ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

木を叩く者「キータタチャー」

2014-03-30 02:02:32 | 877プロジェクト
世界中でやんばるの森にだけに住んでいる「のぐち」さん。
国指定特別天然記念物の「のぐち」さん。
絶滅危惧IA類の「のぐち」さん。

1981年ヤンバルクイナの発見により、人々の記憶からも消滅してしまったキツツキ・ノグチゲラを、「森のお家」で見た!様な気がします。目の前で木を叩く行為が可愛くて、Hクンと二人でみとれてましたが、真実は如何に、、、


ノグチゲラは沖縄(おきなわ)本島だけにすむキツツキの仲間(なかま)だよ。森がせまくなったり、人間が島の外から連(つ)れてきた動物におそわれたりして、今、絶滅(ぜつめつ)のピンチなんだ。

生息地:沖縄本島北部のいわゆる「やんばる」と呼ばれる森にしかいなんだ。

食べ物:地面や木の上で昆虫やクモをつかまえて食べるよ。
 
こんな動物:ノグチゲラはキツツキの仲間。木にくちばしで穴をあけて巣を作るよ。毎年同じ相手と子どもをつくり、夫婦で協力して子育てをするんだって

気分は、GO SLOW!!

2014-03-29 09:21:30 | 877プロジェクト
ただ今、大好評宅地分譲中の「ザ・テラスグシクムイ」から徒歩5分のところにある、「森のお家」に住むことになりました。


と言っても、引越しはまだまだ先の話ですが。

ここらは日本唯一の円錐カルスト地、そして「沖縄海岸国定公園」区域に属する土地で、豊かな自然が保障されている、と願いたいです。


2011年震災前の月、長野の「1166バックパッカーズ」のゲストハウス開業トークセッションで、
コンセプトを「3つのS」で説明して以来、ブレなかったわけでもないけど最終的にはその思いに間違いなく、同地点に着地することとなりそうです。

「我々は、SLOWで、SMALLで、STORYのある宿をやりたいと思います」

今までは、糧を得る仕事と、それによって得られる余暇との分断に不自然さを感じていましたが、これからは

「SLOWで、SMALLで、STORYのある暮らしをします」
と言い換えても良いでしょう。

10年に1回は戦争を起こさないと成り立たない「大きいことが良い事だ」のアメリカの基地のあるこの沖縄で。もはや空回りの経済から少し距離を置き、ワクワクドキドキするような楽しい日々を送ります。フェラクティーのゴースローでも聞きながらね。

家具職人入門その4

2014-03-22 15:43:39 | Weblog
家具作りに飽きて、次はお箸作りに挑戦。
まずは、ホームセンターで練習用に1センチ角の棒型材料を数種類入手。仕上げには、潰したクルミの液かアマゾンで蜜蝋を買って塗ればいいかと保留に。
手作り感を出すため、カンナでなくカッターで削ってみました。そして箸の頭の部分に、インドネシアのスンバ島で買ったアクセサリーの精霊の顔を、彫刻刀で真似して彫ろうと挑戦。
しかし、まるでうまくいきません。第一顔の形を彫るには1cm角は小さすぎ。もっと硬い材料と、繊細な道具でなくては無理と判断。一時断念、、、
Hクンのオモチャのつり竿がいっぱいになっちゃいました。

気を取り直して、ちょい主夫オヤジの「女子D.I.Y.」の余った材料で、キッチンワゴンを作成しました。
将来、お弁当屋になるのが夢のHクン、大喜び。


今更ながら、100均であの面倒な「ダボ棒」が袋売りされてるのを発見しましたが、今回はネジの頭を死角に潜ませ製作。
やっぱ、タボ穴あけたり、埋めたダボ棒を切り落としたりの作業がないので超簡単に組み立てられました。
ぱっと見のデザインは、IKEAの商品の写真を参考に。

キツツキハウス

2014-03-19 22:07:06 | 877プロジェクト
沖縄中部の読谷村へ移住してはや2年。
美ら海水族館のある本部町へ中古物件を見に通ってます。

普通に58号を使って行くと読谷から約1時間半。石川インターから高速へのると400円払って30分で名護の許田インター、そこから30分で本部の街へ着きます。名護からの海沿いの道や山には様々なカフェ、そば屋、土産屋がならび賑やかな感じ。
人口の4分の1が死んだ悲惨な沖縄戦や、広大な土地を占める危険な基地と引き換えの「海洋博」のあとの水族館は人気で本部は沖縄観光の要所となってます。

街から5分ほど車で入った山の中へ着いても、Hくんはまだぐっすりお休み中。サンバーの後ろにそのまま寝かして内見しました。


一通り見てから戻ると起きてたので、Hくんも連れて再び300坪はある敷地を散策。
すると「かっ、かっ、かっ、かっ、かっ」と軽快な音。
目の前の細い木に、啄木鳥(キツツキ)を発見。生まれて初めて見ました、もちろんHくんも。
なんだか沖縄にして、軽井沢気分~

ロックンロール人生

2014-03-12 15:56:12 | 東京フラッシュバック

まったくもって残念。
吉祥寺のバウスシアターが、5月で閉館。
およそ30年。ワタシの東京人生とほぼ同時に始まり、同時にバイバイするんですね。

80年代のニューウエーブなライブイベントから、マイナーな映画、爆音レイトショーなど、バウスは同世代進行形でもあり、まことにもってありがたい劇場でした。
バウスでちょっと気分良くなって、帰りに酔舎というロックバーへ寄って、混雑する駅へは行かず井の頭通りから住宅街を迷いながらテクテク西荻まで帰るのがちょっとした楽しみでした。

