ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

ずっと西荻

2009-12-31 18:45:18 | 西荻
西荻に出没する神様の中で、何時見かけてもフラフラ酔っ払っている古澤良治郎さん(ds)の曲にありました「ずっとニシオギ」
なんだか意味深なタイトル。

本日は、00年代最後の日を1965年創業の名曲喫茶・西荻のダンテで過ごしました。

60年代:若者文化が花開く
70年代:ロックからパンクへ、何聞いてもおもろいわい
80年代:ロック不毛、フュージョンのようなワールドミュージック
90年代:からっとしたロック復活
00年代:ロックに求めていた陶酔感をワールドミュージックに発見
と、個人的な見解ですが、流れてきましたが
さてこれから、10年代ですよ!

どうなるかって?

最近は、みなさんCDを買わなくなってきてるようですが、ワタシも同じく。量産されるような音楽はもう誰でも同じようなもの作れるし、興味でないんです。

これからは、価値のあるのは
「生のバンド」ですな。

それもすんごくローカルだったり、人間性丸出しだったりするような。

旅の理由と同じで、
実際に其処に自分で行ってみて、自分の眼や耳で聞いてみたいものが大事なんじゃないかしらね~

年末年始はやっぱ西荻で

2009-12-29 21:47:51 | 西荻
本日は西荻のカフェでまったり読書。

なんで!沖縄のエメラルドグリーンの海の見えるカフェじゃないんだよーーー

軽く飯を食った後、毎日閉店セールの駅前格安衣料品店「西荻にしよ!」が、本当に閉店?の様子を見ながらすごすご帰宅。

去年はラオスのメコン川沿いのバンガローで年越し、その前は京都、その前は記憶なし、と、実家や自宅で年を越すことがなかったこの頃ですが、やんごとなき事情により西荻であります~~

蛸庭を探して、今なら間に合うビートルズ研究

2009-12-18 02:58:43 | 音楽
セッションメンバーからのリクエスト、
「オクトパスガーデン」
「ヤーブルース」

俺様、小学校から聞いていたビートルズ、どんなリクエストも楽勝だと思ってましたが、いざギターを持ってみても、あわわ何も出てこないってんで、音源を捜すことに。
しかし手元にCDは全部揃ってない。こりゃ、困った時のユーチューブだわね。

「しかし、オクトパスって、何のアルバムに入ってたっけ、、、?」

ビー研究、一からやり直しです。

本当は頭でじっくり考えて思い出そうとしないとボケるんでしょうが、楽な道へ。
カチャカチャとネットで検索。
なんと、アビーロードに入っていたとは!なんか全然想像できませんでした。

さて音源に合わせて弾いてみると、まるでリードギターがついて行けまへん。
今更ながら何度もリピートしてコピーです。
エレキを始めたばかりの中学生の時のようです。
パンク・ニューウエイブが骨身に沁みているワタシには、リズミカルなカントリー調やベタなブルースが大の苦手分野。
でも、この曲、ほんわかしてなかなかの佳作(ジョージが作ったのか?)。ソフトなコーラスも心地いいです。何度か聞いてるうちに、前奏のギターを弾くのが楽しくなってきました。

それに対して、ヤー・ブルース。
これは、リズムからしてべたべたしてかっこいいんですが、全然ノりがつかめません。
ワタシ、1コードや2コード、何のキメもなしの即興セッションは得意な方ですが、3コードのいわゆるブルースセッションが大の苦手。
が、この曲、ブルース曲であっても、まっとうなブルースフィーリングからは離れた位置にあります。
ギターソロなんて、最高にブルースじゃなくってかっこよすぎ。
この感じ、まったくもって共感できますね。
何度も聞いてみると、ギターソロの遠くでブルースっぽいギターが隠し味的に鳴っていたりと、ビーのセンスにはほとほと感服。
ひたすら聞くだけで指が動きませんでした。今更ながら開き直って、何もリズム隊じゃないんだから無理にコピーすることもないやと諦めるのでした。


ホワイトメモ

「イン/レインボウズ」レディオヘッド
「OUI」THE SEA AND CAKE
「ボッサン・ビートルズ」リタ・リー
「メディシンコンピレーション」細野晴臣

「聖☆おにいさん」中村光

「岡部伊都子 弱き者へのまなざし」NHK知楽 こだわり人物伝

何もしないでいられるか?冬の沖縄。

2009-12-15 01:29:14 | 沖縄
今年は、ちらほら桜が咲き始めるという年末年始の沖縄へ行きます。

思えば、数年前の12月に何の情報もなく沖縄3泊をして、えらく寒かったことがあります。
年中南国だと思って薄着で行ったのも悪かったが(確かコートを羽田に預けて行った)、丁度初日が現地の人も寒がる特別な日のようでした。
その時は牧志公設市場近くのじじばば店で、じじぃ色のじじシャツを購入。しかし、3日目は晴れて昼間は半袖でも良い位。
その日見た青い海と、奥武島の半露天の食堂が忘れられなくて通う事に、、、


