ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

沖縄グルメランキングベスト3

2014-04-21 19:22:03 | 
とにかく当てにならないネット上のグルメ評。
特に、他県からの観光客が多い沖縄ではね。

沖縄の独特の文化や伝統、社会問題に興味を持って来沖する人は残念ながら圧倒的に少数。
沖縄へくる観光客の多くは、

・とにかく、那覇国際通りと美らうみ水族館へ行きたーい
・南国楽園気分ではじけちゃえ(昔のワタシもそうでした、、、)
・旅の恥かき捨てだ(マナー悪い人たまにいます。特に車の運転とか、ワタシも以前は、、、)

LCCが就航するようになり、どちらかと言うとそれまではマニア客の多かった石垣島へも、安く誰でも気軽に来れるようになりました。

そういう訳で、どっと人が押し寄せるようになった石垣。
嘘のような本当の話、
現地の食堂でソバを頼み、出された八重山そばを見て


「こんなの注文してないぞ!蕎麦を出せ!」
と、怒り出すヒトがいたとか、、、
その土地の文化に敬意を払うこともなく、日本語の通じる植民地にでも遊びに来た気分なんでしょうか。

そもそもネット上にレビューを書くようなヒトってのは、地図を埋めていくように目的の店へ行き、自分の勝手な感想や点数をいとも簡単に世間に発表してしまう。
更に、食べログで薦められたメニューだけ食べて評価したり、行ったこともないのに評だけ読んで、その店の良し悪しを語ったりする悪循環。

旅先でこういうヒトに出会ったことありませんか?旅行の話になると、其処もここもいったことあるよと、全世界を総て回ったことを自慢するヒト。
何を感じたとかでなく、「死ぬまでに行きたい名所○×」とかテレビでタレントが行くような秘境など、其処もここも行ったことがあるというのが自慢なだけのヒト。何か似てる気がするんです。

普段は、どんな酷い肉使ってるか分からないマックや、殺虫剤のかかったコンビニ弁当を飲食している、そんな人もレビューを書くのだろうから、当てにする方が間違ってるね、スイマセン。

と言うわけで、うっかり○べログの星の数に騙されましたグルメランキングベスト3

1位.読谷の都屋近くの沖縄料理の食堂。旅行雑誌等でも必ず出てくる有名店。ここぞという来客用に行かずにとっておいた、、、店員にクースくださいと言ったが通じなかった。
2位.伊豆味のピザの出る森カフェ。何故かピザが出る店の多い本部近辺。オバちゃま趣味でがっかり。あ、そうか、オバちゃまと一緒に行けば良かったんだ、、、
3位.北谷にある眺めの良いカレー屋。入店するなり、半強制的に食べ放題にさせられる。眺めだけは良い。

ランキングでよく使われる言葉「コストパフォーマンス」
あなたも、騙されてませんか?
良いもの使って、良い仕事して出来上がったものがそうそう安いわけないでしょ~
○クドナルドや△ニクロ製品の安さには、自分の暮らしにも跳ね返るような醜悪な仕組みがあることは、もはやみんな知ってるはず。

浦添カフェでほっこり

2014-04-17 18:59:29 | 教えるけど、ひとに教えたくない店
浦添のカフェといっても、有名な港川の外人住宅街ではありません。それは浦添城跡公園駐車場近く、、、

那覇へ出る前に時間があったので、日々の貯まった寝不足を解消するために車中昼寝の場所を探索しました。那覇付近でワタシのお気に入りは識名霊園。天国へ行った気分の昼寝が出来ます。でも、新規を開拓したい気分。
地図を見て、途中の浦添の公園辺りが穴場じゃないかと車で接近、最近整備されたらしい道を進むと、ドンズマリに昼寝するのによさげな駐車場がありました。
水筒を忘れて口が渇いていたので、ちょうど近くにあったパーラーらしき店で「ぜんざい」を食べることに。昼寝の前に、こんな店のパラソルの下でホッコリするのも良いかと。


