ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

愛妻の日

2013-01-31 21:51:51 | Weblog
「人生は、インプロビゼーションだ!」
と叫ぶくらい、記憶力の乏しい私なので、何か思い出さなくてはならないときのために、メモとして残しておこうと始めたこのブログ。
今月は調子こいて沢山アップしていまして、そのせいか毎日の訪問者も100人近くになり、閲覧数もその倍くらいに増えてきて
「こりゃ、もう下手なことメモれないなぁ」
と思っていたら、

ウチの相方が熱心にP.C.見てニヤニヤしてました。
あんただったか、閲覧数グッと上げてたのは、、、、


今日のメモ:
<琉球新報で得た情報>

きょうは英字のI(あい)と31(さい)の語呂合わせで「愛妻の日」
今夜8時9分、あなたは何をしていますか。たまには夫婦でハグ(抱き合う)してみませんか。

ベトナム戦争時、天才ギタリストのジミ・ヘンドリックスはライブでこう叫んだ。「愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな」

パティスミス、自伝「ジャスト・キッズ」出版記念来日。





学校へ行ってきます

2013-01-30 18:05:14 | ヒビビ君
行ってきます



玄関を一歩外に出れば
そこは森の中
学校へ行ってきます



森の中は危険がいっぱい
でもぼくは大丈夫
学校へ行ってきます



森の朝は早い
いろんな動物 いろんなうるさい鳥
いろんなくさい草 へんなきのこ 刺す虫 わな



夜行性の生き物は寝床へ
おやすみ
ぼくは学校へ行ってきます



いろんな奴がぼくに話しかけてくる
いろんな花がぼくを誘う



森の中の一本道は長い
学校へ行ってきます



森の中は危険がいっぱい



でもぼくは大丈夫
学校へ行ってきます

森の中は危険がいっぱい
でもぼくは大丈夫
ぼくは大丈夫
大丈夫



学校へ行ってきます
学校へ行ってきます
行ってきます


「学校へ行ってきます」
作詞 Shintaro Sakamoto
唄 ゆらゆら帝国


生まれてはじめて歌った曲は何?

2013-01-28 18:33:35 | ヒビビ君
日曜は、息子と二人で沖縄市プラザハウスの木工のイベント「ウッディ・ビエンナーレ」、
その前日は、男三人で北部にあるジャングル的宿2箇所の見学へ行ってきました。
連日、ドライブしっぱなし。

長いドライブ中、後部座席のベビーシートで退屈してるのを見つけると、カーステレオでかけてあげる曲があります。
それがこれ
"Tamashi" by Tenniscoats (テニスコーツ)


生まれて一番初めに、彼が覚えた歌です。
童謡でも、琉神マブヤー(見せてないけど)でもなく

「タマシー」

まだ彼が2本の足でタッチできてない一昨年の夏、北海道の富良野で有機農業の手伝いをして過ごしてたとき、納屋においてあるCDラジカセで、アルバム「ときのうた」を頻繁にかけていたんだけど、何故かこの曲だけを口ずさむH君。
「タマピーーー」と
サビの部分だけだけど、よっぽど彼のタマシーに響いたんでしょう。
大人にとっては郷愁を感じる曲ですが、まだまだ彼には「未来」しかないのだ、もしかしてルンルン気分な曲に聞こえているのか?

このアルバム、(どこから来るかわからないけど)この妙に緊張感の高いヒリヒリピリピリ感が凄い。
昔から、彼らの「失敗してでも面白いことを常にやろうとする心意気」は清く美しいと思ってました。自分の鼻には、ゆらゆら帝国、ジョアンジルベルト、英国ブリティッシュトラッドフォークの芳しい匂いもするけど、とにかく音が良いね。良い音。

歌詞によると、魂は頭にあるらしい


H君のタマピーは、何故か穴を恐がる
「おわっ!!」と

洞窟の穴見て、「おわっ!」
プールの水の吸い込口の穴見て、「おわっ!」
溝板の穴見て、「おわっ!」
むいたみかんの中央の穴見て、わざわざ「おわ、ない」(恐くない)などと

穴から生まれて来たばかりで
穴に戻るのが恐いのか
穴の暗闇に何か見えるのか

はっきりした理由は分かりませんが、気持ちは分かるような気がするさね。

木下さん、あんたは偉い!

