ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

本当の音楽がここにある!!

2009-07-30 03:31:55 | ロック
夏本番~!
さあ海だ、花火だ、ビールだ、、、という季節ですが、仕事しました。
マイスペースを2件作りました。

一つは、日本最後の幻のロックバンド“スペシャル・ビュー”
http://www.myspace.com/thespecialview
よだれがこぼれる、幻の音源が並びます。こんなポップでいびつでイカしたバンドは他にないでしょう。

もう一つは、現在進行形のサイケデリック生演奏バンド“ジ・アネットヘブン”
http://www.myspace.com/theannettehaven
ジを取って検索しちゃダメよ、、、



写真は、最近お気に入り、端々しいローカルな音楽の奥深さが詰まった極上の旅便り“クァンティック・アンド・ヒズ・コンボ・バルバロ”の「トラディション・イン・トランジション」
シンク・オブ・ワン以来のいかした「ほんまもんのにせもの」アルバムであります。

日比谷野音に、山下洋輔トリオを見に行ったが、、、

2009-07-23 05:19:09 | 音楽
田園都市線でニコ玉で降りて、川沿いのオープンテラスのあるレストランでランチ。金ぴかなカフェというのでなく、なかなか年期が入っていてアジアンテイストな感じでいいとこでした。

日比谷には開演1時間程前に到着、すると遠くの方から楽しげな音楽が聞こえてきました。
どうもラテンのりの音楽、、、
音につられ、小音楽堂を覗いてみると、浅黒い人種が集まってなんとも楽しそう。
メキシコ?
いやもっとローカルな感じ、ステージの下ではみんなくねくね踊っています

なんと、コロンビア共和国独立記念祭のイベントでした。
ちょっと恐くてなかなか行けない国なんで、こんな生バンドが出てコロンビア人が踊りまくる祭りをま近で体験できるなんて貴重な体験。

あー、しかし、山下トリオの5時開演が迫っている。
行かなきゃ~

というわけで、ぎりぎり野音に到着。
平均年齢高し。期待通りの演奏。定番フリージャズの懐メロ的展開。
悪くはないんだが、席が後方だったのと屋外で音圧が感じられなかったので思い入れのない私にはピンと来るものがありませんでした。

途中、主役の山下洋輔より派手な格好で登場した菊地 成孔。
「結婚式で、主役より派手なかっこで来ちゃって、浮いちゃう人っているんだよね~」
なんて言ってたら、前の席の女性(身内か?)に怖い目つきでジーっと睨まれちゃいました。

ああ、もうコロンビア祭りが気になってしょうがありません。来年、絶対行こう~

この世で最高で最後の楽園・レインフォレストワールドミュージックフェスティバル2009

2009-07-17 12:54:30 | 音楽
マレーシアは古代ジャングルで有名なボルネオ島で行われたワールドミュージックの祭典 「Rainforest World Music Festival 」へ行って来ました。


夏のイベントとしては、2年間お休みのシンガポールWOMADもよかったけど、このレインフォレストは、いつも同じような輩(よく見かけるヒッピーもどきに対しては、嫌悪すらもよおすのです。彼らの多くって、ヒッピーの弱点だけ引き継いでいるんですもの)が集まるような日本のロックフェスとは違い、様々な国籍、様々な年齢、様々な人種が共存する、まさにマレーシアの社会のような素晴らしいものでありました!

まことに残念なことに、日本人代表ミュージシャンの参加はなし。しかし、代表を出せないところが日本の悲しい現実。音楽で「これぞジャパンの音」と世界に誇れるもののなさ加減といったら悲しい限り。お隣の韓国や中国は元気がいいのにね。
そして、観客にも日本人は一人も見かけませんでした(これは気楽)。
日本はアジアの中で、もう終わった国なんでしょうかね~


個人的には一番盛り上がったモロッコの「OUDADEN」


モロッコの複雑なリズムで、周りのマレー系や中華系やインド系のマレーシア人が踊るのが妙な感じ。
こちとら唯一の日本人
「おうどん♪、おうどん♪」
とカルカベの揺れるリズムで頭振ってたら、いつの間にかトランス状態、お迎えがきちゃいました!

そして大トリの「ZAWOSE FAMILY 」

タンザニアの人間国宝ともいわれた音楽家故フクウェ・ザウォセの後継者たち。
ここの三人娘の凄さには、観客全員おったまげ。そのクレイジーぶりはワークショップの時から突出していました。
声を出さずにはいられない、太鼓を叩かずにはいられない、お尻を振らずにはいられない!ないないないの止まらない!!

