ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

イモイのは好きかい?

2013-11-03 21:53:15 | 読谷
今月、毎日ブログ更新かい?

なすべきタスク、優先順位の高いタスクは他にいっぱいありすぎて、限られた時間の中で、まずは日々の記録(ブログ)を付けるのです。
もしかしたら、日常のちょっとしたことが引き金となって、ファーストプライオリティーが一気に片付くこともあるやもしれぬ。  
宝くじも、買わなきゃ当たらぬ、みたいな、、、
「棚からぼた餅」狙いでしょなどと言わないで。

ところで、3歳5ヶ月のH王子様、作詞作曲を頻繁になさり、ご機嫌が良いときに頻繁にその成果を発表なさっております。
まだ、「でちゅ」とか「さびちい」など「さ行」をまだ発音できねえくせに、1週間前や1ヶ月前も「きのう」と言ってるくせに。
以前は、
「おばさ~んの、おならブブゥ~♪」
「ソバくいたーい♪ニクくいたーい♪」
などの駄作続きでしたが、日本人のアイデンティティが芽生えてきたのか、単に母親が仕事を趣味にしがちで帰宅が遅いせいか、最近特にワビサビが入ってきました。

「かーちゃんは、いーなーい、とーちゃんもーいーなーい、ひーちゃんは、ひとりぼーっちー♪」

などという歌を、元気一杯歌ってます。
単に肉体の欲望を表すことから、内省的な表現への変化です。
こりゃ、私がウチでP.C.を開きがちでなせいか?
ま、いいか、とっても楽しそうだから。


H君と2人べったりの、さえない3連休の2日目。
お昼寝をたっぷりさせてから、毎年寒い雨が降るのが恒例の「読谷祭り」へ出かけてきました。夕方前に雨がぱらついたものの、今宵はなんとも半袖日和!夏の夜のよう。こりゃ生ビールが美味いぞ、気分もゆるむ。
H君用に、味噌と梅の玄米おにぎりを速攻で握って、予備食のパンと着替え水をリュックに積み込み、車で混雑する会場へ。

いったい、ステージ上に何百人上がってんだ??


「紅イモ」で有名な我が村(もう2年目だし、、、)読谷、いも気質というか田舎タウンは、とにかく派手好き。
一大スペクタクルロマン、創作「進貢船」
14世紀、琉球と中国の大交易時代の発端となる進貢船1号には、読谷山の泰期らの若者が乗っていた。
雨のため3年ぶりに登場したタイヤの付いた船。お話は、太鼓やたいまつの行列のあと人を乗せた船がゆっくりゆっくり登場して、人を降ろすというだけのもの。娯楽性(ヒトを飽きさせないテクニック)ゼロなところも凄い。


サブステージでは、中高生のバンドとストリートダンス大会。実は、これが観客共に熱くていい。それなりのクオリティを持ちながらも、ありがちな踊りやありがちな演奏は、ある意味伝統芸能。こんなの見てたら、もっと新しいこと、もっとはみ出した事をしたくなるに違いないと思うのはワタシだけではないと期待します。

「中央」というと、内地(大和)だったり、東京だったり、時には首里だったりしますが、「我が町、我が村、我がが一番さぁ」という気質が沖縄では非常に強いですね。自分のところがみんなそれぞれ中央。
こんなイモな村で、こんなローカルな沖縄で、いろんな芸能や祭りを見て育つH君は絶対幸せだと、自信を持って言えます。

「イモイのは好きかい?」
「イモ大好きでしゅ!」

うち、タクシーちゃうねん

2013-10-17 10:07:52 | 読谷
ニュウース速報~
本日、読谷村瀬名波にて、遭難しているおばあさんが発見されましたが、男性に無事救護されました。
本人に怪我など無く、
「こんなおばあちゃんを助けてくれた人には、きっと良いことあるさぁ」と、いたって元気な様子で答えていました。
調べのところ、この女性は高志保在住の知花トクさん。今年、80歳の誕生日で免許を取り上げられたため、ひとり徒歩で外出せざるを得なくなり、途中道に迷ったということです。
発見し救護した男性は、瀬名波在住のタクシー運転手、上室新也さん。
「無我夢中で病院まで搬送した、とにかく無事でよかった」と答えています
報道ステーションからは、以上です、、、