2013-01-27 20:39:16 | 芸能
前回、満席のため墓場で男子二人花見会となってしまいましたが、ついに行って来ました「大サーカス」!!
那覇の南・豊崎という埋立地の広場に、赤い大きなテント。
「いったいあの中、どうなってるんだろう?」
入る前からワクワクします。

木下大サーカスは、 リングリングサーカス(アメリカ)木下大サーカス(日本)ボリショイサーカス(ロシア)の世界三大サーカースのひとつ。

何が偉いかって、数十年前私が子供の頃見に行った時とまったく同じことをやってることであります。白いライオンはいなかったけど、動物による曲芸、空中ブランコ、オートバイ、幕間のピエロ等の演目は1902年の創立以来、100年以上変わってません。特にハイテクなライト等もなく、昔のまんまの雰囲気。
これはかなり貴重です。
沖縄でも、こんなに変わらずやり続けてるのは、未だにディープパープル「ハイウェースター」が演奏されるコザのライブハウスくらいですよ、ね。



ヒカゲヘゴ食べちゃった

2013-01-24 19:24:26 | 
今日の晩酌のあては、ヒカゲヘゴ。
前に、京都の綾部でWWOOFした時、そこらに生えてる野草「猫じゃらし」だって食べたんだい。ふりかけみたいに、ご飯にかけて食ったけどね。野草料理ってジャンルがあるくらいですよ。ただで食えるもの、何でも試してみます。

ヒカゲヘゴっていうのは、沖縄でもヤンバル(北部)方面の森の奥によく生えているシダです。高さが平均5~6m、最大で15mほどになる南国独特の植物。
太陽に透かして見ると気分は、夭折のシンガー・ティム・バックリー。


アシッドフォークは、太陽の粉を吸引することによって生まれるのだ。
傑作「Happy Sad」の裏ジャケ


話はそれますが、私が使っていたギター(フェンダーカスタム)は、このギターの6弦バージョンです。


たまたま恩納村に昼飯を食いにいった後、58号山側の道を入ってみると、歴史の道という看板がありました。陽気も良いので下車して山の小道を歩いていくと、突如、生えていました。北部まで行かなくても、ヒカゲヘゴってあるんですね~
なんだか希少なものを見つけた気分になり、思わず、新芽のくるくる巻いているところ(巨大ゼンマイ!)を収穫。
天婦羅、醤油や酢で生でもいけます。シャキシャキ粘々、山芋みたいでなかなか美味です。



琉球王府時代(15世紀~1879年)のこの宿道、中頭と国頭の境に位置する 多幸山 ( たこうやま )から先は、樹木が繁る山道で、通る人から持ち物を奪う追いはぎが出没すると恐れられていたとか。石橋や山田グスクや護佐丸父祖(ごさまるふそ)の墓など見所があり、この季節ちょっとしたハイキングにもってこいです。

山田水車

2013-01-22 09:59:26 | 
「廃墟」といえば、沖縄の街はどこでも廃墟感があります。 
「b級」といえば、沖縄のいろんなところがb級感にあふれています。
「珍スポット」といえば、わざわざ探さなくてもそこらじゅうに存在します。
だって、それらを足したモノが「沖縄っぽい」と言われるくらいですから。

もちろん、首里城をはじめ中城城跡、座喜味城跡、勝連城跡、今帰仁城跡、そして園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽と世界遺産級のものも存在しますが、、、いや、それだけか。

旨いし、コストパフォーマンスも高いと評判のそば屋「山田水車」へ行って来ました。「58号で、あそこ通った時は必ず寄るよ!」と言う人もいる、気になる店。外観がとに角気になる店。



