ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

大阪下町ショートステイ4 宿

2010-06-25 12:19:21 | 
今回お世話になったのがHOSTEL 64 OSAKA。


私が海外旅行の時、P.C.でピコピコとトリップアドバイザーで探し当てる宿のようです。
サービス満点のホテルと違い、安宿だけど、居心地の良さを提供してくれるナイスな空間。
「日本にもこういうのがやっと出来たのね~」
とヒデキ、カンゲキ。いやヒビキ、カンゲキ(意味不明)

私としては、珍しくドミに泊まりましたが、寝心地よし。ライブラリーロビースペースもいい感じに過ごせる作りになってます。


何よりもスタッフの感じが、ごく自然でよい(ビレッジバンガードダイナーの店員さん見習ってョ)。選ばれた人スタッフが、選ばれたお客さんと良い時間を過ごせる稀有な空間。

余りに居心地が良いので、夜遊びも程々にして帰るのでした。

大阪下町ショートステイ3 大正

2010-06-24 19:47:50 | 
今日は、おしゃれカフェスポットの靭公園近くでランチ。


オフィス街なので、お昼時はサラリーマンがうじゃうじゃ。公園に面する眺めのいいランチスポットはOLさんで一杯。仕方なく適当なとこでランチして、九条へ。


夕方、九条から巨大UFOみたいな京セラドームを抜け大正駅へ向かうと、何だか空が気になる。



ガード下呑み屋は後にして、リバーサイドのがらんとしたカフェへ。
綺麗とはいえない河ですが、しゃれたヨットや掘っ立て小屋のようなバーが川沿いに数件並んでいます。


ちょっと気取ってコロナで。


5分もすると、暗くなりかけた空が急に赤く染まりだしました。ああ~、奇跡的に美しい夕焼けがこんなところで見られるなんてビックリ!
こんなん、アジア諸国のサンセットポイントへあちこち行ったけど、沖縄何十回行ったけど、見たことないわ~(ちなみに大正区は、ソテツ地獄の頃移住してきた沖縄人の街です)

何故、夕焼けってこんなに心に響くのですかね~?


晩飯は、数件ある沖縄料理屋でも高架下の小箱飲み屋でもなく、駅近くの乞食飯屋へ。
客は車椅子のおばあちゃんを連れた家族の3人のみ。おしっこは、厨房を通り抜けた先までご案内される。
サトイモの煮っ転がしで290円の中ハイをすする。木の葉丼がどんなんか聞いてから、やっぱり親子丼を注文。

大阪下町ショートステイ2 九条松島

2010-06-23 19:22:54 | 
西区九条は松島の響に誘われ街歩き。

夜になるとかぐや姫が丸い中でライトに照されニコニコして隣に座ってるおばはんが手招きします。


こんだけ風情ある木造の建物が残ったところは他にないんじゃ。


さすがに夜のお店を正面からは撮れません。通りはこんな感じ。


夜の街をひやかしてから一杯。有名なドンドビやゼニヤ(満員)へは入らず、角の小型テレビがつけっぱの空いてる酒場へ入店。店のおばちゃんを独り占めで。



大阪下町ショートステイ1 九条

2010-06-22 20:09:18 | 
おぎゃあの響を聞きつけ、新幹線に飛び乗り大阪はコテコテの下町九条へ。
ここは鉄工所の街。一昔前はかなり栄えていたところのようです。今は下町風情の残る街にシネヌーボやら若者のやるカフェや飲み屋も入ってきて、いい感じに寂れています。
到着したのは深夜11時過ぎ、飲み屋街からちょっと外れるとシーンとしてます。時々自転車があちらやこちらに行く程度。

お散歩は昼がいいです。


若者がやってるカフェじゃなくてうどん屋。入ってないけど、どうやら楽しげです。


オールドでディープな喫茶店もやたらあります。深海のようなコーヒーが味わえそう。


奥に見える看板には「自転車病院」なる名前が、、、


高架下では老若男女がダンスレッソン、こんなのメキシコでも見たな~

あふりらんぽお前もか、まさかの解散

2010-06-12 23:35:24 | ライブ
知らなかった!ゆらゆら帝国に続き、あふりらんぽもか、、、
103歳で逝った大野一雄はいいとして、8年間か、
ああ、もうロック系で見に行きたくなるバンドがないじゃないか!