先週も、図書館から車で帰ろうとすると、出口で手を上げてじっとこっちを睨みつけてるおばぁがいたのです。停車すると、H君がすやすや寝ているチャイルドシートの方のドアを開けようとするので、反対に回ってちょうだいとお願いしました。
「ちょっとそこまで乗せてって」
とおっしゃるので、お隣のシートへ座らせると、
最近できた安いパン屋の話を始めました。どうやらそこへ行きたいらしい、、、
ほんの200メートルの距離でしたがお送りさせて頂きました。

そして今日、
買い物も終えて車でウチへ帰ってくると、通りがかりのおばぁが
「道に迷ったさぁ」
と、助けを求めて来ました、、、
仕方がないので、通ってるという近所のクリニックまでお送りさせて頂きました。こちら様からは「きっとあなたには良い事あるさぁ、本当に良い事あるさぁ」と感謝されました。


都会ではカーシェアリングが急増しているようですが、読谷のような半端な田舎では、お年寄りのための何か足になるものが必要ですね。
車社会の浸透のせいで、各字にいくつもあった商店が潰れ、車でないとたどり着けない大型スーパーに変わりました。村内のコミュニティバスは本数が少ないし、ルートが限られてるから日常的には使えない。結構な高齢者が車に乗ってますが、危ないです。

さて、明日も流しにいかなきゃ~

ポッカリ月が出ましたら、

2013-07-28 12:32:03 | 読谷
内地から古い友人が会いに来たので、沖縄読谷村の良さを知ってもらおうと「ビーチパーリー」をやりました。場所は、地元民ご用達の宇座海岸。東屋やトイレ・シャワーが無料で使えるうえ、自然に近いまま整備されたビーチの雰囲気はグー。

読谷には沖縄料理の美味い食いもの屋もあるけど、そこそこ高いし、なんといっても夏のこの時期に素晴らしい夕刻を屋外で過ごさないわけにはいきませんからね。
日本人も露天で過ごす良さをもっと知ってもらいたいですね。イオンタウンのスタバもピザ屋も外席にいるのは大体外国人。日本にも月見などの文化があったはずなのに、、、
わざわざエアコンがんがんの店に入ってエアコン病になる必要があろうか。      

あと、あらかじめ用意されたものにむやみに現金を使わないことは、あれこれ自分たちで工夫をこらすことになるのが良いです。必要ではないものにお金を使わないことは、楽しいことなのです。
砂をほじってローソクを立て明かりにします。テーブルにもローソクを立てます。われわれのパーティー食卓は、はたから見るとまるで「お供えもの」ように幽玄でありました。


消費ばかりで何も生み出してなかった都会の生活から離れ、なるべく自然に近い暮らしを求めてたどり着いた沖縄。頭では分かっていたことですが、地方を犠牲にして都会の暮らしが成り立っていたことを、こちらの現実を知ってやっと実感しました。
収入は4分の1以下に減ったけど、まだまだ軌道にのってないけど、沖縄ローカルの暮らしの楽しさは魅力大です。特に、子育てというところでは最高の地です。大人の自分が「子供だったらこう育てられたい」との願望が満たされること100%。
そう、、、子供に育てられる親の自分にとっての環境よし。ま、親が健全ならば子も良く育つかかと。右肩上がりの経済も終焉した今、それでも自民党が圧勝してまるで先は見えてきませんが、もう中央よりも多様性をふくんだローカルの大切さは明らか。
団塊世代があの世に行って高齢社会が終わる頃、君は何をしてるのかね。子育ては、大いなる実験であります。


