木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今朝の散歩は気温2℃ですが、風があり気温以下の寒さを感じました。

今は風は収まり、穏やかな晴れ空です。

さて、今週から週休3日体制に入った私は8時に妻の出勤を見送ると

前夜にとった野菜だし、早朝にとったカツオ・昆布・煮干しの

二番だしを合わせて、おかずにもなる(実際してる)みそ汁を作り始めます。

サトイモは皮をむき、5分別鍋で茹でて、ぬめりを取ります。

豚バラ肉もさっと湯引きします。

最初にニンジン、タマネギ、大根、長ネギ、白菜の茎を弱火で10分煮ます。

サトイモを入れてさらに5分煮ます。

ここにさらにこんにゃく、白菜の葉、長ネギの葉、豚バラ肉を入れるのですが、

文字通り、汁があふれるので、だしの一部は一度、別の器に掬いだしておきます。

ちょっと野菜がくたっとしてかさが減ったら汁を戻します。

これでみそ汁(豚汁)のベースができました。

あとは食べる時に小鍋に分けて、好みのみそを溶きます。

あ、いけない、調理に集中し、朝食後の服薬を忘れていました。

今年は花粉の飛散量が多いと繰り返し、ニュースで聞きました。

年末年始の寒波が緩んだ時も、一時、花粉症の症状が出ました。

そこで、予防措置も兼ねて、

一昨日からアレグラを飲み始めました。

サルコイドーシスの対処として2年近く飲んでいるリザベンも

本来はアレルギー疾患のための薬のようですが、

それだけでは花粉症は抑えられません。

サルコの治療を対象とした医薬品はありません。

主治医が論文などからこのリザベンと

胃炎や胃潰瘍の治療薬であるムコスタが効果あると

判断して、服用しています。

いずれにしても、この2つのサルコ治療薬とともに

少なくとも弥生3月、桜が咲くようになるまでは、

アレグラを飲み続けることになりそうです。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

寒さが戻って、散歩時の気温は1℃、冷え込んでいます。

昨日の夕方、少し足取りが重かったMayですが、今朝は回復です。

さて、昨日から磐田に戻ってきたのですが、やることがありません。

火~金曜日の浜松でのアルバイトは、契約期間が3/31まであるのですが、

その間に私の業務はないので、実質的にはプー(職なし)です。

娘が勤めるファストフード店に「火~金限定で、短期間雇用して!」と

言ってみたものの、65歳の高齢者の採用は簡単ではありません。

イチオー、ビズリーチじゃなくて、タウンワークに登録してみましたが、

オファーはありますか??