声を掛けても人影はなく、後ろの民家の方へ行ってのぞくと、ワンワン吠える子犬が数匹、その後ろから店のおばさんらしき人は出てきました。
ぜんざい280円を頼んで一人のんびりするつもりが、最近この店をやり出したばかりらしいおばさん、テーブルの目の前に座り込んでユンタクをしてくれました。

公園の先に最近修復されたらしい何かがあるらしいこと(おそらく「浦添ようどれ」のこと)
1月に店をオープンさせたこと
読谷のこと
まあ、どうでもいいことばかり、、、
どうやら、どちらも一人で勝手にぺらぺら喋るタイプではないので、なんだか会話は弾まないけど、接客のつもりのサービスなのかずっと目の前に座っているおばさんでした。

タッチ、バンバー、チュー、またごはんつくってね~

2014-04-16 19:25:28 | ヒビビ君
休みをもらったので、久々に「いろえん」まで歩いて送りました。夏の気配いっぱいの雑木林を通り抜け、エメラルドグリーンの海が目の前に出てくると、やはり何度でも「わおっ!」と声が出てしまいます。
そう、海は日常的に眺めるんでなく、時々出くわす感じが素敵なんですよ。


「やっぱりぃ、母ちゃんが、すき~」



「だって、母ちゃん可愛いからぁ」



「それでぇ、ミックスジュース作ってくれるからぁ」


母ちゃんに似てるからと、贈られた岡崎市のゆるキャラ「岡ザエモン」
いつも一緒さぁ♪

やっておくこと

2014-04-15 18:34:40 | 映画・読書
さて、この先ヤンバルへ引っ越すことが決まって、今のうちにやっておくことを色々考えました。
本部町から都心の那覇までは、そうそう頻繁には行けないと思うと、あれこれ浮かんでくるぞ~

・那覇の唯一品揃えの良いジュンク堂で、DIY本などチェックし、アマゾンで買う
・古本屋巡りして、沖縄関連などのローカル本を仕入れる
・電気屋いって、PCチェック&ネット新居のネット環境をどうするか検討
・個人経営や手作り系の雑貨屋をチェック。
・那覇でバナナメイツのライブをやる
etc、、、

んんん、なんだかどれもたいしたことないし、いつでも出来るか?

ということで、はたまた那覇は桜坂劇場へ行きました。
見た映画はブルーグラスが全編に流れる「オーバーザブルースカイ」


趣味も性格も違う2人が出会い家族となるが、最愛の娘が病に冒されすべてが砂の城のように崩れていくといった、ひたすら絶望的な映画。ちょっと不幸にさらされてると思ってるアナタ、自分は「これよかましだ」と幸せを実感すること間違いなしでっせ。

いざ引越しを考えると、読谷、特に残波岬に近いここらの集落から離れることが寂しくなってしまいます。久々に徒歩でHクンをそらいろえんまで送った後、夏の気配の漂う集落を歩いていて涙がポロリ。
ああ引っ越したら、もうあの通園途中の道に自生しているプチトマトやパパイヤをもいで食べれないな~


アースバックハウスって??

2014-04-14 08:15:59 | 877プロジェクト
週末は北へ。
長寿の里・大宜味村で開催されている「いぎみてぃぐま」という工芸展へ行きました。ちょうどこの時期は、薄紫色の美しいアヤメ科の花「オクラレルカ」が満開だとニュースでも聞いたので楽しみにしてました。
「いぎみ」はおおぎみの昔の呼び名。「てぃぐま」は手先が器用なこと。
陶芸に芭蕉布、木工、藍染、全般に高齢な方々の展示でありました。

それに加え、大宜味の山奥で土嚢を積み上げてできる家「アースバックハウス」が作られている現場も、のぞきに行きました。
アースバックハウスは、簡単で、頑丈で、地球に優しい家を、自分で、建てる方法。その辺から土をもらえれば、もっとも安く家ができます。技術はいりませんが、力仕事できる人手が結構要ります。
夏はヒンヤリして涼しそう。このドーム型のお家、どうやら安心してぐっすり眠れるという評判です。


パーマカルチャー安曇野のアースバックハウスも素敵ですね~

ちなみにこの日、昼飯は、のんびりムードの食堂「花車」で島ダコ定食(新鮮!)に豚肉がのったスタミナソバ。帰りのデザートは、名護市屋部の「Lily」でジェラート(味濃ゆ過ぎ)