私のなかでは「沖縄そば」は、昔ながらの木灰麺の手打が「讃岐うどん」のようなもので、一般の食堂で出てくる味の素が入ってそうなやつを「ラーメン」と、かってに分けてます。まあ、沖縄そばをラーメンみたいな炭水化物と油の化合物と一緒にするのもなんですが、旨い不味いの区別はあまりないです。汁の味の好みはありますけどね。

サンバー君は大忙し、懲りずに北へ

2013-01-21 16:59:46 | やんばる
平成8年生まれのうちのサンバークラッシク君、一年も経ないうちに走行距離13万キロを越しました。この調子だと年間1万8千キロペース、はたしてあと何年もつのやら。

そんなことも、前日ひとが集中するメジャーイベントを見そこなったことも、すっ飛ばし、ポカポカ天気の日曜日、沖縄じゅうの車が北へ北へと向かう流れに、我が家のサンバー君ものっていったのでした。
「本部八重岳桜祭り」満開のピークであります。近くには、今帰仁グスク桜祭りと、翌週名護さくら祭りも控えております。
左に美しすぎるエメラルドグリーンの海を見ながらの最高のドライブルート、恩納村の58号はそこそこ込んでたけど、さすがに許田インターの出口付近で渋滞。さして遅れはしませんでしたが、名護市内にて昼飯タイム。宮里そばへ初挑戦。

ここのメニューは、
ソーキそば500円
三枚肉そば500円
そば(小)300円
カレーライス400円
スパゲティー(トースト付き)400円
ごはん100円
トースト100円

と、優柔不断な私にはありがたいメニュー。
そばもカレーも中々のボリュームでした。庶民の活気あふれる広く明るい店内は、とってもハッピーな気分にさせられます。

さて、本部に入って交差点からまちぐぁーを覗くと、丁度「手作り市」をやっていたのでちょいと寄り、八重岳へ。84号は渋滞してたので、山へ登る一本前の道から入ったらガラガラで一気に上まで行けました。頂上に近いほど、桜は満開に。
帰り道、山の上のパン屋さん「八重岳ベーカリー」の元気の良いおばさんから黒パン(全粒粉)と、りんごジャムパンを購入、
帰り道はあらま!見事な夕焼け。


「桜の森の満開の下」には?

2013-01-20 08:32:46 | 沖縄
二人早起きして、車を1時間とばして行った木下大サーカス。
満席でした!とほほ。

メジャーなイベントは土日に人が集中するのは全国どこでも同じですが、狭い島国沖縄では出かけるところが限られるので(特に冬場)、どうしても人の流れが全島民同じになります。
ベビーシートのヒビビ君は、まだ何しても楽しいお年頃、
替わりと言っちゃなんだけど、墓場でピクニック。
那覇近郊を運転していて、たまたま迷い込んだ小高い場所。

沖縄は、離島や北部以外は異常に人口密度が高く、普通人間が住まないような急斜面や風通しの悪い窪地などにお家がいっぱい。そして一番眺めの良い場所は、外人の住宅が占領しています。ところがお墓、やたら大きい。ウチのアパートの横のそれなど、今の東京だったら3軒は家が建つ広さ。

高級住宅街を抜けたら、広々した場所があるから一休みしようと思ったら墓なのでした。
敷地内に公園のような芝生広場があったのでランチしてたら、見つけました!ピンクのはなびら。
沖縄では、北部で10日頃から桜が咲き始めています。そして桜前線は南下して、ポカポカ陽気の中、もう那覇でも開花ですね。

沖縄で桜と言えば、ソメイヨシノではなく緋寒桜(ヒカンザクラ)。彼岸桜 (ひがんざくら)じゃないですよ。

最後に、例のサンエーに車止めて、大好きなモノレールに乗って(1区間100円)行ったりきたりして、大満足で帰りました。

3、インドネシア・鶴田真由を追っかけちゃった、旅の宿

2013-01-18 21:50:45 | 
ホテルお抱えのタクシー運転手が、自慢げに言いました。
「前に、日本の女優が泊まって、俺が車であちこち案内したよ!」

と、言うので、すぐピンときました。
いやいや、スンバ島で大女優と同じホテルに泊まっちゃいました!(自慢げ)

