログレム、手慣れた感じで始まりました。
しかし、だんだん演奏が進行するうち、
???
なんか違う。
何が??
音楽に求めるもの、、、
「ワールドミュージックを今やってるのが洒落てる」というダサさ。それはダサいとしても、僻地のモノ本のジイサン達が醸し出すダシの効いたダサさがまない。あたりまえですが。
上品な音楽家が趣味のいいものを選んで演奏している。「私センスはいいんです」って言ってる感じ。日本人がこの手の音楽をやる場合、こうなっちゃうしかないのでしょうか。
やっぱ、音楽には危ういものがないと。ヤバいと思えないと詰らないんです。
そう、バンドが悪いのではなく、私にとってはこのバンドは「不合格」なのでした。
そう判ったので、こりゃ時間の無駄。で、途中退場。
なんせ、前日には貴重なイベントを見逃がすほど、自分のバンドの練習が忙しい今日この頃なんですから。毎日スタジオ入りの「甘蕉仲間」の今日は貴重な休甘日なのでした。
帰宅して、ポストに素晴らしい贈り物が入ってました。
「日本禁歌集 一 ぴん助風流江戸づくし 」
桜川ぴん助/美代鶴 / 他
昭和44年、竹中労の仕事です。
販売の仕方も当時と同じ、通販のみ。
[禁歌党宣言] たけなか・ろう
もと、「うた」は道徳律の外にあった。
……人間は自由に、思念や感情をコトバにあらわし、リズムに乗せた。
うたってはいけない「うた」など、人間がほんとうに人間であった時代には、どこにもなかったのだ。
国家とか法律とはいう、愚かな制度が人間をしばるようになってから、「うた」もまた、制度の番人によって、管理され、禁じられることになった
こりゃこりゃ、今日のライブの100倍、凄かった!!!
あぶな~~いい。
ワールドミューッジクに興味がある人には、引っかるちんどんお祭り系のシカラムータの総勢9名お座敷ライブです。
なんと、ドラムは吉田達也!!
まず、高円寺に着いてから抱瓶方面へ。
飲み屋を総チェック。水パイプのある安飲み屋なんてのも発見しました。高円寺はちょくちょく来てる割に、ここ最近の急激な街の変貌に気づかなかったりするんです。ついに、ここも再開発の波にのまれるのか、虫食い状態です。
頑張れ、高円寺商店街。三鷹や立川みたいになったらお終いですぞ。
開演まで時間があるが、手持ちの書物もないので、流行りのブックカフェへ。
路地裏の2階にあるその名は「アール座読書館」。
二人掛けの様々な椅子と机が皆前を向いているという昔の名曲喫茶風のレイアウト。店内は緑の植物、私の目の前には素敵な熱帯魚の水槽。
もう最高にリラックス気分。(写真は、カフェの3階の店の看板。謎です。)
あまりに居心地よく、開演ギリギリ、あわてて抱瓶へ。
店内は満員。店員の活気もあり、いい雰囲気です。
バンドは、どんな場所でもノープログレム、手慣れた感じで始まりました。
しかし、だんだん演奏が進行するうち、
???
なんか違う。
何が??
音楽に求めるもの、、、
「ワールドミュージックを今やってるのが洒落てる」というダサさ。それはダサいとしても、僻地のモノ本のジイサン達が醸し出すダシの効いたダサさがまない。あたりまえですが。
上品な音楽家が趣味のいいものを選んで演奏している。「私センスはいいんです」って言ってる感じ。日本人がこの手の音楽をやる場合、こうなっちゃうしかないのでしょうか。
やっぱ、音楽には危ういものがないと。ヤバいと思えないと詰らないんです。
そう、バンドが悪いのではなく、私にとってはこのバンドは「不合格」なのでした。
そう判ったので、こりゃ時間の無駄。で、途中退場。
なんせ、前日には貴重なイベントを見逃がすほど、自分のバンドの練習が忙しい今日この頃なんですから。毎日スタジオ入りの「甘蕉仲間」の今日は貴重な休甘日なのでした。
帰宅して、ポストに素晴らしい贈り物が入ってました。
「日本禁歌集 一 ぴん助風流江戸づくし 」
桜川ぴん助/美代鶴 / 他
昭和44年、竹中労の仕事です。
販売の仕方も当時と同じ、通販のみ。
[禁歌党宣言] たけなか・ろう
もと、「うた」は道徳律の外にあった。
……人間は自由に、思念や感情をコトバにあらわし、リズムに乗せた。
うたってはいけない「うた」など、人間がほんとうに人間であった時代には、どこにもなかったのだ。
国家とか法律とはいう、愚かな制度が人間をしばるようになってから、「うた」もまた、制度の番人によって、管理され、禁じられることになった
こりゃこりゃ、今日のライブの100倍、凄かった!!!
あぶな~~いい。