ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

テレビジョン

2009-11-30 19:38:34 | 映画・読書
ツタヤでやっと借りる事のできた「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を自宅で鑑賞。
悪役・イエスタデイ・ワンスモアの思想(昔ながらの生活・今は不便でも未来は今よりよくなると希望の持てる時代に戻りたい)に共感できるぶん、「大人になりたい!」「きれいなおねえさんとお付き合いしたいから!」と、未来への希望と家族愛を見せ付けてくれたしんちゃん一家に感激です。
大傑作(大人も楽しめる)と呼ばれる作品ですが、普通に面白かったというと駄目なんでしょうけど、初めて見る「しんちゃん」良いですな~。
遅ればせながら君の事、ワタシすきですよ。いかにも大人が描いた子供キャラなんでしょうが。

ところで、毎週の日課として録画をして、見ているテレビ番組が三つあります。

・NHKの「知る楽」・・・月火水木とやってますが、ありがたい事に毎月どれか一つしか興味がない。“県境の謎を行”くや“鉄道から見える日本”などマニアな感じでとかったけど、最近やった権力者をあざ笑うストリートミュージシャン・亜蝉坊(あぜんぼう)も出てくる“暗い時代こそ笑い飛ばせ!”はためになりました。

・水曜深夜のTBS「深夜食堂」・・・原作もドラマもどっちも良いってなかなか無いのよ。ワタシもそろそろ今の生活止めて、こんな人情のある世界で生きたい。世間のものさしは通用しないそんなところへ。店名は「千夜食堂」。阿佐ヶ谷に焼き鳥の「泉也」って名店ありますがね。

・NHK木曜の「ブラタモリ」・・・こりゃタモリが凄いってんじゃなく、NHKよ凄い!!散歩の達人を超えたお宝散歩道が次から次へと収録されてます。個人じゃ入れないところ満載だもんね。

子供の頃はテレビの前に座り込むのが大好きだったのに、今はうちにいてもやりたい事があれこれあって、これだけでも週末に消化してくのがなかなか大変なんです。



浅草は木馬亭へ

2009-11-28 23:48:48 | 散歩
インディアンサマーの土曜日。
近所の善福寺公園で、散る少し前の黄緑色にそまった銀杏を眺めながら旭屋のサンドイッチを食した後、いざ浅草へ。

亀十でふわふわ皮の絶妙などら焼き(315円)と、万願寺堂で焼きたてのいもきんを入手、あらかじめ仕込んだ泡盛水割りを持ち込み木馬亭へ。

「さかもとりえ&カラカラパパイヤマンゴーズ☆スペシャル歌謡ショウ」
を見るためです。
出演は、カラカラ、キウイとパパイヤ、マンゴーズ、MinorityOrchestra
ゲストに 岡大介、木場大輔、加納真実ということでしたが、イベントらしくいろんなメンツが混じりながらの2部構成。ちんどんとブラジル東北部の演奏が支えながらのチャンプルー大会。
胡弓(中国のじゃなく日本のもの)やパントマイム(青ジャージの加納さん今後注目です)も見れて満足。


帰りは、安くて旨いと評判の「魚がし寿司」へ寄るが、ちょうど満席。観光気分で、囲炉裏を囲んで自分で焼く串焼き屋「櫻田」へ行くがそこも満席。
それではと、以前行ったことのある、お好み焼きの染太郎へ。昔の雰囲気は味わえましたが、お味の方は、、、、





うう、待ちに待った来日

2009-11-27 23:36:12 | ロック
アメリカンロックの至宝「WILCO」が4月に来日なのだ!

こんなに待つのが楽しみなのは、海外旅行く前と、にケビンエアーズ、ジョナサンリッチマン、カエターノ、グレートフルデッド(総てガセネタでした)の来日の時以来であります。

もちろん手元にないアルバムはこれから総て収集します。
だいたい、現役(成長してる)の有名バンドのCDを買うのはかなり久しぶりですが、実を申しますと2004年に出されたJim O'Rourkeを共同プロデューサに迎えての作品「A Ghost Is Born」は、1度購入していたのです。しかし、あまり真剣に聞くことなく売っぱらってしまいました。
その後出された二枚組みのライブアルバム『キッキング・テレヴィジョン』を、購入してから数年後のある晴れた秋の日、三鷹の郊外を自転車に乗りながら聞いて、いっきにべた惚れしてしまったのです。

