ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

店長さん、知ってたなら教えてよ!

2013-08-31 10:00:41 | 音楽
修理中の(はずの)我が愛車・スバルサンンバーくん、手つかずで返品されました。
前に電話した時は、故障の症状を再度聞かれ、もう少し待ってくれとのことでした。旧盆がどうのこうので、要するに行事に忙しくて手をつけてなかったようです。
再び、催促の連絡をしてみると、振り出しに戻ってどんな症状かをまたしても聞かれました。
その結果、結局直せないということに、、、


さて、ギターを求めての旅、後半。
車で1時間、名護にあるリサイクルショップまで足を伸ばしてみました。ここは、リサイクル屋のチェーン店のひとつですが、この店舗自体は楽器専門でした。これは、沖縄で唯一の中古楽器店と言ってもよいかも。
ガットギターは、2本しか置いてなかったけど、そのうちの一本がなかなか弾きやすく、状態も良し、音も最近触った中ではるかに良い気がしたので、購入することにしました。ケースなし、6,000円を値段交渉してみると、お店の人はニヤリと笑って500円まけてくれました。これで浮いたお金で、H君とぜんざい食える!

70年代のヤマハ製“G-250”。
うちへ帰って、ネットで調べてみると
 《1973年~1976年まで当時の定価が、25,000円で販売されたモデルですが、現行モデルの6万円前後のモデルより良い材料が使用されています。 当時の25,000円の価値は、かなりのもので、高度成長期のにあった当時1974年を境にギターの質は激変します。したがって、2万円クラスでトップ単板のモデルは、各メーカーとも非常に少ないです。 一般的に1980年以降25,000円以下でトップは単板のモデルは皆無といえます。(近年の中国製は別)SHINANOギターSC25、YAMAHA C-250等トップは合板です。 「HAND MAIDE」とラベルに表示していても、SHINANO SC-25等は間違いなくトップも合板です。》

トップは単板だよな~鳴りが全然違うよ!
やっぱ、わたし良い耳してたのね。
弦高も低くて弾きやすいし~
やっぱ、わたし選ぶセンス抜群だわ。

6万円クラスのものを、5,500円でゲットして浮かれていると、どうもチューニングがあわない。
よくよくブリッジのところを見てみると、
おやまぁ、肝心の駒が抜け落ちてる!!
わっ!こんな状態で弾いてたとは、、、

↓その後、コザの照屋楽器で駒の板(白い部分)を購入、弦高を綿密に測りながらやすりで削って、出来上がり。繊細な作業です。これで、本当に良い音がでます。






「見落とされる不遇のギター・アルバム 10選」

2013-08-28 21:02:30 | 音楽
阿佐ヶ谷でロック飲み屋をやってる友人が来沖したので、ご近所・真栄田にあるカフェアウラという所の屋上ビアガーデンで会いました。日が暮れゆくなか、呑み放題2時間1,500円
(3時間以上いたけど)、沖縄の涼しい夏の夜ってやっぱ最高ね。

東京の様子をちょっと聞くと、なんだかとっても行きたくなっちゃいます。H君の好きな電車もいっぱい走ってるしね。中央線辺りに安い素泊まり宿があれば気楽にいけるんだけどな、、、
そして、不遇のギターリストなどは、本当に身の周り3キロ圏内にいっぱいいたのを思い出しました。ハッキリ言って、沖縄で見かけるどんなものよりカッコいい音を出せる人が身近にいくらでもいたのでした。



さて、不遇の10選というサイトを見かけ、非常に気になってしまいました。まあ何が基準かは分かりませんが、ギブソンのサイトが発表したものを覗いてみると、
「見落とされる不遇のギター・アルバム 10選」

Flash: In the Can (1972)
Wishbone Ash: Argus (1972)
Sonic Youth: Daydream Nation (1988)
Television: Marquee Moon (1977)
Neil Young and Crazy Horse: Zuma (1975)
David Bowie: The Man Who Sold the World (1970)
The Guess Who: American Woman (1970)
Lou Reed: The Blue Mask (1982)
Montrose: Montrose (1973)
Mott the Hoople: Mott (1973)

