ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

ビートルズのカバー、今回は何を新解釈しますか、、、

2011-01-26 11:46:13 | ライブ
ジ・アネット・ヘヴン、今年一発目のライブは1月30日(日)、高円寺ペンギンハウスです。出番はトリで、9時過ぎ。

毎回、肉体から内臓まであちこちが調子悪いと言っては、全身の力全開で叩くドラマー“お杉”from「Hell」
2時間のスタジオに、必ず500ml2本のアルコールを持ち込まないとエンジンが上がらないベース“ニシノ”from「out to lunchi」
バナナメイツのアルバムを聞きなおして、改めてその素晴らしさに気がついた“センヤ”ex.「special view」
の男3匹6君ロール♪


あっ、ビートルズのカバーは

「Come Together」

ぎょっとした目玉が
グルグル回った
イカレた振りした
あの娘が笑った

ちょっとした違いが
大きな勘違い
頭とお尻と
鼻と口と○○

ドーナツの唇
ベタベタ吸い付く
地獄の快楽
身動きとれない

俺の上で
ライト・ナウ
終わり

さぁ、みんなで、一緒に行きましょう!



豪雪の金沢、男一人旅

2011-01-21 20:35:43 | 

そういえば最近は、月に一回、国内を旅しているような気がします。
旅費を押さえるためバスを使って、初旅は古都金沢。みんな親切で、本当いいところ。

そもそも南国好きなんで、暑い時に暑いところへは行きますが、寒い時に寒いところへ行くのは初体験。
靴下を2枚がさね、ヒートテックなど持ってないんで下着も重ね着。
でもね、スニーカーで行っちゃったんですよ。
何といっても3泊したこの時期、地元の街で休日を楽しむ若者も、寒波の影響で吹く風と雪でギャーギャー叫ぶほどの大荒れ。飛行機や列車も欠航が相次いでました。


21世紀美術館も何だか良かったけれども、一番の収穫は2軒の素晴らしいゲストハウス(ポンギー、ナマステ)。
そして、一軒の古い喫茶店。
その個性の固まりのクラッシク喫茶「ローレンス」では、ヨーコオノばりの黒ずくめアーティストのお姉さまが、コーヒー一杯で芸術論から人生論まで語ってくださります。地元芸大生や美術関係者だけのサロンにしておくにはもったいない、人とハコです。京都のタンゴ喫茶・クンパルシータなき今、私にとって最後の砦となりました。


何といっても頑張って冬に来たんだから海の幸、ブリ、甘エビ、バイ貝などなど。あと、気になっていた発酵文化金沢の珍味、フグの卵巣の糠漬けですが、ちと高価なのと美味いもんではないとの声をきき今回は見送り。5年前には食中毒事件があったみたいですね。
木造の一階建てが並ぶ新天地(元青線地帯)に、なぜかプログレを聞かせる割烹料理屋があり入店。レッドツェッペリンのDVDなどを観賞して、帰りに土産で鯖棒寿司を頂いちゃいました。

しかし、駅近くの宿へ歩いて行く途中は視界ゼロの猛吹雪。もう私、歩く雪だるまさん。

雪国を旅慣れてない私には、長靴を無料で貸してくれる駅のインフォメーションセンターが、かなりありがたく感じられました。


初読書

2011-01-11 11:47:59 | 映画・読書
元旦に目が覚めて、二度寝するべく読んだのは、魚柄仁之助の「うおかつ流豊かな時間の使い方」

昨年は、友川カズキ大推薦の西村賢太(実際に会いたくない作家ナンバーワン)の小説が面白くて仕方ありませんでしたが、今年からは心を入れ替えて、私のテーマは「豊かな時間、豊かな生活、豊かな人生」


このうおかつさん(CANのボーカルでも、フォーク歌手でもないよ)、大量生産・大量消費の腐りきった日本で、モノにもてあそばれる事なく「人の情」で豊かさを感じる生き方を教えてくれます。
好き放題の生活をしてこられたのが、12歳の時手にしたギターがきっかけだっていうところが面白いです。