いま、すべての人種起源であるアフカ大陸の音楽家から目が離せません。


この三日間のフェスが開催されたのは、ボルネオ島の垢ぬけた町・クチンからシャトルバスで1時間ほど行ったジャングルのリゾート地。
緑あふれるジャングルの中の湖畔の周りに、昔ながらの原住民の木の建物がぐるりと建っていて、普段は民俗村として観光名所となっているところです。いろんな居心地の良い場所や、美味い飯、ビールがあり、みんなステージに張り付きっぱなしというのでなく、自由にくつろげる環境でありました。
メインのライブは日没後から深夜12時まで。ステージは、2ステージが順番に途切れることなく続きます。
しかし、様々なところに大きなスクリーンがあり、疲れたらゆっくり椅子に座って屋台の旨い飯食いながら音楽を楽しめます。リタイア組の西洋のおじさんおばさんも多くステージ以外のエリアはリゾートの延長のような雰囲気。

このイベントで、一番のうれしい出し物は、午後から3か所で3回行われるワークショップ。


それぞれテーマがあって(ダンス、女性の声、弦楽器、ジプシージャム等)出演する様々な国のメンバーがソロ演奏後、大勢でセッションするという、ここでしかありえないお宝ものの場面の連続でした。も~う、それらは夜のメインのライブより強烈、面白かったです。

出演者は以下、
INTI ILLIMANI - Chile
RED CHAMBER - Canada/China
AKASHA - Malaysia
POUM TCHACK - France
LAN-È TUYANG - Sarawak
ZAWOSE FAMILY AFRICA- Tanzania
NMOANA & THE TRIBE – New Zealand
NOREUMMACHI– Korea
JOUHIORKESTERI – Finland
MUZSIKAS – Hungary
JEFF & THE VIDA BLUEGRASS BAND – US
DAZKARIEH – Portugal
OUDADEN – Morocco
ASIKA - Malaysia
SEKAA JAYA JENGGALA – Indonesia
THE ST. NICHOLAS ORCHESTRA - Poland


ところで、今回4泊お世話になった民宿?Fairview。
会場近くのリゾートホテルはあほみたいに高く、連泊強制だったのでクチン市街にしました。宿は街からテクテク丘を登った緑の公園の中にあり、環境ばつぐん。沖縄のおばハンみたいな中華系の老夫婦がやってるG.H.です。歴史的建物が2003年に宿として生まれ変わったようです。ここで、運よく1、2日目のレインフォレストの前売りを手入。

日本のそこらの家より広いお部屋。開閉式の窓の数の多いこと。また、レインフォレストに来たらここに泊まるですよ。


若い人が経営するバックパッカー向けのゲストハウスと違い、どこかゆるい空気が流れていて居心地もばつぐん。


余談ですが、成田⇔クアラルンプール往復がベトナム航空でなんと2万8千円(八重山行くよりはるかに安い)、クチンまではエアーアジアで数千円だったんです。
旅程が詰ってるんで、リスキーな組み方でしたが。

乗り換えでK.L.国内線でビール飲んでゆっくりしてたら、乗るべき飛行機が飛んでいってしまいました~。1時間時計進めるのをすっかり忘れていて、、、






キャンディーズ、あなたは何派?

2009-07-04 08:04:50 | 芸能
高良マツ:93歳。今でも毎日畑に出て農作業をしている。
長崎トヨ:91歳。元司。歌と踊りを担当する。
村山キヨ:87歳。張りのある声の持ち主。

私は、ランちゃん派(サインしてもらったTシャツが家宝)なんですが、こちらは沖縄は宮古島のキャンディーズ。

70年代に喜納昌吉を本土に紹介してから約30年。旅する音楽家、久保田麻琴は宮古島に辿り着いた。
沖縄を通り過ぎて八重山でもなく、久保田麻琴の耳は宮古島に釘付けとなった。ロックでもなくポップスでもない。それは偶然出会った宮古島西原地区の80歳をゆうに超えたおばあたちの歌う神歌だった。
「おばあたちの歌を聴いて、ここに本当の音楽があると思った」彼はいう。

このオバアたちのうたは、7月18日、19日に草月ホールで聴けます。


毎年どんなヒトが来るか楽しみにしていた〈東京の夏〉音楽祭。

「日本の声・日本の音」というタイトルが発表された時、ついに海外からアーティストを呼ぶ金が回らなくなったのかと思いきや、この第25回の今年で終了ということです。




この世で最後で最高のロックバンド二つ

2009-07-03 23:25:24 | 音楽
一つは、「あふりらんぽ」
20代にして貫禄のステージ。芸能人水着水泳大会を彷彿させる「ポロリ」までやってくれるエンターテイメント性もロックを感じさせまする。
とにか予想もつかぬ破天荒なライブが面白すぎ。

先日、渋谷クワトロでグッバイマイラブレコ発ライブの前座に出るというので行ってきました。ブックオフのビルを見て、一瞬つぶれたのかと思いきや、ちゃんとクアトロはありました。
最近は、いつ何かがなくなっていても不思議でないのです。
スタジオボイス、吉祥寺の三浦屋、銭湯、マイケル、、、

ライブは客の立つホールで、鬼が仰向けになって足を大股開き、ピカチュウがその前で座して即興のアカペラで始まりました。あとはそのまま全力疾走の演奏に。ジャーマンロックやスリッツなどのN.W.の世界が、着実なテクとパワーで甦るのです。しかもまさにやりたい放題、すっぽんぽんロック。
ワールドミュージック日本代表は、このあふりらんぽに決定です。

それに比べるのもなんですが、メインアクトのグッバイマイラブは、Jポップ。そのどこのおにいさんでも真似出来る演奏と歌には聴く意味を持つことができませんでした。3曲目で退出。


もう一つの最後のロックバンドは、「ジ・アネットヘブン」
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=HOKojrQgedI
you tubeその先は、、、