そう、好きになるまで時間がかかったんです。でももう、二度とは手放しません。

ブルースは不条理がテーマ

2009-11-26 23:08:58 | 映画・読書
今から50年前、まだ黒人差別があからさまに行われ、黒人大統領の誕生など誰も予想しなかった時代。ポーランド移民のレナード・チェスは、この地にクラブをオープンさせた。そこで演奏させたマディ・ウォーターズの音楽がビジネスになると確信したレナードは、彼を誘ってレコードを売り出す。かつて一世を風靡した「チェス・レコード」、通称「キャデラック・レコード」の誕生である。

早稲田松竹で「キャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語」を見て、しびれて来ました。
マディウォーターズ、エタジェイムス、リトルウォルター、チャックベリー、ハウリングウルフ、、、

音楽で、世の中が変わるんです。
それが文化ってやつです。
そんな力のある音楽は後になって聞いても面白いものなんです。
その時々の体臭、いや、大衆のカタマリみたいなものなんです。

ロックを聞きだした頃は、黒人音楽ってぜんぜん興味持てなかったんですが、今となってはワールドミュージックの一つとしてかなりイケテルと思えるのです。
ワタシは、多分永遠の素人リスナーなんでしょう。

京住ま(キョウスマ)最終日

2009-11-23 16:15:19 | 
ここ北白川辺りは、カフェと古い銭湯の激戦区であると共に、ガケ書房のようなお店もありサブカル地区でもあります。
古本屋やパン屋も多く、もう私の為にあるような街。これで寒くなかったらいいのに、、、

京都最後のカフェタイムは、宿から歩いて10分茶山駅近くの宿泊も出来る「cafe prinz」
広々したギャラリー併設の店内には、建築や写真集が図書館並に揃ってます。温室のように光の入るガラス張りの外側はガーデンテラス。

何時間でも、まったり出来ます。この贅沢は京都の町外れならでは。
ここは宿泊施設もあって、カフェの利用はなんと8時から26時まで。
しかし、今日はお昼発の「ぷらっとこだま」で缶ビールを飲みながら東京へ帰らなくてはなりません。おやつのパンを造形大前のパン屋で購入後、宿に戻って荷物を持って京都駅へ。伊勢丹でお弁当(見た目で騙された観光弁当)を仕入れ新幹線へ。

今回の京都は「観光をしない、人ごみに入らない、急がない」ということを心がけていましたが、この時期の名物・紅葉ライトアップ(永観堂禅林寺)へは行ってしまいました。清水ほどの人ごみではなかったと思われますが、昼も夜もみんながんばってお出かけするものなんですな~。
そして、走らないためにも急がないで行動すると、なかなか余裕が出来て、帰りには京都駅の伊勢丹の屋上へ初めて行けたりして新鮮でした。
ゆっくりの「ぷらっとこだま」も飛行機などと比べ広々座席、一杯やった後弁当食って時間があるので良く眠れます。のぞみやひかりではこうはいきまヘンからね~

東京の西荻へも早めに到着。ずいぶん京都と比べて暖か。
さて、留守録した「ブラタモリ」をゆっくり見よっと。

京都で銭湯

2009-11-23 03:40:46 | 
本日は、清水寺のほど近く高台寺の傍らに佇む高名日本画家の旧私邸にて重要なミッションを遂行。

紅葉激戦区から北白川へ戻ると静かでほっとします。まあこの辺りでもちょっと銀閣寺道の方へ行くと、蟻の行列のような光景を見ますが。

今夜は、宿近く白川通り沿いにある銭湯・白川温泉へ。
町屋風の風呂屋が多い京都ですが、ここはモダーンな面構え。朝髭を剃りに入った床屋さんのすぐとなり。
ただ、銭湯の側面が空き地になっていて、そこから見ると木造のオンボロな感じ。看板建築がバレバレなのでした。

昨夜入った、こじんまりした「天神湯」は今月25日で閉店と張り紙がありましたが、どこも経営が大変なんでしょうね。紅葉のライトアップに600円払うなら、銭湯に410円払うほうが大事な事に思えてきます。