とはいえ、観光地の一流ホテル違ってそれはそれは辺境の島、街の中でもジョウトウの宿と言っても、それなりのところです。
バスルームの排水は悪かったり、虫だってちょろちょろ出てきちゃうようなところ。
でも、お隣さん丸見えの廊下のテラスは居心地良いし、薄暗い朝から道路脇で始まる市場の様子が見下ろせて楽しかったです。
あの、清楚で美しい女優さんが、この濁った水でマンディ(行水)されたかと思うと、いと感慨深し。


一応、宿研究も兼ねた旅でしたので、泊まったところをあげておきましょうね。
全て朝食付きダブル(添い寝子供は無料)一泊分のおおよその料金、★5満点ですが、選ぶ部屋によっても変わる感じです。バリは観光が進んでいるので、他の島と比べてやはりレベル高し。
何だかんだ言って最低料金の宿より、部屋は寝るだけでもテラスなど居心地の良い居場所のある所を選んでしまいました。インドネシアでは最低700~800円位から泊まれるもよう。



「Flashbacks」★★★★ バリ・サヌール 2,900円 FAN ROOM
紺碧の小さなプールを中央にした全8室のコテージを主にしたスモールホテル。
街の中心にあるけど、とっても静か。一人旅の金髪美女たちが多く、それぞれ無言でプール入ったり、無言でビーチサイド過でごしている都会的緊張感がたまらない。
朝食は併設された通りに面したカフェで。フルーツやフレッシュジュース美味。息子が口に出す「あまーん」(甘い)、「んまーっ」(旨い)、などの単語をスタッフが大喜びで復唱していた。



「Maya Beach Hotel」★★☆ 西ティモール・クーパン 2,000円 A.C.ROOM
第一候補のマリアナホテルが停電してたので、迷った末にこちらへチェックイン。2階の海の見える道路沿いの部屋と、その反対側の広めの部屋を見せられ、海側の部屋を選択。
中庭に面している部屋は空いてないかと聞くと、政府の役人たちが貸しきっていて空きはないと言われました。屋外に面した廊下に椅子とテーブルがあって居心地よさそうな感じだったんだよな。
流行りの観光地の宿泊だったら、ちょっとへこんでしまう様な部屋のみすぼらしさがありましたが、田舎の街のホテルだからこんなもんかと、がまん。朝食は、1階の食堂で。
でも「なんだかこんな部屋にいてもつまんなーい」と思い、一泊だけして翌朝マリアナへ移動。



「Hotel Maliana」★★★☆ 2,000円 A.C.ROOM
クーパン初日、停電していてチェックインを諦め隣のホテルへ泊まりましたが、翌朝「やはりここが良い」と出戻り。ちなみに周囲のパンタイティモールとラバロンB&Bもチェックしました。
外の喧騒からちょっと入っただけで、リラックスした空気があふれていたし、なんといっても中庭の緑とテラスが素敵だったのが決め手。平屋建てというのも感じがよかったです。滞在中は停電することなく過ごせました。
歩いて7,8分の屋台街は、魚や甘いものが食べられ、地元民で賑わっていて楽しい所。その先のベモターミナル近辺は、とうもろこしをかじりながら、夕暮れを過ごすのに最適。
街の人はみんな子供好きで、2歳の息子を連れて散歩してるだけで、あちこちで声をかけられ、トマトもらったりお菓子もらったり。路地で遊んでる子供達も、みんな良い子で、ウチの子の相手をしてくれました。