今回、あまり時間がなかったので買っておいた水円のパン、都屋漁港でてんぷらを予約し、刺身も購入、前日やんぱるの川で獲った新鮮な手長エビも素揚げにして持って行きました。後は、夕日と月と星と海があれば十分です。夜はちゃんと暗い読谷、でもちょうど満月で日暮れとともにぽっかり月が上がってきました。もうまぶしい位の明るさ。本が読めるよ~ 
最後に宜野湾からの友だちが花火を買って来てくれたので、子供花火大会。さて撤収して帰ろうとしたところ、「これから花火上がるよ」と人が声を掛けてくれました。
そういえば夏休みは、残波で2日に1回打ち上げ花火やってるんだった。
「ワーッ」と声が出ちゃうくらい、結構立派な花火が上がりました。

ロックは過ぎて夏到来

2013-06-16 09:29:34 | 読谷
そもそも、言うのも恥ずかしいロックの日
もはや、少しもめでたくもない誕生日
やっと通り過ぎました。静かにワタシの上を通り過ぎました。ケーキは食べたけど。

一日一日、時間は過ぎ老化しているのに、何故か年齢が上がると急に身体が重くなるのは何故でしょう、、、特に三十路、四十路と十の桁が上がるとガクンと。気圧のせいで身体がだるくなる梅雨も、もう今年はつらくて越せないなぁと思っていたら、、、

明けました!
もう気分は、「明けました、おめでとう」です。
沖縄は、例年より9日早く14日に梅雨明け。今年は梅雨入りが遅く5月14日だったんで、トータル31日間とかなり短い。しかも初めの1週間位は一日中雨だった気もするが、その後ずっと中休みとかいってるうちに明けてしまった。降水量は大丈夫かと心配したが、沖縄本島那覇では例年を上回る1.8倍もあったとか。

6月の梅雨明け時に吹く南からの季節風を「カーチーベー」と言います。これから1週間以上は、太平洋高気圧に覆われ爽やかな晴天が続く最高の日が続きます。私は、空が青く、海も青く、木々ももさもさ、色んな自然がキラキラするこの季節が大好きです。沖縄は暑いと思われていますが、強力な日差しさえ避ければ、東京や大阪なんかよりはるかに涼しく過ごしやすいです。エアコンなんか付けたこと無いです。
本土の皆様、是非、避暑には沖縄へ。22日で3歳になるバナナ2号と全裸でお待ちしております。

梅雨が来ると失われてゆくもの

2013-05-31 15:58:01 | 読谷
気圧のせいで、身体がだるく元気が失われてはいくんですが、被害はそればかりじゃありません。

車後部に置きっぱなしのホワイトガットギターが、停車したとたんいきなり「びーーーっん!」とデカイ音を奏でた。見たら、ブリッジが本体から剥がれてしまってた。
車におきっぱもなんですが、この梅雨の急激な湿度上昇に原因ありのようです。

沖縄の梅雨で一番の恐怖、それはカビです。あっと言う間に増殖して,
うかうかしていると大事なものが駄目になってしまいます。
L.L.beanのキャンパス地のバック、ちょっと使っていなかったら、とっての部分がふさふさのカビの芝生。
ソフトケースに入れっぱなしのエレキ、乾燥剤は入れてあったんだけど、指板のフレットまわりに青いカビ。

次に水害。
玄関の天井から、ポタポタと水が漏れてきた~バケツと雑巾で耐えてます。

昨年、畳が一面緑のジュータンに変わってしまったり、黒い皮のベルトが緑のベルトに変化してしまった。その沖縄梅雨マジックの教訓を生かし、今年こそ万全を期していたはずが、
今年は、まるで使ってない、我が脳みそにもカビが、、、

「この恨み、晴らさでおくべきか」ではない、恨の碑

2013-05-19 08:32:58 | 読谷
「連休中、どこへも連れてってもらえなくて、ヒビビ、心萎えちゃった。」
と、生まれつきの泣き顔ですが、その表情はいつもより悲しげ。

観光客から、地元民大移動の混雑を避けて5月連休は遠出せず、主に読谷村内を散歩。徒歩3分の丘の上に、日本の侵略戦争末期、沖縄に強制連行され、虐殺された元朝鮮人軍夫を刻んだ「恨(ハン)之碑」というのがあります。