ゆっくり湯に浸かったあとは、銀杏並木の白川通りを上がってほっこりカフェタイム。
ここ造形芸術大学辺りは地元学生が集うこじんりした素敵なお店がいっぱい。中にはアフロ飲み屋なるものもあり、バンデイロを使うブラジル音楽のライブをやっておりました。
「猫町」という人気のカフェ&ダイニング(さすが地元客で賑うところは旨い)で小腹を満たして宿へ帰着。


盛り場から離れた宿の近くであちゃこちゃ行って、すっかり京都に住んでる気分。

夏めっちゃ暑くって、冬痛いほど寒い京都。
歴史的に保守的な芸術が強くって、それをぶち壊そうとする力も必然的に強くなる京都。
一度は本当に住んでみたいね~

京都赤提灯第二弾

2009-11-22 00:06:10 | 
二日目の酒場探訪は、三条京阪の近くの「伏見」

壁には「声高に話さない」「どなた様も1時間でお願いします」の張り紙があるってんで、どんなにおっかないところかと思ったら、女将さんが元気の良い関西ノリ、おもろいとこでした。
店内は典型的なコの字型カウンター。何を頼んでも盛りが良いです。
入ってくる客毎に、女将さんが今日のお勧めを詳しい産地と共に唱えます。
最後に
「松葉ガニ、値段は高くて言われへん!」
初めから居る客は、何度も聞いてるんでニタニタしてました。

男の隠れ家イン京都

2009-11-21 01:07:04 | 
一年に一度は何らかのかたちで訪れる京都。
来るたび泊まる場所は違いますが、戦後から続くタンゴ喫茶「クンパルシータ」には毎回行くのが楽しみでした。しかし、まことに残念ながら閉店、最近は先斗町等の繁華街へは行かず静かな周辺の街をさ迷っております。
本日は、川端通り二条下るにポツンと赤提灯が灯る名店・赤垣屋へ。
人通りもまばらな所で、「店の中はどうなの」と勇気を出して入店。すると、まさに燻し銀(言葉の使い方違うか、、)の店内は超満員。
深夜食堂を思い起こすルックスの大将の包丁さばきと客さばきが最高に心地良いです。
腰は低いが粋でカッチョいい大将を眺めながら、焼酎お湯割、今日行けなかった東京の友人のライブ模様を想像して、ツマミはシメサバ、揚げ出し豆腐、オデンの大根・玉子、万願寺。

関西人は皆、それが我慢が出来ない

2009-11-19 00:30:14 | 音楽
沈黙

何かしゃべらんと、、、
そう、沈黙が出来ずにタラタラとつまらない事を言い出す奴は時々いますが、おもろい事を言う事が出来なくてはなりません。


バンドメンバーは、内橋和久(G,Effects)ナスノミツル(el-B)芳垣安洋(Ds)UA(Vo)
[内橋和久 生誕半世紀記念 3DAYS]の最終日
“ALTERED STATES&UA”を見に行ってきました。


ジャズ系ライブハウスでは当たり前の2部構成。
前半は、UA抜きの演奏から。UAが登場し、私的でおもろいおしゃべりに、いつの間にか絶妙なサウンドがかぶさるという楽しい展開へ。1部の最後は予想していた即興Vo,プラス演奏の世界。
2部はUAの曲を3人のメンツが演奏するという、新宿ピットインでしか有り得ないライブでした。この3人の演奏のカッコイイこと、途中「髭ダンス」まで飛び出すシャレっぷりも素敵。アンコールでは、薬師丸ひろ子の話題になり、UAがいきなり歌いだすと内橋氏もGを見事なコードワークで弾き出しました。曲のケツでこけましたが。

今日のメンツ、みな関西出身者、曲間もなんだかおもろい雰囲気。また見てみたいが、二度とないだろうな~

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち

2009-11-16 23:03:09 | 映画・読書
「ヤング@ハート」、「フランシスコの2人の息子」、 「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」、「扉をたたく人」等々音楽映画はあれこれ見ましたが、今日も見てしまいました。
ヘビメタバンドストーリーだけど、映画としてはかなり幅広く支持されたモノであるらしいです。

「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」


多くのミュージシャンに多大な影響を与えた伝説のロックバンド“ニューヨーク・ドールズ”の元ベーシスト、アーサー・ケインの一風変わった人生を追ったドキュメンタリーの傑作
「ニューヨーク・ドール」と同系統なダメダメの話です。

情けなくっていい映画でしたが、良い音楽をやりたいというより、50代にしてロックスターになりたいというところが間違っているというか、可愛いというか、、、でもこの映画でムービースターにはなったんですよね~

