ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

最後はイスタンブール新市街

2006-09-25 18:57:48 | 海外
これはヨーロッパ側のハイダルパシャ駅
オリエント急行殺人事件


新市街といっても、一歩路地裏に入ればオールドダウンタウン、フォークのライブハウスや飲み屋がいっぱいはみ出してます。
オヤジたちは、メロン生ハムのっけに白チーズでラキ(アニス風味の酒)をぐびぐびやってます。若者が「哀愁オヤジフォーク曲」をライブハウスでリクエストして盛り上がってるのが意外でありうらやましい光景でした。日本や中国のように、何でも簡単に真似したがるのと違って、独自文化の根っこがちゃんとしてるんでしょう。
かと言って、パティースミスのカバーバンドが出てるライブハウスもあったりして訳わかんないんですが。

通りで有名そうなのびーるアイスの兄さん。

巨大な棺おけ

ロンリープラネットで評価の高いグルジア料理のお店。ちょっとお高いですがトルコ旅行で一番旨かった。


観光の定番。くるくる回る宗教の踊り。やっば短時間で神様に会うためには、くるくるでトランスにいたるのがいいんでしょ。子供の頃は、よく眼を回してしまいましたが、、、

トルコ東部 やたらと多いケーキ屋さん

2006-09-25 18:33:56 | 海外
右を見ても左を見ても、絶世の美男美女だらけのトルコ、
が、
30を越せば皆ブクブクのオッチャンやオバハン。

それは何故かと言うと、彼らには大食かつ甘いものには目がないという致命的というか、なんというか、素敵な?食文化があるからなんです。

ケーキ関係はとくに凄いです。甘いもの好きな私でも気絶しそうな糖度。こんなの食べた日には脳みそ固まっちまいます。

トルコ東部 ワンコのニャンコ

2006-09-25 18:32:37 | 海外


美しい湖で有名なVANでは、ビールを探しあちこち歩き回りました。



しかし、ビールのビの字もまったく見つからず、こりゃ誰かに聞かなきゃということになり、

「エフェスビラウネレデ?」=エフェスビールは何処じゃ?
親切なおじさんに教えてもらいました。(トルコの地方の人は、100人中99人親切ですけど。)
町のある一画にしか、飲めるところはなかったのでした。
で、教えてもらったビアホールは、地下1階で薄暗い顔をしたオッチャン達が後ろめたそうにひっそりと飲んでました。

盗み撮り


紙の袋で厳重に包まれたエフェスの大瓶3本抱いてテイクアウト。
ホテルの冷蔵庫に入れて、ちょいと昼寝。
シャワーをゆっくり浴びて、
さあ、グビグビいこうかとグラスについで飲んだら、

ありゃま、ぬるぬる!

もう、このオンボロ冷蔵庫め!!

トルコ東部 眺望よしのハーレム暮らし

2006-09-25 18:29:44 | 海外
ドウバヤズットはイランからの密輸品の通過地点。
国境が近いんで兵隊さんだらけです。
街は、一昔栄えたって感じで、ホテルや食堂がペルシャ風でいて、むやみやたらと広々してました。
日本でいうと、10年位前の熱海とかの雰囲気でした、、、



イサクパシャ宮殿は、日本の殿様が住むお城と同じで、小高い丘にあり、街を見下ろすとこにあります。

こんな絶景なとこで、ハマムに入って、ハーレム部屋にいたら誰でも骨抜きになってしまいますよ。

トラブゾン~スメラ修道院

2006-09-25 18:15:02 | 海外
イスタンブールから国内線でひと飛び、トルコの東北部に位置するトラブゾンへ。生まれて二度目の海外旅行。

「なぜカッパドキアへ行かない!?」
旅行の前、皆そう言いました。
海外旅行2回目で、東トルコはちょっとヤバイんじゃ?とも。


飛行機降りると何もない所、石垣か宮古の空港並みに閑散としてました。
海は日本海のよう薄ら寒い雰囲気ですが、トルコ東部にしては比較的のんびりした田舎町。鯖や鰯を食い放題のトルコのパンと食べました。

日本人というだけでめずらしがられ、じろじろ見られました。中には通り過ぎてから、慌てて戻ってきて大胆に顔を覗き込んでくる輩もいました。俺は宇宙人か?
こちらとしては、「男同士で手を繋いで歩いてる君達のほうがめずらしい」と言うか、変ですよ。

