ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

エイミーワインハウス(映画)を見に、500マイル

2016-09-22 17:27:00 | 映画・読書


ソバ屋とカツオの田舎町、北部の本部町から500マイル、はるばる意をけっして来ました大都会:那覇。

遥かに遠いと思ってたけど、名護の許田インターから高速乗ったら
あっという間に西原インターに着いちゃった。
実際には、50マイルもないかもね。

でも、しかし
ガソリン代、高速代、駐車場代を考えると三千里はあるとかと、、、

都会で暮らしていた頃だったら、たいした額じゃないと割り切れるが、今じゃたいそう心苦しい。

しかも、沖縄のメジャー映画はスターシアターズって企業が牛耳っていて、日曜は割引とか利かず1800円も払わんと見ることができない‼

収益が上がらないから、値上げするって短絡的な考えはある意味沖縄的。映画館から人がどんどん離れていく。
将来のビジョン、文化育成などありゃしねえ。


これはでも、沖縄の悲しい現実。
実際住み着いてみると、わかっちゃいたけど、この島の遅れてるところやてーげーなとこが良さでもあったが、鼻に付く。


沖縄は全国でも学力が劣っているからって、受験勉強に力入れております。
田舎だからって、負けては入られないと、
本部町なんかは、模擬試験の成績優秀者の名前を掲示板に貼って競争をあおってるらしい。


今時、歴史の年号丸暗記してテスト100点取っても何の役にも立たんというのに。
そんなもん携帯で検索すれば、直ぐ分かるし、
世界的に遅れた日本の大学の入学試験改革も、まじかに迫っていて
今の中学生から、社会に出ても何の役にもたたん丸暗記試験中心ではなくなり
グループワーク、コミニケーション能力、語学、等々グローバルな社会で実際に優位に立てる力が問われる時代になるというのに、、、





イギリスの閉塞感と、沖縄のあきらめに近い閉塞感は非常に似ている気がしますね。
片親率の高さとか、自殺率の高さとか、精神を病んでる人の多さとか

でも、
ドラッグとオトコと音楽の間を彷徨い、若くしてこの世を去ったエミーワインハウス
こんな時代遅れな大物、沖縄にだっていません
大御所歌手、トニーベネットもべた褒め
18歳にして既に、熟成されきった歌をものにしてます。

親子関係の落ち度の反発で、
音楽にのめり込み
男にのめり込み
酒やドラッグにのめり込み
何とか平常心を取り戻し、素晴しい作品を作り上げ
グラミーショウまで受賞して、ハリウッドセレブにまでなっても
また溺れて行く


この繰り返しの人生
享年27歳

どう考えても悪い影響しか与えない旦那や、金目当ての父親を信奉してやまないエイミー
そんな彼女が最後には、可愛らしくていとおしく感じますよ。





森の訪問者

2016-09-18 19:25:00 | やんばる












いよいよ、ここまで来てしまった、、、
かつて暮らしたヨミタンソンは、那覇や沖縄市、北谷等の繁華街にも近く、沖縄バブルで潤ったウチナンチュウや便利で金持ちも多い田舎リゾート地でもありましたが
ここモトブチョウは、沖縄の中でも「やんばる」と呼ばれる北部の過疎の土地
かつては漁港で栄えたもんですが今は、かなり貧乏。 
未だに頑張ってる公設の市場を中心に街が形成されてますが、観光客で行列ができる特殊な店以外はひっそり。
表向きは世界的に評価の高い「美ら海水族館」を含む海洋博公園があるので、綺麗な南国リゾートを装ってるけど、図書館はぼろぼろ、河に掛かる橋もいつ下することやら。





そんな本部の街から車で5分ほど
世にも不思議な2憶4千年前の円錐カルスト大地の森の中
可愛い妖精二人と、しぶとい妖怪二人が
これから完成に向かうであろう森ホテルのモニター係として一時的に住み着いてます。





明け広げなので、人間以外のお客さんが、色々訪ねてきます。
黄金のサナギからどでかい蝶になる、幻のオオゴマダラ。




とり




寂しいので、人間さんも訪ねてきてくださいね。
今なら無料で泊まれます。



ゆたさるぐとぅ・うにげーさびら!