あ!
オクラレルカ見るの忘れた~

「小さいことは、いいことだ~♪」

2014-04-13 10:40:04 | 877プロジェクト
ホステル877プロジェクトは
「スローで、スモールで、ストーリーのある暮らしを考える」
がコンセプトですが、余りにゆっくり考え過ぎて早4年。小学校6年生だったらもはや高校生になっちゃうな。
先行き不安定で低収入の生活のためにファストになりがちでもありましたが、そろそろ目標に近づく準備を実際にやり始めます。



物件を探し出すために、何度も何度も細かい条件を練り直した結果たどり着いた「森のお家」

空間が楽しめる敷地、イベントができる環境、既にあるものを再利用する、夕日が沈む西海岸側、小中学校が徒歩圏内、可能な限りセルフでリノベ、海の眺めじゃなく自然の景観、飲食店が至近距離などなど。
内地にいた時から奈良、大阪、京都と歩き回り、不動産屋や空き家をいくつも見てきましたが、沖縄へ引っ越してからも100件以上は見てきました。空き家だと思い覗こうとしたら人が住んでいたり、田舎の排他的な区長に「空き家なんてないよ」と、あっさり断られたり、恩納村の酷い不動産屋に「探す気あるの?」と言われたり。
でも面白いこともいっぱいありました。知り合ったオジサンと近所の空き家を見に行った末、何故かミジュンの漁を手伝わされたり。売り物件に賃貸で仮住まいしてる人と知り合ったり。

さて、5月の連休辺りから始まる梅雨に向けて、まず気になるのがシロアリ対策。10社ほどシロアリ業者をピックアップして比較検討、3社位に現地見積もりを頼む予定だけど、読谷から遠いんだな。しかも、日曜休みが多いし。同じ日の同じ時間に3社集合はやっぱまずいか??
大きく分けて薬剤を木部や地面に散布するやり方「バリア工法」と、建物周囲に薬(ゴキブリのホウ酸ダンゴ方式みたいな)を入れた筒を埋め込んで定期点検する「ベイト工法」があります。
後者は、自分でも薬を入手すれば設置可能かな。検討の余地ありそうです。


普通の黒アリの羽アリと、シロアリの羽アリの見分け方は、触覚。
くの字型に延びてれば、普通の黒アリ。真っ直ぐだったらシロアリ。あと普通の黒アリの羽アリは、胴体のくびれがあり、前羽と後羽の大きさが違います。
シロアリ被害の多い沖縄に住むなら、これくらいは覚えておきましょう。

父子で弾けるooioo

2014-04-05 09:26:07 | ヒビビ君
朝、5時前にHクンが一人で起きて、薄暗い台所でごそごそする音で起こされるのが一日の始まり。
少しでも睡眠時間を稼ごうと、分かりやすい場所に餌付けをすることにしました。サンドイッチやおにぎりをポンと置いておけば、すぐに見つけてテーブルでおとなしく食べてくれます。餌付け成功!


「やっぱり、かぁーちゃんがすき」

「だってぇ、、、ごはんつくってくれるし、おべんとうつくってくれるから!」
掃除洗濯家事おやじ、Hクンの風呂に着替え登園の準備。週一の遠足の弁当だってワタシが作ってるのに(オニギリに買ってきたコロッケぶっこんでるだけだけど)
それでも、とーちゃんよりかーちゃんが好きと、、、
そらいろえんの送迎の合間を縫って最近始めてしまったパートのおじさん業に来年の引越し準備。何だか急に忙しくなってます。
早々に考えていかなきゃならない「森のお家=ぼろ小屋」のリノベーション。建築&リフォーム関係の本が山積みになったまま。その後の開業に向けてコンセプト練り直しのための、新しい暮らし方のヒントを得る本達も同様。

