ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

驚愕のセコハン娘の映像

2018-10-31 04:15:00 | 音楽
台風で停電した時、ラジカセを探してたら見つけてしまった。
「セコハン娘の素晴らしき世界」

これは、幻のバンド「セコハン娘」のライブを収めた貴重な映像DVDで、円盤の田口さんの稀少なハンドメイド作品。
高円寺のお店にも、もう廃盤で置いてないだろうプレミアもの、、、
かも?


この作品を語るには、メンバーの一人、夭折のドラマー:須山岳彦氏のことを出さないわけにはいかない。
彼といったら、まあ興味が尽きない狂ったエピソードでいっぱい、
だが、
もっとも面白い所は、やたらと私的な事が多く、本人や周りのプライバシーにも触れることもあるし、どこからどう話して良いのか非常に難しい。

スーちゃん(須山氏の愛称)は、自身がボーカルをとるボサノバ大所帯バンドから様々なバンドを掛け持ち、時には鳥肌実を超越するほどのピンの芸を(何故かベース弾き語り)こなす傍ら、
フランス文学出版の白水社の売れっ子編集者として、辞書からノンフィクションまで数々の重要な書籍を世に送り出した。(文学賞授賞式へ、イカれたロックミュージシャンの風貌のまま出掛けて、警備員に取り押さえられた逸話あり)

とにかく、おかしなヒトだった。

(この先、あんなヒトには先ずオキナワじゃ出会えない、、、と、つぶやいたら
いや、東京でもそうそうあんなヒトはいないですよ、と言われた)

身の回りのヒトを喜ばすことが大好きで、何かの集まりにスーちゃんが登場するとパッと花が咲く、
特に酒の席に登場すると、皆がいい気分で酔っぱらって酔っぱらってしまう
そして、しばし、最後にガックシさせられる、
まぁ、しかし本当に多くに愛される宇宙人のような存在だった。

スーちゃんは、ヒトの才能を見つけ共感し引き出すことに長けていた。さすがは有能編集者。
それはヒトによっては、才能というよりも心に秘めていたもの、例えば幼児性、変身願望、だったりした。

よく一緒にいた当時、
新たな登場人物が現れると、必ずあだ名がついた。
思想はあっても実体のない○○会とか○○連とか、作るのが好きだった。
しゃべり方が、相互に影響し、しまいにはオネェ調になっていった。

アホな所を引き出して遊んでくれたわけだ。


元々バンド関係の共通の友人もいて、顔見知りではあったが、急に親交を深めるようになったのは、彼が西荻へ引っ越してきてからだった。

街を歩いていたら、声をかけられた。
当日はまだロックスターなルックスではなく、トレンチコートにセカンドバックというどこか野暮ったい格好だった。そして、まだ、どことなく塩らしい感じだった。

その年、例年にない猛暑の夏が、狂乱の夏となるとは、その時はまだつゆにも思わなかった。
酒と笑いとダンスと裸の夜宴の日々、、、


〈中略〉



その後、
スーちゃんは、風呂なし冷蔵庫なしのアパート「悲しみ荘」から、西荻内の結構広めの築浅マンション「黄金館」へ移った。
そして、あまり交流がなくなった頃、町屋へ越していった。



友情が壊れるから一緒にバンドはやらないようにしよう、と言ってた割りには、私の職場の文化祭バンドに毎年のように参加したし、私のバンドのベースに穴が空いたとき、猛烈特訓してヘルプしてくれたこともあった。

そして、とうとうスーちゃんから初めてバンドをやりたい、と言ってきて結成したのが、これ「セコハン娘」だった。

その時のセリフ
「ねえ、○○○ちゃーん、退院してね、リハビリしたいから、一緒にバンドやろ~」って、、、


今思うと彼にとっては、声帯を取る前の最期のバンド活動で、とにかく、言葉が天才的に冴えていた。
それと共に、あっちの世界へ持っていってしまう力が余りにも強かった。
本番は随分控えめであったが、重ねるリハーサルでは、背筋が凍るほど可笑しすぎて、もう練習にならなかった。と言うか、練習なんてどうでもよくなった。
才能のほとばしりを、誰も止められるわけはない。