こりゃ、天守閣の最上階だわ

2009-11-15 18:20:40 | 音楽フェス
朝から昨日の外湯めぐりの続き。
下駄を鳴らしながら9つの外湯をついに制覇!2番の湯だけは本当に熱くってビビリましたが。
タオルは入浴した証拠のハンコで一杯です。


最後、9つの湯を制覇した者だけがお参りできる神社へ。なんだか怖いお猿さんのたむろするのを横目に、安産の祈願と、世の中が良くなることと、棚からぼた餅が落ちてくれるように両手をパチパチ。

お昼は、「米龍」というお店の名物の麻婆豆腐ラーメンを食す。
可愛おばあちゃんが二人、イベント客の賑わいにこたえるべく、頑張って麺を湯がきます。ここは外ずらもよいが、内装もこじんまりした大衆居酒屋風でナイス!




今日のライブは、「千と千尋の神隠し」のモデルとなった建築で有名な金具屋の広間。
木造建築なのに、何故かエレベーターで最上階の167畳ある飛天の間へ。
昨夜遅かったんで、畳に寝っころがりながら地元名産のフードをつまみ食い・百円均一。

渚ようこさんはヤッパ夜の女、昨夜出ればまた雰囲気も違っただろうに。
お目当ての「ASA-CHANG & 巡礼 」は最高でした。生の人間がそこにいてこそのライブ演奏。
誰にでも出来ることじゃないってのは、素晴らしい。

それと比べ、○×マウスという打ち込み系の人が二つ出てましたが、似たジャンルで「名前」がカブるっていったい何事??
誰がやっても同じ、代わりはいくらでもある、そんなのがいいのかしらね~?こういうの見ると、YMOがいかにすばらしいバンドだったかがよく分かります(くらべるのちがうか、、、?)

という訳で、好き嫌いが綺麗に分かれた分、興味なしの演奏者の時はお外へゆっくり散歩しに行ったり、風呂入ったりと出来てイベント全体としては、たいへん評価するに値するものでありました。


最後に足湯に漬かりながら赤く染まったモミジをうっとり眺める。
身体も心もポッカポッカで、地酒とツマミを持って、5時出発のツアーバスへ乗車。あとは何もせずに東京まで一直線。
さよなら渋温泉~またね!

温泉音楽@長野渋温泉

2009-11-15 07:46:21 | 音楽フェス
新宿から添乗員付きのJTBバスツアー。バスの中で、マイクを持った添乗員さんがイベントのチケットの事やバスの休憩のことなど説明してくれます。新宿から渋温泉の会場まで何もしないで到着できます。こんなの修学旅行以来。
今まで、必ずトラブルに巻き込まれる(もしくは自分のせいでトラブる)海外個人旅行と比べたら、こんな楽ちんな旅行は逆に新鮮。

渋温泉に到着後、引率されぞろぞろ歩いてイベント本部へ。
そこで、チケットを温泉音楽手拭いと交換・これが正式な入場許可証。

最初に素泊まりで予約した宿・よろずやにチェックイン。浴衣に着替え、まずは外湯巡り。
足湯をしながらビールを飲んで、いざ晩飯。
散々迷った挙げ句、写真撮影禁止という人気の蕎麦屋へ。
しかし、こればかりは大失敗。
鴨南蛮そば頼んだら、こしのないフニャフニャ麺(こんなの西荻辺りで出してたら、3日で閑古鳥だぜ)
こういった有名観光地には一見客(二度目はあり得ない!)相手の商売が成り立つのでありました。
まあ温泉は、泊まった旅館で晩飯を食うのが当たり前だから、旨い飯屋がないのはしょうがないか、、、

そして、本編、10年間閉鎖されていた旅館の会場へ。
コーヒーカラーも七尾旅人も、たいへん“ヘン”な人物でかなり受けました。


しかし!目玉は会場であるこのレトロモダンな木造建築・[臨仙閣]の内風呂。
金具屋の宮大工が全国の温泉を回り、各地で見た建築の良い所だけを集結して作った旅館だけあって、そりゃまあ素敵なもんでした。
ちなみに、金具屋の試作品として作られたこの臨仙閣、以前左側面は他の旅館に密接してたのか、一面トタン張り(失笑)でありました。

勝新太郎の次は

2009-11-14 08:50:53 | 音楽
安く買おうと探していた小林旭全集。なんと駅前図書館で発見!
まずは第1巻。
「女を忘れろ」1958年録音
いきなりドラムソロから入り、演歌調の曲に流れていきます。

ダイスを転がせ ドラムを叩け
やけにしんみり する夜だ
忘れろ 忘れろ 鼻で笑ってヨ
あきらめ切るのが 男だろ
あとはドラムに 聞いてくれ


いや~、めちゃくちゃかっくいい!!
当分兄貴と呼ばせてもらいやす。

ビートルズの子供達、誰が一番?

