水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

一学期が終わった

2013年07月19日 | 日々のあれこれ

 終業式。体育館に集まり、全国大会に出場する部活の壮行会があり、そのあと学校長のお話。
 「本校も今年で開校30周年を迎えました。20周年のときは音楽鑑賞会とかやったけど、そういうのをみんな求めてないだろ(うなずく生徒たち)。記念のタオルをつくったので、この後みんなに配ります」と言うと、歓声が上がった。
 いいなあ、高校生は純粋で。けっこう厚手の大きめのブルーのタオルで、30thがデザインされている。
 われわれ教員もいただくことができ、うれしかった。
 30周年か。そのうち28年もいるんだなあ。よくそんなに長くおいてくださった。
 残された時間も大分減ったが、いられる限りご奉公させていただきたいと思う。

 ホームルームが終わる。
 帰りの打ち合わせで「明日から夏休みですが … 」という言葉を聞いてはじめてそのことを意識した。
 そっか、休みか。どこが?
 午後はクラス懇談会。まず全体会を行って、外部講師を招いての講演会。
 大学入試の現状や、親としての受験生への接し方などをお話しいただく。
「今日この話を聞かれて、あらたな情報を得られた方もいらっしゃると思います。だからといって息子さんに,知ってる知ってる? って話そうとするとうざがられますよ、ほどよい距離感を保ってください」というお話に、お母様がたは笑いながら納得されていたようだ。
 そういう行事の関係で、部員たちはジプシーになり場所を見つけ見つけして練習。夕方合奏。
 そして夕飯。一晩の合宿なので。
 豚焼き肉、鳥南蛮タルタルソース、イカのフリッターのチリソース、中華風酢の物、グレープフルーツ。
 なんか合宿の食事が洗練されてきている。ご飯をおかわりしようかと悩んだ。

 夜はバンドレッスン。Dチーム、Aチームの順でみていただく。
 譜面の音をちゃんと吹くこと。楽器を鳴らすこと。
 まずそれができてないと、音楽にすすんでいけないことを思い知らせていただいた。
 ちゃんとやろうと思う。

 戸締まりをしようかと昇降口に行くと、外が涼しいではないか。
 ひょっとして、もう秋? 暑さのピーク終わった?
 それはないなあ。とくに吹奏楽の人たちは、これからあつくなる一方だろう。

 行空けるの面倒なので、やっぱしふつうに書きます。
 空けたからといってギャルの閲覧が増えるというようなこともないようだし。

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7月19日

2013年07月19日 | 学年だよりなど

 学年だより「最初から成功していた」


 ~49歳、ロックの殿堂入りを果たしたとき。
  48歳、年収77億円になったとき。
  47歳、世界41カ国で アルバムのセールスが ナンバーワンになったとき。
  40歳、グラミー賞を受賞したとき。

    …

  25歳、ファーストアルバムが全米で400万枚、全世界で900万枚売れたとき。
  23歳、デモテープをつくったとき。
  21歳、バンドを組んだとき。
  20歳、ウェイトレスをしながら、プロにダンスを習ったとき。
  19歳、大学を辞めて、ニューヨークに行ったとき。
  11歳、ダンスを始めて、情熱を持ったとき。

  彼女はいつから成功したのだろう。
  彼女ははじめから成功していた。

  彼女が家を出た時、ポケットには37ドルしか入っていなかった。
  ゴミ箱のハンバーガーを、口にしたこともあった。
  しかし胸のポケットには 世界一の情熱がつまっていた。

  彼女が情熱を持ったときから 彼女は成功していた。
  彼女の情熱は、誰からの否定も恐れなかった。

               (是久昌信『情熱思考 夢をかなえた45人の物語』中継出版) ~


 誰の人生か、わかるだろうか。
 全米シングルチャートTOP10獲得数歴代1位、「ポップスの女王」マドンナの人生である。
 将来みんなが大人になって、自分の夢がかなったとしよう。
 今はその夢が何なのかさえ、わかってなくていい。
 いつか自分の過去をふりかった時、今の自分を愛おしく思いだせるはずだ。
 「高校生か … 。毎日を悶々と過ごしてきたけど、あの時代も今の自分をつくるための大切な時間であった」。
 「おれはいつから成功していたのだろう。そうか、おれは最初から成功していたんだ」
 たとえば学生時代、お金がなくてあんまり食べられなくても、恋人に去られたり、他人にだまされたり、留年したり、けんかしたり、たまらなく孤独だったりしても、「ひとかどの男になってやる」との思いがあれば、必ず道は拓ける。
 その思いを情熱という。


 

  学年だより「最初から成功していた(2)」


 ~ クリスマスの夜、ある人が人生に限界を感じ、もう死にたいと泣きながら眠りについた。
  すると、さまざまな人と話をする夢を見た。

 「聞いてください。私は倒産しました。恋人も失いました。選挙に8回も落選しました」
 「私もだよ。それが何か?」 … 第16代アメリカ大統領 エイブラハム・リンカーン

 「聞いてください。私は知能が低いと言われました。
  仕事を2度もクビになりました。ある研究で1万回も失敗しました」
 「私もだよ。それが何か?」 … 発明王 トーマス・エジソン

 「聞いてください。私はお店も、資産も失いました。息子も亡くしました。
  新しい仕事の売り込みは、1000人以上に断られました」
 「私もだよ。それが何か?」 … 伝説の起業家 カーネル・サンダース

 「聞いてください。私は想像力が乏しく、アイデアにセンスがないと
  会社を解雇されました。何度も破産を繰り返しています」
 「私もだよ。それが何か?」 … アニメの神様 ウォルト・ディズニー 

               (是久昌信『情熱思考 夢をかなえた45人の物語』中継出版) ~


 成功した人は、必ず壁にぶちあたっている。しかも大きな壁に。
 その壁を乗り越えた人にのみ、成功というご褒美が与えられる。
 乗り越えた壁の高さ、厚さによって、その後の人生の質が決まると言っていいかもしれない。
 壁にぶつからない人生というのは、チャレンジしてないか、もしくは何もしてないかだ。
 いちおう言っておくけど、赤点をとってしまったぐらいのことを「壁」とは言わない。
 それはたんなるサボりだ。
 夢を実現したい、何かを叶えたいという努力をする過程のなかで、自分の前に立ちふさがるものを壁という。
 何かを成し遂げたいという行動に早くうってでよう。
 ただし、いきなり大きなことをしようとするものではない。
 まず今日、宿題に手を付けることであり、やり残してしまったままの分野を身につけることであり、寝る前に勉強道具をまとめ、やったことを記録して寝ることだ。
 地道な努力をしてはじめて、壁の存在がみえてくる。
 やってない人に壁もスランプもない。

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