さてさて、今回初めてのやんぱるでの宿泊。
本島北に位置するやんぱる地方は、冷え込むというようなことを聞くが、どうなんでしょうね。北といっても、奄美より南なんですがね。

今回は、泳ぐわけでもないし、とにかくのんびりコースで行く予定なので寒かったら何して過ごそうかしら。
あと、音楽。何を入れて持ってくかもそろそろ考えなきゃ。

いつもなら、午前、シュノーケリング→シャワーしてビール→昼飯→アイス食って本読んで昼寝→夕方の散歩→ビール飲んで夕陽→夕飯→泡盛もって夜の海辺の散歩。
ってなパターンなんですが、
ランニングでもしようかしら~


ホワイトメモ

「アラウンド・ロバート・ワイアット」フランス国立ジャズオーケストラ
「岡林信康ロックコンサート」
「宇宙旅行の渡り鳥」小林旭大全集ディスク2
「インタリュード」与世山澄子
「ママはテンパリスト」東村アキコ

「小野瀬雅生のギタリスト大喰らい」
「分福茶釜」細野晴臣

「Aサインデイズ」崔洋一

ビーの「マジカルミステリーツアー」をカバーしてみた。

2009-12-09 07:33:40 | 音楽
この曲を、あえて選ぶセンスはなかなかだ、とメンバーは言った。

男3人。
まあ、一般にサイケ・アシッドロックと呼ばれてるバンドです。

この曲、なんともコーラス全開でアイドルっぽい展開だったりするんです。
でも、リンゴのドスドス重いドラムが響くんですよ、五官に。テンポも変化するし、バンド演奏向きだったりする曲だなーと。

1曲丸ごとテーマとして演って、終わりの部分の感じを想像力豊かに、拡大解釈し、即興へ入り、再び丸ごと演って終わり、と。ジャズの手法でやるのです。

かなり長いですが、いい感じです。


別の有能なミュージシャンと年末に、ビー・カバーごっこ(おやじコピーじゃないよ)でスタジオ入りする予定が、
ジョン(犬じゃないよ)が来られなくなりました。

こりゃ、3人再結成のビーのようになるのかしらね~
そん時の課題は「ヤーブルース」「黄色的潜水艦→蛸的庭」「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」


そんなこんなでビーブーム。
ちょいと研究をということで、
youtubeで、ビーのリマスターと今までの音源の比較&解説をしているものを聞くと、よくその違いが分かりました。
「マジカルミステリーツアー」もリマスターを聞いてみましたがね、なんか分離が良すぎて白々しく聞こえるんです。
こりゃ、別モンだ。
これでいいのか?・?

そもそも、ワタシ、ステレオスピーカーを前にして、正座して聞くことも、ゼンハイザーのヘッドホンをかけて聞くことも滅多にないのです。
大体、ベッドに横になって(でもスピーカーの方を向いて)聞くことが当たり前。たまたまMDに入ってた「マジカルミステリーツアー」を聞いたら良かったんで、カバーしてみたいと思ったんです。





ホワイトメモ

「どうで死ぬ身の一踊り」西村賢太
「音楽機械論」吉本隆明・坂本龍一
「KAZEMACHI CAFE」松本隆対談集
「アヒルと鴨のコインロッカー」監督:中村義洋
「ドラム」戸張大輔
「DORONE TRAILER」MV&EE with the GOLDEN ROAD

俺流

2009-12-05 21:04:18 | 映画・読書
12月1日、映画の日、吉祥寺で1000円ならいいやと、
クエンティン・タランティーノ「イングロリアス・バスターズ」を見ました。

風邪の時期、マスクを持参で込み合うだろう映画館へ入ると空き空き。
こりゃ~いい。
B級映画は、混んでちゃ雰囲気でないもんね。構えることなく、何かのついでの様に見たいのです。前の席の頭を気にすることなく、ずりずりっと低い姿勢でね。あとは、内容が退屈しない程度にくだらなければいいや~

しかし!
B級なドンパチアクションなところもあったけど、なんとも言葉の銃撃戦が素晴らしいA級映画でありました!
緊張感の異常な高まりに、ビールやお菓子を食べてるどころではなくなりました。ヨーロッパ風の陰湿な雰囲気が、暴走する登場人物をよりいっそう際立たせてます。
ナチスとユダヤ人が題材でタラちゃん料理というところで、賛否両論出てるんでしょうが、ワタシは好きです。俺俺の世界だけれど、映画は芸術。これでいいんだと。
あとは、受け取る側の問題です。