ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

ヨロン初上陸

2019-10-28 10:15:07 | 
本部から豪華客船(鹿児島行き)で2時間半。大人が1,400円引きの片道1,480円。しかもフェリーターミナルでスタンプ押していけば、2,000円の金券がもれなく貰える❗
これは余り知られてない、というか金券のことなんて全然知らなかったが、ターミナルで切符を買うときに偶然会った、知り合いの町の職員に教えてもらった。
という訳で、来てみて儲かった気分になり思わず散財してしまう、ヨロンマジック。

学校行き渋りで、三年生の二学期は2日に1回は休むようになったH君。
学校との相談で、特別支援クラスに行けるようになり、10月には行ける(週4回位い)ようになり、嫌がっていた運動会にもなんとか参加できた。

その運動会の代休の三連休、御褒美で与論二泊のプチ豪遊。


沖縄ブーム前は、最南端の島として賑やかであった。昔は水族館もあった。


インスタスポット


ランチしたカフェ、外見ばかりが、、、


派手


一泊したデザインホステル。素敵な場所。


ヨロン餃子。店内は活気があった。この島では、名物でも何でも頭にヨロンが付く。
街には行き倒れがいたな。こんな狭い離島じゃ、財布盗むヤツも居ないだろう。


祝日に日の丸がたなびく町並み。懐かしさを感じる。



ビル


何処からきた?と声かけ、座っているクーラーボックスの蓋を開け刺身をセールスするおばさん。




二日目は、街中から離れた大型の民宿に泊まるが、ハンモックに揺られるか、部屋でテレビ見るしかやることなかった、、、
子供にとって、レンタサイクルは坂が多くパス。前日に3時間レンタカーで島を一回りしたので、もう特にやることがない。宿近辺の洞窟や民俗資料館も徒歩で行ったが、寂れていて客もゼロ、うちらも入らなかった。

口コミで評価も良く、agodaの直前セールで安く出てたので予約した宿だったけど、中年のオーナーがそのシステムを理解していなくて、通常の料金を提示されて困った。
たまたまその日、沖縄本島から来ている怪しげな経営コンサルの男が夕食時オーナーと親しげに話をしてた。最先端の企業の情報をひけらかせば、信用されるんだろうか。

集客にお金をかけて、ネットの評判上げたりしても、中味を考えなければ長続きはしないだろう。
時代に合わせたスタイルにしていくか、離島ならではの古き良き民宿情緒を残していくか。

内地の怪しげな会社が、何かと遅れている沖縄に目をつけて、
さらに沖縄本島からは離島に目をつけて、
ネットの普及で色々な職種の仕事が無くなったけど、こんな離島の民宿も食い物にされる世の中。






「セクシーではナイト」三原じゅん子

2019-10-13 16:17:00 | Weblog
かげり系アイドルで、山口百恵や中森明菜は結構好きだったけど、金八先生で有名になった三原順子って、なんか好きになれなかった。
まぁ、あんまり可愛いと思えなかったっのがあるけど、今思うと、彼女からにじみ出る[幸の薄さ]を感じてしまっていたからなのかも。
セクシーって言われても、生き生きしてないヒトからはエロスを感じられない。

 
てっきりカレーの話だと勘違いしてた「中村屋のボース」がヒットし、報道ステーションのコメンテイター、そしてバナナメイツのライブを見に来てくれた(記憶に間違いなければ)こともある、政治学者の中島岳志がやってるファイヤーラジオ。
そこで、三原じゅん子をとりあげている。

子供の頃親が破産、高校中退、フライデー記者への暴行、癌を患い子宮を摘出、介護施設の経営、三度の結婚などなど興味深いけど、
「介護問題への取り組みから政界進出した」というところは重要。同じく芸能人政治屋・スピードの誰かさんとは大違い。
そんな彼女が、何故「八紘一宇」の言葉を使うのか。




「顔はヤバイよ、ボディをやんな」(金八先生)から、最近では「恥を知りなさい!」へ。
「八紘一宇」発言では、意味も分からず喜んでしまった右よりの政治家のオジサンも多いはず。

でも実は、イメージのような単なる婦人会のモーレツおばさん、とは違うんだということが分かった。この人、本気(マジ)なんだな。ゆえに危険。

今時のコスプレ右翼には興味ないけど、戦前の右翼思想の流れは非常に興味深い。
加えて言うと、右に曲がる所を左と言う、インド人や(偏見)や、
「左折かな~」と迷ってると
「そこは右!」と根拠なく言い切ってしまう、ウチのカミサンも興味深い。


右傾化が進む現代を生きる上で、「何故、短期間でデモクラシーからファシズムへ向かったか」位はちゃんと知っておきたい。





人類の歴史というのは失敗の連続、自分の人生にしてもまさにそう。
人間は不完全な生き物だから、理性に基づいて進歩していくと、必ずどこかで間違える。
多様性を認めて、他者の価値観に寛容になり、リベラルのバランス
(やがては秩序崩壊の新自由主義に向かう恐れのある「消極的自由」と、社会主義的独裁へ進む恐れのある「積極的自由」)
をとりながら、長い歴史によって作り出されてきた知恵を元に、時代の変化に合わせて物事を少しずつ変えていく。

という「保守」の立場が、今の自分には当てはまる。

多様性に、寛容、そして永遠の微調整ですね。












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