そんな解散のことも知らずに、新代田フィーバーへあふりらんぽワンマンライブへ行ってきました。紫陽花が盛りの井之頭線を下車すぐの会場は、超満員。こんなんじゃオッパイぽろりがあっても全然見れないじゃん(失言)。

過去のビデオクリップと、結婚式の時のような幼少時代から写真スライドがBGMと共に流されました。
解散と知ってたら、よおく見ておきゃよかった。


☆ ☆ ☆
!  !  !
***
△   △   △
○    ○   ○


ライブ、終わったら時間はもう11時。夜のイベントなんか吹っ飛ばして永遠にやって欲しかったな~。





↓一年前、前座で渋谷のおしゃれ系のお客を圧倒させた時のあふり。このときのメインアクトは既に私には記憶なし。

http://petsvideo.pets-portal.com/view.php?video=FKkHho3q2kY&feature=youtube_gdata&title=Afrirampo+-+%E3%81%82%E3%81%B5%E3%82%8A%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%BD%E7%99%BB%E5%A0%B4%EF%BC%81

また見に行きたくなる作戦

2010-06-11 23:57:08 | ライブ
日本のアジア大久保へ、「aka-jam」を再び見に行きました。前回と同じアースダムで出順はトップ。

なにせ、前回は演奏、5分で終わっちゃいましたからね。濃密な演奏でしたが、シラフなこちらは5分は5分、ジャムバンド系にありがちな無意味長尺な演奏も困るけどね。

前回の決め事は、「E」でどんだけ引っ張れるかというやり方だったそうですが、今回の決め事は「A」で同様の事。
小音量のギターリフが始まり、ドラム、ベースが徐々に絡んでいく様は絶妙。緊張感ある出だしから、ファンキーなのりでB.とG.がまさにバトルし、Dr.は次第に4つ打ちになって全体の音圧もいつの間にか上がって、踊りたい気分になってきます。屋外のレイブの時は、その4つ打ちノりを続けて楽しく躍らせるそうです。

混沌とした世界には決してならないのは、多分ドラマーの演奏の組み立て方せいでしょう。こんなよく解ったリズム隊でギター弾いてたら、さぞかし良い気分、いつかお手合わせ願いたいです。

が、そんなこと思ってる内に演奏終了。もう一曲やるかと思いきや、超短い即興曲。あわわ、今回は約30分でした。

これは、作戦かしら、、、

2つ目のバンドはドラマーに元フリクションのチコヒゲを迎えてのセッションだったらしいが、失踪したのか急遽違うドラマーが入ってました。じっと我慢の50分。

トリの小川美潮、これがすごく楽しかった!
「ここはもしや大久保じゃないんじゃ」と思わせるほどの爽やかさ。ファンキーなバックも、ボーカルなしでも演奏を聞かせる力量の人達。ゲストの林英一さんもなんだか楽しそうでした。


ところで、アカジャムのベースでリーダーのアカさんは、その昔「AKETO」というバンドをやっていて、その頃はピンクフロイドのような事をやっていたそうです。全国を裸のラリーズなんかと回ってたというから、まさに日本のロックの黎明期にいた人なんですね。

来週は下北で、そのアカさんを交えてセッション大会だー。

ブリティッシュロックってやっぱ、、、

2010-06-10 23:32:29 | ライブ
今日は、大友良英と斉藤”社長”良一という現代のジャズ界で最も刺激的な2人のギタリストが掛け合う爆裂サウンドを堪能!ミンガスやローランド・カークの名曲を芳垣安洋率いる「Emergency!」を見ようとピットインに予約メールまでしておいたんですが、身体がどうもだるくて断念。
その前に手早くストレッチ・筋トレ・酸素運動もやって「私って超ハードなヒトなんですぅ」って気分で新宿へ行こうとしてたんですがね、、、

だるいのは、雨が近づいていたせいなのか。


自宅にて雨の日だし、ベランダの戸をあけっぴろげにしつつ大音量でロリーギャラガー「ライブ・イン・ヨーロッパ」をかける。
西荻の街の灯を肴に、オヤジロック飲み屋な気分になる。

先日、急にウチにアルバム10枚やって来たロリーだが、まだ他のロリーは聞いてない。
もっとも聞きたい「ライブ・イン・アイルランド」は無い。
ライナーノートなぞ読まずに、乙女の気分で聞き続ける。
んんん、ブリティッシュなブルーズロックだね。
そして、やっぱライブだよね。
生きてる感じ。
生。