「恨 (ハン) 」とは朝鮮語で、発散できず、内にこもってしこりをなす情緒の状態をさす語。単なる恨み辛みではなく、怒りや悲哀など様々な複雑な感情をあらわします。
ブラジルには「サウダージ」、ロシアには「トスカ」という素敵な言葉があり、日本にも「暗愁」という言葉がありました。
しかし平安時代から使われてきた「暗愁」の文字は、いつの間にか消えてしまいました。戦後合理化の波の中で、日本人は悲しみという人間的で大切な感情の存在を否定し、明るさ・快適さだけに価値をおいて走り続けることを強いられたためです。ちなみに、永井荷風が小説で使ったのが最後ということです。

「マイナス志向はこころと体によくない、泣くこと悲しむこと、嘆くことは、後ろ向きでよくない」
いやいや、違います。
嘆き悲しむことで、生きるエネルギーがふつふつと湧き上がってくるんです。

とはいえワタクシ、連休が終わってからちょっと塞ぎ込みがち。

心萎える状態というのは病気ではなく、この世には必ず存在するもので、いかなる努力をしてもなくすことは出来ないもの。さらにこの感覚は喜怒哀楽というように、人間が生きていく上で大変に重要な意味を持つ感情で、治す必要のないもの。むしろその存在を受け入れ、ともに生きるという決意をすることによって、生きる力が与えられるもの。

とはいえワタクシ、このじとじとの沖縄の梅雨、軽くは乗り越えられる気がしません。
こんな時、歌があってよかったと思います。

Phew / Novo Tono - 夢の半周


山本精一氏の羅針盤にはピンとこなかったワタシですが、ソロのカバー集やPhewとのニッポンフォーク的な作品群には、かなり共鳴してます。




オーリングテスト受けました、、、

2013-02-07 19:58:47 | 読谷
H君の一日は長い。毎日が新しく、見るもの聞くもの発見ばかり。
朝の通園の道など、楽しくて仕方がない。

畑の脇の赤いハイビスカスの咲き具合。
慣れて吠えなくなった犬の顔。
朽ち落ちそうな赤瓦の民家。
タンポポの綿。
バナナの木。
毎日違う海の表情。
坂の途中の雑木林の奥の奥。
草むらから聞こえてくる蛙の声。
でかい洞窟の中の暗闇に住む魔物。
小屋からかすかに聞こえるヤギの鳴き声。

大人の足だけなら15分で行ける距離を、20分で到着するときもあれば、時には1時間近くかかけることもある。「急ぐ」という言葉は彼の辞書にはない、というか辞書など持ってない。

一ヶ月も歩いて通園していると、途中に顔見知りが出来た。朝9時過ぎにいるのは、90%オジイかオバア。
車でよくすれ違うオバアなどは、わざわざ停車して窓を開け、H君に声を掛けてくれる。
よく吠える犬を飼ってる家のオジイは、「オジイが叱っておくからねぇ~」と犬をおとなしくさせてくれる。
坂の畑のオバアは、たまにいないと「何かあったか?風邪でも引いたか?」と、こっちが心配になる。「オバァ、おはよう!」の言葉を、何度も練習してるH君も「オバァ、いなん(いない)」とがっかりする。



さて、先週からトイレトレーニング中。おむつを卒業するため、普通のパンツをはいてトイレへ行く習慣をつけるのです。
最初、どうしても坂の途中で座り込んだり、前に進まないと思ったら、チビッってしまっていたり、食事中に座布団に漏らしてしまってるようでしたが、今週は漏らさずやれているようです。

H君の通う「そらいろえん」は、自然療法のホメオパシーとレイキ療法を応急処置に行っているところです。
「軽いX脚がみられるので、一度見てもらったら」と、園長先生の勧めで、うるま市の鍼灸院、「いれいはりきゅう院」へ行ってみました。
この医院の先生、鍼灸はもちろん、オーリングテストで全身チェック、ホメオパシー、レイキ、カラーセラピー、漢方薬の処方まであつかえます。
遠方や基地の中からも、わざわざ受診に来る方がいるようで、とても繁盛してます。
子供を見てもらうつもりが、あれよあれよという間にオーリングテストで両親が診察を受ける目になって、二人とも放射能があるという診断結果となりました。
H君は異常なし、X脚は大きくなれば治る、時々背中の骨をコチョコチョすれば良いと。
チョコリングでもなければ、いかリングでもない→オーリングテスト
沖縄は、ほんとうにいいとこです。

ゴーヤー戦争

2012-06-05 06:52:56 | 読谷
カーテンの隙間から、やつらの基地を覗く、
と、ぎくっ!
鋭い視線。
狙われている!

