ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

プチプチ印度ブームずっこけ

2010-05-30 23:50:05 | ライブ
NHKのドキュメンタリー番組でやってたインドシリーズを見たことと、白水社のスーちゃんが編集担当した「中村屋のボース」を読み始めたこともあり、インド熱が再発しました。
副題に「インド独立運動と近代日本のアジア主義」と記されているその書物、各所で賞を取っていて、スーちゃんもあちこちの授賞式に同行していたようです。
本を読んでると、R.B.ボースの顔よりもスーちゃんのニタニタした顔が浮かんでしまいます。どこぞのお堅い受賞式会場で、数名の警備員に取り押さえられ引きずられていく、インスタントカメラ片手にしたド派手ロックスターの格好のスーちゃんです。


で、始まったマイ印度ブーム。
五反田の清泉女子大学講堂にて、「インドよりの来日される、もっとも著名なサントゥール奏者パンディット・シヴクマール・シャーマ氏によるインド楽器演奏と、インドの著名なカラクリシュナ氏と彼のグループによるインド舞踊シヴァタンダヴァ」

入場無料、しかも軽食付き!
ガセネタではないかとは疑いはしませんでしたが、日本ヴェーダーンタ協会というところの主催で、演奏の前にお説教を聞かされる模様なので2時間ほど遅刻して出陣。
夜の自分のバンドのリハも2時間ほど遅く変更しておいたので、うまくいけばシャーマだけでなく、ぎりぎりインド舞踊の方も見られるかもと思ったが甘かった。
演奏予定時間の16時になっても、じい様教授達の長~いスピーチは終わる気配がな~い!
やっと終わったら軽食タイムで30分。
いったん会場を締め出され再入場。
長いスピーチにイライラしていたのは私だけではなく(初めから居たヒトは3時間監禁だもんね)暴動寸前、入場時に将棋倒しにあうんじゃないかとハラハラしましたが、おばチャン達の席取りの小競り合いがあった程度で収まりました。

が、すでに私のタイムリミットはあと35分。客を締め出して準備しただけあってセッティングはばっちりの模様。早くはじめてよと心の声でお願いするが、今度は女性司会者が出てきて、またたらたら長々とメンバーを紹介し始めた。英語通訳者もいたので時間は倍。
構えていたシャーマ氏もサントゥールを膝の上から下ろしてしまいました。

なんだかんだで1曲と半分しか聞けませんでしたが、素晴らしさは十分解りました。音階は難しいが、その演奏の楽しさは、ザキールフセインを見たときに似たものを感じました。





雨のニューオリンズへ行ってきた

2010-05-29 22:54:41 | ライブ
古澤良次郎率いる「ね3」を聞きにアケタの店へ。
開始時刻の20時だというのに、お客は自分含め3人。
メンバーが入店して、客より演奏者の数の方が多いことに気づきました。

いつもは女性ギターですが、今回はゲストで男ストラトギタリスト参加。そのせいか演奏が、なかなかダイナミックなものになってロックぽい気もしました。

ところで、なんだか見るたびにショボショボしていく古澤さん、髪の毛を自分でバリカンで切ったようで完全虎刈り状態。でもそれがまたよく似合うのが、この天才レゲエドラマーの天才なところなんですね。

こりゃ大ヒット、旨すぎ!

2010-05-28 23:42:21 | 
カレーパンなんですがね。印度とは関係ありませんね。

入手したのは、三鷹は横河電気のすぐ近くの定食屋兼お惣菜屋の「イルカ亭」
よく店の前を通るが、早い時間なので飯を食うわけにもいかず、でもいつも気になって覗きこんではいましたが、ついに入店。
映画館でのつまみを何か買うことにしたのです。

ガラスケースにある白っぽいカレーパンを注文、
すると「3分待ってね」と。
いや~、どうも白いと思ったら、その場で揚げてくれるんです。
こりゃ、熱いうちに味見しとかないとと道端でかじると、もうビックリの旨さ。勢い余ってそのまま全部食べちゃいました。もう、はらドーナツの店が空いていても素通りです。



具もしかっリ、味もぴりぴり辛!


