ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

快速が止まるのも不思議な薄暗い街の沖縄

2009-03-27 23:41:58 | 散歩
駅前図書館で、旅の雑誌のブータン特集や来週行く富山のガイドブックを眺めてから、三鷹~武蔵境~東小金井までお散歩。

桜はまだかいな~
まだです。
しかも冷たーい。
散歩が、単なる早歩きウォーキングに。
またしても意味ない散歩と、名も知れぬ自家製パン屋で3っつもパン買って、時間とお金の無駄遣いしてまった~

「ああ、また今日も何やってんだか、、、」
ここは、奈落の底。
最近のワタシ、完全な抜け殻状態。


英語の格言に
「今日は、残された人生の最初の日である」
“TODAY IS THE FIRST DAY OF MY LIFE.”

っていうのあるけどね、身に沁みるのね。



「ああ、神様、私にお与えください。
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを。
変えられるものは変える勇気を。
そしてこの二つのものを見分ける賢さを」



本日終着は、東小金井で非常に素敵なたたずまいの一戸建て木造の沖縄料理屋「海風」へ。初入店です。
外見は最高。駅から30秒の立地で一軒家です。
料理のメニューも沖縄料理+深夜食堂的B級料理、品数が多く楽しいです。内装は今時の昭和居酒屋に近いが、取ってつけたような感じではなく、京都の酒蔵を改装したロックのライブハウス・磔磔にを狭くし新しくしたような本物の感じ。

中央線の中の僻地・武蔵堺と東小金井。完全に東小金井に軍配が上がります。
(商店街では、三鷹なんて論外ね)
何と言っても、高いビルがない。北口の駅前の明かりの少なさなんて、もう寂れた温泉街の駅そのもの。北へ歩いても南へ歩いても30分で大きな自然の豊かな公園に行けてしまう。
規制緩和で、どこの街も同じ風景(駅ビル・チェーン居酒屋・コンビニ)になり果てた今、ここ東小金井は貴重なスポットであります。

やんばるの森へ日帰り旅行

2009-03-21 09:35:01 | 沖縄
またしても、本日の行き先を迷いに迷っておりました。

キューバにゃ興味があるが、周りが腰くねくねのサルサダンス好きのOLやおじさんばかりのところへ行って、
はたして楽しめるのか、、、?
UAや沖縄やシステムに対抗する姿勢にゃ興味があるが、旅人系の若者の中で、
はたして楽しめるのか、、、?


昼間は、窓全開で沖縄民謡聴きながらお昼寝してたのに、夕方外に出てみると冷たい風がビュウビュウ。
意を決して向かうつもりの、上野の野外音楽堂での「キューバと日本ダンスと音楽のフェスティバル2009」は、いくら体を動かしても寒そうなので取り止め。
西荻から徒歩で、三鷹台のオーガニックカフェ「ほのかふぇ」へ行ってきました。

お目当ては、
心〜ククル〜 UAやんばるLIVE DVD 上映会。

CDショップやオーガニック系のカフェにおいてあるフリーペーパー「88」の制作です(日本の野外フェス好きな若者が読むやつネ)。
音響には不満がありましたが、やんばるの森の中でのUAの歌の雰囲気と、趣旨の「やんばるの森に軍事基地はいらないヨ」という訴えは、伝わってきました。

多くの搾取される側の人々と、一部の搾取する側の人。搾取される側の人々は、その仕組みや現実に起こっていることを知らなさすぎる。
というようなことをUAは言ってました(言い方は違いましたがね)。


自分が実際この目で見た中だけのことですが、沖縄の人々、台湾の原住民、中南米のインディオ等の昔から搾取される側にたたされている人々は、どうもヒトがいいというか、楽観的というか、、、
そもそも、古来からのシステムで生活が成り立っていて、平和に暮らしていたために、知らぬ間に新しいシステムの波に飲み込まれてしまうんではないかと思うのでした。

戦争や新自由主義経済の謀略を許すべきではありません。
そのために私に出来ることは、、、


滝田ゆうゴッコ

2009-03-20 15:50:20 | 散歩
本郷の大学に、ちょいと野暮用ありの日。
天気は上々、散歩しないわけがないのです。
時間があるので、喫茶店でゆっくり読書、終着地は、早稲田松竹ラスト1本800円の予定。


まず、赤門をくぐる前にランチタイムは、大好きな万定フルーツパーラーのカレーです。
大正時代から続いているこの店のカレーは、豚肉と玉葱だけの極々シンプルなものでホッコリいたします。店内の円形カウンター、床のタイル、木製のレジもレトロそのもの、永遠に存続して欲しいものです。