この人、本当に異星人なのでは、、、






欲しい方いたら連絡ください。
11月上京の際持参してお渡し可能。
  







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「森のおうち」小屋三棟目 座ドアーズ

2018-10-19 15:45:00 | 877プロジェクト
40代の睡眠時間、半数が6時間未満(厚労省調査)だそう。
ヤバイ、ウチなんか子供と一緒の時間に寝てるから、大体9時就寝、朝6時起床だ。

長生きしないと、人生損するな。





三棟目は、シャワー専用棟。

こちらも、
「小さい暮らしは豊かな暮らし」
のコンセプトにのっとり、最小限のスペースでも最高の水回りを実現するべく、最大限努力してます。

隅々まで、ちょいと一手間かけてやると、やはり全体に気持ちが良い空間になるね。
既製品は、極力使わず手作りでやっていくので、時間は掛かるが一品一品が全てヴィンテージ品となり、墓場まで持っていきたくなります。





扉は、水回りというのもあって、密封性を高めるため、歪みが出ないラワンランバーを奮発して購入。サンドイッチ工法で。



まずは、裏側は古材の縦貼り
これ乾いた時点で、反ってしまったので、裏返して重石を乗っけて2日。
縦横は歪まないけど、表裏に反ることは考えてなかった。



表を貼ると、ジグソーの歯が届かなくなるので、裏の板を貼った時点で覗き窓をあける。


表は、雨水が入らぬようあいじゃくりにした板を一ミリの誤差もなく切って、銅釘で横張り。塗料は、三度塗り。
覗き窓の穴も、貼る前にあけて。



四方を、メラピーで巻きます。隠し釘&ボンドでピッタリくっつけて、一日押さえておく。
そして、表部分だけは細ーく、コーキングで雨水シャットダウン。




L字型の押さえぶちを作って、ガラスを止める。
真四角ならば簡単だろうに、やってこそ判る細部の技の難しさ。
大工仕事と言うよりは、工作というか工芸品作りだ。関数計算も出来ないと作れない。
そして、こんな場所も大工仕事の基本「水を入れない」も忘れちゃいけない。







時間と労力掛かってます。
あ、なんか寂しいと思ったら、ドアノブがまだだ~




こんなドアさ、一枚、10万円は取らないと元とれないなぁ。

と、まあ、自分で作ったから10万円
儲かったな。
しかし、一人では重くて、取り付けられないので、まだ保管中。






シャワー棟は、壁がコンクリートブロックなので、お洒落なむき出し系の電気配線。
こういうの、初挑であるね。
パイプを切るときの火花が嫌いね。
こんなのが、三ヵ所。

脱衣所は、パイン材を数ヶ月天日干して焼いたものと、ウッドロングエコを塗った板と、珪藻土で調湿効果抜群。


窓枠や天井の板は、全て無垢材に自然系のワトコオイル&ブライワックスで艶やか仕上げ。

「ボロい、と、アンティーク、の違いは、艶(ナマメ)かしさにある❗」

これ、墓標に刻もう。







ガラス割るのも慣れてくると、きれいに割れて、いと気分よし。
見た目重視で、五個も分けて窓にしたら、まあ面倒くさ。

台風の時、踏んづけて一枚分割ってしまったので、中央のみ透明。

シャワー室からは、ライトアップされたカルストの岩の森を眺められるという大人な雰囲気です。

こちらが、間もなく完成するので、ボイラー設置したら、次はとうとう



手付かずだった、露天風呂❗❗













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自然には逆らえない

2018-10-16 05:23:00 | 沖縄



「大型台風が続けて2回」

それぞれ準備に二日、後片付けに二日。
窓が割れるとか、車が飛んでいくとかなかったけど、小屋の木製窓の隙間からの浸水あり、
コーキング処理済ます。

未だ、多数の倒木の片付けは、手付かず。
大木の折れ枝が、オブジェのようになってます。是非、見に来てね!

