ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

I'm Nature's Mosquito

2012-03-30 18:26:04 | 読谷
「僕らはみんな生きている」ジョナサンリッチマン

ほいほい、モスキート君、キミにはきっと何か訳があるんだよね、僕にはわからないけど。そうです、あなたのおっしゃるとおり、ボクにも生きている理由があるんです。
あなたと同じように、神様がボクを造ったのです。
ボクは天然の蚊、モスキート
だからボクは刺さなきゃいけないのです、チクチクチクっと
そうです、
神様がそうしろって言ったのです
神様は、僕をお造りになって愛してくれました、あなたを愛して下さるように
ボクは天然の蚊、モスキート


残波ジャムなどの夏フェス、きとね市という大規模な手づくり市、伝統的なエイサーなどこれから夏に向けてイベントてんこ盛りで楽しみな読谷村ですが、やっぱり読谷というと、紅芋!


そう、おいしい野菜の育つ村。
畑であります。

まずは、鎌で草刈。根っこまでは掘り起こさず、雑草を刈ってそのまま敷いておきます。
そして、耕さず、肥料、農薬を用いず、草や虫を敵としない畑の実験の始まりです。
カビや虫のおおい沖縄で、全滅覚悟で。

奪い合う20世紀から、共生の21世紀へ向かっていきまひょ~

パンパカパンの村

2012-03-22 21:05:30 | 読谷
読谷村は、本島中部、西海岸に位置し東シナ海にカギ状に突き出た、半島で3万8千人という市制をしいてもおかしくない人口を有している村であります。
大手スーパーやコンビニができてはいますが、地元産の野菜やお菓子や豆腐を売ってるマーケットがあちこちにあり、健全なローカル文化がなんとか保たれています。

あと、贅沢な話でありますが何と言っても、旨いパン屋さん!

これが、近所に四軒もあるのです!
テラスでエメラルドブルーの海を眺めながら、モーニングコーヒーと甘まぁーーいクイニーアマン。こんなリゾート気分のとこから、亜熱帯の緑の中にある古民家な天然酵母パン屋まで。


今日は、午前中散歩して水円というロバのいる素敵な緑の中のパン屋さんでランチした後、晩飯用に「みじゅん」と「ぐるくん」を釣り、大家さんに畑をしてもいい土地を見せて頂きました!

ローカルは水色に輝く

2012-03-17 21:23:17 | 読谷
読谷村、朝7時のサイレンは「恋は水色」。
うっとりした気分で二度寝できます。

引っ越したばかりで、テレビもないネットもない新聞もない中、唯一情報取れるのがFM読谷。東京中心、商業主義の信用できないテレビなどとは違い、CMからDJもすべて読谷ローカル、かなりほのぼのしてます。村内のお悔やみ放送から売り墓の情報もあります。音楽もJポップから流行りの歌も流れますが、半分は沖縄民謡。それもこてこての民謡から、今時のポップなものまで。
最高なのが、若い人が歌っているだろう哀愁のDISCOソング

「♪FMよーみたん、ななじゅうはってんろーーく♪」

地元愛に溢れていて微笑ましく、大好きになりました。

ちょい田舎暮らしオヤジ

2012-03-14 21:06:59 | エコエコ
南に亜熱帯ジャングル、西にブルーオーシャン、東に前方後円墳のような巨大お墓の見えるウチのアパートは、風通し抜群で明るく住み心地ばっちりです。
読谷のこの辺りは北西に突き出た小高い半島のような地形で、北と西側に海があり、大型台風の時はかなりぶっ飛ばされそう。


昨日は、さっそく御近所の彫刻家で沖縄靖国裁判原告団 団長の金城実さんのアトリエへ。
コーヒーをご馳走になりながら沖縄戦についての話をお聞きしました。白いヒゲが素敵なこの写真のおじさんの家にはちょくちょく遊びに行くつもりです。

その後、七世代先の事を考えて行動するというアメリカ先住民の教えに沿った主旨の、セブンジェネレーションウォークの若者御一考と共に歩いて悲惨な戦争の傷跡の残るチビチリガマへ。

