ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

ジョナサンリッチマン

2007-07-31 11:56:38 | 音楽
苗場へ行く前に湯宿温泉へ寄りました。

交通機関はもちろん「青春18キップ」。
サマーフィーリングを味わうにはこれしかありません。車窓から田舎の草ぼうぼうの景色を眺めていると、純粋な気持になってきます。乗り降り自由なので、高崎で途中下車。

1920年(大正9)創業の洋食「店栄寿亭」で昼食。

人気メニューのカツ丼370円は、揚げたてのカツを和風醤油味のタレにからめてご飯の上にのせたシンプルな料理。店内はお腹を空かした高崎市民でいっぱいでした。同価格で食べられるチェーン店はあるでしょうが、是非こういう食堂の良心のようなお店には頑張っていって欲しいです。
高崎の駅前は、悲惨なほどに、どこにでもあるような地方都市の無個性なたたずまいだったので、なおさらです。

後閑からバスで数分、つげ義春で知られている大滝屋で一泊。
老人収容所のような、まさにつげ漫画の湯治棟はなくなってましたが、昔の雰囲気は残ってました。
とくにそこで昔から働いていただろう「人」に残っていました。宿のオバちゃんに、外湯に入るときの作法を楽しく聞かせていただきました。


さて、本番、フジロック。

ジョナサンは、最高のダンスとロッケンローでした。
というか、ダンス多かったです。
半分の曲、ワンフレーズしか歌わずハッスルしてました。
正にやりたい放題、好きなことだけやれば総てはオールライト!!

東京へ来てはくれなさそうなんで、行きますよフジロック

2007-07-23 12:14:48 | 音楽
ワタシガ・バーヘ・オドリニ・ユクトキ、
ワタシハ・マワリヲ・イシキシテ・
オドッテイルヒトヲ・ミヨートハ・シナイ。

マワリヲ・イシキ・シナイデ・
ムシンニ・オドルヒトヲ・ミルノガ・ダイ・スキ・ダ!

ジョナサン・リッチマン



日本には、地中海近隣のアーチストの来日コンサートで、
ステージ前まで詰め寄ったはいいが、何故かくるりと観客の方を向いてお腹クネクネ踊りだす女の人達がいますがね。

8月のシンガポールWOMADへ行く前に、夏フェス第二弾・フジロックへ行くことになりました。
まぁ、最終日だけですが、旅費や入場料は高いし、ジョナサン以外何をみていいのやらさっぱし分からないので困ってしまいます。

ターラブにラブ

2007-07-20 08:26:00 | 音楽
あまりの高齢のため、

「本当に来日することができるのか?」

と、はらはらさせられたビ・キドゥデと、カルチャー・ミュージカル・クラブ・オブ・ザンジバル来日公演へ行ってきました。

地球の裏側からやってきた水色の素敵なドレスのビ・キドゥデおばちゃまは、そりゃもう世界の宝、凄い存在です。性や宗教や年齢もはるかに超えた歌声が、宇宙に響きます!

後半のノりノりセットのアンコール演目は、足もとまくりあげ太鼓をお股にはさんでの「ウニャゴ」でした。秘密の女性の成人儀式の一端を垣間見ることが出来ました。

それにしても気になったのは、若手の聴衆よりも、おっちゃん・おば様たちのほうが、解放されることの幸せを知っているということです。

関係者らしい人たちが、いかにもヤラセで、クネクネ踊りながら舞台に詰め寄って
御ひねりを渡していましたが、その中へ突入していったオッちゃんは本物でした。

もう、嬉しくて踊らずにはいられないという自然な衝動。これは、若い人にはあっても、なかなか単身で外へ出せないんでしょうね。



いやはや、世界はオモシロい。

2007-07-19 00:43:55 | 音楽
インドの伝統芸能楽団ムサフィール来日公演へ行ってきました。
          
インドの古典音楽を今風なノリで演る楽しいおっちゃん達+大道芸のエンタテインメント。

一晩やっても飽きなさそうな口琴モールチャングや、木製カスタネット=カルタールの即興演奏は、それぞれソロでやっても100人力の凄さを見せ付けてくれました。
髭のはえたオカマさんのようなお方のクルクル曲芸は地味ながらも笑顔が最高でした。

音楽フェスティバル向きの娯楽性の高いモノがやたらと多くなっていることに若干の不安を感じつつも、明日はいよいよ待ちに待った、

アラブ、アフロ、インド、ヨーロッパの混血音楽の「ターラブ」だ!

推定95歳、伝説の女性歌手ビ・キドゥデだ!

夏フェスといえば、まずは「東京の夏音楽祭」ですね。

2007-07-14 20:23:58 | 芸能
そう、時間と旅費をかけて地球の裏側までいっても中々見ることのできないものが、目の前で見ることができるんです。非常に価値のあるイベントです。
今年は、キューバの歌・トローバや、待ちに待った推定95歳「ターラブの女王」ビ・キドゥデを見ることができます。タンザニアのザンジバル島の大衆音楽「ターラブ」が生できけるのです~!




トランスをともなう独特の儀式、神々のリズムとダンスを本邦初公開!
とのうたい文句に乗って見てきました一発目

「カリブの島ハイチ、ヴードゥーの儀礼音楽」

ハイチといえばカレー、ブードゥーといえばジミヘン?

よっぽど緊張感のある儀式かと思っていたら、なんとも観客参加型の楽しい会でありました。これはこれで面白かったです。

ギター探しの旅

2007-07-13 11:43:33 | 散歩
自分が普段使っているフェンダーカスタムが、なんとNetで80万円もする値段で売られておりショック。
まぁ、色や状態も違いますが、エレキギターにそんな値段つけるなんて間違ってます。盗まれること考えたら普段持ち歩けないじゃないですか、、、

何だか急に「ブランド品を身につけて見栄をはってる」と思われているのではないかと思えてきて、新たなチープなGを探す旅にでました。

まずは、小平駅下車3分、畑道を抜けた所にある小っちゃなShopへ。
店構えも、まるでセールストークをしてこない店主も不思議な感じでよかったです。
目的の66年製・guildのシングルコイルのソリッドギターは、オクターブが合わないので断念。

テキサスはイカレタ音楽地帯

2007-07-05 21:03:15 | 音楽
わたしの知らぬ間にCDで再発されてました。

バァージンインサニティーの「整備工の幻想」

編成は日本の、いや、世界のバナナメイツと同じDrとGの唄の世界!

ギターとドラムだけの編成でバンドと言い切っていいのは、これと、バナメと、関西のチナスキーランチボックス(今週東京公演があります!)と、渚にて、くらいでしょうか。

二人でバンドと言えるには、奇跡と生々しい空気感と味とダシが効いていなくてはいけません。

ありゃ、バァージンはよくみると4人か、、、まぁいいや。

日本版の帯の宣伝文句は、「テキサスで採掘された原石状態のスラップハッピーだ!」

ブラジルのジョイスあのAlbumとともに、これから長くお世話になります。