図面を引くにも、肝心な尺金を伊豆に置いてきてしまったので、できません。

ということで、10日ほど前に不注意で刃先を欠いたカンナ「桶屋」を

復活させることぐらいしか、やることはないのです。

検定前日1時間かけても刃がつかなかった桶屋、

急がば回れで落ち着いて荒砥石の一種であるダイヤモンド砥石から始めます。

しのぎ面に砥石による傷が残りますが、刃先はとんがりました。

これを1000番前後の中砥石で消していきます。

傷跡が全部とれなくても、砥石の番手を上げると消えることは良くあります。

なので、2000番にあげます。

研ぎ自慢動画によくある「砥石とカンナ刃が密着して落ちないよ。

すごいだろー!」ですが、大したことありません。

たぶん、引っ付いたからといってずば抜けて切れるカンナになるかは

あまり関係ないよう気がします。

治具を使って裏刃を研ぎます。

仕上げ砥石にかける水の量を極力減らして、表、表、裏

くらいの感じで2回研げば出来上がりです。

刃先に鈍角を示す白い部分が消えています。

たぶん、桶屋は復活していると思います。

土曜日に訓練校で試す機会がなかったら、

日曜日以降に改築作業で無理やり使ってみます。

それでは今日も元気に行きましょう。



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おはようございます。

4日ぶりのMayの夜明け前散歩は快晴、気温2度、寒さを実感します。

月は見えませんというかありません、今日は旧暦新春だからです。

昨日からTVではさかんに中国人春節ツアーの来日を報じています。

さて、昨日は屋根裏で、壁、天井裏の分増し(ぶまし)の作業をします。

尺金で大きな材の合間の寸法を測り、切ってはめていく地道な作業です。

採寸とカットの行き来のために腰をかがめ、梁、桁をまたがないといけません。

何か玄関に人の声がするような気がします。

4年に一度のガス管とガス器具のガス漏れ点検だそうです。

ついでに「いつになるか分かりませんが、主屋の壁が出来たら、

 ガス管の新たな配管をお願いします。」

「はい、こちらに電話してください。」

お昼は卵チャーハンと豚汁です。

この3日間、何の食材も買わずに、磐田から持参した物と山荘のストックで回しました。

ちょっと休憩していると、見慣れない電話番号の表示。

職業訓練校から電話で駐車場に置いてある薪を早く引き取って欲しいとのこと。

訓練校は伊豆の国市商工会議所の敷地を間借り(共有?)しており、

平日の商工会の業務に支障があるということです。

「それじゃ、今から引き取りに行きます。」

お世話になっている訓練校に迷惑をかけるワケには行きません。

軽トラにカメラを携え乗り込みます。

峠越えの時に、富士山が見えるかもしれないとの期待からです。

期待にたがわぬ、きれいな富士山が見えました。

70分後、訓練校に到着。

この大量の良く乾燥した柿の木を運んでくれた友人に感謝しつつ、

手早く積み込みUターン。

宮ケ原に戻るともう4時を過ぎています。

村のはずれで3か月くらい伐採作業している丸高林業さんが、

仕事じまいの支度をしてます。

山章工房の名刺を渡して「ストーブの薪用に端材をもらってもいいですか?」

「はい、いいですよ、ただし作業をしてない時に」

「了解しました。」

きれいに玉切りされていて、あまり玉ころは多くなさそうですが、

薪不足のわが山荘、少しでも足しになればうれしいです。

明るい内に帰り自宅をして、お風呂が沸くまでも少し作業。

夜6時前、ようやくめんどくさい西側の壁の分増しが終わりました。

次回からは断熱作業ができます。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

夜半に静かに降っていた雨は上がり、空気が潤い

寒さの中にも、暖か味を感じます。

目覚ましでいつもより早く起き、コーヒーを淹れ

アルバイト先に送る資料を作り、Mailで送りました。

現役時代にはなかった在宅ワークのまねごとをした気分です。

そして、いつも朝食です。

暖かいのは、今朝はやせ我慢せずストーブを焚いているからです。

ただ、薪不足は深刻です。

せっかくの暖かさを保つために

こんな工夫もしようと思います。

あらたに断熱をするために、45㎜の角材を1尺5寸(455mm)間隔でビスで固定します。

梁にかかっているこの板は、天井を釣り上げています。

また屋根は一般的な小屋組みではなく、屋根の構造材をX型に組んだ合掌屋根です。

右上隅の桁と屋根裏の取り合いには、暮れに主屋の解体で

作った型枠の角材を外して再利用します。

お昼は納豆ご飯と豚汁です。

午後は角材を取りはずために、型枠の一部を外します。

もう1ケ月過ぎたので基礎土台の養生は十分です。

次は暗くなる前に、廃材を刻んで、薪を作ります。

まさに自転車操業の状態です。

5時過ぎに再び屋根裏にもぐったですが、

あんまり画像に変化がない、相変わらずの仕事の遅さです。

食材がなくなったので、町まで買い出しに行きたいのですが、

入浴を済ますとそんな気力もなくなり「あるものでいいか!」となりました。

キャベツと豚バラ肉のペペロンチーノです。

もちろん、白ワインを飲みながら、思う存分ストーブを焚きます。

やっぱりこの暖かさは山荘にかかせません。

さあ、そのためにもも少し早く作業を進めなければ。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

伊豆山中は穏やかな曇り空で中途半端な冷え込みです。

6時に起きて、いつもならストーブ着火ですが、

今朝は焚きませんというか、焚く薪がありません。

困難には柔軟に対応できるのが、私のいいトコ。

フリースを着込んで、夕方までは我慢、我慢。

朝食をと思ったのですが、コーヒー豆がありません。

新規購入豆、第二弾はモカです。

豆の大きさを表すスクリーンは記載されていませんがS15~6程度ではないでしょうか?

