ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

「森のおうち」ホテル小屋14ー内部塗装

2017-09-18 18:37:00 | 877プロジェクト
修行先(早く言うとバイト先)の木工スタジオで、数千本の流木をヤスる仕事をした。
スポンジかコルクのようにフニャフニャなものから、チーク板のように硬くて面が美しいモノまで様々。
そして、色も白いモノから茶、赤、黒まで実に多様。

「木材って素晴しい!」
それこそ家から、食器、おもちゃまでなんでも作れちゃう。そしてその木肌には自然の美しさが宿っている。

木は本来の色で十分美しいが、柿しぶやベンガラなど昔から塗装はおこなわれてきた。
現在では、各メーカーが木材用の塗料を幾種類も出している。

今まで内装で良く使ったのが、亜麻仁油を主成分とした自然系植物性塗料 ワトコオイルと、蜜蝋が主成分のブライワックス。
木目を殺さず、アンティークの味わいある色になる。

あと、バターミルクペイントにチョークボードペイント。
レトロで、艶のない落ち着いた発色。


さて、今回部屋の奥一面を海にしようと考えた。
板を横張りにして。


木が海の色、、、


不自然である。



森のお家は、5分も歩けばナイスビューな海を見られる所へ行けるし、5分も車で行けばビーチで遊べる。




けど、お家からは年中緑の山と、満天のお星様の見られる空しか見えない。




「どうしても、家に居ながらにして海を見たーい!!」



という訳で、どうせなら本物のオキナワの海より綺麗なもの作ってやろうと、ブルーの材木作りの参考にしたのが「エレキ」

こんな透き通った色出せたらいいな~

でも、屋内の木の壁にウレタン吹いて、木の呼吸を止めるのは主義に反するし、他にいい方法ないか知らん。




何段階もヤスった板に、緑と青のステインを混ぜたり薄めたりして色を作る。
使用したのは、よくギター塗装で使われるらしいワシンのポアーステイン。




最初に、黒を入れてヤスッってから青を入れるという業も施してみる。
木目やカンナ跡が黒で強調される。




ワトコオイルのクリアーで仕上げると、

なんとも良い艶が出た~

だた、やっとコノ時点で気づいた。
材がメープルなどの白くて目の詰まったものだったら、もっときれいになっただろうに。






あれ?乾いたら元の艶のないブルーになっちゃった~どうしましょ?




次回は、小屋の扉の下部木片張り。
はたして、木工オヤジの野暮ったいブツになるか、アートなクラフトとなるか?



ヤポネシアとは?

2017-09-17 14:02:11 | 映画・読書
映画「海辺の生と死」である。

満島ひかり、が、主演である。

彼女は、沖縄出身なのであった、、、
知らなかった。


ワタシが、日本の南の島々に興味を持つきっかけが、島尾俊雄と島尾ミホ。
奄美大島は、なんくるないさの沖縄と違ってなんだか、谷川で冷やされたビールのように悲しかった。

フーテンの寅 さん最終回は、はからずも奄美のカケロマだった。

さて、映画はまだ未見である。
映画館が遠いのだ。

ヤポネシアンレゲエの最終回は、沖縄のこの本部町になるのか。
いやいや、まだまだ長生きしたいし、旅もしたい。

がまんがまん、

今は、息を殺して生きている時期。

毎晩9時に寝て、朝6時に起きる生活も悪くはないか。








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「森のおうち」ホテル小屋13~内装

2017-09-05 03:23:49 | 877プロジェクト
あっと言う間に、終わっちゃった夏休み。8月28日から新学期始まっております。
ワタシも心機一転、気合いを入れ直していきたいところだけど、、、

今年の沖縄はとにかく異常に暑い‼

内地の夏のように最高気温が異常に上がらず、
「南国なのに避暑地」
が、自慢だったけど、

今年は違った、、、

週間天気予報を見ると、ずっと最高気温が34℃、最低気温が28℃。これが二ヶ月以上続いてる。


熱中症になること三回。

なんかヤバいと思ったら手遅れ、
頭がガンガン痛くなって、なかなかなおらない。

もう、生きるのは危険だぜ沖縄。
感覚が麻痺して、もう何も考えられません。



そんな中、勝利を目指してVの字に板をはる。
材料のサイズさえそろっていたのなら、見た目のインパクトの割には難しくないはり方。
よりに寄って、不揃いな古材でやり始めてしまい、無駄な苦労をする。
多少の隙間は気にせず、古材のように変色するウッドロングエコや、ブライワックスなどの天然塗料を駆使して、ゴールへ向かう❗

板をはるには、一晩塩水に浸してから乾かした「錆び釘」を使用。


アイアンでロフトへのハシゴを付ける予定。あと、もう一面板はったら、残りは珪藻土塗り。
そのもう一面は、虎目のエレキギターのような塗装を施そうかという壮大で無謀な計画を思案中。


絶滅危惧種のキノボリトカゲが登って行くのを、目の前で見られる、デッキ。くすのきの葉っぱが目に優しい。
こんなところに座ってビール飲んだら、さぞかし美味いだろうな。









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