きれいに晴れあがってはいませんがさわやかいい天気です。
昨夜は酒も飲まず、間食もせずに寝たので
ランニングも快調でした。
いつもこの調子でいきたいですね。
さて、4月に悩んでいた角のみ盤の不調の理由が
どうやら分かった気がします。
5月の上旬に木工師匠の加藤氏を訪ね、
私の窮状を訴えます。
切り粉が焦げるのは、角のみの切れが悪いのか?
どうしたら箱のみの内側を研ぐことができるのか?
しかし、意外にも師匠は角のみの切れは
そんなに気にしてません。
滅多に研ぐことはないそうです。
角のみはプロアマ問わず、誰もが「小林式」を使ってます。
条件的には差はありません。
しかし、当然のことですが私の数段上のほぞ穴の仕上がり。
そこで師匠の助言は、
「ドリルをつかむチャックの部分に
何か原因があるのではないか?」
手で回してチャックが閉まるくらいに潤滑に
動かないとダメだよとのことです。
工房でさっそく手回しをしてみます。
堅くて回りません。
機械油をつけたサンドペーパーで研ぎ、ウエスで拭きます。
動きがなめらかになりました。
写真を見て下さい。
十分にきれいになりました。
しっかりとドリルをくわえさせ締め付けます。
しかし、チャックの山と締め具の山が微妙にずれ、
最後まで締め切れません。
それで加工中に負荷がかかるとドリルが緩んで
箱のみとドリルの間が詰まります。
切り粉が排出されず、発煙・発火します。
箱のみが熱で焼きがなまり、青くなります。
そして、やがて箱のみが割れ、5千円の損失。
ようやく原因が究明できました。
私の締め具はドリルプレスのものを流用していて
サイズは「13mmの12山」
しかし、角のみのチャックドリルのヘッドに
刻印されているのは「HARA 13.5mm」です。
この0.5mmの違いがドリルを締め切れなかった原因です。
一昨日、伊豆山中の工房から磐田市のフルタさんに電話をします。
そしたら、昨日仕事から帰ってきたらもうポストに
入っていました。
これで角のみの問題は多分解決でしょう。
6月の木工作業が待たれます。
それにしても、加藤氏、フルタ氏につくづくも感謝です。
私の素人木工は、このような本当のプロに
支えられて成り立っていることを忘れてはいけないと
自分にいいきかせます。
それでは事故に気をつけて行ってきます。
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