「Mona Lisa Cotteges★★★ スンバ・ワイカブバッ 3,500円 VIP NON A.C.
終いまで、この街の名Waikabubakって発音が、覚えられませんでした。
タクシーの運ちゃんに「ここは、街で一番高級なホテル」と言われたけど、広々した施設はくたびれているし、スタッフは皆さんそろって気ままで、ていげぃ。これが、バリだったらアウトですが、ホスピタリティなどという言葉も吹っ飛ぶ愉快な田舎の街、いい意味で自由で良かったです。多少の不便は感じたけど、不愉快な感じは全然なかったです。
そして「私もここでなら雇ってもらいたいと、、、」
ネットでスタンダードルーム一泊2,000円を予約してましたが、実際見たら清潔感がなく、1ランク上の部屋へ変更しました。
周りは田んぼが広がっていて、毎夕、花火や爆竹の音が聞こえました。敷地内に広いレストランや数件の東屋があったけど、部屋の前のテラスが一番居心地良し。
朝食は、甘ーい紅茶と、ホットサンドメーカーで型だけ付いて何故か焼かれていてない食パンとジャム。
「何故?型だけ付けて焼かないの??」
そして、そろそろ夕飯の前にビールでも飲むかという時間に、ティータイムの紅茶とバナナ揚げ。
「何故?こんな時間に揚げバナナ??しかも超大盛り」
初日、注文したビンタンビールは売り切れで、すぐ入荷しておくと平謝りしてたけど、やはりチェックアウトまで売り切れのままでした。
「何故?そんなにお暇なのに、誰も買いにいかないの??」
ともかく、今回一番印象深い宿でした。



「Hotl Sandle Wood」★★★☆スンバ・ワインガプ 1,500円 FAN ROOM
追っかけちゃった、旅の宿。
イマイチだったら、隣のメルリンへ引っ越そうと思ってたけど、なかなか快適なので5連泊。英語版ロンプラによると、メルリンの食堂がベストチョイスのひとつとあったけど、閉まっていて偵察も出来ませんでした。
やはり、背の高い木が生えた中庭に向いたテラスが居心地良く、国内の旅行者とも触れ合う空間で好きでした。テラスを道路側へいくと、市場の様子が良く見えます。朝起きて、活気ある市場の準備風景を眺めるのが日課でした。
朝食は、バターに砂糖を混ぜたもの(なんだか懐かしい)を挟んだトースト&ティーorコーピー。



「Nirwa Homestay」★★★★☆バリ・ウブド 2,700円 ground floor room  
観光客だらけ(昼は、日帰り団体の中国人多し)の地で、疲れるだけかと思いきや、路地をちょっと入っていけばのどかな田園風景。いつか見た懐かしさが目の前に広がり、一気におとぎ話の世界へトリップ。そんな絶好の場所に、この宿は存在します。
朝飯も庭も部屋の管理も手抜かりないセンスの良い宿。でっかいホテルには出来ない、スモールホテルならではの良さが凝縮されています。
部屋の壁に掛けられているかわいい絵を眺めていると、楽しい気持ちがどんどん湧いてきます!実はそれ、オーナーの奥さんが描いたもの。
田んぼのあぜ道を通って、サリオーガニック(安い美味い居心地良し)へランチへ良くもよし、街へ芸能を見に行くもよし。



「Omah Apik」★★★★バリ・ウブド 5,300円
ウブド中心から車で30分ほどの、ペジェン周辺を観光するために1泊だけしました。程よい広さの庭のベンチからは、最高に美しく広大なライスビュー。部屋はアンティークの建具などを使っていてセンスの良いカフェ気分。そして、広々半露天のバスルーム付きという贅沢さ。
さすがに、ウチが泊まった他の宿と比べると値が張りますが、日本でこの値段だったらホテル関西(幽霊ホテル)にも泊まれませんよね。スタッフの目も良く行き届いていてホスピタリティ満点。
偶然にもNirwa Homestayに泊まっていた白人女性客も、同じ日に移動して来ました。しかも、同じ一泊だけ。Nirwaのオーナーが、その事を非常に悔しがっていたのも面白かったです。周りはお寺や像の洞窟など名所が多くありますが、庶民の市場や食堂もあり落ち着くところです。ただ、夜の芸能やカフェなどのある中心部へは行くのは距離があり面倒な場所です。