一方、つわりがひどい相方さんは、ごはんを作るどころか、仕事へも出かけられず、もはや寝たきり。
今まで、散々日々の生活の不平不満を叫んでいた口は、貝のように閉ざされてます。とても静かでよろしい~
が、たまに開くとオエッ。
かわいそうなのは、かーちゃんにベタベタなHクン。もらいゲロをしてしまうのでした。 
でも、最近は慣れたもので、相方がゴボゴボしだすと、苦笑いしながら襖を閉めて別室へ非難するまでになりました。


今日は、大阪からやってくるOOIOOのライブイベントへ連れていきます。場所は車で10分のビーチにあるココナツムーン。
沖縄の進んだイベントは、だいたい子供用スペース等が設置されてるんでありがたい。こんなの東京のクラブイベントじゃ考えられんさね~

文化的格差に挑むHくん

2014-04-01 08:06:28 | 877プロジェクト
4月。あちこちのビーチで海開きが行われ、これから長い夏が訪れる沖縄です。
そして内地同様に4月始まり、入学の季節。Hくんも今日からマンボウ組みに進級。定員15人のいろえんにも、新しい友達が5人も入ってきます。もうドキドキ(ワタシが)。

ところで、この少子化の日本において、東大や京大などはもはや狭き門ではないらしい。

そりゃ、そうか、、、

今時の都会の私立中高一貫校では、もはや東大の進学数だけを競うことはしておらず、大学に入ってからのモチベーションが持続するような教育を標榜してるのだそう。入学者を減らさないように、表向きは。

内容としては、将来何の役にも立たなそうな受験科目の授業だけでなく、例えば夏休み中に永山則夫死刑囚の小説を3冊読み後期半年かけてその評伝劇を作る授業。
また、まったく無学な劇作家に、中学生達がよってたかって「平安物語」を教え、それを演劇にしていく授業。
そんなワークショップ型の授業が、いま各校で競うように行われていると、平田オリザさんの本で知りました。

そんなんのと対象に、先生に言われたとおり受験科目だけを丸暗記することだけに専念し東大等に入る田舎の優等生がいます。
しかし、彼らが都会育ちの洗練された者と席を並べると、1年で登校拒否になってしまう。そんな例が多いらしい。
都市部に住み当然裕福な家の出の相手は、既に夏休みには海外へ短期留学したり、普通にミュージカルやコンテンポラリーダンスを観て育ってきており、単に受験勉強をしてきただけではない。趣味も良く、社交にも長けており、すでに世の中のことを良く知ってるのです。

礼儀作法、慣習、言語使い、センス、美的性向といった身体化された文化資本というものは、それを取得したいと思った時点で負けている。

田舎の優等生の例、ワタシも実際知ってます。うちなーの裕福な家の坊ちゃんで、地元大学へは行かず、広い世界を知ろうと東京の有名私大へ入るも、半年で具合を悪くして退学というのが。
おそらく親に何でもやってもらって、勉強だけを必死にやってきたんでしょう。
いきなりの一人暮らしで、自炊の仕方も分からず毎日コンビニ弁当、学校へ行っても誰とも話が合わず、友達も出来ず、登校拒否。
東京のヒトの歩く早さに恐怖感を感じたそうです。身体的にも精神的にも相当きつかったのでしょう。

さて、今後の日本がこういった持って生まれたような文化的資質の差で、格差を生む社会になるとすると、恐ろしい気がします。


沖縄の中でも更に田舎、洗練された中高があるはずない土地でこれから育つHくん、大丈夫か??との大問題。

靴屋へ行けばピンクのアニメキャラのを履きたがる、オシリの穴をひとに見せたがる、機嫌が良いと奇妙なクネクネポーズをしたがる、、、

もしや、文化資質以前、生まれながら趣味悪いんじゃないか。

まあ、1歳のときから国内放浪し、3歳ですでに外国へも数回行ってと様々なもの見てるし、ライブでは主役を取り、家では即興の歌詞で歌いまくり、また即興の踊りも頻繁に披露、様々な歌や踊りや芸能が身近なHクンなら大丈夫かな、、、

3歳で箸も使えて、スーパーのソバ販売促進のおばちゃんに褒められてるし!
「まぁ!びっくり、お箸上手ね~」
「まぁ!びっくり、お汁まできれいに残さず食べたね~」

食い意地、はってるだけだけど、、、