2009-11-12 21:31:44 | ロック
さてさて、今週は今年最後の音楽フェス「温泉音楽」へ行きますが、山田五郎×
サワサキヨシヒロの対談がおもろかったです↓
http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/sawasaki-yoshihiro/2000000488

ところで、ビートルズチルドレンには、ストーンズからバッドフィンガー、ゾンビーズ、トッドラングレン、ロイウッド、ELO、XTC、ナック、チープトリック、オアシスまでいっぱいあります。

そんな中ダントツでかっこいいのが、このウイルコのアルバム。何度聞いても飽きず、逆に出汁がどんどん出てきます。6人のメンバーの割には、かなりシンプルで、緻密さと大胆さを兼ね備えた名盤。現在進行形のロックバンドの中で唯一見てみたいのは彼らだけです。
このアルバムからはビートルズ、得にジョージの匂いがプンプンしてきます。

ちなみに、今ジョージで一番好きな曲は「Not Guilty」
The Beatlesの「アンソロジー3(Anthology 3)」に入っているのじゃなく、もっとギターのエロ艶のあるバージョン、私の持ってるのはビートルズの「unsurpassed masters vol.4」の中の曲、これ最高!



ずーとるびブームは今、、、

2009-11-11 21:38:24 | ロック
ビートルズとは何度も離婚してますが、何度も仲直りしてしまうのです。

思えば小学校の頃、姉貴がよく聞いていた「レットイットビー」や「ヘイジュード」などの甘い曲に対抗して、「シーラブズユー」や「キャントバイミーラブ」などのロッケンロールの入った『オールディーズ』("A Collection Of Beatles Oldies")を購入してしびれたのが、初婚。

その後、アルバムを一枚ずつ買い揃えていって、中学で掃除中にほうきをギターにして歌ったり、反対に持って「俺ポール」などと言っていたことを、高校では決して黙って隠していたのが、一回目の離婚。
中一でエレキギターを買ってもらって、一緒に購入した教則本を見ると課題曲がブリティッシュハードロックやアメリカンロックな訳で、初期ヘビメタやパンク・ニューウエイブも一緒に押し寄せてきて、でもロックの往年の名盤(シギースターダストやロキシーの1stやらクリムゾンキングの宮殿やら)を聞き漁っていたりして、ビートルズはすみに追いやられていたのです。


ビートルズ、文句なしに総てが好きとは思えないんです。
もっといいバンドや音楽は、いっぱいありますから。


しかし、あれだけあらゆる面で常に時代の最先端を走っていたのは事実で、自分の中でいろんな時期に、ある特定の時期のビートルズのを再評価してしまうことがちょくちょくあります。
ストーンズと違って、あらゆる世界の音楽(シーラブズなんて今聞くと、本当にブラジル東北部のりで楽しいワ)を取り入れていたところや、音響的なテクやクオリティーが当時では一番高いというのは間違いないでしょう。


で、話題のリマスター盤。
一枚だけしかリマスターを買うことができないとしたら、どれでしょうかね~?

身近では、「ラバーソウル」ってのが多いけれど、
「ビートルズは、フォーセールまでだ、あとはカスだ」と、言い切る頑固ものもいて、
ホワイトアルバムもナチュラル派にはかなり評価高し、
リボルバーはケミカル派、
意外にも評価が上がったもので「A Collection Of Beatles Oldies」があるけど、リマスター、CD化さえされてないし、、、

金に余裕のある友達にボックスセット薦めても買ってくれないし。しかも買っても貸さないよって、「ケチ言わないでよ~」

でもツタヤ行ったら、リマスター盤が普通にレンタルしてるではないですか~
「ラバーソウル」と「マジカルミステリーツアー」借りちゃいましたよ。