午後は、偶然同じ便だったピカちゃんが、イベントを急きょ開催するというので、慣れない運転で北部の東村高江へ向かいました。
車に関しては、読谷村周辺の道でレッスンしてから、慣れた夏頃には北部をドライブしたいと思ってたのが、かなりくりあがり。
沖縄は完全に車社会で、4車線の58号は混むし基地の外国人から年寄りの運転まで混じりあい、相手の動きが読めず危険が一杯。まぁ、自分の運転が一番危険なんですがね。既に交通違反多数やってます。

北へ走って名護市を過ぎると、急に西表島なみの何もない田舎景色。更に東村方面へ右折して進むと森の中。
何とか集合時間に間に合ったけど、誰もおらず心細くなること30分、
あきらめて長い道のりを引き返そうかと思ったところで、宇宙の大丈夫バンドの面々が登場。

さすが沖縄タイム。

しかしながら、かなり内輪な集まり、、、
そして向かった先は自給自足、自然農実践でメディアによく登場する森岡尚子さんのお宅でした。ヤンバルの深い緑の中の家はさすが素晴らしいところで、周りの畑?というか草むらには大根やらなんやらが宝探しのように育っていて、うかうかするとふんずけてしまいそう。
そんな自然農法で育った野菜を晩飯に頂いた後、33サミットが行われました。途中、高江裁判の渦中のひとカフェ山瓶のオーナーやUAも顔を出し、沖縄ヤンバルの良心の集合となりました。

タイヨウの輪からの始まり

2012-03-14 10:27:41 | 沖縄
30年間のペーパードライバーを破り捨てて、レンタカーを乗り回して大忙しです。引っ越し自体はのんびりで、未だ冷蔵庫もカーテンもなく段ボールに囲まれ寝泊まりしてますが。

ティダノワ祭に始まった我が家の、なんとなく来ちゃった移住は、来るべきして来たかのような潮の流れに乗っている気がします。
読谷村が余りに良いとこなんで、本当のところ未練がどこかで残ってた東京や西荻の呪縛からやっとこさ解き放された感が大。
南国移住で浮かれてる?
まぁこの歳になって浮かれてるのは幸せなことかもね。

アパートの大家さんから300坪の土地があるから好きに畑に使って良いと言われ、有り難く3坪だけお借りして何を栽培するか検討中です。北部の田舎か離島についの住みかを見付ける為の仮住まいのつもりの読谷ですが、はやくも離れがたい雰囲気であります。

バイバイさよなら大阪、ハローよろしく沖縄

2012-03-09 08:07:46 | 沖縄
家族で放浪旅の為の仮住まいの大阪九条を、明日離れます。
今どき、玉子専門の店屋があるレトロなキララ商店街ともお別れ。アーケード商店街や九条市場は、夜はひっそりしてますが、お昼は賑やか、“人の顔が見えてくる”きどったところのない良い街でした。八百屋や魚屋など、ちゃんと若い後継ぎがやっている風景も好感大だったし。
倉庫の上の部屋も日当たりは悪かったけど、8畳が二つの2LDKは広く、屋上のサンルーフで午前中の勉学タイムを終えてからの青空を眺めながらのランチと昼寝は最高でした。


さて先ず、楽園移住初日は沖縄コザのごーやー荘で一泊、処々の手続きを済ませます。レンタカーを借りて名護へ行って二泊、ティダノワ祭を楽しみます。もはや、ティダノワ発起人のUAや、FUKUSHIMA!の大友良英さんや、TAIYO 33 OSAKAのピカチュウなど、震災以降の態度がはっきり行動に現れているミュージシャンしか興味がもてませんね。
いまだ過酷な状況の場所もあるというのに、3.11にデモや祭りで「騒がないで」という声もあるかもしれません。被災地からの距離や放射線の濃度の違いで、問題意識の温度差は国内でもかなり差があるのを旅をして感じました。また、被災地の中でも「残る」や「避難する」で軋轢が生じていることも聞かされました。