17分ほどで上がりました。

も一つは、パプアニューギニアです。

モカ297g、いつもより7gほど軽い上りです。

あれ、パプアニューギニアも均一に仕上がっていますが、

こちらで297g、感覚と重量が一致しません。

朝食は前夜に3日分作った豚汁を小分けにします。

コーヒーは先に焙煎したモカです。

そして、この場から仰向けになると

天井が見えます。

ここの裏が昨日から3日間の作業場です。

主屋の作業にかかるはずでしたが、

必要な部材を梅田製材が来週届けてくれるまで、

以前から気になっていた天井裏を片付けて

断熱をもう一段重ねようというワケです。

写真はすっきりしてますが、半ばゴミ捨て場に近い物置状態になっている

屋根裏を片付けるまでは3時間かかりました。

その後は透湿シートのすき間をグラスウールで埋めて

テープで目張りをしていきます。

しかし、天井裏と屋根裏は最大高90㎝ぐらいしかありません。

中腰、寝そべりながらの作業は、体と言うか筋肉にこたえます。

途中、森のカフェ・リトルハートで一服後、コメリに資材の買い出し、

風もなく、良い暖かさ。

屋根裏作業のいいとこは、無風で明るいことです。

6時まで作業できました。

そして、待望のストーブを焚くと、やっぱりほっとします。

作業の丁寧さは自信があります。

私の欠点は手(作業)が遅いことです。

これを克服しないと次の検定も同じことになります。

建築大工の技能検定だから、日々の大工仕事の質を高めないといけません。

そのことを意識して、今から2.5m頭上に上がります。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

今日も静かな朝ですが、気温はまた2℃まで下がっています。

散歩の終わったMayはファンヒーターの前で壇を取っています。

さて、穏やかな天気の昨日は、朝の10時にコレジムに向かいます。

普段は週末は伊豆なので、土曜日午前のジムが

これほど混んでいるとは知りませんでした。

帰宅するとお昼にはまだ早いので、

検定で使ったノミを

仕上げ砥石だけで、研ぎました。

ノミは苦手と逃げ腰にならずに取り組めば

けっこう成果が出ることを実感します。

実は大工の刃物と包丁の研ぎはセットで、

研ぎたての包丁で、私の今日の分、留守番の妻の分のサラダを刻みます。

今日から主屋改築を再開するにあたり、

木曜日は検定で大活躍した中カンナを研いで、

刃先も

刃裏もきれいにしました。

また、製図はこの日の夕方は32分まで短縮できました。

金曜日の夕食前は、検定に予定外に駆り出されたにもかかわらず、

しっかりとした仕事をしたカンナ「熊谷工務店」を研ぎました。

この刃も研ぎのムラや研ぎ残しもなく

刃裏まできれいに研げています。

もちろんこの日も牛刀をセットで研いで、サラダを作りました。

昨日の午後3時からごく身内で、我が家に集まり

義母の四十九日の法要を執り行いました。

菩提寺である袋井市の満願寺に移動し、

納骨の読経を上げてもらったのは、あたりの暗くなった6時頃になっていました。

再び磐田に戻り、家族は私服に着替え、家から1㎞もない

「天宏」で会食、

名前の通り天ぷらがウリの割烹ですが、油が軽くておいしかったです。

ちなみ、これに刺身の3点盛りがついて、2200円はお得だと思いました。

家族で会食するのは久々ですが、

私たち夫婦はこどもたちも仕事の話を聞く立場になっていました。

さあ、検定も法事も済んだので、今から伊豆に向かいます。

そして、2週間中断していた改築を再開します。

それでは皆様もよい日曜日をお過ごしください。

 



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おはようございます。

散歩時の気温はぐっと緩んで5℃まで上がっています。

Mayの腰痛(脚痛?)も回復途上で、表情が明るいです。

訓練校の土曜日ですが、午後に暮れに亡くなった義母の四十九日の法要があるので、

磐田でのんびり新聞を見ながら、朝食です。

まだ知らない漢字、言葉が出てくるので、AIに調べてもらいます。

「該博」「ルサンチマン」でした。

さて、先日から技能検定の製図を再開しました。

改めて、どこも訂正はありませんが、CADで図面を引き直します。

妻が検定後しまい込んだ模造紙を出して、図面を引きます。

2~3回ミスはしましたが、もう30分台はデフォルト(既定)です。

これを20分台にして、時間を木づくりと墨付けに回すのが課題です。

まあ、それは半年後に向けて、ぼちぼちと前進しましょう。

みそ汁を作る時に、袋やカップにみそが残って取りにくいは

みそ汁あるあるの1つだと思います。

カップなら加熱前の汁と注ぎますが、袋ではそうは行きません。

少量の汁を注いで、くちゅくちゅ洗って鍋に戻すを繰り返します。

なので、暇な時にしかできません。

4回くらい繰り返して、ようやくきれいになりました。

みそ汁はだれでもこどもの頃から飲んでいるので、

たとえ夫婦でも好みが分かれます。

私は落とし卵が好みなのですが、妻は「大嫌い」と言います。

なので、小鍋に分けて自分の分だけに卵を落とします。

ちなみに白みそは妻の好みで、私はどっちかというと赤だし系です。

妻が地物の柚子をもらってきました。

出来上がったみそ汁に香りを添える些細な具を「吸い口」と言います。

柚子は冬の代表的なもので、包丁で皮をそいで2~3片、白みそによく合います。

赤だし系なら山椒とか唐辛子系になるでしょうか。

以上、みそ汁あるあるでした。

それでは皆様も良い週末をお過ごしください

 