何の映画を観るかはさほど重要でなく、どこを散歩して、どこの映画館へ行って、どこに寄り道して帰るかが大事。そのときの風景や空気を思い出すと、なんとなく観た映画を思い出すくらいで良いかと、、、誰と行ったかは不必要、だって映画は一人で観るもんです。


ところで、吉祥寺と言えば70年代末、ジャズ喫茶の吉祥寺マイナーを無理矢理ライブハウスにしたり、パンクフィルム上映会で壇上の音楽評論家渋谷陽一の頭にビールをかけたりしたと言われる、最凶の酒乱・川田良(the fools他)さんが1月末に亡くなりました。まったく残念なバイバイです。

まだワタシが20代の若造だった頃、まだお洒落ショップも少なくアングラ文化を引きずるうらぶれた下北が好きで、よく飲みに行っていました。
ある夜、電車が通る度にゆれるようなボロくて薄暗いロック飲み屋で、ヴェルベットだのオンリーワンズだのの話をしてると、それまでうつむいていた“その後のニールヤング”みたいな強面の男が声を掛けてきました。
袖をまくり上げ、腕の注射の痕を見せ

「私は、半年で止めました」

「これのおかげで、女房に逃げられました」と、、、

上京したての頃は、下北近辺に住んでいましたが、その後中央線に引っ越してからは、あの辺の70年代から続くロック飲み屋へは行かなくなりました。

それからそれから、、、
2011年頃、aka-jamというトリオのジャムバンドのリーダー・アカさんを交えてセッションをやるようになり、原宿のように地方のティーンエイジャーが憧れる街に変身した下北に度々行くようになりました。時にはベース二台だったり、aka-jam+ワタシだったり。
夕方スタジオを出ると、時代から取り残されたような下北駅前市場の露天ロック飲み屋へ行って、一杯やるのが定番に。
そこで、店に借りていたらしいお金を返しに来ている男を見かけました。どう見ても朝からもしくは前日から飲み続けているかの泥酔ぶり。それが最後でした。

生きてるうちに一度でも、川田良がギターを弾く姿を見ておけば良かったと今更ながらyoutubeを見て思いました。
日本のパンク黎明期、オシャレな東京ロッカーズとはちびっと違い、村八分や頭脳警察からの流れを汲んだロックンロールの王道。酒とケンカと女が大好き(なはず)
Jungle's / Break Bottle(Dr.はaka-jam、The GOD etc...の清さん!)


沖縄は日本のはるか南に浮かれる島

2014-03-08 09:28:27 | 沖縄
これといった産業のない沖縄では、英語をマスターして米軍基地内で働くことか大学を出てお役所に勤めるのが、唯一のエリートコースです。

日本の景気が良い頃、多くのうちなんちゅうは農業や漁業を継がず仕事を求め内地へ出て行きました。しかしその後、建設業などでお払い箱になって島に戻ると、もういい歳で就職もままならず生活保護。万が一、就職出来ても本土と比べはるかに安月給なんで子供なんかいたら食ってはいけません。

一方、公務員は安定してるので、その多くがこの読谷あたりでも高い土地を買い、家を建てます。


先日、震災を忘れられない人にとっては、笑えない事件がありました。

沖縄では珍しい震度4の大きな地震があったその三日後、糸満市でいきなり
「大津波警報!大津波警報!!直ちに高台へ避難してください」
との放送が市内に流されたと。

市役所無線室の職員の操作ミスか機械の故障か分かりませんが、そりゃいけませんでしょ。
しかも!3分も経ってから、誤報を訂正するのでなく、
なんと!

「訓練でした」と、、、放送。




家具職人入門その3

2014-03-06 08:44:37 | Weblog
3月3日、沖縄はある話題で大騒ぎでした。
お雛様じゃありません。
旧暦の3月3日は「浜下り」の大潮で、皆さん海に獲物を獲りに行くようですがね、、、

明け方5時頃、めったにない大きな地震が起きたんです。

もちろんワタシも目が覚めて、「このまま更に激しくなったらどうしようか」布団にもぐったまま考えました。
「あのこを守らなきゃ。あのでかくてもきゃしゃで、ちょっとでも押したらすぐにでも倒れてしまいそうな、可愛い本棚ちゃんを守らなければ、、、」

ちなみに、どっかで壊滅的な大地震が起きたのではないかと、テレビをつけましたが大丈夫でした。震源地は沖縄近海で、最大震度4。


前作のボックスは、時間かけての細かい作業の連続の割には、いま一つな出来映えと言うか、単にウチの部屋には似合いすぎてダサい実用品と成り下がってしまいました。
が、しかし!
第三弾の今回は、我ながらなかなかの出来。意外と簡単に出来上がっております。
「ビッグ絵本棚」ちゃん。


釘などは使わず、今時風にインパクトでネジを「ウイーーーン」と軽やかに打って組み立ててるんで、案外楽に出来ちゃうんです。でもネジの頭を隠す為に、下穴あけてからダボ穴も削って、タボ棒打ってその処理をするという細かい過程はなかなかに面倒。そのダボ棒を一個一個長い棒から作成する単純作業も面倒。ワックスきれいに塗るのも時間かかります。
小売価格5万円かな~

木工は回を重ねる度に、丁寧にやらなきゃと思わされます。実際ノコの引き方も上達しました。
ていげいにはやれません。これは性に合わんね。
木工家具職人は、これにて卒業。