この界隈には、他にもカレーで有名なルオーや、レトロチックな喫茶店がひしめいていて、あちこち入っていたらゆっくりできまへん。コーヒータイムは帰り道にとっておいて裏道調査開始。
裏路地へ入ると、昔、小学校の就学旅行で泊まったような旅館や、大正時代に文豪が住んでいたような木造の家が未だにあります。ぼさっとした古いマンションなどは沖縄のにおいがしました。いいねいいね~。
ただ、温泉旅館のような木造3階建てで目立っていた有名下宿は、取り壊されてしまったようで、見つけられませんでした。

大学の14階の窓から町並みを眺めた後、白山のジャズ喫茶音楽館へいくか、根津方面へいくかさんざん迷ったあげく、裏門方面から不忍池へ。
(西荻の某中華料理屋では、年に一回ここのスッポンを釣り上げて、皆で食しているようです)
そろそろ歩き疲れてきたので、コーヒータイムを。以前行ったことのある「乱歩」へ向かうことにしました。

しかし、場所が、根津か千駄木かうろ覚え。しかも根津あたりの裏路地を歩いていると楽しくって仕方がありません。手作りお惣菜屋、魚屋、ご近所同士の井戸端会議、赤提灯、社交場の銭湯等々。
くまなく路地を調査していたら、なんと2時間も歩いてました。

こりゃー、ヤバイと思っていたら、やっと乱歩に到着。
が、定休日、閉まってました、、、ギャフン。

ああ、映画の時間がせまってきた。
休憩する間もなく西日暮里へ出て、手作り卵サンドとチョコのべっとりついたパンを購入、山手線へ。

足はがくがく、身体はくたくた。
しかし!橋口亮輔監督の『ぐるりのこと。』
これが最高の映画でした。

90年代から今世紀初頭に起きたさまざまな社会的事件を背景に、困難に直面しながらも一緒に乗り越えてゆく夫婦の10年に渡る軌跡。
鬼気迫る名演技の木村多江と、ある意味素人演技で大正解のリリー・フランキー。
決して離れることのない彼らのきずなを通して紡がれる希望と再生の物語が、温かな感動を誘い、も~う疲れた身体も自然にホッコリ。
星5つ!




終戦で敗戦、、、占領を背負った男

2009-03-10 22:54:16 | Weblog
日本にも、こんなに、いかした、たいした男がいた!
http://www.nhk.or.jp/drama/shirasujirou/index.html

もしかしたら、この男がいなかったら、日本は完璧な植民地になってたのかもしれませんね~。

「ミチコとハッチン」同様、音楽から入ったTV(NHK)ドラマです。
確かに大友良英の音楽も良いです。
しかしながら、己の良心のみを信じ、輝かしい未来を夢見て、「敗戦」「占領」から「独立」へ激動の昭和史を生きた一人の侍のジェントルマン道。“白洲次郎”の骨太なダンディズムには、もうしびっれぱなっし!!


オヤジ丸出しのだみ声政治家サン、あんたは死刑。いつから日本はそういふ風になっちゃったのかね~



2009年永遠の夏・音楽祭り

2009-03-05 05:18:03 | 音楽
まだまだ季節は夏に程遠いけれども、そろそろ季節は巡って方向はマイサマーへと折り返しました。
もう待ってられない!いち早く計画を立てて、3月にして夏気分を味わいましょう。

実際行くかどうかは別として、狙うイベントを挙げて整理しとかないと、去年の夏のように見逃した!ってことになっちゃうからね。


<3月>
14日
「近未来チンドン・ガラクタ音楽会」目黒区役所
UAの「ドレミノテレビ」に出てた廃品打楽器演奏家・トモトモ(山口とも)を見てみたいのだ。

20日
「キューバと日本 ダンスと音楽のフェスティバル」上野公園内の野外ステージ
145人のダンサーが出演し30演目を披露、3バンド23人のミュージシャンが演奏、総勢168人の参加者!
こりゃーいったい?でも、このイベントから永遠の夏への始まりの予感、、、

28日
「反-貧困フェスタ2009」神田一橋中学校
ライブは期待しませんが、自分の目で現実を見ておきたいのです。ヒトはヒトが作り出した様々なシステムに、のみ込まれてはいけないのです。


<4月>
3~5日
「全日本チンドンコンクール」富山市
戦災の焼け跡から立ち直り復興した昭和30年に、市民の心に明るさを取り戻そうと誕生した歴史あるイベントなのだ。初観戦。 

18、19日
「アースデイコンサート」代々木公園
「楽器&音響の電力は使用済み天ぷら油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料によって発電されます」だって。湯川潮音ちゃんや、チャンプルーズ、無料なら見ちゃいたいのよ。