ソニックユース、テレビジョン、ニールヤング、ウイッシュボーンアッシュなんて、自分には基本というか、名盤中の名盤じゃないですか。この辺のセンスにザバンドなんかをふりかけたら、ウイルコの出来上がりみたいな、、、

ルーリード、モットザフープル、デビッドボウイも良く聞いてたし。
フラッシュは、イエス系のプロぐれで、手を出してない。モントローズも、趣味じゃないアメリカンハードなんで聞いてない。
ゲスフーってのは、昔から名前だけ知ってたけど、その名前のヒビキがかっこ悪くて聞こうとしませんでした。
下衆、誰ですか、
ですよ。
とくに小遣いも少なく一枚のレコードが貴重な中高時代なんぞ、情報も少なく、かっこ悪いバンド名のアルバムを買うはずもない。
でもね、今聞いてみるとけっこうカッコいいわ。

今週の、息子へのお言葉
「食わず嫌いは止めましょう」


次々と壊れていく

2013-08-25 12:38:37 | 沖縄
沖縄でお買い物。これがなかなか難しい。
沖縄の地方で買い物といえばイオンとサンエー。後はメイクマン等の大手ホームセンター。アマゾン以外は、ネットでの大物買い物は、お届け不可能か高額な送料をとられてしまいます。

食料品なんぞは地産地消でいいんです。野菜はたまに台風直撃で出回らなくなったりするけどね。おしゃれなパン屋なんか、ご近所にどこで買うか迷うほどあるし。特別なものは、ネットで買うとか、宜野湾あたりまで行けばカルディで無料コーヒーすすりながらショッピングできるし、ディー& デパートメントもあるさぁ。

しかし、趣味のもの、コレが難しい。特に手にとって見てみないと分からないようなもの。目利きが必要な「一品もの」。木でできた楽器なんかとくにね。

今となってはとても希少な、白いガットギター。
車の後部で、梅雨の時期に「バチン!」と、でかい音がしたかと思ったら、ブリッジがはがれて壊れてしまいました。
もうショック!
これがないと、海に向けてサンバーのバックドアーを開け放ち、H君と二人で毎日コンサートを開くことができないじゃないですか。
やすりで擦って木工ボンドでくっ付け、重りを載せて24時間、が2日後にバチン!
次に、クランプと押さえの板切れまで購入して修復に挑みましたが、4日後に見事にバチン!はがれました。
直すの、もう諦めました。

さて、ギターを求めての旅の始まり。
沖縄には中古楽器屋というものは存在しません。「沖縄宝島」という「売ります、買います、あげます」の売買サイトを利用するか、リサイクルショップくらい。
まずは、沖縄宝島をチェック。さすがに、あげますのコーナーにはないとは思いつつ覗いてみると、結構面白い。捨てるのにお金のかかる、ブラウン管のテレビやソファー、さらに赤土とか、捨てるにもったいない梱包用のプチプチもらって下さいまで。
でも良く考えてみると、買うと決まってからでないと品を見られないのでパス。
次に、リサイクルショップをチェック。ネットで見ると、沖縄市の知花と名護に楽器専門コーナーのある店を発見、行ってみました。知花店は、1階は普通のリサイクルショップ、入り口にはブルースブラザーズの等身大の人形が置いてあり楽しげ。2階へ行ってみると、、、あるある!ガラクタ(失礼)の山。名前の知らないメーカーのエレキやフォークギター、三線、何でもござれ。ガットギターも6~7本ありました。しかし、鉄弦張ってあったり、弦の巻き方がめちゃくちゃだったり、以前の所有者がかなりいい加減。これは沖縄ならでは?結局、2度店に通ってあれこれ試奏してみましたが購入にはいたりませんでした。
続く、、、


↓ホワイトガッツギターに引き続き、この夏知らぬ間にブリッジがはがれてしまったウクレレ。沖縄は強烈な日差しと湿気と塩害のせいか、恐ろしくモノが壊れる所です。購入して1年チョいの我が家のスバルサンンバー、只今修理中。