奴等も白昼堂々、こちらのベランダを監視している。
やばい、目が合った、、、

読谷村は、それぞれ個性ある字(アザ)が集合して成り立っている村であります。地域では、エイサーなどの村行事で団結していて、ちょっと前まではうかうか他の地へ進入できない地区もあったとか。とにかく、ローカルの力(基本的には相互助け合い)が機能しているところであります。

無縁社会という言葉とは、無縁のローカル社会なワタシのアパート周辺。
うかうか鍵など閉め忘れると、隣室の子供が侵入してきたり、ドアーの新聞入れから覗かれたりします。おっちゃんのたまり場になってるベランダの前の路地では、毎日のように治安維持の会議、近所のおばちゃんは常に近隣の人間情報伝達会議。

鍵など閉めずに外出しても、泥棒が入る余地など皆無です。すばらしい地域力。

そして、最近、ここらの話題の焦点が、ゴーヤの自家栽培です。
ウチは南向きのベランダでゴーヤを育てています。その目の下の平屋の家の庭にも、たたみ6畳分はあるゴーヤ。


そして対面の監視塔のテラスにもゴーヤ。


その中でも、今、一番注目なのが新参者の我が家。うちのゴーヤくんです。


成長の早さ、その勢いの良さは、近所の長年緑のカーテンをやってきた人たちにも、一目を置かれております。

なんといっても
「ウチのは、ほんの一株です」
と、言うと驚かれるほどの繁殖力なのです。

そんな自慢のゴーヤに、ピンチが、、、
沖縄県に大型の台風大接近!!

夜の虫、パンクを求め、急降下

2012-05-19 13:52:53 | 読谷
紅芋畑と豊かな海が自慢の読谷村へ引っ越して、2ヶ月余り。
そろそろ、街のネオンが恋しくなったネオンボーイズ(ワタシ)です。

決っしてテレビジョンの前身バンドじゃありまへん。でも、演奏そっちのけでジャンプしまくったり、ビールで髪立てたりのリチャードヘルの感覚が何だか懐かしく思えてきました。
そう、都会に出て、ヒトと出会って、何か今までと違う事を見つけ出すあの感覚。

那覇以外は、徒歩に適さない車社会の沖縄ですが、敢えて車を家に置き近所を徒歩で徘徊しました。いやいや、たんに散歩しました。
読谷村のメインストリートの6号を歩くと、ポツンポツンと観光客目当ての食べ物屋がありますが、そんな中で気になるのが「時代遅れの店」という店。
昼間、車で通りすがりで見ると、昭和レトロ風居酒屋な気もしますが、夜、歩きで近づいても正体不明。
やってるかどうかもよく分かりません。
想像の中で、ウエインカウンティのようなママがいることにしておきます。

そして、ホタル族が間違って吸い寄せられるこの光!


漢方薬系のレトログッズまみれの薬局は時々見掛けることがありますが、こないなフィフティーズ系の電飾のは初めて。


中にはジュークボックスもあったりして。ドラッグまみれの店主はジョニーサンダースというより、ティモシーリアリー先生。好みの色の幻覚が見れるよう薬を調合してくれます。


もちろん、スナックではないので入店はしてません。

全パート、バンドメンバー募集中

2012-04-29 20:07:43 | 読谷
旅の途中、夢の途中、新たな暮らし方への実験途中。
人生の喜びは到着地点じゃありません。
この過程にどんな「うた」が歌えるか。

しかし、最近ギターすら弾いてないなぁ~
そろそろバンドでも始めようか。近所のスーパーにメン募の紙でも貼ろうかな?

