二泊目は今回のメインイベント「平渓線」
100年ほど前、炭鉱が栄えたときに整備された渓流に沿って走るローカル線で、十分瀑布(ミニナイヤガラ)や小さな老街など見どころ満載な場所です。
電車のない沖縄で暮らす3歳のH君は、無類の電車好き。
道路のどぶ板、歩行者白線、点字ブロック、何でもかんでも電車の線路に見立てて遊びます。
しかも、後部にとーちゃんかーちゃんも乗らないといけないので、三人たて列で歩行することしばしば。
これって、ホント親バカにしか見られないな~。
でもね、乗車しないと道路でふて寝しちゃうんです。そうすると13kgの荷を抱っこして歩くことになるのですよ。電車ごっごするしかないんですぅ~
前もって平渓線周遊切符を購入して、羅東駅から電車で約1時間、瑞芳駅で乗り換え。九份へもここから起点となってるせいか屋台巡りをしたくなるような賑やかな街でした。そこから少し戻る形で平渓線は出ています。
車窓からは日本のいなかのような懐かしい風景(親から見ると)。台湾のおっちゃんやおばちゃんは、誰にでも昔からの知り合いであるかのように話しかけます。右はその典型のおっちゃん。
大華駅で降りるつもりが、ココじゃないよと言われ降り損ねました。そもそも我々がどこへ行くのか知らないくせに、まに受けたのも悪いんですが、何ゆえにそう断言できるのか、、、根拠のない自信でいつも右を左と言い切るうちのカミサンも、他人のことは分からないそうです(自分のことも)。
昭和の日本同様に観光ブームらしく、カメラをもった国内観光客がわんさかいました。ピース!
どこでも、ピース!おまえはギャルか、、、
つり橋、見てるほうが恐い。
十分老街は線路に柵などなく、両脇に屋台や商店がずらり。線路へは入り放題。
廃坑になった建物を利用したカフェ。廃墟マニアにはたまらない建造物だらけ。
夢にまで見た、本物の線路で電車ごっこ。
宿泊は、港町の基隆。
関東で言うと東京(台北)に対する横浜みたいなところ。港には巨大な豪華客船が停泊してました。ここでも魚料理が有名な活気ある夜市(屋台街)があり、電車遊びで疲れて寝んねしたH君をひざに置き、ビールに蛤のしょう油漬けや餃子をバクバク頂きました。
大人2人は、このために台湾へ来てるようなもの。美味い店選びに関しては絶対ハズさない自信(根拠のある)があります。
宿は、
E-Coast Star Hotel Keelung、朝飯付きで$58(米ドル)
台北には、今時なドミを含む小型のホステルがいっぱいできてますが、基隆には見つかりませんでした。なるべく個人経営の宿へ宿泊したかったんですが、今後できることを期待します。
部屋は、狭いビジネスホテルを白を基調におしゃれにリノベーションしたもの。連泊はしたくないけど、寝るだけならいいやという感じ。元々、バリの宿のようなリラックスを台湾の宿には求めてないので問題なかったです。中華圏にはどうも、ゆったりしようという感覚はなさそう。
でもビュッフェ形式の朝食、凄く美味かったです。おかゆと、朝から酒のつまみになりそうなものがずらり並んでました。飲み物もエスプレッソから、杏仁豆腐の飲み物版まで。
台湾の宿の朝食って、どこでも美味いのかな?