「Sayong House」★★★★バリ・ウブド 3,500円 A.C.ROOM
広いベランダから街の赤瓦の屋根と空が見渡せて、最高にくつろげました。
街中の細い路地を入った行き止まりに位置し、最高に便利でしかも静か。そしてプールまである!
ベッドはキングベッドとSSベットがあったので、ワタシは小さいほうのベットで一人ゆっくり眠りにつきました。が、朝起きて見ると、息子は、冷たくて気持ちがいいのか床のタイルの上で、相方さんは一人キングベットで優雅に寝ていました。

超過密スケジュールをこなすのも、たまにはよし

2013-01-17 17:51:22 | 映画・読書
みずほ銀行のICチップが壊れた(2度目)ので、那覇まで出張。

那覇まで行ったら、タダでは帰りません。そうお金、ついつい使っちゃいますね。
で、やることといったら、浮島通りあたりの趣味の良い雑貨屋や服屋を眺めるか、首里辺りの灰汁手打ちのそばを食うか、農連市場のオバァの顔を見比べて楽しむか、、、

本日は、桜坂劇場で映画を見ることに。ただいまのところ、9時半と15時半には読谷で送迎という名のしばりがあるので、超過密スケジュール。

そう、私に与えられた時間は、360分!

那覇までおよそ30キロの距離をサンバーでぶっ飛ばし、新都心のサンエーに駐車(無料)、早歩きで国際通りまで出て、高良レコード店で前売り(1,200円)を購入、その時点で時間に余裕が出来たので、天然酵母のパン「しぶパン」で朝食用のライ麦パン(380円)を購入。普段はご近所の名店「水円」を利用してますが、たまにはよいよね。
107分の映画鑑賞後、国際通りのハズレのみずほ銀行まで早歩き。途中、偶然那覇在住の友人からテルあり、ゆんたくしたいというので、みずほからサンエーまで浮島通り経由の約3キロを話しながら早歩き。それでも途中、気になる店屋4~5件チェック、各30秒以内。再びサンバーでぶっ飛ばし読谷へ、
ぎりぎり間に合いませんでした、ははは。

しかし、映画も良かったし、前売り料金で見られたし、駐車場代も0円(スーパーでお金落としてるからいいでしょ)、友人にも会えたし、充実した6時間でした。

あ、映画の内容は、元々別居していた上に沖縄へ失踪した駄目オヤジのところへ、弁護士研修中の優秀な息子が会いに行くという、父親探しの旅のお話。
ん、誰か、どこかにそんなオヤジがいそうだね。

「ばななとグローブとジンベイザメ」
あんな親父許せない、そう思ってた、、、
でも、どこかで繋がっている、、、
今までも、これからも、、、

とーひゃんも、保育園1年生

2013-01-16 20:05:34 | ヒビビ君
天気の良い日は朝、徒歩で向かうのが日課。

アパートを左に出て畑を横切り、
赤瓦も残る集落を抜け、
外人や芸能人が住むという高台斜面に並ぶ高級住宅街に入ると、
目の前に透き通った水色の海が現れます。
分っちゃいるけど

「おーっ」

と、ついつい声が出てしまいます。
その後、雑木林の急坂(夏は蛍スポット)を下り、再び集落に入り、防空壕のようなほら穴を横切ると、到着。

およそ30分の通園路ですが、ここを通るたびに沖縄の読谷に越してきて、本当に良かったと思います。
そして、もう本当に自分と替わってもらいたいと思います、
息子とね。
うらやましくなるほど自由で良い所なんです、ここの保育園。

まず、理念がよろしい

☆ひとり、ひとりが自分を大事にでき安心して生活できる保育
☆自分を大事にするように、周りも大事にできる保育
☆やりたい事を見つけ、最後まで自分で実現できる保育

広い敷地の小さな古民家を改装したところも好感もてるし、定員が15人とスモールなところもや、散歩と手仕事を中心とした内容も良い。
飯も安全なうえ、かなり美味いらしい。




ボクもここの保育園に行きたーい!

