春の大嵐の中、519名の新入生を迎えることができた。自分の学年は外回り中心の仕事だったので、駐車場係の先生には、式の参列とか気にせずカッパ装填で仕事に専念してほしい旨依頼して配置についてもらった。
国歌、校歌の二曲は無難に演奏でき、入学式のあとは恒例の新入生歓迎演奏会。
昨年まで弦楽アンサンブルの方を何回かお招きしてきたが、今年は歌にしてみようかと上からのお達しがあり、何組かリストアップさせていただいていた。
その過程で、なぜかラジオで何回も耳にしたのが、ボーカルグループAJIさんだった。
NHK「みんなの歌」でもかかった「ほうき星」、NACK5パワープレイになった「someday」。
ご縁だったのだろう。リハで「someday」を聴いたとき泣きそうだった。CDほど完璧なハーモニーでない部分もまれにあったりするのだが、そこがいい。生歌のエネルギーはやはりすごい。
新入生のみなさんには喜んでもらえただろうか。
部員に機材搬出をしてもらい、バスに乗り損ねた数名を送ってもどると、浦和学院さんが決勝戦を大差で勝って優勝したことを知る。今年も強敵がいる。
その後、氷川会館に移動して新任の先生の歓迎会。
ビンゴ大会で学校近くの焼き肉屋さんの食券5000円分という最高級の商品をあててしまった。
今年度のくじ運は今日で皆無だろう。この先コンクールの抽選などは部長さんにがんばってもらわねばならぬ。
もっと働けという神の声でもあると心得て、再び学校にもどり、講習の予習、授業計画づくりなど。
雨はやんだが、風はまだ吹いている。
今日までねばってくれたテニスコート脇の満開の桜は、これで一休みだろうか。