食堂部は、正統派大衆居酒屋でよく見かけるコの字型。いずれビールと定食を試しに行きたいでございます。


ホワイトメモ
「ウッディ・アレンの夢と犯罪」★★★☆


プチプチ印度ブーム

2010-05-27 23:52:44 | ライブ
御近所の民俗音楽ライブハウス『音や金時』へ。


印度×奄美というのでちょっと興味をもって入店。
しかし、前日、円盤のイベント後の打ち上げで終電を忘れて朝まで飲みすぎたせいで何聞いても駄目でした。琴線が切れた状態?お昼寝したんですけどね。そんな日は、お家でおとなしくしとくもんですね。



強制カチャーシーもあり(嫌な感じではなかったので、体調不良で申し訳ない気分)辛い辛いの夜でありました。出演者様ごめんなさい。

「そこは、危ないところなんですよ」「ああ、気持ちイイ~」

2010-05-26 23:20:03 | ライブ
「取り急ぎキコリレコードを救う夕べvol.4 It's my TAKT〜静かに咬えた夕べ」へ御出席。
急逝した須山岳彦氏を音源と映像でひっそり偲ぶ会。
ライブは氏の最後のバンド奥様とお尻愛。

その日、会場で久々に円盤でリリースされたDVD「セコハン娘の素晴らしき世界」を見ましたが、スーちゃんの怪人ぶりに改めて感心というかあきれたと言うか、世界は、とにかく惜しい男を亡くしたものです。

でも!
しかし!
そのDVDよりも、リハのいくつものテイクがめちゃくちゃ良かったんです。ロマンポルシェや鳥肌実より、そこいらの私小説作家より凄いんです。ちょっとヒトには聞かせられない危なすぎる内容です。
これは、是非キコリレコードからリリースしていただきたいですな~

飲み食い放題に誘われて、、、

2010-05-22 23:47:52 | 散歩
大友良英さんのJAMJAM日記↓
http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20100430
を拝見していたら、このヒト達、とっても誉められていている!

「ふ~む、時代がやっと追いついてきたか、感心感心」
と、思ってたら、先日西荻でばったりサヤ嬢に遇ったこともあり、「テニスコーツ」が出る立川・砂川七番のギャラリーイベントへ足を運びました。

テニスコーツは、今や世界的に活躍し、あのパステルズとの共作CDも昨年リリースしたばかり。

イベントへ顔を出すと「最近、偶然よく遇いますね」と、、、
「いやいや、今日はわざわざテニスコーツを見に来たのだよ」と、、、

洋館のギャラリーをちら見し出順を確認してから、まずは近所をお散歩。
立川の北地域は、最近お気に入りの散歩スポット。
失敗した地方都市のようなヤンキータウン・立川からモノレールでほんの数分、旧街道沿いのここいらは一戸建ての米軍ハウスのような建物や、昔ながらのお蔵のある農家がまだ残る奇跡的にほのぼのした処。緑あふれる団地群や玉川上水も流れていて散歩のしがいがあります。ちょっと足を伸ばせば、トトロの森・狭山丘陵もあります。
そして、ギャラリー近所の巨大リサイクルショップへ入ると今だに「なめ猫」グッズが売っているとぼけたところです。

さて、イベントのトリのテニスコーツの二人、外の古民家の縁側で演奏するというので、観客はぞろぞろ外へ。歌とピアニカとギターの完全アンプラグド。日も暮れてほとんど真っ暗。終盤おばちゃんの乱入もあり失笑シーンもありましたが、最後は歌い演奏しながら移動して、ギャラリーの窓から映画のワンシーンのようにやって締めました。
大友さんは、たまたま映像発信作品として評価してますが、二人は普段から同じことをしてるようで、まぁ「何をやっても面白い」という持って生まれたものが羨ましく感じます。


ところで、普段から手荷物軽量化を心がけていて、海外旅行の帰りの成田の税関で「荷物これだけですか~?旅慣れてますね!」と毎回言われニヤニヤしている私ですが、今年のレインフォレストワールドミュージックフェスティバルへ(未だこだわってる)行くという友人も来るっていうので、無駄に分厚いロンリープラネットのマレーシアを持ってきたのに現れませんでした。夜やると思ってたと。イベントは飲み食い放題というガセネタまで頂いてまして(失笑)、、、

因みに、レインフォレストのホームページの2009年フォトギャラリー↓
http://www.rainforestmusic-borneo.com/web/en/chairman_message.html
Workshop: Day 2と3を探すとバナナメイツが写ってます、当然観客としてですがね。

ジ・アネットヘブン、10ヶ月ぶりの生演奏

2010-05-22 01:41:42 | ロック
2010年6月6日(日)

オープン 17:00  
スタート  18:00
チャージ 1,000

レストラン バー  ソケースロック
新宿区舟町7番地  舟町ビル2F (東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目下車 徒歩3分)
03-5368-1317




