ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

沖縄初心者の思い出

2013-11-26 12:13:53 | 南部
今週末は、その生き様まで含めて大好きな「楽市楽座」を観がてら、いつものトリオで沖縄本島南部へ。
午前中に出発して、車でH君をお昼寝させて、どっかで昼飯食って、丁度起きる頃(13時頃)に糸満の市場で芝居見学という計画。

しかし朝5時起きのH君、毎度のお言葉「なんかたべたい~」で始まった今日の日、おしゃべりが止まりません。
平日なら朝暗いうちに起きてから、ご機嫌な朝飯を長々と食った後(朝飯が一番の量、フルコースです)、保育園へ行く頃にはテンションが落ち着くんですが、みんなそろって出かける休日は、テンションがいつになっても下がりません。
朝はもちろん、車の中でもずっと大騒ぎ。そして、喋る事がなくなると寝るかと思いきや
「なんかたべたーい」
何か食わせれば腹が膨れて寝るかと与えるが、逆にどんどん元気になっていきます。
もう昼寝はあきらめ、ポカポカ天気だったんで南部のビーチにあるお店でランチすることにしました。

新原ビーチにあるカフェ、というよりもパーラーと言ったほうがいいか。ネパール料理を出す店で、カレー食べるだけよりも、サイドメニューが充実しているのでパパドなどつまみながらビール呑む方がいいかも。


それにしてもここは、素朴で良いビーチ。堤防や護岸などなく海と集落が自然につながっています。ビーチと言うより古き良き時代の海水浴場といった風情があります。

思えば十数年前の冬、旅行で来て見た海もこの辺りでした。その時は、まさか自分が沖縄へ引っ越すとは、考えもしませんでした。とにかく透き通った海に感動して、そこにいるだけで気分がうっとりしてたまりませんでしたね。
確かまだネットもなく、飛行機旅にも慣れてない頃、ホテル1泊付きのフリーツアー。南国だからと薄着で来たら北風がメチャクチャ寒くて、那覇に着いて直ぐ公設市場の先のババ服屋街で「らくだシャツ」を買い求めました。
1泊目はネーネーズ(もう初代じゃなかったが良くわからなかった)を見てから、宜野湾のつまらぬリゾートホテル。とにかくステージのネーネーも寒い寒いと言ってたんで、特に寒い日だったんでしょう。2日目は、意味なく北方向のバスに乗って、読谷の先の森の中の琉球村前で降りたはいいが、作られた施設に入る気もせず山田のをブラブラ。客引きのタクシーにまんまと乗せられて、勝連城あたりを散策。基地の街コザの夜を遊んで、アメリカのモーテルみたいな宿へ。3日目にやっと晴れて、東海岸の発電所の煙突や、うらぶれた商店の風景を眺めながらバスで南部へ。南部に入ると、バスの中では子供達がホコリだらけの座席をたたいたりして大騒ぎ、運転手も本当楽しそうに叱ったりしていてホノボノ気分。奥武島の民宿に泊まって翌日は絶好の行楽日和、斎場御嶽を見学してから息を飲む様な美しい海へ行ったのでした。


さて、そんなキラキラの海を眺めながらのランチを終えて出発。
糸満市場へ着く直前に、後部座席を倒して口をあけて寝始めたお二人を平手ビンタで無理やり起こし、ボーっとした顔のH君に楽市楽座を見せました。
寝ぼけてたのか、ずっとおとなしくしてくれて良かった~


おれたちゃ、車とばして、海の見える方へ、ヘイヘイヘイ

2012-05-27 16:03:33 | 南部
二度目の大家さんの大掛かりな草刈によって、草の中にばら撒いた種から芽が出ていた、向日葵、大根、蔓が草の中をしっかり這っていた、冬瓜、南瓜もきれいに消失してしまいました。あああ、、、宝探しのように野菜を見つけて遊ぶのが夢だったのに。

意気消沈、
免許取立ての息子のハンドルで、南部の海の見える方へセンチメンタルジャーニー。


「いよたん!」「じゅーたん!」
などと、意味不明の言葉しかしゃべらなかったボクちゃんも、
最近は「あー、しんどかった」連発とか
「とーたん!とーたん!」
と駆け寄って来て、つまづいてずっこけるなど、かなりしっかりしてきました。


那覇を通過、糸満の赤瓦古民家「茶処 真壁ちなー」で、そばをすすってから、ボガンボスのどんとや、違いの分る男・宮本亜門(私、趣味じゃないです)が通ったという奇蹟のカフェ「浜辺の茶屋」へ車を飛ばします。
エメラルドグリーンの海を目の前に、久々に美味しいコーヒーを!
新月の干潮で岩礁だらけ、、、


眺めのいいカフェが立ち並ぶ街道として、有名になっているこの界わい。その先駆けとなったこのカフェも、当時は「こんな南部の田舎の喫茶店に誰も客は来ないぞ」と言われ、海岸に面した店も「そんなとこに建てたらすぐなくなるよ」と言われてたそうです。
しかし、なんと言われても、誰もやってないことを信念を持って成し遂げたのです。最初の半年は、数えるくらいしか客は来なかったようですが、その後何かの力によって、様々な神様が集まって来て、今では有名老舗カフェ。
人がやらないことに、自分で判断して挑戦する。学ぶところは大きいです。

「カフェで海を眺めて、奥武島で天ぷら買って帰る」という、南部沖縄観光の定番、いいですよ~