「秋の男祭り」に向けての第一回、かつ最後の合同練習会。
合同で演奏する「たなばた」はいい曲でわかりやすい曲で楽しい曲なのだが、ちゃんと演奏するにはくそ難しいという問題点がある。事前にうちだけで合奏している段階では、正直かなりきびしかった。ほかの学校の先生に謝ることになるかなと思っていたが、訊けば他校も状況は変わらないようだった。
似た状況におかれている学校どうし集まって交流し、工夫してみようとはじめた企画なので、それはある意味当然かもしれない。
そしてどの学校もかかえている問題点が、150人で演奏してみると、けっこう解決していくのだ。
吹奏楽における人数の威力を目の当たりにした。
人数だけではもちろんない。他校の生徒さんとのふれあいで、部員たちにいい刺激はたしかにあった。
この感覚を大事に育てていけるかが、問題だ。
あと、どの先生からも言われたけど、本校が練習場所に恵まれてることについては、感謝の心を忘れないようにしないといけない。