楽しむこととは、自分にとって気持ちのいいことをすることです。気持ちのいいこととは、たとえ地球が滅亡するのは止められないとわかっていても、自分は地球になるべく負荷をかけない暮らし方をする。たとえ人類に寿命が告げられているとわかっていても、平和の鐘を鳴らす祭りに参加する。
自分の頭で考えたことを信じて行動する。そうじゃないと気持ちが悪いんです。
無駄なごみを出したり、不自然なものを口に入れたり、言われるがままに暮らすことなどは、やはり気持ちが悪いです。

禁欲的生活からは、生きる喜びは私には見えてきません。
身近な生活を楽しむという快楽主義が基本です。

荷物はすべてゆうパックで済ませました。読谷で受けとるのは祭りの後、のんびり引っ越しであります。まずは、近所の男の隠れ家ビーチのゴミ拾いでもするっかな~

ハーベストまだまだこれから

2012-03-05 23:29:37 | エコエコ
「耕さず、肥料・農薬を用いず、草々・虫たちを敵にしない」の自然農で有名な川口由一氏の畑見学へ行って来ました。今や農的暮らしを目指す若者に絶大な人気があり、三重県と奈良県の県境の赤目で行われる、月に2日間の実践の学びの場は毎回200人以上の人が集まってるようです。

噂で聞いたり本を読んでおおよそのことは知ってましたが、実際に自然農を30年以上続けた川口さんの田んぼは、香ばしい草の匂いがしていい気持ちになります。地面の表面30センチ余りは、そんなうっとりする匂いの層で、その下にやっと元々の土がありました。

いつかは、本格的に自給できるくらいの田んぼもやってみたいけど、先ずは自家菜園で小さく、普通に食べる葉物や珍しいものを作ってみたいな。まぁ、珍しいものってのは自然農の範疇からは外れそうですが。


さて、一週間の沖縄本島出張で、読谷村のアパート決めて、平和運動家の知花昌一さんの宿やライフイズアジャーニーというナイスなゲストハウスを回って、ご近所情報をたんまり集めてきました。車社会のため大型スーパーが連立し、商店が今一元気ないのが気になるところですが、いいパン屋が4軒もあるし村内で採れた野菜を売ってる市場もあるようだし、何ヶ所もある村のビーチで大小の音楽フェスもありそうだし、シュノーケリングや釣りもかなりいけそうで期待が膨らみます。






UAもカバーした名曲「わたしの赤ちゃん」わたしの赤ちゃんがインプロセッション

2012-03-04 18:26:54 | 音楽
バックは、今もっとも敬愛する大友良英さんと七尾旅人!
エネルギーについて考えるイベント「TAIYO 33 OSAKA」の一場面でありました。
祭りメインステージは太陽光発電、ユーストリーム放送は自転車発電による人力電力!託児スペースやマッサージブースもありました。他にも関西でとれた野菜やお米などのファーマーズマーケットや33フリーマーケット、くるくる物々交換も。


あふりらんぽの解散は残念だったけど、こんな素晴らしくおもろいことをしてるなら、しゃあないわと思います。
主催者ピカチュウの「ムーン♀ママBAND」のバックは坂本弘道、ナスノミツル。木村真三(放射能衛生学)のトークもしっかり二時間ありました。


福島原発事故直後は、自分達が不覚にも様々なことを見逃してきたことを情けなく思いました。キヨシロ-、あんたは偉大だったよと。
そして、自分の満足感の為のボランティアや義援金は止めよう。先ずは、自分の姿勢をはっきりさせようと。
今まで関心を持たなかったということで、原発に関しては軽く加害者であるわけだけですが、「庶民は所詮愚かで黙ってる」からと、欲にかられて非人道的な行為をやってる奴等を許したくありません。
そんな奴等を吊し上げることは、自分達には出来ないけど、奴等に荷担しない暮らし方をしようと決めた訳でした。人間も地球も生きてるものはいずれ死ぬのは仕方ないど、世界の寿命を縮める暮らし方は止めようと決めた訳でした。

ちょっとの間しか生活してない大阪、不良小学生が多く怖がっていた大阪九条、いざ離れるとなるとおセンチな気分になっちゃいました。