でも、ルックすか?やっぱ。






ロックの日がお誕生日

2010-06-09 23:24:56 | ワールドミュージック
覚えやすいので、お祝いのメールが思いがけなく来たりして嬉しかったりするんですが、なんだかやっぱり恥ずかしい。

今日は、もっともオヤジロックな気分になる日であります。

映画『ソウル・パワー』×『ベンダ・ビリリ!』上映記念合同トーク・イベントを見に渋谷アップリンクへ。話し手はピーターバラカンさん他。
コンゴという最悪に治安が悪く混沌としたところに、最高にパワーみなぎる音楽があるということ。

音楽って凄いな~~~

西荻の老舗名店の灯がまた一つ消えて、、、

2010-06-07 21:21:53 | 西荻
戦後直後から続いた京都のタンゴ喫茶「クンパルシータ」閉店のとき並みのショック。

最近、まるで西荻らしさのない駅周辺お店事情(ファストフード、携帯やテレビ会社、地元無視の駅近店舗)でがっかりしていたところ、追い討ちを掛けるように西荻の良心的老舗定食屋の閉店を目にしてしまいました。

西荻の名店定食屋「ロンドン」が亡くなりました。
多分こういう店が急に閉まるということは、そういうことなんでしょう。

幸い、ドアを開けっ放しにしてビールを飲める日に(4月だったかな)入店して、久々におばちゃんの元気な姿を確認していたので、「なくなる前に行っときゃよかった」という後悔はないですが、やっぱさみしいね。
「今年の天気急に寒くなったりして本当に変ね~」なんて裏返った声で言ってたなぁ。
もっと気楽にお話したかったけど、たまにしか行けなかったのと、可愛いオバーちゃんをみるとドキドキしてしまうのとで親しくなれはしませんでしたが、わが西荻ライフタイムの中ではもっとも惜しまれることなんです。

思えば西荻へ引っ越すために不動産屋を回って、ずいぶん遅い時刻にランチを食うために、入ったのが初めてでした。そのハイカラなネーミングと、ランチタイムを過ぎても通しで営業している(時間を気にせずゆっくり昼間から飲酒できるわけですよ)という魅力+おばちゃんの可愛さに引かれ続けて16年、時々お世話になりました。
ありがとうございました。



見つからなかったモノ

2010-06-02 23:38:43 | ロック
今週末、スーちゃんの供養のために遺品のCDやカセットを皆にわけるというが、週末は大阪へ行く用事が。
立会人の元祖君が、その前でもいいから来なさいと言うので一足先に白水社へ。
5階の会議室の机にダンボール箱を並べてもらってCDをチェック。色々見てると、なんともいろんな思いが湧いて来ます。

予想通り、ミーハーなものや昔の歌謡曲などありましたが、意外なところでペンタングルが数枚、ロイヤルトラックス、ジョンスペンサー、シャグスなどもありました。バズコックス、ワイヤー、ツェッペリン、スミスなど中学生の頃好きだったんだろうものもCDで持ってましたね。

故人が晩年、ギターを弾く真似をしながら、ヘッドフォンでボリュームいっぱいに聞いてたというロリー・ギャラガーをピックアップ。
私はギタリーストのくせに、ちゃんとしたギターリストのアルバムをあまり持ってないので、この機会に聴いてみたいと持ち帰ることにしました。

元祖くんによると、Irish Tour'74(ライヴ・イン・アイルランド)がお気に入りだったらしいんですが、薄い紙ジャケのせいか残念ながら見つかりませんでした。

カセットもいっぱいありましたが、本人の貴重な生録とかありそうなので、是非誰かが中身を整理して欲しいと勝手に思ってます。時間かかるだろうな。


帰りに、元祖君に連れられ、よく通ったというすずらん通りの安酒場で一杯。
話はやはりスーちゃんの事。いまだに亡くなったという実感がないという点で一致。あと、年に一回は集まって楽しく故人を偲ぶ会をしたいということに。幹事は森だな。
一杯と言ってもホッピー数杯(元祖くん、一瓶で中身5杯だ!)飲んで解散。

帰り道、路地裏に「兵六」という古めかしい酒場を発見。小さい店で賑わってましたが、テーブル席がちょうど空いてたのですかさず入店。みんな常連客ばかりのようで、いかにも本の街神保町、昔の作家先生のようなヒトばかりでした。