ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

全パート、バンドメンバー募集中

2012-04-29 20:07:43 | 読谷
旅の途中、夢の途中、新たな暮らし方への実験途中。
人生の喜びは到着地点じゃありません。
この過程にどんな「うた」が歌えるか。

しかし、最近ギターすら弾いてないなぁ~
そろそろバンドでも始めようか。近所のスーパーにメン募の紙でも貼ろうかな?

長いこと東京でやってきたこと、起こった様々なことが幻のように遠くになっていく気がします。沢山の才能の出逢う街、文化の交差点、東京。それはやはり素晴らしいし、田舎にいたら会えない人達と、同じ時代に同じ場所にいられたことは、旅をするより刺激的でありました。


さて、本日は車で5分の残波岬で、年三回行われる手作り市「きとねいち」へ行ってきました。
食い物を仕入れる為に店に並んだところで、東京の友人の友人家族とばったり会ったところで大雨。近くのあずまやに駆け込んでゆんたくしてるうちに上がったんで、その後はライブも楽しんで過ごせました。
帰りに恩納村で、もずくを採ってこうかと行ったら、潮が満ちてしまってて、秘密のモジャモジャ地帯まで入れませんでした。
また明日挑戦だ~

爆音でアレになっちゃった

2012-04-21 10:41:08 | 映画・読書
爆音レイトショーが懐かしく思える今日この頃。
爆音というと、こちらでは基地から飛び出す戦闘機やヘリの不快な音。「嘉手納のヒトはみんな振動で頭イカレテルさ」と嘉手納出身のおっちゃんは冗談交じりに言います。ベトナム戦の頃は、一日中話が出来ないくらい、ひどい騒音だったようです。

さて、沖縄へ引っ越したら、バウスシアターやポレポレ東中野みたいなところもないから、もう映画も見ないかと思ってましたが、意外と見る機会がありました。


一本は、2004年に米軍大型ヘリが墜落した、沖縄国際大学にて、
「誰も知らない基地のこと - STANDING ARMY- 」上映会とシンポジウム、


知らないことも、いっぱいありました!
世界のものすごい数の国に米軍基地があり、今でも次々と新しく作られていることを知りビックり。
インド洋に浮かぶディエゴ・ガルシア島の住民二千人は、米軍基地をつくるから危ないといわれ全員強制移住させられたことを知ってビックり。危ない島では休日の米軍兵士がヨットや釣りをしていやがる!


もう一本は、読谷村(スタバもあるぜ)役場隣の読谷村文化センターで、沖縄と似たところがある島ということで上映された
「カンタ!ティモール」


東南アジアに位置し、豊かな自然を持つ小さな島国、東ティモール。インドネシアの先っちょの島ってのが沖縄と似てますね。
長きにわたるポルトガルによる植民地支配そしてインドネシアの軍事占領の後、1999年に独立を目指す国民による住民投票が行われたものの、インドネシア治安当局による暴力行為を受ける。そうした困難の末、2002年5月に独立。
1999年までの24年間で人口の3分の1を失うという、狂気のような殺りくを受けた東ティモール。沖縄戦は4人に1人が亡くなってます。
「どんなに傷を受けても敵国の兵士を助け、諭す」という行為は、伊江島の米軍用地強制接収に抵抗し徹底した非暴力抵抗を続けた阿波根昌鴻の顔を思い浮かべます。
あと、歌と踊りと生活が密着していて伝承されてるところも。

一度は、行って見たい「東ティモール」
笑いあい許しあえる国。



ザ・クラッシュは好きじゃないのよ

2012-04-16 20:41:58 | 沖縄
「沖縄は、本当に、いいところさ~」

ここ、沖縄で会うヒトから良く聞かされる言葉です。
時には、地元商店のおばぁ。
時には、釣りをしてるおじさん。
その他、いろいろ。
内地から来たヒトへの挨拶みたいなもんですかな。

