水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

7月9日

2013年07月09日 | 学年だよりなど

  学年だより「見通し」

 試験、おつかれっす!
 先日、返却された河合模試の結果をみて、そろそろやばくね? と思った人も多いのではないだろうか。その瞬間の気持ちは今も続いているだろうか。
 今日は開放感とともに、そろそろ身を入れて勉強にも取り組んでいこうという気持ちで、これからのことを考えてみませんか。
 みんなの現状を客観的に考えたとき、正直言って、この夏はけっこう大事だと思う。
 この夏に少し体質をかえておかないと、ずるずると堕ちていくだけになっていく危険性がある。
 「学年+1時間」の勉強がふつう必要だとよく言われるが、授業や部活のある平日にそれだけの時間をとることが物理的にも難しい人も多いことは、わかっている。
 しかし、授業(講習)はあっても午前中だけ、ない日も多いこの時期に、最低限の勉強時間がとれないまま過ごすままで、みんなが書いている志望校に入れるほど入試があまくないのも事実だ。
 具体的には、「週単位」でこれくらいのことを積み上げていこうという計画の立て方がいいと思う。
 「10日間単位」という手もある。キムタツ先生が、先日のブログで、こう述べられたいた。


 ~ 秋が始まるまでに全教科の土台を固めたいものです。秋が始まるまでちょうど60日です。
 10日ずつに割って、6つの計画を立てましょう。
 間違っても日課表は作ってはダメですよ。今日の分を失敗するといきなり明日にしわ寄せがいきます。
 7月10日までに絶対にここまで覚える。
 7月20日までには絶対にここまで完璧にする。
 こんな感じで8月31日までの計画を立てましょう。
 れぞれの計画が潰せそうになければ最後の3~4日は徹夜するつもりで。
 それぐらいでないと何事も成し遂げられませんわな。
 自分の人生の土台を作ってるんやという気持ちで、四の五の言わずにしっかり自分を鍛えましょう。自分に厳しく。自分に厳しく。 (キムタツブログ「もっと高く!もっと遠くへ!」7月1日記事より) ~


 明日から10日単位の計画を立てるなら5期間ある。10日あれば、一学期の数学を完全に立て直すとか、英語の宿題やりきるとかの大きめの仕事量を設定することもできる。2年の今だったら、苦手科目にじっくり時間を割くこともできる。ていうか今しかない。
 週単位なら7週ある。部活の合宿や行事で、勉強時間がとれない期間もあるだろう。そういう時期は逆に思いきり部活に打ち込んでしまった方がいい。大事なのは、計画をつぶせそうにないときにも、無理してやりきることだ。その厳しさが「人生の土台」をつくるのだ。

コメント
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