The Annette Haven 

G&V:Uemura Senya(ex.Specialview,SENYA,Secondhands Girls) B:Nishino Kouji(from.Out to Lunch,ex.OVERHANG PARTY ) Dr:Sugiyama Yukishige(from Hell)

タイ料理屋でライブ

2010-05-17 23:06:22 | ライブ
ボルネオのレインフォレストフェスの(まだ諦め切れない)代わりと言ってもおかしくない位、開放的で無国籍な音を体験。

吉祥寺アムリタ食堂で、OLAibi×U-Zhaanのフリーライブを見てきました(ただほど安いものはない!投げ銭ですが)


OLAibiは、ボアダムズのYoshimi率いるバンドOOIOOのドラム&パーカッショニスト。U-Zhaanは、ASA-CHANG&巡礼やAlayaVijanaで有名なタブラ奏者。
この二人、数年後にはその手の神様と呼ばれるでありましょう。農耕民族出身でも、こんなに複雑でいても楽しいリズムが生み出せるなんて嬉しい限り。

演奏者を囲む形でセッティングされたここのライブでは、インタープレイの緊張感というかお楽しみ感も高く、一緒に演奏している気分にさせてくれました。

蕎麦屋でライブ

2010-05-14 23:50:14 | ライブ
最近は銭湯や温泉でライブってのがありますが、蕎麦屋でライブってのはまっとうな方でしょう。
鈴木常吉さんのソロライブへ行って来ました。 
場所は吉祥寺「中清」、お酒とつまみ付き2500円。

楽しいおじさんの歌と演奏でしたが、「深夜食堂」のテーマの曲を聞くと、やはりグッときて涙してしまいました。

急逝した友人へ「深夜食堂」の漫画を差し入れた時のことを思い出しました。
1年前、彼は声と交換に生きることを選んだのでした。
病院の個室へ入ると、小さなホワイトボードを片手に、いつもの生き生きとした表情でコミニュケーションをとりヒトを喜ばそうとしました。 


町屋斎場

2010-05-11 13:34:43 | 散歩
友人に不幸があって町屋斎場へ。
町屋は、そのドラマーでもありボサノバのボーカリストでもあり白水社の人気編集者でもある友人が結果として最後に住み着いた街でした。

この街は、何度か散歩したことがありましたが、まさか駅から数分のとこに火葬場があるなんて、てんで知りませんでした。
火葬炉が12基もあるでっかいところでした。一日に何人も機械的に焼かれているんでしょう。







このやるせない雰囲気は、人生の終着駅であるのと無関係ではなさそう。





踊れるゲーセンか。






死の直前にこんな風景をどんな思いで見ていたのか。



彼は誠にもって「ヒト騒がせな」男であり続けました。だがしかし、ヒトの想いを見事に代弁する事が天才的にうまい人物でありました。



意外と近場にもあったのね

2010-05-08 10:20:37 | 教えるけど、ひとに教えたくない店
今年は、ボルネオの楽園・レインフォレストワールドミュージックフェスへは行けないな~
あんなに平和でリラックスできる音楽フェスは他にないので、またいつか、、、

その代わりと言っちゃなんですが、新緑まぶしい休日、屋外の居心地良い場所を求めて立川方面へ。
昭島からテクテク西武線へ歩いていくと、玉川上水を越したあたりから急に田園風景に。西武立川駅なんてとても東京の駅とは思えない見晴らしのよさ。しかも北方面から乗ろうとすると、目の前にホームがあっても南口までぐるっと10分は大きく回り道しないと改札へたどり着けないという田舎っぽさ。

ところで、目的地はここ「ゼルコバ」


こんなステキな門をくぐって


店内にも席はありますが、屋外の方でまったり

サラダセット意外、特にランチはないので購入したパンをつまみます。ライスドリームというお米で作った飲み物がめちゃ旨でした。


次に向かったのは、多摩都市モノレール上北台駅 徒歩7分のカフェ「ぷらーと」
契約農家から直送された旬の有機野菜を使ったお惣菜と酵素玄米のお店。
この手の店だと、
「このお値段で、これだけですか?」
ってところが多いですが、ここは大満足の盛と値段と居心地です。
これから朝顔がぐんぐん伸びていけば、このテラス席ももっといい感じになるでしょう。


お任せのプレート。ビール飲んでから、ワインを1杯と思ったらボトルしかなく、焼酎に。したらばナミナミ入れられて、昼間から昇天。




ホワイトメモ

「フローズンリバー」監督・コートニー・ハント ★★★★☆