26日
「ゆらゆら帝国」日比谷野音
ツタヤで借りた『REMIX 2005-2008』を聞いて、ぶっ飛びました。ジャケもいかしてたけど、私が在籍時の“ヴェガポップ”の写真に似てたな~。たしかクイックジャパンのインタビュー用に撮影したヤツ。


<5月>
17日「宇宙の日」ROVO、Dachambo、他。日比谷野音
自由席だから、暇だったら行ってみようっと。


<6月>
「仙川のジャズフェス」
昨年はJohn Zorn's cobraや巻上公一が出てるようです。


<7月> 
「WORLD BEAT 2009」
今年は誰が来るのかな~?

「東京の夏音楽祭」
今年のテーマ{日本の声・日本の音}。ケチって海外から誰も呼ばないのか心配。主催のイベントはお勉強会のようで堅苦しいが、呼ばれたアーチスト達の課外授業がいいのだ。

「中野チャンプルーフェスタ」
一番近い沖縄!もちろん無料見。
「オリオンビアフェスト 伊勢丹」新宿
二番目に近い沖縄。
今年もあるのかな~?

4,5日
「ピースフルラブ・ロックフェスティバル」沖縄 コザ運動公園
紫、JET、KWEEN等のおやじバンドを見たいのだけど、、、わざわざコザまで行けないかな。

10~12日
「Rainforest World Music Festival 」マレーシア・ボルネオ
4月以降アジア系飛行路線は、燃油サーチャージ格安?!行く気満々。

24~26日
「フジロックフェスティバル」新潟県苗場スキー場
パティースミス、ゴング、ギャング・ギャング・ダンスも見たいが、いま一つ決め手にかけ、第二弾出演者発表待ち。


<8月>
6~15日
「World Music and Dance Festival 2009 」函館
詳細不明ですが、来日する人によっては、行く覚悟も、、、


14日
「寿町フリーコンサート」横浜
過去に何度か行ってからご無沙汰でしたが、経済曲がり角の今年は行くべきか、、、

21~23日
「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド 2009 」富山県南砺市
コンサートやワークショップなどで、どっぷりとワールドミュージックを楽しめるようで、、、日本の辺境の地?へ、世界の辺境のミュージシャンが集結。絶対行くもんね。

「錦糸町河内音頭」錦糸町
日本が誇れる音楽です。本場へも行って見てみたい~。


<10月>
「HAPPY FLOWER BEACH PARTY」沖縄
99年に、どんとが始めたライブパーティー。昨年は、あふりらんぽも出てたんだ。

「UAと人形浄瑠璃のコラボ」徳島の山奥
一昨年、藤野で聞いた「水色」が忘れられましぇん。

8~11日
「ウルサンワールドミュージックフェスティバル」韓国
こりゃー本格的なフェスだ、行ってみたーい。韓国なら近いし。で、ウルサンって何処よ?寒くないの~?

今どきの新宿ピットイン

2009-03-03 09:34:52 | 音楽
今週末は、映画の日1000円って言うんで「チェンジリング」という映画を見に行きました。
監督がイーストウッド様だったので、あまり内容や評判を気にせず、それなりにいいんだろうと選んだつもりでしたが。
時間の無駄使いでした。
オーノー! 
1000円払って2時間の無駄。
ということは、時給1000円で働いたとしても3000円の無駄。
ああ~。
実話をもとにした話で悪い映画では決してなかったんですが、あまりにアメリカンな映画でして、、、


という訳で、失われた週末を取り戻すべく、月曜から新宿に出向きました。ジャズの老舗ピットインです。

目当ては、“ALTERED STATES”
内橋和久(G,Effects)ナスノミツル(el-B)芳垣安洋(Ds)

最高のロック的即興演奏。
Gをきっかけにインプロ演奏が繋がっていきます。そのGは、なんとも不可思議の骨頂で、変幻自在を極めるのでした。ああ、俺にゃ真似できないヮ、、、
ロックといっても、出音は小さく、くっきりした音を、安心して座って聴いてられます。
なんかある意味、聞いててラクチン。
身体で聞く音楽ではないんですね。やはり、ここはピットイイン、頭のほうでウンウン聞かないと。

でも、やっぱ、歌がないってのと、ノリノリの曲がないってのは、何処か退屈。

私の場合、酒を飲むと身体は冴えて来るんですが、頭のほうがうすれていき、集中して即興を聞いていられなくなります。しかし、ここはピットイイン、1部と2部の休憩時間があるんです。その間に、夜のネオン街へと逃亡、、、