観なきゃ良い映画だったのに

2013-08-17 09:02:09 | 映画・読書
最近見た映画

No.1:「風立ちぬ」予告

No.2:「桜並木の満開の下に」
 | 
 | :「ローマでアモーレ」
 |
 | :「祈りーサムシンググレート」
 |
最下位:「風立ちぬ」本編


無料で桜坂劇場の会員になれたので、月曜日は800円で見られるのだ。でも那覇往復のガソリン代考えると他の用事もないともったいないですね。


今日から恐怖の5連休、そう19日から21日は旧盆で沖縄社会は休日、みんな那覇などの町から地元へ帰る日です。水納島にでも泊まりで行こうかと考えたけど、ここにきて天気が傘マーク、、、
やっぱ、お盆はローカルなエイサー見物かな~

ゲートボール見学はもう飽きた。

オジイが通るよの歌

2013-08-15 08:26:30 | ザ・バナナメイツ
読谷から車で30分の沖縄県沖縄市・通称コザは、さびれてはいるけど異国情緒あふれる趣のある街です。
沖縄市は、広くて人口は那覇に次いで多い主要な町。内地の地方都市同様に車社会の定着で、昔栄えた中心市街地から郊外へ人の流れは分散してしまっていますが、何かと面白いところです。

沖縄が日本に返還される前は「BCストリート」と呼ばれ、米兵を相手にした飲食店がずらりと建ち並んでいた「パークアベニュー通り」
おばちゃん服屋などの多いアーケード街の「一番街」
等は、すっかりシャッター街ではありますが、ところどころ面白い雑貨屋、アトリエ、ギャラリー、クラブ、レコード屋などあって、ちょくちょく出かけることになります。
音楽的には、オトラボ、音洞、bar threeあたりでは、ナイスなイベントがあったりして、客層を見てもまるで吉祥寺にでもいるかの錯覚を起こします。
ただ、街をぶらついてもおしゃれな若者が歩いているわけでなく、どちらかと言うと濃ゆい顔をしたおじさんがちらほらいる感じ。そう、街の中心街付近はいまだに赤瓦の古いお家がいっぱいあって、そんなとこに住んでるだろうおじさん達がストリートへぷらぷらしに来るんです。
コザの街は、沖縄一こゆい「おじさん」天国な街!


↓お題を貰って、私が即興で歌うつもりが、、、



内地のルールと、沖縄ルールと、うちのルール

2013-08-07 17:58:25 | 沖縄
「あーかーはー、、、、とまれ!」

「あーおーはー、、、すすめ!」

おまわりさんが「そらいろえん」に来てくれて、信号の渡り方を教わってからは、3歳のH君でもちゃんと分かるようになりました。


でも、大人の世界は違います。沖縄ルールってのがあって、

「青は、注意して進め」
勢い余って、横から飛び出てくる車があるんで、青になっても一息止まってから発車しなくてはなりません。

「黄色は、迷わず進め」
まじめに停止していたら、「黄色は進め」と信じている後続の車に追突されてしまいます。一番危険な色であります。

「赤は止まれ」
これは全国共通。中央の線や、停車線など消えて見えないことが多いけれどね。
他にも、
「左折はウインカー出すな(いや、出すなとは言ってないか、、、交差点以外の左折は皆さんわざわざ出しませんね)。右折は自分が曲がれないからウインカー出せ」とか
「無料パーキングは、隙さえあればどこへでもとめろ」とか
「Yナンバー(運転の荒い外国人)と、わナンバー(不慣れな観光客のレンタカー)の後にはつくな」とか、結構あります。



ところで、うちのかーちゃん。アクセルをオンかオフしかないと思っている荒い運転に、毎度苦情を言っても受け付ける気が微塵もない性格。いったんハンドルを握らせたら、息子ともども命を預けてしまったも同様、こちとらまったく逆らえません。
うちのスバルサンバーは、加速も弱いし、ブレーキも古いタイプで利きが悪い、エアーバックも無装備。安全性にはかなり不安ありです。でもそんなこと等お構いなしで、轟音をたてて飛ばしてくれます。
しかもバンバンとばしてくれる割りに、運動神経は鈍いと言うか、物事を感知してから判断して行動に移す反応が遅いので、毎度ハラハラさせられることの多い「地獄の鬼嫁ドライブ」なのです。