教本を勉強した奴と違って、自分で音を並べてコードを発見し弾き方を取得し、その過程を身に付けた方が応用力がつくと言います。
ギターの和音の押さえる位置を一ヶ月必死こいて探し当てた後、コードブックっていうのがあるのを知ってビックラこいてますが、耳で聞いた音を自分のギターで出してみるというやり方で始めたことが大事なことだと。
教本で始めた人が「そのコードなに?」って聞きたがるのと違って、彼はどんな曲でも自分で音を探って自由に弾けるようになったそうです。

ギターとの取り組み方=関係作りのプロセス、それがその後の総てのことに役立ったということです。

『好きなことを思い切りやって生きていく。
「これやーっ!!」とピーンときたら、自分の頭で考え、即実行!』

メンバー発表

2011-01-04 18:34:13 | ロック
メンバー発表

“Special View”
Dr.Kouki Aizawa
B.Kouji Nishino
G.&Vo.Senya Uemura

ゲスト:Per.Saeking


曲目
タイヨウノトリ
ガラスのビン




「Special View復活ライヴ!!!」

2011年1月9日
場所:新宿歌舞伎町ゴールデンエッグ

13:30~14:00電気醤油
14:10~14:40反芻袋
14:50~15:20犬風&村井英晃
15:30~16:15 Special view

料金:¥1500ワンドリンクつき


初音楽

2011-01-02 11:53:45 | 音楽
新春初聞きのセレクトは、やはり慎重に。

といっても、朝目覚めてぱっと手に取ったCDなんですが。

今年の一発目は、マークリボーのギター一本勝負作品「セインツ」
一本のギターから、慎重に選ばれた音だけが、元旦の朝の部屋に侵入してきます。
アルバート・アイラーから始まって、ジョンゾーンやジョンルーリーの曲の他、ジャズスタンダードからウエストサイドストーリー、そしてビートルズのHappiness Is a Warm Gunまで。
哀しくも切なくなり、もう新年初泣きでーす。

で、2発目はジャケットを飾る為に持ってたような、こんな時でないとわざわざ聞かない、アイラーの「スピリッツ」へ

こういうの、本当は夏の夜中の2時頃聞くと涼しくていいんですがね。

新春には葩餅

2011-01-01 10:07:23 | 西荻
西荻和菓子の喜多屋さんのおばちゃんとこで、年末気分でおやつを二つ三つ買おうとしたところ、
「うさぎさんのは直ぐ売り切れたのよ」から、
はなびら餅の話が始まって、どうせなら新春らしいものも買おうという気持ちについついなり、計4種類も和菓子を購入してしまいました。


この葩餅(はなびら餅)つうのは、京都で正月にだけ食べる伝統の御菓子の一つで、柔らかい餅に京都のお雑煮に見立てた白味噌のあんをごぼうと共に求肥で包んであるお菓子であります。
食べてみて、甘いごぼうと柔らかい餅の触感に、以前にどこかで食べたことを想い出しました。

喜田屋さんのおばちゃんによると、「正月のお茶は必ずこれで、お茶の先生が沢山買っていく」「他の街へ引っ越した人が、わざわざ年末に買いに来る」
「一個だけ買う人(私)にも必ず謂れのチラシを配ってるんで、東京でもここまで広がったのよ」等々

しかし、ウチでそのチラシを読もうとしたところ、何度ものコピーのコピーで文字がぜんぜん読めません。
仕方なくウィキペディアを見てみると
『菱葩餅(ひしはなびらもち)は、ごぼうと白味噌餡とピンク色の餅を、餅もしくは求肥で包んだ和菓子である。通称花びら餅。平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したもので、600年にわたり宮中のおせち料理の一つと考えられてきた。
歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、その上に猪肉や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて食べていたが、だんだん簡略化され、餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を、公家に配るようになった。さらには鮎はごぼうに、雑煮は餅と味噌餡でかたどったものとなった』
とのことでした。

他より安いといえども、300円はするコレ、酒の勢いで二口で腹に収まりました。
ね、太っ腹で、お正月っぽいでしょ。