上京したての頃、まだ流通したばかりのCDより、中古レコード屋巡りするほうがオモシロい音楽に出会えるのでした。
その頃探していた指針のひとつが、ヴェルベットの「ルーリードみたいなボーカル」。クールでセクシーで、ささやきボイスもいけるシンガーを捜し求めました。
レナードコーエン、ケビンエアーズ、ピーターペレット、ルイスフューレー、エリオットマーフィー、ニックドレイク、レイ・デイヴィス、シドバレット、マークボラン、、、、
そして、たどり着いたセルジュゲンズブール
「ノーコメント by ゲンスブール」を桜坂劇場で鑑賞しました。
この劇場、夏の感謝デイの日に入会金無料で会員になってもうめちゃくちゃラッキー、いつでも映画が1,000円、しかも月曜なら800円で見られるんです。
しかし!先日、映画を見ようと受付に並んだら、会員証がな~い。財布やかばんをあちこち探ってもな~い。
「登録してるはずだから免許書等で本人確認できるかも」と甘い期待を持って受付にきくと「1,600円お払いいただくか、有料で再発行になります」
こんな時、ゆるくない業務的反応のオシャレスポット・イン・オキナワ。
その日はあまりのショックで、何も観ずに泣き泣き那覇から帰宅しました。
これで俺の映画館人生ももはや終わりかもな、、、などと帰りの車の中でつぶやきながら。カードが出てこなかったら、もう一生映画は観まいと決断したのでした。
先ず疑うべきは、自分でなくH君。
どうみても「ヒビビがやりましった」って、顔に書いてある、、、
今まで何度か大事なものを(テーブルに置いてた)隠した前科があったので、尋問してみることにしました。しかし、何度きいてもあくまでもニカニカした顔で白らを切るので、締め上げることはあきらめて、部屋を掃除しながら大捜索することに。残念ながら、明らかにH君が隠したと思われる、ボールペンとギターチューニング用の音叉が出てきた他は、何も出てきませんでした。
はい、疑ってすいませーん。全てワタシのだらしなさが原因です。
冷静に考えると、再発行料は500円で、月曜なら800円+500円=1300円で見られるからいいか、、、
そんなんで、たった1週間ほどで映画人生解禁!
東日本大震災のころ、真っ先に逃げたのがフランス人だった気がしますが、風評被害も高いころ震災復興支援のために真っ先に来日したのはジェーン・バーキンでした。セルジュ・ゲンスブールの楽曲を歌うコンサート「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg“VIA JAPAN"」は日本人にとって、記憶も新しいかと、、、
映画は、ゲンスブール本人による豊富なモノローグと貴重なアーカイヴ映像をメインに、ロシアからの移民の息子に生まれたという出自から、画家を目指していた青年時代、そして音楽家として華々しいデビューを飾った後のスキャンダラスなプレイボーイというパブリックイメージとの葛藤など、ひとりの誠実な男としての内面に肉薄するものでした。星4つ。
最近、「メロディーネルソン」の映像付きがyoutubeで観られます。1度はいいけど、このアルバムは音だけで聞いてたほうがいいかもね。
ルー・リードに「何だこんなヒットしそうもない曲をリリースするんだ?」と言われたというテレビジョンの「little johnny jewel」と並ぶクールなオレオレロックの傑作だと思ってます。
その頃探していた指針のひとつが、ヴェルベットの「ルーリードみたいなボーカル」。クールでセクシーで、ささやきボイスもいけるシンガーを捜し求めました。
レナードコーエン、ケビンエアーズ、ピーターペレット、ルイスフューレー、エリオットマーフィー、ニックドレイク、レイ・デイヴィス、シドバレット、マークボラン、、、、
そして、たどり着いたセルジュゲンズブール
「ノーコメント by ゲンスブール」を桜坂劇場で鑑賞しました。
この劇場、夏の感謝デイの日に入会金無料で会員になってもうめちゃくちゃラッキー、いつでも映画が1,000円、しかも月曜なら800円で見られるんです。
しかし!先日、映画を見ようと受付に並んだら、会員証がな~い。財布やかばんをあちこち探ってもな~い。
「登録してるはずだから免許書等で本人確認できるかも」と甘い期待を持って受付にきくと「1,600円お払いいただくか、有料で再発行になります」
こんな時、ゆるくない業務的反応のオシャレスポット・イン・オキナワ。
その日はあまりのショックで、何も観ずに泣き泣き那覇から帰宅しました。
これで俺の映画館人生ももはや終わりかもな、、、などと帰りの車の中でつぶやきながら。カードが出てこなかったら、もう一生映画は観まいと決断したのでした。
先ず疑うべきは、自分でなくH君。
どうみても「ヒビビがやりましった」って、顔に書いてある、、、
今まで何度か大事なものを(テーブルに置いてた)隠した前科があったので、尋問してみることにしました。しかし、何度きいてもあくまでもニカニカした顔で白らを切るので、締め上げることはあきらめて、部屋を掃除しながら大捜索することに。残念ながら、明らかにH君が隠したと思われる、ボールペンとギターチューニング用の音叉が出てきた他は、何も出てきませんでした。
はい、疑ってすいませーん。全てワタシのだらしなさが原因です。
冷静に考えると、再発行料は500円で、月曜なら800円+500円=1300円で見られるからいいか、、、
そんなんで、たった1週間ほどで映画人生解禁!
東日本大震災のころ、真っ先に逃げたのがフランス人だった気がしますが、風評被害も高いころ震災復興支援のために真っ先に来日したのはジェーン・バーキンでした。セルジュ・ゲンスブールの楽曲を歌うコンサート「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg“VIA JAPAN"」は日本人にとって、記憶も新しいかと、、、
映画は、ゲンスブール本人による豊富なモノローグと貴重なアーカイヴ映像をメインに、ロシアからの移民の息子に生まれたという出自から、画家を目指していた青年時代、そして音楽家として華々しいデビューを飾った後のスキャンダラスなプレイボーイというパブリックイメージとの葛藤など、ひとりの誠実な男としての内面に肉薄するものでした。星4つ。
最近、「メロディーネルソン」の映像付きがyoutubeで観られます。1度はいいけど、このアルバムは音だけで聞いてたほうがいいかもね。
ルー・リードに「何だこんなヒットしそうもない曲をリリースするんだ?」と言われたというテレビジョンの「little johnny jewel」と並ぶクールなオレオレロックの傑作だと思ってます。