水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

4月27日

2013年04月27日 | 学年だよりなど

 朝ラジオで渋滞情報を聞き、世間さまはゴールデンウィークに入ったことを知る。
 前半は練習、後半はのんびりの計画を立てていたが、後半に野球応援がはいるかもしれない。
 みたい映画、お芝居、読みたい本が山積み、洗車や断捨離もしたい。どんな連休になるのか、今時点では予想もつかない。

 

 学年だより「ベクトル量2」


 ~ 「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力とは呼べない」
   これは不滅のホームラン王、王貞治氏の言葉です。
 「報われない努力」は努力ではないという氏の言葉を、正しい方向性で、必要な量を伴った努力だけが本当の努力なのだと、読み替えることができるのではないでしょうか。 (林修『今やる人になる40の習慣』宝島社) ~


 去年、先輩の「合格体験談」を聞いたLHRを覚えているだろうか。
 東大に合格した斉藤先輩はこう話していた。自分は変わったことは何もしていない、とにかく学校の勉強をちゃんとやって、学校で一番になろうと目標を立ててみた。部活もやってたけど、必ず毎日2~3時間勉強した。
 東大に入る人って、それこそ小学生のころから勉強漬けの日々を送り、塾に行きまくって、人生のすべてを捧げました的な人もいる。
 しかし、集中して授業をうけ、2~3時間の家庭学習を重ねていけば、結果は出るのだ。
 もちろん、部活をやりながら2~3時間の勉強時間を確保することが容易ではないことは、みんなもよくわかっているだろう。だからこそ努力するのだ。
「先生、そんなに努力努力いわないでください。わかってます、しなきゃいけないのは。それができないから困ってるんです。ダメな人間ですね。ぼくなんか … 少しの努力もできない、ほんとだめな人間 … 」
 ちょっと待って。そこまで落ち込まくていい。じゃ、いい。努力しなくていい。工夫でいい。それならできるでしょ。かりに、


 ~ 工夫して失敗したとしても、使うアプリを間違えたようなもので、「あー、このアプリじゃうまくいかなかった」「このアプリは私には合わなかった」って思える。でも努力して失敗すると自分の本体自体がダメな感じに思っちゃいますからね。
  … そもそも人生なんて自分の力で変えられないですからね。思いもよらない風が急に吹いたりするし、やる気を出したときほど、はしごを外される。「あいつやる気出したな」ってわかるとはしごを外したくなる人がいるんですよ。だから物欲しげにするより、「私それいりません」って顔してたほうがいいし、やる気とか努力じゃなく、工夫がおすすめなんです。 (津村記久子・深澤真紀『ダメをみがく “女子”の呪いを解く方法』紀伊國屋書店) ~


 まずいろいろ工夫からはじめてみよう。どうすればイイかんじで勉強できるか。
 いつ、どんな風にすると、やる気が維持できるのか。そういうのを見つけ出すのも極めて大切な努力の形だから。2年のうちにつかめれば3年でブレイクできる。

コメント
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