長いこと東京でやってきたこと、起こった様々なことが幻のように遠くになっていく気がします。沢山の才能の出逢う街、文化の交差点、東京。それはやはり素晴らしいし、田舎にいたら会えない人達と、同じ時代に同じ場所にいられたことは、旅をするより刺激的でありました。


さて、本日は車で5分の残波岬で、年三回行われる手作り市「きとねいち」へ行ってきました。
食い物を仕入れる為に店に並んだところで、東京の友人の友人家族とばったり会ったところで大雨。近くのあずまやに駆け込んでゆんたくしてるうちに上がったんで、その後はライブも楽しんで過ごせました。
帰りに恩納村で、もずくを採ってこうかと行ったら、潮が満ちてしまってて、秘密のモジャモジャ地帯まで入れませんでした。
また明日挑戦だ~

I'm Nature's Mosquito

2012-03-30 18:26:04 | 読谷
「僕らはみんな生きている」ジョナサンリッチマン

ほいほい、モスキート君、キミにはきっと何か訳があるんだよね、僕にはわからないけど。そうです、あなたのおっしゃるとおり、ボクにも生きている理由があるんです。
あなたと同じように、神様がボクを造ったのです。
ボクは天然の蚊、モスキート
だからボクは刺さなきゃいけないのです、チクチクチクっと
そうです、
神様がそうしろって言ったのです
神様は、僕をお造りになって愛してくれました、あなたを愛して下さるように
ボクは天然の蚊、モスキート


残波ジャムなどの夏フェス、きとね市という大規模な手づくり市、伝統的なエイサーなどこれから夏に向けてイベントてんこ盛りで楽しみな読谷村ですが、やっぱり読谷というと、紅芋!


そう、おいしい野菜の育つ村。
畑であります。

まずは、鎌で草刈。根っこまでは掘り起こさず、雑草を刈ってそのまま敷いておきます。
そして、耕さず、肥料、農薬を用いず、草や虫を敵としない畑の実験の始まりです。
カビや虫のおおい沖縄で、全滅覚悟で。

奪い合う20世紀から、共生の21世紀へ向かっていきまひょ~

パンパカパンの村

2012-03-22 21:05:30 | 読谷
読谷村は、本島中部、西海岸に位置し東シナ海にカギ状に突き出た、半島で3万8千人という市制をしいてもおかしくない人口を有している村であります。
大手スーパーやコンビニができてはいますが、地元産の野菜やお菓子や豆腐を売ってるマーケットがあちこちにあり、健全なローカル文化がなんとか保たれています。

あと、贅沢な話でありますが何と言っても、旨いパン屋さん!

これが、近所に四軒もあるのです!
テラスでエメラルドブルーの海を眺めながら、モーニングコーヒーと甘まぁーーいクイニーアマン。こんなリゾート気分のとこから、亜熱帯の緑の中にある古民家な天然酵母パン屋まで。


今日は、午前中散歩して水円というロバのいる素敵な緑の中のパン屋さんでランチした後、晩飯用に「みじゅん」と「ぐるくん」を釣り、大家さんに畑をしてもいい土地を見せて頂きました!

ローカルは水色に輝く

2012-03-17 21:23:17 | 読谷
読谷村、朝7時のサイレンは「恋は水色」。
うっとりした気分で二度寝できます。

引っ越したばかりで、テレビもないネットもない新聞もない中、唯一情報取れるのがFM読谷。東京中心、商業主義の信用できないテレビなどとは違い、CMからDJもすべて読谷ローカル、かなりほのぼのしてます。村内のお悔やみ放送から売り墓の情報もあります。音楽もJポップから流行りの歌も流れますが、半分は沖縄民謡。それもこてこての民謡から、今時のポップなものまで。
最高なのが、若い人が歌っているだろう哀愁のDISCOソング

「♪FMよーみたん、ななじゅうはってんろーーく♪」

地元愛に溢れていて微笑ましく、大好きになりました。