たまたま泊まった宿から見下ろす通りが、ロシア人娼婦のたむろするところで、いかがわしさ満点でありました。



バスで数時間の山にへばりつくスメラ寺院。洞窟の内部と外壁には美しいフレスコ画が残っています。



ヨーロッパとアジアを往ったり来たり楽しいな~

2006-09-25 03:37:18 | 海外
世界一美しい都市・イスタンブールで、船に乗ってあちこちの街を探索しました。
都市自体は広範囲に膨れ上がってますが、カラキョイ、カドキョイ、オルタキョイ、エユップ等、面白いところは2、3日もあれば回れます。


そしてその後、
トルコの治安があまり良いとはいえない荒野の南東部の町を、黒海に面したトラブゾンからバスで点々と南下して回わりました。

はじめは、森あり谷ありで景色もよく順調でした。

しかし、エルズルム~ドゥバーズヤッドとイラン、イラクの国境の街へと進むにつれ、だんだん道は砂ぼこりをあげどこまでが道なのかわからなくなり、まわりははげ山か土色の荒野ばかり、バスは単なるオンボロバンになりました。
三ツ星ホテルでもシャワーやトイレの水は時として流れず、時間はねじれ、身体もねじれていきました。喉は痛むし、腹はゆるゆる。人々の目つきは険しくなっていき、じろじろ見られるのが恐くなっていきました。

ホテルやバスでもまるで英語が通じなくなり、目の前で起こること人々の動向など全てカンで察知せざるを得ない状況になりました。


最後にたどり着いたディヤルバクル。そこは数日前に爆破テロの起きたばかりの街でした。

「パラ、パラ」とお金を無闇にせがむ子供たち。
城壁の上から石を投げつけてくるクソガキ。
砂ぼこりと街中に淀んだ排気ガス。
イスラムの田舎独特の保守的な空気と、好奇な眼差しにめげて、しまいには逃げるようにイスタンブールへ戻りました。


長い長い二週でした。

心身ともにボロボロになった自分へのご褒美は、エレクトリックサズー。

世界に通じる日本の音楽代表は、ダレ?

2006-09-06 23:38:41 | 音楽
日本の演歌に近い感覚も持つといわれるトルコ行きを前に、機会があったら土耳古の人に聴かせてやろうと編集したら、

勝新太郎、嘉手苅林昌、三上寛、朝崎郁恵を選んでいました。
大食のトルコでは、若いときスマートでも、おじさんおばさんになるとみんなブクブク。きっと、勝新の脂肪ののったビブラートに痺れるに違いありません。

トルコには、多くの差別、迫害の対象となっている民族や、異端と呼ばれてしまう宗派の人々がいます。今回は、そういった人々の暮らす音楽が豊かで力のある東部へ向かいます。

イスタンブールから、黒海の街トラブゾンへ飛んで、エルズルム、アルメニアやイランの国境近くのドウバヤズッド、ワン、そしてディヤルバクルまでたどり着けたら上出来かと思ってます。
そしてただ今、見知らぬ土地のまだ見ぬ人へのお土産を検討中。持ち運びが軽くて日本を主張していて気の効いたモノ。扇子、マッチ、手ぬぐい、、、ああ、なにがいいのかな~?


浅草サンバカーニバルは見逃したが、、、

2006-09-02 21:04:31 | ブラジル
サンバとサッカーだけが、ブラジルってもんでもないんです。

明治公園のブラジル祭にお出掛けしました。
爽やかな太陽の元様々な人種の人々が集まり、ライブや屋台のフードを楽しみます。

みんな踊るのが大好きです。あちこちで、自由に踊ってます。
ただ、純?日本人の人を見ると、どうしても、サルサ教室かシャルウィーダンスに思えてしまいます。

ダンスは、見るものでも見せるものでもなく、自分もいっしょに踊るものです。れっつだんす♪

憧れの、レシーフェあたりの田舎の祭りもこんな感じなのかな?
カポイエラもやってたんで、じっくり拝見しました。


話は、変わって、

くつろげるカフェ不毛の地「西荻」に、驚くべき発見!!

最高に居心地のよいお店を見つけました。
今まで、西荻じゅうをくまなく探していましたが、妙に高かったり、まずい、音楽がダサい、暗い、レイアウトに配慮がないなどイマひとつ合格点に届かないカフェばかり。
私のささやかな望みは、明るい光の入るところで、午後をビールでゆっくり過ごしたい、というだけのものです。
その昔、西国分寺に存在したドライブインのような素敵なカフェ「一葉松」がそんな条件をかるく満たしていました。
町田康もその居心地よさをエッセイに書いてました。

やっとこさっとこ、そんなささやかな幸せにありつけたのでした。駅からちょっと離れていますが、一口では飲みきれない冷たい生ビールがテーブルに運ばれるだけで、思わず顔もほころびます。音もメシもgooです。