そんな永遠のシルバーマークをつけてる鬼嫁(昔花嫁)の運転で、コザから帰ってきた時の事です。
前方の信号が青から黄色に変わりました。
ブレーキを一瞬かけて、止まるかと思いきや、「コレ行ってもいいよね~?」と責任を一方的にこちらにゆだね、アクセルを踏んでくれました。

交差点を越す前に信号が、赤に変わりました。
もう、アクセル全開です!
「ス、スピード違反、、、」
「いやいやこれは、信号無視、、、」


後ろのチャイルドシートで、しっかり親の運転の仕方を観察しているH君。その後、ドライブ中ずっと楽しそうに何度も何度も唱えてました。

「黄色は、ブゥーーーン!」

「赤は、ブゥーーーーーーーーーン!!」



2等、、、山羊一頭!

2013-08-05 21:39:49 | 芸能
さて、1等は、、、
はい、黒い牛一頭であります!

「そんなの当たったら困っちゃう」って人には、参加資格がない宜野座村の「松田祭り」へ行ってきました。

3等は、マグロ一本。

こちらの人は、賭け事が大好き。この祭りのメインイベント「お楽しみ抽選会」です。

他に野菜が山盛り乗った一輪車セット、自転車、扇風機等々、100個も当りがあったのでした。おそらく確率としては、20人に1人は何か当たるほどで、この抽選の為に1時間以上もあるのでした。そして、抽選が終わると、まだ花火や歌があるのにみんなぞろぞろお家へ帰って行きました。

1枚500円の抽選券破り捨てて、外れた我が家もバンバー(バイバイ)


沖縄、喫茶店巡り

2013-08-03 10:07:41 | 
「コザでジャズ喫茶が復活!」
との噂を少し前に、聞きました。
その後、パルミラ通りにある cafe&dining Threeで「coffee house 六曜舎」なるチラシを発見。それには「銀天街老舗の喫茶店」「ジャズとコーヒーでくつろぎのひとときを」「日曜定休」と。
なるほど、これだな、、、

ランチもやっているというので、お昼時に意を決してその復活したという六曜舎まで車をとばし行ってみました。読谷の北端のうちから沖縄市へは30分。「ノー・オスプレイ」のポスターをウインドウに貼ってはいますが、広大な土地の普天間基地の横を走り抜けるのは爽快です。

が、閉まってました、、、

やってそうな気配はあったので、気まぐれで休んだりしてるのかどうか。またの機会に調査に行きたいと思います。


わざわざ出てきたので、ただでは帰れません。腹も減ったし。
仕方なく、こちらも噂で聞いてたインドカレーの喫茶、
軽食喫茶アオイへ。

かわらやーのレトロな外観。本土でいうところの看板建築ですな。ベトナム戦争で栄えていた頃はこんな店がぎっしり並んでいたのでしょう。パークアベニューから坂を下った銀天街を中心にするここコザ十字路辺りは黒人の町。当時、白人が間違えて迷い込むと、袋叩きにあったそうです。

さて入店すると、いかにも家庭風なおばさんが趣味でやってそうな店内。しかもよく見ると、各テーブルにおばさんが一人づつ座って何やらカゴの様なものを編んでいらっしゃる。なんかの教室?あひゃ、入る店間違えたか、、、
でも、その中の一人のおばさんが注文をとってくれました。

メニュー、には聞き慣れない名前「ベルパッパー」だの「コフタ」だの。すべて、小皿とデザート、コーヒー付き。

迷ったあげく、磁石が2つ(お勧めか?)くっついた「牛スジカレー」を注文。直後に、インドカレーで牛??と気が付き後悔しましたが、美味しかったです。


もう、数日でうるま市の安慶名へ移転するそうで、古いこちらの店へ入れてラッキーでした。


そういえば、もう一軒コザにジャズ喫茶があるのを今更ながら思い出しました。その名も「響き」(確か、、、)
近々、探訪しに行きましょうね~