 



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おはようございます。

今朝も気温は3℃、南南東に浮かぶ月は、旧暦新春に向かい、

その姿を細めつつあります。

10歳を過ぎたMay,いつもけなげに歩きますが、

その歩みを私の目でしっかりと確認します。

時折、痛みを隠しつつ歩いている節が見当たるからですが、

今朝はホントにいい足取りでした。

この後、二度寝はせずに、バイト先の事務的な仕事を片付けます。

こちらは前日お知らせした黒豆の最終仕上げです、

明日の法事にも使います。

さて、3鍋物語(1)-黒豆に続いて、うちのみそ汁になる2つの鍋を紹介します。

前夜に浸しておいた昆布を火にかけ、沸騰前に取り出します。

そして、それを沸騰させたら火を止め、

かつお節を入れて4分置きます。

北海道の海で生えていた姿を想像できるような昆布、

かつお節は血合いの入った粗削りです。

そのため、こんな濃い色のだしが抽出されます。

ただ、昆布もかつお節も煮出していないので、

だしのうまみが前面に出たすっきりとした味わいです。

かつお節と昆布は粗熱が取れたら冷凍庫にストックされ

明日か明後日に二番だしになります。

もう1つの鍋で煮始めた野菜くず、この緑はセロリの葉です。

弱火で30分煮出して、濾します。

だしの色はますます濃くなりました。

みそ汁のメインは、地元産のサトイモ、

ちょっと皮剥くのが手間で、めんどくさいです。

ぬめりを取るため、別鍋で5分茹でてから水洗いして、だしに投入。

鍋には、大根、ニンジン、白菜の茎、白ネギも入っています。

15~20分煮たら、白菜の葉っぱとねぎの緑の部分を入れて、5分煮ます。

これでみそ汁のストックができます。

10杯以上はとれるので、あとは食べる前にみそを溶いて

出来立てのみそ汁の風味を楽しみます。

・ていねいにだしをとる。

 (野菜だしが入るのが特徴かもしれません。)

・みそは沸騰させない、煮込まないで食べる直前に溶く。

こういうことをちゃんとやっているので、うちのみそ汁はおいしいのです。

それでは今日も元気に行きましょう。



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おはようございます。

いつもの時間にMayと散歩を済ませました。

気温は3度、ありえないことですが、もう山荘のストーブの薪が

底をついたので、このまま立春を迎え春になって欲しいと思っています。

さて、タイトルの由来ですが、昨日昼にコンロに3つの鍋がそろいました。

1の鍋、前夜から浸しておいた利尻こんぶ。

2の鍋、いつもの黒豆、第2ラウンド。

3の鍋、野菜くずで作る野菜だし。

画像が多くなるので、先に黒豆の話をします。

明後日、1週間前倒しで義母の49日があります。

その霊前にも供えるために、「黒豆を煮て!」ととある方からリクエスト。

前夜に黒豆を洗い、

調味料を計量、その分量は頭に入っています。

黒豆300g(今回は残りを含めて315g)、砂糖250g、醤油50㎖、塩大さじ2,

重曹小さじ1、

お湯2ℓを煮立て、

調味料を溶かして、調味液を作ります。

ここに黒豆を投入して蓋をして、一晩おきます。

昨日朝、鍋を煮たてると、アクでしょうか、それとも重曹でしょうか?