大事に育ててきた庭の植栽の半分が、塩害や風のせいで壊滅状態、
水かけたり、つっかい棒してみたり、対応に追われる。

二日間の停電で済んだが、最中に県知事の開票があり、
Wifi求めてコンビニへ。
出口調査での当選情報から、当選確実までが非常に長く、コンビニ前でのうんこ座り携帯を長々としてしまう。

何だか、子供は学校休みばかり。
やるとないから、将棋したり、オセロしたり、、、





「8才H君の、ヘルペス~風邪~とびひ~膝の軽傷」

唇のデキモノがなかなか治らず、皮膚科に名護まで通う。受診は朝受付て午後子供連れていくという面倒くささ。
発熱や腹痛もあり、たまたま口に塗ったミツロウクリームから重篤な病気になる菌が入ったのではという疑いで、別の病院の小児科で血液検査。
病院中に響く大声で、注射を拒否し暴れるH君を手慣れたオバハン看護師と共に3人がかりで拘束。
観念したあとも、数分間泣きわめき続く。

一年ぶりに、朝早く準備出来たので、途中車を置いて、ピクニック気分で歩いて学校へ。
台風後で石ころの多い道を、二人カケッコし出した所、ニイニイが転倒。
膝から出血で、結局車で保健室へ直行。痛がり方が半端なく、朝の小学生の注目を浴びる。




「H君、真夏の運動会、直前拒否」

休みばかりで、練習やってなかったけど、本人が出たがっていたので、準備して、連れていくと
急に行きたくない、と。

夏の甲子園、東京オリンピック同様、問題大有りでも大半のヒトにとっては運動会は一大事イベント。特に武の町、本部には腕力が自慢の伝統があるようで、真夏の洒落にならない暑さの中での競走(特に親御さん参加の)は、皆本気❗
他に楽しみがなかった昭和の頃の家族総出のお祭り。
昨年度ワタシは、テントで見てるだけで熱中症になりました。

日曜の運動会の代休も何故か、多く(先生が休みたいせいなのか?)、子供が当たり前のように家にいて困る。





「4才Nちゃんの、がっこういかない」

特に月曜、時には関係無く駄々をこね出す。
あの手この手で連れていくが、帰りにはいつも楽しそうに遊んでる。
そして、帰りには必ず、まちぐぁーや(商店)で売っているシャーベット(50円)かボーロ(20円)を要求してくる。






等などあって、
何もかもがうまく進まない。


沖縄の会社の多くが土曜も出で、一日の拘束時間が多いのは、台風の時割り切って休むからかな?
東京みたいに、自然に歯向かって這ってでも通勤する人はいない。





台風の後、無料入館日に、無料苗配布の頭数として連れてこられた子供たち。
停電の時は、ここの無料休憩所にもお世話になった。



一ヵ所、特に心配な、3ミリ薄のガラスのサッシ。



割れる想定で。
他の窓も念のため、バッテン。



うかうかしていたら、沖縄の強力な陽射しで、
あいや、まさかのガムテ跡!

沖縄の住宅のガラスって、陽射しでヒビが入るって、しってる?


ああ、もう少しで完成、と言うところで三歩下がる。











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オキナワから日本を変える、しかない

2018-10-04 05:05:00 | 沖縄
大阪、って誰だっけ?

あ~、
あの台風の時、地元被災地を放り出して沖縄へ来ていたヒトね。

沖縄となんも関係ないのにね。
大阪の方々、あんなやつが知事じゃ、恥ずかしいよね。



沖縄?








この方ですよ!




うるま市出身
米兵の父親と、伊江島出身の母親との間に生まれ、
貧しい母子家庭で、母が住み込みで働いている10歳までの間は近隣の知人宅に預けられて育つ。
実の母とその養母と2人の母がいる。

子供の頃「ハーフ」とか「英語しゃべってみろ」とか言われ、さまざまないじめを経験
そんな時、養母は指をたとえに出して「10本の指に同じ長さのものはない」とで慰めた。
これがのちに、多様性を尊重しすべての人を救おうとする玉城デニーの政治の原点になった。



現在の姿↓
"玉城デニーLIVE" を YouTube で見る





 
東京都知事、って誰だっけ?

あ、玉城デニーに向かって
「あんた、日本語読めるの?!」
などとヘイト野次を飛ばしたおばはんね。

やっぱ、恥ずかしいね。







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