「でも、仕事ないよー。」

大体、この言葉が後にくっつきます。

まぁ、失業率が日本一高いことや、地元の方々でさえ仕事のないところへ本土から引越してくることなんてとんでもない、という意見があることも、十分知ってた上での引っ越しです。
しかし!いざ実際住んでみると、北部以外は画一的な地方都市に近い車社会であることに気がつきます。離島では不要な車も、本島では必需品。車の運転をしなきゃならないことは引越し前から憂鬱でした。
ローカルな文化や自然も十分あるんですが、都会の那覇から西海岸を北上していくと初めて現れる“村”ここ読谷村でも、沿道にはコンビニ、大型スーパーが並び、みんな車で駆けつける感じです。
とにかく、どこ行くにも車、車、車。
そして、あらゆる人(お年寄りから外国人まで)が乗る分、事故が多いんです。

読谷を見守るおまわりさん


横から見ると、ずいぶんスリム。


でも、アップで見ると、やっぱりおじさん。ほくろじゃありません、鳥の糞です。


昨日も、昼休みベランダから外を眺めていると、「ガシャーーーン!」と音がして、車が道路でクラッシュ。
自宅読谷から北谷のおよそ18㎞、平均一日一回は事故現場に遭遇します。
毎日が賭けみたいな、、、





沖縄キャンパスライフとカーライフ

2012-04-09 07:30:48 | 沖縄
移住で浮かれていた日々もひと段落、いよいよ学校が始まりました。
朝登校の一時間前には弁当持って、グラサンはめて、未だマンスリー(二ヶ月目)で借りている軽のボックスカーで読谷のウチを出ます。
沖縄の青く広がる空の下、バンバン車とばすにはオンリーワンズの「アナザーガール・アナザープラネット。
前奏で気分を高揚させて、ドラムが入りリードギターが始まるところでアクセル全快。
途中、ばかでかい基地沿いの三車線道路などはほんとに高速道路かサーキットのように皆飛ばしますが、先の交差点の赤信号でだいたい同じ位置に戻ります。

ペーパードライバーを返上して、サーキットの狼になるのも何だか新鮮でありますが、完全にアメリカンなカーライフって肥満をよびます。ごく近所の店屋に行くにも知らないうちに車に乗ってます。日常生活で運動する場面がまるでなくなるんです。これで大型スーパーで大袋入りのお菓子買って、ドライブスルーのマックに通ってたら別人になるかも、、、東京に居るときは、中央線の二駅(およそ4キロ)は普通に歩いたものでしたが。この徒歩が有効な都会生活ってのは非常に良いもんでした。駅の階段上り下りや、吉祥寺で一日お買い物でもすればかなりの運動量になってたはず。

さて、当面は座学中心で今のところ最大の楽しみはランチタイムです。
売店に出張してくる2組のお弁当屋さんの都合で11時から売り出すので、2時限目の終わり頃には時計が気になってそわそわするヒトも。
おばちゃん手作りのお弁当は200円からとお安い。種類も豊富というか区別がつかない微妙な違いのものが並びます。そばは何と100円!10分の休憩時間中にすでにすすっているヒトもいます。
それで、毎日手持ちの弁当で済ませてるワタシは、本日はピクニックランチ。
歩いて数分のところにある、アメリカンビレッジを見下ろせる公園でお弁当を広げました。ここは夜は夜景が綺麗で、アツアツカップルで満員のポイントであります。



授業は、16時には終わるんで、夕方は読谷長浜へ戻って状況を見て釣り。これが、畑がまだまだのウチの自給率をあげる手段となっております。釣れなくても他の釣り人から魚貰ったりして。
常にのってる竿とギター(飾り)


そして暗くなる前に畑に寄って、お手入れ。
近所のオバァに「その辺は、毎年何も育たないさぁ~」と野菜を頂く。「ハブいるから気をつけて」とも。
上の畑


鎌で刈っていたけど急に怖くなり、電気草刈機を借りて草の根は残しながらも、虎刈りならぬ豹刈りに。
下の畑



週末は、ビーチへゴー!