これをすくい、水にとります。

今回は水面に出ている黒豆が多いような気がしたので、

クッキングシートで落し蓋を作ってかぶせました。

弱火で90分に煮る第1ラウンド、コンロに任せて出勤です。

昼過ぎに帰ると3鍋をそろえて、黒豆は第2ラウンドです。

夕食の準備をしながら第3ラウンド。

手前右の妻のサラダには地元磐田、敷地のころ柿が載っています。

豆も沈んで落ち着いているので、落し蓋を外して、水分の蒸発を促します。

豆が顔を出してきたので、ぼちぼちですが、二晩はここまで。

そして、今朝Mayの散歩に出る前に鍋を火にかけ第4ラウンド。

間もなくおいしい黒豆が艶やかに煮上がります。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



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おはようございます。

4日ぶりのMayの散歩時の気温は2℃、

その後は解放された気分で二度寝。

解放されたと書きましたが、すでに検定の結果は分かっています。

昨日は、4時52分に山荘を出ます。

試験会場の静岡県立工科短期大学校は国道1号線の北側にあり、

これを南から横断するには7時を過ぎると渋滞すると考えたからです。

必要な道具は前日にLEAFに積み込んであります。

仁科峠もこの時期にとしては暖かい3℃、

スタッドレスの出番はありません。

あらら、想定外、6時23分には沼津市大岡の会場に着きます。

開門はされていませんが、工務店らしきトラック2台止まっています。

私は東名の取り付け道路わきにあるセブンイレブンで

コーヒーを買ってきて、車の中で図面を見ながら、

指先でなぞりながら復習をします。

7時45分開場、受験者は昨年より少ない気がします。

特に3級は訓練校の仲間3人以外は、欠席のスペースがあります。

私たち2級の通りは10名弱、西側の1級は10名超の受験者、

それぞれが支給された部材に節や寸法違いがないかを尺金で確認して

木口に、私の場合は「A甲15」の受験番号を書き込みます。

1級、3級は8:30笛の合図で検定開始。

2級は30分遅れの9:00開始です。

予想外に緊張はしていません。

落ち着いて製図に取り組みます。

ただ、四方にある時計に目をやる余裕はありません。

試験は終了までに3回の途中審査があります。

1回目は製図の提出、ちらっと時間が見えたのですが、

40分はかかってないようです。

審査結果が出るまでは、次の工程の木づくりをカンナでします。

検定の部材は無節なので、刃が止まることなく削れます。

会場内にシューシューと気を削るいい音がします。

木づくりが済んだのは10時40分くらいでしょうか。

2回目は柱、桁、梁の墨付けの提出です。

審査を通ったものはチョークで赤丸が付けられ返却されます。

さあ、いよいよ難関の振れ垂木と屋根筋かいの墨付けです。

しかし、11時半の休憩時間までには完了してません。

知らなかったのですが、ここで1~2級は1時間の休憩。

3級は検定の終了です。

この休憩はありがたいです、やはり木づくりで結構疲れています。

車で朝に寄ったセブンでゲンを担いで、「どしっと勝つカレー」

これで午後の残り1時間に挽回を計りましょう。

検定員は県東部地区の工務店の親方、中堅あたりでしょうか。

もちろん、検定中は受験者と話すことはありませんが、

私が午後の準備をしていると

「へー、ごみ袋は記名なんだ。」

どうやら検定員の自治体は無記名のようです。

磐田でも記名なので、私は記名が当たり前と思っていたのですが、

皆さんの地域はどうですか?

12:30 作業再開、20分後に三回目の審査、振れ垂木と屋根筋交いの住む付け提出。

この時点で、ほぼ完成は無理と分かりました。

しかし、やれることはやります。

審査の済んだ柱、桁、梁の加工をします。

ノコギリ、ノミはいつもの作業で慣れているので、特に問題はありません。

13:30 検定終了の合図、

さらに減点はされますが、15分の延長が認められているので

そのまま作業を続けます。

結局、振れ垂木と屋根筋交いの加工はできませんでした。

まあ、予備審査で敗退と言ったところでしょうか。

残念ですが、現状の力は出し切りました。

つまり、力が足りないという事です。

ニラレバあるけど、タラレバはない(何のこっちゃ)

少し振れ垂木と屋根筋交いの墨付けを難しく考えすぎていました。

図面と現物合わせをしていけば、それほどでもないと

いうことが、今回分かりました。

訓練校から2級に臨んだ4名の内、3年生はこれで卒業。

もう1人と2年生(設計士でもある)と

「来年の1月を待たずに、次年度の前期検定を受けたいね。」

話をします。

あと10日で66歳を迎えます。

特に私にとっては、加齢減少による体力の低下が懸念されます。

それは特に木づくりや刻みに反映されます。

スキルは確実に上がっているのですが、

仕上がりはきれいになっていますが、スピードupはなかなか。

というワケでまだまだあきらめません。

とりあえず、今日は昨日大活躍したカンナでも研ぎます。

家では製図20分台の時短をねらいます。

そして2月9日の学科に向けても準備をします。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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