身内に人形浄瑠璃の担い手がいるのに、沖縄にいては、なかなかモノホンに触れることが出来ない。
せっかくだからと、大阪の国立文楽劇場の公演に合わせ、今年二度目の一家四人での里帰り。
三味線の伴奏で「太夫」が物語を語る、日本の伝統的な芸能が「浄瑠璃」で、浄瑠璃に合わせて人形を操るのが「人形浄瑠璃」
太夫、三味線、人形遣いの「三業」が息を合わせて表現するのが、まぁスリリングで素晴らしい。
ライブである。
生きているのである。
西洋音楽と違って、楽譜などありゃしません。
さて、
子連れの移動は中々大変なので、早起きして段取りよく早め早めのスケジュールで那覇空港まで。
空港で、時間に余裕があると言うので、土産をゆっくり物色し、別棟のlcc乗り場へ向かうバスに乗ろうとしたところ、
「あっ、12時50分発じゃなくて、12時5分だった」
との、声が響いた。
もう、30分しかない!
慌ててバスに乗り、チェックインカウンターへ駆けつけるが、ピーチのスタッフはなしのつぶて。
「締め切りました」
で、終了
あとは、知らんぷり。
こう言う時、ジェットスターでさえも、怒られはするが、発券して搭乗口まで走らせてくれる。
が、
ピーチは、一切の融通なし。飛行機目の前にまだ居るのに、、、
泣く泣く、一家四人前当日券10万円(沖縄の低収入暮らしには涙がでるほど高額)で買い直し、大阪に着いたのは20時過ぎ。
翌日の公演は、我らが勘緑(かんろく)さんとジャズ界の大御所山下洋輔氏とのコラボ。
人形遣いの勘緑(かんろく)さんは、大阪の文楽座に長年在籍した後、フリーで活動中。
お堅い伝統や不自由な組織と共に廃れないよう、人形浄瑠璃の新たな可能性を追求し、
地域の農村舞台の復興へ、また海外への普及の活動へ、はたまた東北復興の応援や沖縄基地問題の現場へと、突っ走っているのです。
一方、今ではお茶の間のでも白パン黒チョッキのジャズピアニストでとして有名な山下洋輔氏。
日本のフリージャズ全盛期の山下洋輔トリオは本当にかっこよく、ロック寄りのリスナーでも、若松孝二「天使の恍惚」サントラ等の復刻版は話題になってます。
2009年には日比谷野音でトリオ復活祭で初めて生で見る機会があり、2016年に那覇の美術館でソロ演奏も見ることが出来た。
コラボの公演は、もちろん素晴らしかった。
そして、なんだか嬉しかったのが、
我が家が2011年の震災後、さ迷える一年の一部を過ごした部屋に、大御所が座ってるお姿を眺められたこと。
泥の河、安治川沿いに鉄工場が並ぶ町
大阪九条のアーケード商店街の倉庫の、急な階段を上がった三階のその部屋は、今は勘緑さん一家が住んでおり、今回の打ち上げ会場となった。
全共闘時代バリケードの中での演奏や
、ピアノを燃やしながらの演奏など、危険極まりないことをしてきた反骨ピアニストが、やって来た❗
でも、今のご本人は、とても物静かで、上品なおじ様でありました。
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せっかくだからと、大阪の国立文楽劇場の公演に合わせ、今年二度目の一家四人での里帰り。
三味線の伴奏で「太夫」が物語を語る、日本の伝統的な芸能が「浄瑠璃」で、浄瑠璃に合わせて人形を操るのが「人形浄瑠璃」
太夫、三味線、人形遣いの「三業」が息を合わせて表現するのが、まぁスリリングで素晴らしい。
ライブである。
生きているのである。
西洋音楽と違って、楽譜などありゃしません。
さて、
子連れの移動は中々大変なので、早起きして段取りよく早め早めのスケジュールで那覇空港まで。
空港で、時間に余裕があると言うので、土産をゆっくり物色し、別棟のlcc乗り場へ向かうバスに乗ろうとしたところ、
「あっ、12時50分発じゃなくて、12時5分だった」
との、声が響いた。
もう、30分しかない!
慌ててバスに乗り、チェックインカウンターへ駆けつけるが、ピーチのスタッフはなしのつぶて。
「締め切りました」
で、終了
あとは、知らんぷり。
こう言う時、ジェットスターでさえも、怒られはするが、発券して搭乗口まで走らせてくれる。
が、
ピーチは、一切の融通なし。飛行機目の前にまだ居るのに、、、
泣く泣く、一家四人前当日券10万円(沖縄の低収入暮らしには涙がでるほど高額)で買い直し、大阪に着いたのは20時過ぎ。
翌日の公演は、我らが勘緑(かんろく)さんとジャズ界の大御所山下洋輔氏とのコラボ。
人形遣いの勘緑(かんろく)さんは、大阪の文楽座に長年在籍した後、フリーで活動中。
お堅い伝統や不自由な組織と共に廃れないよう、人形浄瑠璃の新たな可能性を追求し、
地域の農村舞台の復興へ、また海外への普及の活動へ、はたまた東北復興の応援や沖縄基地問題の現場へと、突っ走っているのです。
一方、今ではお茶の間のでも白パン黒チョッキのジャズピアニストでとして有名な山下洋輔氏。
日本のフリージャズ全盛期の山下洋輔トリオは本当にかっこよく、ロック寄りのリスナーでも、若松孝二「天使の恍惚」サントラ等の復刻版は話題になってます。
2009年には日比谷野音でトリオ復活祭で初めて生で見る機会があり、2016年に那覇の美術館でソロ演奏も見ることが出来た。
コラボの公演は、もちろん素晴らしかった。
そして、なんだか嬉しかったのが、
我が家が2011年の震災後、さ迷える一年の一部を過ごした部屋に、大御所が座ってるお姿を眺められたこと。
泥の河、安治川沿いに鉄工場が並ぶ町
大阪九条のアーケード商店街の倉庫の、急な階段を上がった三階のその部屋は、今は勘緑さん一家が住んでおり、今回の打ち上げ会場となった。
全共闘時代バリケードの中での演奏や
、ピアノを燃やしながらの演奏など、危険極まりないことをしてきた反骨ピアニストが、やって来た❗
でも、今のご本人は、とても物静かで、上品なおじ様でありました。
"Yosuke Yamashita Trio 1972" を YouTube で見る
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