ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

鶴田真由を追っかけて、秘境・ヌサトゥンガラ諸島へ

2012-11-22 10:52:41 | 
先週は、名護市の21世紀の森公園へ、手作り市「まんまる市」、うるま市で新しい電力「シェーナウの想い」のイベント。
今週末は、ご近所残波岬での音楽フェス「残波ジャム」、北谷で沖縄の女アラーキー「石川真生写真展」、沖縄にいる限りイベントは限りなくありますね。


さて、来月は、、、、

~バナナメイツ 2000キロの旅~ 

NHKの鶴田真由・アジア海道“不思議の島々”をゆくを見た訳ではありませんが、12月は3週間ほど、インドネシアの東の島々を(主にスンバ島、ティモール島、そしてバリ島)巡る旅へ出かけます。
沖縄でのこれからの暮らし方と、宿開業に向けてのコンセプトを固めるため。そして、雑貨のネタを仕入れるためです。
 
インドネシアといえば、ポルトガル人などの影響で発祥した大衆音楽の「クロンチョン」そして、インドやアラブと土着の音楽が融合された庶民のダンス音楽「ダンドゥット」ですが、特に興味を引くのが奇跡の楽器「ササンドゥ」
Sasando Musical Instrument From Rote Island, East Nusa Tenggara, Indonesia

欲し~~~い。

祭りの効能

2012-11-07 22:50:42 | 芸能
狭い沖縄本島では、毎週末どこかで祭りを見る事ができます。
そろそろ、「村祭り出張」もお腹いっぱいになってきましたが、わが村「読谷」のまつりがありました。

「よみたん祭りと言えば、雨」
と、地元では定着してますが

初日、晴天!
別会場の「体験王国むら咲むら」内にある闘牛場(無料)では、番狂わせの敵前逃亡闘牛さんなども出て楽しい展開。


田舎ならでは、無駄にでっかい会場に村民らが集まります。村ゆかりの地味な芸能やカラオケが続きました。



中高生があちこちで、タバコを吸ったりしてる祭り会場の片隅に、地元高校生が司会進行をしているステージを発見!!
学園祭的な手作り衣装のダンスチームからアクターズスクール的な本格派まで出演する、ダンスチーム大会でした。

今時の流行のダンスなんて「リズム感の違う日本人が、都市の白目ギラギラの黒人のダンスを真似してどうすんの?」って思ってましたが、
地元で育ったある種の若者には退屈極まりない伝統的な芸能のステージに、カウンターとしてのダンス。そういう意味では興味深く、また、まさに同じ土壌で開催されてるのがいいですね。もしその下の世代が、さらに差別化したものをやってくれたら、新しい文化潮流が読谷から生まれるかもね。バンドもやってよ、本土に媚びた音楽はもういいから、、、


翌日、悲惨なほどの大雨。
車で祭りはどうなってるんかと確認に行きましたが、雨の寒い中降りる気もせず、中止になったのか不明。
照明はこうこうと光ってましたがね。

わたくし、「古民家鑑定士」になりました!

2012-11-01 20:32:27 | ホワイト教授 の自己紹介
パンパカパーン!!
「やったーーー!」

通っていた住宅リフォーム科の勉強が役立って、運よく古民家鑑定士(伝統)の試験に合格しました。


しかし、試験の点数結果を見たら

「あひゃー」

合格点ギリギリ。
こりゃ、まぐれで受かったようなもの。
実力はないのでこれから見学研修などを重ねてみる目を肥やし、更なる知識を得ていかねばなりません。

厚生労働省が認可した財団法人職業技能振興会が認定する全国的な資格ですが、沖縄ではまだ24人しかいないということ。
私が認識しているところでは、沖縄の宜野湾の古材を扱う木材屋さんの社長さんと、浜比嘉島で古民家食堂をやってるひと(新聞記事で見た)くらい。

自分の場合、アメリカーの影響で、ブロック造になる前の瓦家(かわらやー)での一昔前の沖縄の人の暮らしに興味があったのと、学校の先生の強い薦めがあったから受験した訳で、特に仕事と結びつけるためではありません。
物件探しの上で、古民家の情報が少しでも入ったら良いかもという思惑はありますが。



古民家鑑定士の業務内容は、主に以下の通りです。

1.古民家の調査・判定・提案

残すべく築50年以上の伝統構法の古民家並びに在来構法の木造住宅を実際に鑑定し、耐久性や希少性、文化的な住環境の保存などの総合的な判断基準に基づき古民家鑑定書を発行し、このような築50年以上経った古民家に対して新たな価値の創造をおこない、ユーザーに提案していくことを業とする。

2.古民家再生、活用の促進・流通経路の構築

築50年以上の木造住宅の移築や再生事業で再活用可能な住文化をユーザーへ提案すると共に、築50年以上木造住宅の流通経路を構築し、適正価格での古民家や伝統資財の流通システムを伝統資財施工士と協力し構築していくことを業とする。

3.古民家の社会的認知の促進

古民家が長期耐用住宅であることをユーザーへ伝え、可能な限り残していけるように社会的認知の促進を図り、合わせて伝統資財を活用した住宅、店舗の設計、施工などの提案をおこなっていく事を業とする。


古民家鑑定士は、築50年以上の日本の住宅で使われていた伝統的な構法(伝統構法)並びに在来構法を理解し、そこに使用される伝統的な資材に精通し、古民家で培われた日本の気候風土に合った持続可能な住環境を次世代に継承していく為の知識と経験を兼ね備えなければいけません。
その為には、解体された古民家などの建物から産出される木材や瓦、その他の資材を建築分野において再活用するための専門的な知識を身につけ、持続可能な建築物の調査、再活用の提案を行う事を業とし、未来の子ども達に残すべき日本の住文化を守り、活かし、伝えていく事です。それをユーザーに解りやすく伝える為に、古民家を調査し、古民家鑑定書を発行する業務を担います。