ということで、半日入園してきました。
と、いうか、
本日、保護者も参加できる人形劇の会があったのでした。

「がらくた座」のちいおばさんは、長野松本在住で、震災の東北はもちろん全国を人形とギターを持って回っています。古着や壊れた傘など廃品を利用した人形たちを一人で操ります。
テーマは、性の仕組みからエイズまで。赤ちゃんがどこから生まれてくるかとか、おへそは何のためにあるのかとか(お母さんが自分の子どもになかなか言い難いことですな)。
命の大切さというものを、伝えてくれました。
素晴らしい。素晴らしすぎる。



今年、還暦ということですが、まあ顔の艶の良いこと。
まじに、40代に見えます。凄ーい。
そのへんの秘訣を是非、聞きたかったけど、こわくて聞けませんでしたね。


あんたが教えてくれた!

2013-01-06 20:46:06 | 音楽
あけましておめでとう 2013年

昨年、建築の勉強をほんのちょっとかじったところ、まずそれまで興味のなかったデザインという行為に興味を持ちました。
その後、うるま市主催の観光サポーター養成講座に出席しているうちに、講義の内容とは別なところで「民芸」というキーワードにたどり着きました。

沖縄は染物ややちむんやってる人多いし、手作り市なんかも頻繁にあってモノ作りが盛んなところ。
芸術作品とかではなく、生活に役立つモノを作る。元々生活に使用するものは、自分で作るのが当たり前のことなんですよね。

「民芸」ってのは、それまでは土着的で郷土的雰囲気の土産品で、今時は「ほこりかかって売れ残ってます」ってイメージだったけど、実はそんなんじゃないってのを初めて知りました。
「民芸」っていうのは、実は思想であってそれを広めよう展開した文化運動(音楽でいうボサノバやパンクみたいな)だったのですね。日本の偉大な文化潮流のひとつだったんですね。
全然、知らなかった~
明治以降の西洋化、近代化のアンチとしての、日本的(江戸)大衆的文化の再評価。
大正期、純粋美術に向かう主流の工芸家の「貴族的」なものよりも「民衆的」なものを、「鑑賞性」よりも「有用性」をという選択。
また、当時始まった機械産業による、オートメーション化されたものよりも、「手作り」を、等々。
簡単に言うと、
「無名の職人が作ってる安くて使いやすい工芸品の中に評価しうる美しいものがあるという思想」ってことであります。

そんなんで、元々、戦後の沖縄文化再発見の功績を残した、岡本太郎、竹中労、と共に名前だけは知っていた所の「民芸」=「柳宗悦」の名が浮上してきました。
これから沖縄で楽しく新しい暮らし方を見つけていくのに、柳宗悦の「人間とモノと自然の調和」の再構築という視線に何かヒントがあるような気がしてなりません。スローライフというキーワードにも繋がってきます。

丁度年末、インドネシアへ行く機会があり、スンバ島の絣織(イカット)の面白さがよく分りました。一年で一枚しか出来ないの手作り感。自然の素材だけから出来上がる安心感。伝統を何代も引き継いで、熟練された手によってだけ、かもし出されるあのかすれた味わい。


ありがとう、柳宗悦さん。これからもう少し、勉強させていただきます。

少し前、漫画「へうげもの」で読んだ古田織部の「一笑の美」にグッと来ていて、日本人のモノを見る目(目利き)には興味を持ってました。特に、モノや情報が氾濫する現代。自分の責任で自分の五感で選ぶこと、が、実際生死を分けることもありです。
ナガオカケンメイさんのD&DEPARTMENTのショップも、沖縄に出来きました。



はい、新年早々昨年のことばかりですが、
今年は、気持ちとしてはこんな感じでスローテンポでいきたいです。囲まれるのは美女でも子供でも、まぁ、いいか。
The Turtles, You Showed Me 「あんたが教えてくれた」